On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

nnn

 放送前からかなり話題になっていた、日テレのこちらの番組。「1月14日(日)24:55~」という夜中の放送だったので、まず、録画し忘れた方、BS日テレで21日(11:00)から再放送がありますので、ご安心を。

 さて、このブログでも再三指摘していた城田さんとのコネクションや、荒川さんも平昌五輪の日テレメインキャスターになったこともあり、読売新聞、日テレ、報知が発信する羽生君の情報には、独自のものがあると睨んでいました。

 今回のこの55分の番組は、日テレが「every.」などで小出しにしてきた密着映像の詰め合わせ的な意味もあって、過去の映像の「捕獲」に失敗した方には、いいお年玉になったかと思います。

 番組の内容は、「ソチ以前から現在までの羽生結弦ヒストリー」的なもので、他局やスケカナの映像もしっかり借りて作り込まれていて、「こりゃ新しいものは出てこないかな・・・」と思っていると、終盤の、ロステレ翌日のコーラを飲んで取材に答える映像は、おそらく初登場じゃないでしょうか。

 「コーラなんて飲むんだ!」と驚くと同時に、フリーの自身の予定構成表に「4Lz」があることに、羽生君がニンマリしている所は、まさに素の表情という感じで、やはり彼はこのために生きているんだなぁ・・・としみじみ思いましたね。

 細かい部分に触れると長くなってしまうので、表題に掲げた「葛藤」に決着はつけられたか?という点に注目したいと思います。

 まず、この番組の中でも、今季のオータムのフリーで崩れた理由に、右膝の不調でやむを得ない部分があったとはいえ、「構成を下げたことにある」とされていました。

 ところが、「コーラ談話」の中で気になったのは、このキャプった部分です。

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 一見すると、上の2枚の画像での発言を、下の2枚で即座に否定して、「羽生結弦はやっぱり挑戦することに生きている」と結論づけられそうなんですが、私はちょっと違う印象を持ちました。

 ここで、フリーに4Lzを入れた場合と入れなかった場合を考えてみたいと思います。

 <4Lzを入れた場合>

 ・(常時4Lzをフリーに入れることにより)今季のオータムのフリーのような「構成を下げることで、かえってバランスを欠く」という事態を防げる

 ・4Lzに取り組みつづけることで、4Lo、あるいは4Sや4Tが楽になり、成功率も上がる

 <4Lzを入れない場合>

 ・4Lzをフリーから外すと、ショートが安定する。安心して1位・2位を確保できる

 ・4Lzの練習で怪我をしたことで、(回復状況も不明なので)その直後の試合の実戦投入は難しいのではないか
 
 この赤字の部分が、今回初めて出てきた発言です。もちろん、最後の4つ目は、私の想像です。

 個人的に、NHK杯の怪我の有無とは関係なく、平昌五輪をどんな構成で戦うかについて、ブライアンと羽生君の意見が対立することを心配していました。昨季のスケカナ前後辺りまで4Loをめぐって若干揉めていましたしね。

 怪我が無ければ、あの羽生君の性格なら、当然4Lzにトライするはず。一方、怪我が無くても、ブライアンの性格なら、4Lzを五輪ではやらせないはず。

 そこに来て、上の発言です。怪我をする前の段階で、羽生君がすでに「4Lzを入れない場合の利点」を具体的に語っていたことが、興味深い。

 ここからは私の推測ですが、昨シーズン、羽生君が4Loに取り組んでいた時、おそらく「4Loによる、他のクワドへの影響」を口にしたことはなかったと思います。今回のドキュメントで「コントロールが難しい」と、4Lo自体について語ることはあっても、それがどんな「マイナスの影響」を与えるのかは言及していません。もしかすると、当時ブライアンに対する対抗心(反発心)があったからかもしれません。

 ただ、昨季のプリンスでもホプレガでも、4Loよりも4Sの方が鬼門だったことは事実で、あの経験からの「教訓」が、「ルッツを外すとショートが安定する」という発言の根っこにあるような気がします。

 何を言いたいかというと、「4Lz回避策」を羽生君本人も納得して受け入れてくれるだろうことと、選手とコーチ、つまりチーム全体が一丸となって平昌五輪に向かってくれるだろうという期待感が増したということですね。

  すでに、「挑戦する羽生結弦」という自己イメージとの葛藤と、いったん「お別れ」しているだろうこと。

  つまり、「挑戦することに生きる!」よりも「絶対に勝ってやる!」ことに全てを懸けてくれるだろうこと。

 そういう意味で、明るい見通しを提供してくれるドキュメントだったかなと思います。

 さて、脱線話を一つ。将棋の藤井聡太四段が朝日杯のベスト4に進出して、次戦は羽生善治竜王と2月17日に対局となりました。フィギュアスケートと違って、将棋は勝ち負けのはっきりつく対人ゲームではありますが、

  藤井四段は、「羽生先生に勝ちたい」なんてことは絶対に言いません。なぜなら、羽生先生だけでなく、他の先輩棋士に対しても著しく敬意を欠く発言だと分かっているからです。

 「全力を尽くして、いい将棋をお見せできれば」とだけコメントしています。

 2.17といえば、平昌五輪(個人戦)の男子フリーと完全にバッティングしています。なかなかハードな一日になりそうです。

 ちなみに、藤井四段の名人位獲得は、最短で行くと2022年の5月末ということになります。北京五輪も終わっているのか・・・どうなっているのだろう・・・と考えてしまいました。

 年始に陸上の桐生君や卓球の張本君と藤井四段の対談が、各紙で公開されていましたが、ゆづ・聡太対談も実現してほしいなぁ・・・と。でも、その前に羽生先生ですかね。

 では、また明日!

 Jun

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gaby

 今日もカナダ選手権です。男女フリーの感想を。リザルト関係は「こちら」。



 3Fにアテンションがついていますが、文句なしのパーフェクトな内容でした。肺炎だっていう話もあって、それでよく、2本揃えられたなと。

 今季の彼女はオフの手術の影響で、GPシリーズはミスが見られ、どうなんだろうなぁ・・・と心配していました。しかし、良いトレーニングを積んで、ピタっとこのナショナルに合わせてきたのでしょう。

 彼女の努力とメンタルの強さは言うまでもないですが、「さすが、クリケットの調整能力!」と、そこも強調しておきたいです。羽生君にもブライアンがいてくれるんだから大丈夫!と、信じたいと思います。



 ナショナルなんでスコアこそ147.32と出ているんですが、後半のジャンプで3つミスが出ました。3Loでお手つき、3Fでコケ、3連コンボのループがシングルに。

 名古屋のファイナルのフリーでも、後半のみ3ミスでした。これは、スケカナ・フランス杯から続いています。

 スケカナとフランス杯のフリーは、前半のジャンプでもミスがあったので、改善傾向にあるとも言えますが、もうフリー自体に完全に苦手意識があるというか・・・。しかも、今大会のように得意のSPでもミスが出ると、平昌五輪でのメダルは厳しいかもしれません。



 日曜の朝7時頃に男子のフリーも始まっていたんですが、最終グループだけ残して、数時間後、午前10時半過ぎから再開という、不思議なタイムスケジュールでした。

 冒頭に2本の4Tでしたが、1本目のお手付き、成功した2本目も含めて、思っていたよりも出来は良いですね。「自分はいまのクワド時代にはついていけない・・・」的なコメントが何かと紹介されがちですが、五輪でも2本きっちり降りれば、十分に戦えると思います。

 むしろアクセルの方が残念な内容でした。結局2Aが3本になってしまって、1本分、点数が入っていません。

 ミスはいろいろありましたが、ファンはスタオベでPさんを称えていて、やはり愛されていますね。彼のような成熟したスケーティングを、いまの若手で継承するような人がいるかというと、ちょっと見当たりません。もう少し頑張ってほしいなぁ・・・と思うんですけどね。





 メッシング→→「217.75」(9位:スケカナ)「235.80」(5位:NHK杯)「259.25」(2位:カナダ選手権)

 ナム→→「238.45」(7位:ロステレ)「214.51」(10位:NHK杯)「258.16」(3位:カナダ選手権)

 まだ正式に五輪代表は発表されていないと思いますが、スコア的には僅差なんですけど、直接対決でいずれもメッシングさんが勝っているので、ナム君は厳しいかもしれませんね。

 明日は、「今のうちに」という感じで、放置状態だったWFSをご紹介します。

 では、また明日!

 Jun

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patrick

 カナダ選手権が始まったので、今日は久々に試合の感想を。リザルト関係は「こちら」で。



 4Tは派手にコケて、3AもSOでしたが、それでも、足が氷上に磁石で固定されているようなスケーティングと、スピンもいいし、見ていて安心感がありますよね。

 羽生君の長年のライバルだから、特別好きな選手というわけじゃないけれども、昨今の、若手のクワドジャンパーの「跳んではコケて、跳んではコケても、高得点」というのに、さすがにウンザリしている部分もあるので、心を洗われます。フリーはクワド2本でしょうか?頑張ってもらいたいです。



 77.88とすごいスコアが出ています。冒頭の3T+3TのGOE+2.10にすげー!と思ったんですが、スケアメのプロトコルを見ると、+1.90もらえているので、そこまで銀河点というわけじゃないんですね。

 なんたって、ヘルシンキで台乗りしてますし、ノーミスすれば、現状では日本勢よりもスコアは出る選手なので、フリーも揃えられるかどうか注目ですね。



 ショート番長のケイトリンが、最初のフリップで珍しくコケました。しかも、コンビネーションの2ndもダブルじゃん!と。フェンスにギリギリという感じだったので、やむを得ずという所なんでしょうか。

kaetlyn

gaby

 PCSはガビーよりも高くて、しかも「J1」は、この内容の演技に、「9.75を3つ、9.50を2つ」って、やりすぎやろ!(笑)

 ただ、PCSのつけ方を見ていると、けっこうバラバラなんですよね。ケイトリンに関しては、「J5」や「J6」は、8.75をつけています。一方、ガビーは、「J4」が「8.00を1つ、8.50を3つ」って、いくら何でも辛すぎる。

 なんだか、日本みたいに組織ぐるみで「右へならえ」的に高得点をつけようとするんじゃなくて、正否はともかく、個々人がわりと好き勝手につけてるのかな?と、国民性なのかぁ・・・と興味深いです。

 カナダのシングルの五輪出場枠は、男子は2人で、女子は3人。女子は、2位と3位のスコアがすでに大差なんですが、男子の2人目はけっこう激戦。メッシングさんかケビンか。・・・いや、バルデさんやナム君もまだスコア的にはチャンスはある。個人的には、ケビンはおそらく今季がラストのはずなんで、オリンピックに出てもらいですね。

 では、また明日!

 Jun

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