On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

mai1

 いよいよオータムクラシック開幕です。今日は女子SPを。リザルト関係は「こちら」。ライストは「こちら」で。「フィギュアスケート速報」さんの特設ページは「こちら」。



maiacsp

mai4ccsp

 上が今回のACのSP。下は、ノーミスの国際大会ということで、四大陸のSPを並べてみました。

 今回、PCSの評価が上がっていることがはっきり分かります(※ヘルシンキワールドは「29.71」、4月の国別は「32.88」)。ステップは4CCでもレベル3だったんですが、今回の方が加点はもらえています。

 3Fのエラーによって、約4点の減点。つまり、ノーミスであれば、70点の演技ということですから、スタートとしては上々ではないでしょうか。

 1位のケイトリンの「75.21」は、まぁ、カナダとして、「ウチの選手はメドベに負けてないぞ!」とアピールをする意味合いもあるでしょう。

 SPに関していえば、今回のオータムは、地元有力選手のage採点はあったとしても、ライバル選手のsage採点は行われてはおらず、少なくとも、舞依ちゃんのスコアについては妥当な結果ではないかなと、私は見ています。

 まぁ、かりにフリーでケイトリンが崩れて、舞依ちゃんがノーミスだった場合、「帳尻合わせ」はあるかもしれません。順位やスコアよりも、舞依ちゃん自身がとにかく納得いく演技ができることを期待しています。

 ところで、舞依ちゃんの「リベルタンゴ」に対して、ネット上では賛否両論あるようです。ただ、私自身はDOIの放送で見た時から、これぐらい攻めた選曲&振付の方が、むしろインパクトはあると感じていました。

 今のところ、新葉ちゃんの「スカイフォール」と、この舞依ちゃんの「リベルタンゴ」が、今季の私のお気に入りのプログラムです。



rinsp

 新田谷さんは46.83の9位スタート。トリプル2本でミスが出ましたが、2Aからはしっかり立て直して、がんばって滑り切りました!

 後半のステップとスピンはとても良かったです。フリーの方が滑り慣れているプロなので、必ず順位を上げてくれると思います。



rikasp

 ネペラ杯の理華ちゃんも。昨季から持ち越しの「カルミナ・ブラーナ」。前半の3F+3Tの基礎点(ノーミスの場合)は9.6点なので、約3点の減点ですね。彼女の持ち味である、長い手足を使った、大きな演技が印象的です。コンディションも良さそうです。

 そう考えると、現時点において、舞依ちゃんと理華ちゃんは、ともにSPでは、70点前後の力があると見てもよいかもしれません。

 GPシリーズが始まって、しっかりノーミスの演技を積み重ねていく中で、このスコアが徐々に上がっていくことが大切になっていきますね。

 選手たちは本当に大変です。私も気を引き締めて応援したいと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

2017-09-20-15-55-18

2017-09-20-15-55-27

 「日本代表メモリアル2017」のレビュー記事の中で、舞依ちゃん&花織ちゃんのインタをご紹介したんですが、舞依ちゃんの新フリーの部分は後回しにしていました。

 私は、サマーカップでの演技は見れていないので、いよいよ、オータムクラシックで、新フリー「ガブリエルのオーボエ」の全貌を知ることになります。樋口新葉ちゃんが新プロ2本をもって強力なパフォーマンスを披露してくれたので、こちらも大いに期待しています。

 ―― フリーの「ガブリエルのオーボエ」についても教えてください。

  「振り付けのデイビッド(・ウィルソン)さんが、『この曲はマイにぴったりだから』と勧めてくださって。『僕がイメージしている天使にきっとなれる』とおっしゃってくださったので、デイビッドさんが思い描いている天使のように、このプログラムを滑り切りたいです」

 ―― この曲では三原選手の軽やかなスケーティングが存分に発揮できそうですね。

  「私のスケーティングを生かして作ってくださって、『ここはクロス何回で』とか『手の動かし方はこうだよ』とたくさん教えていただきました。音楽にもよく合った振り付けなので、ジャンプをしっかりと音の頭に合わせられるように、氷の上だけではなく陸でもしっかり踊る練習をしていきたいです」

 ―― 今シーズンは、ショート、フリーとも新しい振付師の先生とタッグを組まれましたが、ふたりの先生の指導はいかがでしたか?

  「どちらの先生も褒めてくださることが多かったのですが、できないところがあったときは『こことここが課題だから、鏡を見てしっかり研究して』とか『氷の上でも何度も練習して』とか、多くのアドバイスをいただきました。その課題をひとつひとつ克服していけば、振り付けの先生と私が思い描いているものが完成するかなと思っています。ショートはすごくメリハリのある曲で、フリーはなめらかな曲なので、滑り方や手の動かし方、表情を変えて、滑り分けができたらなと思います

 ―― それぞれの先生から『こうやって滑ってね』といったリクエストはありましたか?

  「ショートは『大人っぽい強い女性を演じ切ってね』、フリーは『天使のように空を見上げて滑る女性を演じてほしい』と言われました。先生方が考えている女性にしっかりとなりきりたいです」

 →→デイビッドからの「要望」のところだけ、ピックアップしてみました。新SPの「リベルタンゴ」がいままでの彼女の殻を破る意欲的なプログラムですから、フリーの“天使”というのは、彼女のこれまでのイメージをある程度踏襲した内容になると予想します。

 昨季は、誇張でも何でもなく、日本女子シングルの救世主として舞依ちゃんは獅子奮迅の大活躍をしてくれました。さすがに今季は現地に到着してからの取材も増えているようです。

 ただ、新フリーの編曲は若干気になっています。柔らかなイメージでありながら、バシバシとジャンプを決めるのが彼女の持ち味でもありますから、メリハリとフックのある曲調だといいなと思っています。

2017-09-20-15-56-31

 さて、話かわって、ネット上を賑わせている、クワドの「プレロテ」や「グリ降り」について。「ジュエルズの4号を読んでみろ」という意見を目にしたので、本棚から取り出してみました。

 「人間が5回転ジャンプを跳ぶのは、現実味を増している。6回転は難しい」という主旨の内容でしたが、次の部分(80頁)が、確かに参考になります。

  「2000年9月に発行された『スポーツバイオメカニクス』(朝倉書店)というスポーツ科学を専攻する学生向けの教科書の中で、私(吉岡伸彦氏)は5回転ジャンプ実現の可能性について論じています。当時のデータによれば、4回転トウ・ループやトリプル・アクセルの滞空時間は最長で0.77秒、平均で0.72秒程度でした。一方、空中での回転速度は5.00回転/秒でほぼ一定の値を示していました」

  「この数値を4回転ジャンプにあてはめると、空中で完全な4回転をしているのではなく、跳び出してからは3.6回転程度しかしていないことになります。実際には踏み切りの際に回転の予備動作として離氷前に0.15~0.2回転ほど回っています。これに加え、回転し過ぎを防いで流れるような着氷をするためには0.25回転弱を残しておくことが必要であり、これはルール的にも認められている『回転不足』です

 つまり、いわゆる「プレロテ」や「グリ降り」のまったくない4回転ジャンプというのは物理的にありえない、ということを意味しています。ただ、当然「程度の問題」はあるはずで、そこは、テクニカルの人たちがスローでしっかり判定するんだと思います。

 他にも、着氷の美しさ、ジャンプの高さ・幅、フリーレッグが氷上にスレスレなのはどうなんだ?という論点もありますが、それはここには書いていないので、私には何とも言えません。

 オータムでもクワドの件は話題になると思いますので、留意されておくと良いと思います。

 最後にひとつだけ。オータム以外の試合はすでに開幕していますが、JGPベラルーシでは、トゥルソワ、滝野さん、荒木さん。ネペラ杯では、理華ちゃん、メドベ、刑事君、龍樹君はチェックしました。

 特に印象的だったのは、荒木菜那さん



 SPでは、堂々としたノーミス演技で、「62.98」の2位発進身のこなしの柔らかさに、高くて美しいジャンプを備えた逸材ですね。これはフリーも期待できます。名古屋の門奈裕子コーチのお弟子さんで、つまり安藤美姫さんの後輩ですね。

 壷井達也君は3時過ぎらしいので、さすがに寝ます・・・。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

 新田谷凜選手は、名古屋の邦和スポーツランドを拠点に活動するスケーターで、中京大学2年生。先月20歳になりました。今季からシニアに昇格。

 先月のサマーカップで三原舞依ちゃんに次いで2位(180.52)。3位の坂本花織ちゃんを抑えています。リザルトは「こちら」。

 プログラムは、SPは「カルメン」、フリーは昨季から持ち越しの「レジェンド・オブ・フォール」。振付はいずれも鈴木明子さん。

 サマーカップでの彼女の演技がネットに上がっていないので、SPはチェックできていないんですが、フリーの方は今年1月のユニバーシアードで2位に入った動画を貼っておきます。ちなみにその大会、優勝はラジオノワ。新田谷さんは、リーザ(4位)とレオノワ(5位)に勝っていますね。リザルトは「こちら」で。



 プロトコルを観ると、ルッツとフリップにアテンションがついていて、そこが課題なのかなという気がいますが、ジャンプもスピンも動きが滑らかでキレイです。最後のビールマンも美しい!

rin1

 このユニバーシアードでのスコアが187.18なので、今季は190点台を狙える有力選手です。

image

 そして、やはり「日本代表メモリアル2017」(112~115頁)に掲載されていた山本草太君との対談に触れないわけにはいかないですね。一部、ご紹介します。

 ―― おふたりは、邦和クラブへ移籍してきたという共通点がありますね。初めて出会ったのはいつ頃ですか?

 R「邦和に移ってきたのは私のほうが先で、その半年くらい後に草太が来ました

 S「そうだね」

 R「その前、私は神戸にいたんですけど、通年リンクがなかったので夏は大阪の臨海スポーツセンターに行ったりしていて。当時、そこで練習していた草太を見かけていたくらい。1回だけ話をしたことがあったよね?『海外の試合、どこ行くの?』って」

 S「ああ、そうそう」

 ―― お互いのスケートについてはどう思っていますか?

 R「私は、純粋に草太のスケートが好きです。もう一番、二番って言ってもいいくらい好きですね。今でも過去のプログラムの動画を観るもん」

 S「凜ちゃんは、試合でもいつも強いですけど。練習もめっちゃ真面目です。邦和で一番って言っていいくらい真面目なので、『そりゃ、良い演技ができるでしょう』という感じです」

 ―― 昨シーズン、山本選手はケガの治療に専念されていましたが、氷上練習を再開したとき、チームメイトの皆さんはどのように迎えたのですか?

 R「最近、朝練の2時間だけ来てくれるようになったんですけど、草太がいるだけでリンクの雰囲気が変わりますし、私だけでなくチーム全員が嬉しい気持ちになっていると思います。ジャンプはまだ跳んでいないんですけど、曲かけ練習はするようになって。草太が曲かけをするときは、私はちゃんと見たいので。先生の横とかでじーっと見ています」

 ―― 山本選手が休んでいる間は、どのような励ましがあったのですか?

 R「私、草太のところにちょいちょい行ってたよね」

 S「うん、来てた」

 R「お見舞いの品とかを持って病院とかに。草太が暇そうだったから(笑)」

 S「うんうん」

 R「でも、前はコーラが大好きだったのに『コーラは要らない』と言うようになって」

 S「『甘いものはやめたほうがいい』って、病院の先生にアドバイスされたので(笑)」

 R「だから『なにを持って行ったらいいんだろう』っていろいろ考えて、時間つぶしになるかなと思ってマンガを買っていきました」

 S「マンガ(笑)」

 R「あとは、草太のファンの方が送ってくださったプレゼントが、邦和にたくさん届いていたので、それを練習帰りに届けに行ったりしたよね

 ―― おふたりは、今シーズンどのように過ごしていきたいですか?

 S「先輩から(笑)」

 R「今シーズンは良いスタートが切れているので、この状態を保っていけば昨シーズンより早い準備ができると思います。今シーズンは悔しい思いをする試合がないようにしていきたいです」

 S「あ、僕の番ですか?」

 R「先に言わせておいて、考えてないの?」

 S「あははは(笑)そうですね、少しでも僕のことを応援してくださる人がいると思って、その人たちに応えられるように頑張りたいなと思います」

 →→この対談はかなりのボリュームなんですが、草太君の状態がまだあまり良くないので、新田谷さんが気を使って、自分の話を多めにしている感じがします。「姉と弟」というノリですが、病室にファンのプレゼントを彼女が運んでいたんだ・・・とそこはビックリしました。

 この雑誌には、草太君の単独インタも掲載されているんですが、そこでは、3度の手術を経て、怪我の回復が予想以上に遅れた経緯が詳しく話されていて、ちょっと読んでいてツライなぁ・・・と、ブログで取り上げることを躊躇していました。

 ただ、今回オータムに新田谷さんが出場するということで、少し触れることができてよかったです。

 こんな心優しい姉御肌(?)の新田谷さんを、ぜひ応援したいと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

このページのトップヘ