On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

2016-07-25-17-22-52

2016-07-25-17-25-40

2016-07-25-17-23-20

2016-07-25-17-23-26

2016-07-25-17-23-37

2016-07-25-17-23-44

2016-07-25-17-23-53

2016-07-25-17-23-58

2016-07-25-17-24-12

2016-07-25-17-24-18

2016-07-25-17-24-34

2016-07-25-17-24-39

2016-07-25-17-26-54

2016-07-25-17-27-00

2016-07-25-17-27-12

2016-07-25-17-27-17

2016-07-25-17-27-28

2016-07-25-17-27-49

image



2016-07-25-17-28-36

2016-07-25-17-28-47

2016-07-25-17-29-14

2016-07-25-17-29-24

2016-07-25-17-29-40

2016-07-25-17-30-27

2016-07-25-17-31-02

2016-07-25-17-31-11

2016-07-25-17-31-37

2016-07-25-17-31-46

2016-07-25-17-31-57

2016-07-25-17-32-06

2016-07-25-17-32-41



 2014年3月27日発売。ウチにある13-14シーズンの雑誌は全てレビューし尽くしたかと思っていたら、一冊残っていました。

 全176ページ。まず、2枚目の画像からお分かりのように、コンパクトなサイズの本です。ソチの男女シングル代表の6選手に様々な角度から迫る内容で、写真、年表、関係者、衣装チェック、活動拠点への訪問記と、大ボリュームなんですが・・・。

 「参考文献」に、新聞や雑誌ならまだしも、wikiやまとめサイトまでご丁寧に表記されていて、椅子から転げ落ちそうになりました。おいおい、個人のブログでさえこの辺りをソースとして取り上げたら恥をかくのに、よくこれを売り物として出せたなぁと驚きます。

 おそらく、ソチ特需狙いで、学生バイトあたりに、キミは羽生君頼むね、じゃキミは真央ちゃんね、と編集者が丸投げしたんじゃないかと。てか、学生であっても、wikiやまとめサイトなんて、レポートや論述形式のテストで引用しようものなら、読んでもらえず即不可なわけで、いろいろと緩かった時代なんでしょうね。

 そんな中で面白いと思ったのは、服飾専門家たちによる衣装の批評と、「聖地巡礼」と題した各選手ゆかりの地のレポート。

 前者は、服飾専門学校で教壇に立つ4人の先生たちの座談会形式なんですが、フィギュアスケートにさほど思い入れがなさそうで、それが逆に、衣装自体をそれぞれの趣味で語っているので、興味深かったです。いくつかピックアップしてみました。

  「フィギュアの男子の衣装って、すごく素敵なのにめぐりあったことってあまりないんですよね。むしろ逆というか。

  「普通のファッションとして見たらの話ですけど、そもそも男子が着たがる服ではないし。あと、羽生くんのフリー(ロミジュリ)のときの衣装は、デザインしたジョニー・ウィアーさんの趣味がそのまんまな感じがします」

  「私は羽生くんには似合っていると思います。彼の人間離れした、細身の八頭身以上の体つきにこういう服を着せると、アニメの世界から抜け出したみたいなイメージで見れますから」

  「そういえば男子はわりと、シャツにネクタイにパンツとか、普通っぽい衣装で見せることも多いですよね」
 
  「小塚くんもそういうのが多いですよね」

  「それも大概、成功していない気がします(笑)。あんまり普通にはならないんですよ

  「きらびやかな王子様風な衣装に対抗してというのもあるのかも知れないけど、結局野暮ったい感じになっちゃう

  ――ところで日本の男子三選手、ショートとフリーの合わせて六パターンのうち、先生方はそれぞれ、どれが一番よかったと思いますか?

  「僕は羽生選手のショート(パリ散)のときの衣装。ベーシックなシャツなんですけど、オリジナルの素材使いというか、色使いのセンスの良さと装飾のバランスが過剰過ぎない感じが彼の演技、使用曲、全体の構成にマッチしていたと思います。」

  「私も羽生くんのショートです。わざと袖を余らせて、ダボダボ感を出してますよね。本当は長い腕のはずなのに、生地を余らせて、「キチンとしてない感」を出しているというか。

  「曲と合わせている感じですよね。これを見たとき、機能性を考えて袖を長めに作るものなのかなと思っていたんですが、高橋選手なんかはそうでもなかったですよね。

  「あれだけ腕が長い人の袖を余らせるっていうのは、明らかに意図的ですよね

 これはほんの一部で、女子の三選手への批評も含めて8ページのボリュームなので、ファッションチェックに興味があるならば、この座談会目当てのために購入してもいいと思います。プロはこう見るのか!と目から鱗です。

 「聖地巡礼」の箇所は、まだスマホが無かったような時代の、つまり10年以上前の大手旅行代理店が発行する旅行ガイド的なレイアウトが、いい雰囲気を出してます。

 私も、Together On Ice(2014年6月)で仙台を訪れた際、ゼビオアリーナに入る前にアイリンにも寄ったので懐かしさを感じつつ、この記事を書いたライターは東北高校や、羽生君の出身小学校、仙台湾とかなり広範囲に回っていて、なかなか気合いが入っています。

 他方で、真央ちゃんと佳菜子ちゃんゆかりの名古屋のレポート(別のライター)は、大須しか回っておらず、高校卒業まで名古屋にいた者としては、せめて中京高校・大学ぐらい行ってくればいいのにと、ガッカリ。大ちゃん&まっちー編は、大阪から倉敷まで足をのばして、こちらもそこそこ分厚い内容です。

 以上のように、服飾専門家の座談会はフィギュア関係者の大人の事情を無視して、専門的見地から好き勝手にダベっているので、そこは、読み応えあり。テキストに関しても、上述の出典云々に拘らない方ならば、情報量自体は凄いので、便利な一冊だと思いますよ。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加

2016-07-24-17-53-42

2016-07-24-17-54-22

2016-07-24-17-55-03

2016-07-24-17-55-28

2016-07-24-17-55-51

2016-07-24-17-56-05

2016-07-24-17-56-15

2016-07-24-17-56-25

2016-07-24-17-56-38

2016-07-24-17-57-54


 
 2013年2月7日発売。ブログでは初めて扱うNumberの通常号です。

 目次にもあるように、「美しき日本のフィギュア」と題したフィギュアスケート特集号なんですが、大ちゃんと羽生君以外の男子の扱いは薄くて、女子の方が厚めです。

 個人的に好きでも嫌いでもないですが、13年頭にキム・ヨナって何かしてたっけ?という、フィギュア専門誌のバックナンバーを毎日読んでいる身からすると、面白い構成だなと思いました。マツコと伊藤さんの対談は男子の話ゼロなんで割愛します。

 羽生君については、野口美惠さんの筆で、ちょっと違った雰囲気の羽生君の発言から始まります。

  「いつも心を開いているんです。見たもの感じたもの、すべて吸収する。だから逆に、自分の心も正直に出す。心を開いていなきゃ、何も吸収できないし、面白くないでしょ」

 ちょっとNumberの編集者の手が入ってる?という違和感を感じますが、つまり、「他の有力選手を細かく研究している」という意味です。

  「仙台にいた時は、ジャンプの方が目に見えて成長するし点も取れるから、ジャンプばかり練習してました。今は毎日、ファンデーションって言われてます。でも僕としては、化粧水して、乳液つけて、くらいのレベル。ファンデーションどころじゃない(笑)。でも毎日練習するうちに、滑っている時の風の感触とか氷を押している感じが心地良くなってきました。それに基礎がしっかりしたら助走が安定したので、ジャンプの成功率にも繋がってる。これは大きなメリットです。」

 これ、そのまま引用したんですけど、「ファンデーション」と誰が言ってるのか主語が無いので私の想像ですけど、もしかしたらトレーシーに言われてるのかな?と。スケーティングを今のうちに基礎からやり直しておこうと。

 そして、トレーシーがどういう人なのかが編集上の都合でカットされたから、こういう、唐突な文章になったのかなとまたまた想像します。

 →→→(追記)「ファンデーション」というのは、どうやらブライアンが、「土台」「根拠」という意味で、羽生君への指導で使っているようです。テレビで字幕で流れたこともあるとか。そういえば、こういう本もあるしなぁ・・・と納得がいきました。



 野口さんの文章でなければ、これ本当に本人の発言?と疑問を感じちゃいますが、まぁ、信じましょう。いつも女性ライター相手に発言しているとはいえ、こういうメイクの話の例えが出てきたことに驚きです。いやぁ、でも、こんなレアな発言がなぜ同じ出版元から発売された「メソッド」から省かれたんでしょうね?もったいない!


  
 「今までは、自分のスケートって淡いパステル色みたいにぼやけてた。トロントに来てから、こんな色を表現したい、自分はこんな感情なんだ、という心が見えてきたんです。それは、焦って先輩を追いかけるんじゃなくて、今年はすごく評価してもらってる点数にちゃんと見合う自分になろうって考えて、自分を見つめているからかも」

 これは分かります。トロントに来てから、ジャンプを3Dのように捉えるようになったという『蒼い炎II』の一節とピタっとはまりますしね。


 
 さて、これとは別に、田村明子さんがブライアンにインタビューしている記事もあります。示唆に富む発言を二つ引用します。

  「(ユヅルは)まったくためらうことなく、滑りに身をすべてゆだねてしまう。ああいう滑りを見せる選手は、他にはいませんね。そこが彼の最大の長所でもあり、失わせたくはない才能です。でも同時に、以前の彼は少し行き当たりばったりで滑っているようなところもあった。彼にエネルギーをコントロールするということを、まず学ばせようと思ったんです

 そうなんですよね。ニースのロミジュリを昨日見ていて、この頃の羽生君の、ガツーン!という集中力はやっぱり凄いな!と思いつつ、最後ハラハラさせられる危うさもあるんですよね。

 そう考えると、SEIMEIって、後半にもあれだけ技を詰め込みながら、きっちりまとめあげているんだから、そりゃ羽生君の努力の成果が第一にあるとはいえ、この時ブライアンの頭の中にあったイメージが見事に具現化されてるよなと思います。

  「選手たちは、五輪に行くまでに背中のバックパックにプレッシャーという石をたくさん詰めて背負う。メディアや、スケート連盟や、ファンなどいろいろな人たちが石を足していきます。その石を定期的に取り除くのが、私たちコーチの役割なんです

 ソチに向けてのその取り除く具体的な過程において、チーム・ブライアンが見事な手腕を発揮したのは、皆さんもご存じの通り。

 文句から入りましたが、ブライアンのコメントはギラっと光るものを感じました。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

2016-07-23-16-23-04

2016-07-23-16-23-51

2016-07-23-16-23-58

2016-07-23-16-24-35

2016-07-23-16-24-48

2016-07-23-16-25-01

2016-07-23-16-25-14

2016-07-23-16-26-22

2016-07-23-16-26-43

2016-07-23-16-27-32

2016-07-23-16-28-37

2016-07-23-16-28-49

2016-07-23-16-28-58

2016-07-23-16-29-51

2016-07-23-16-30-00

2016-07-23-16-31-11

2016-07-23-16-31-30

2016-07-23-16-31-37

2016-07-23-16-31-52

 ※京都在住の方はご注意を!



 2012年4月21日発売。さすがに羽生君のこれまでのキャリアの中でも未だに1、2を争う名演の直後の号ということもあって、アマゾンの中古品の価格がものすごいことになっています。入手は容易ではないと思いますので、しっかり中身をお伝えしたいと思います。

 2012年3月末から4月頭にかけてフランスのニースで行われた世界選手権。当時17歳の羽生君は世界選手権初出場にして銅メダルを獲得。

 SPの悲愴を終えての7位から、FSのロミジュリ(13-14シーズンのロミジュリと区別するために「旧ロミジュリ」と呼ばれることもある)では173.99とパトリックに次ぐ2位のスコアをたたき出し、パトリック、大ちゃんに次ぐ、総合3位となりました。ちなみに当時、FSで170点を超えたのは羽生君で3人目という高得点。


 ※上でグダグダ書きましたが、フジの中継動画がまだ生きていたので(画質も最高!)、ぜひどうぞ。まるで日本開催のような凄まじい歓声です。

 さて、ニース最終日に行われたというインタビューを一部引用します。取材は田村明子さん。

 ――今回は最後のサルコウは決めましたね。

  「もう意地でした。(阿部)奈々美先生にも「サルコウは絶対決めなさいよ」と言われていましたし。ステップのあと、酸欠状態でフラフラしていたんです。映像で見たら、唇が真っ青でした。でも死ぬ気で跳びました。(笑)

 ――観客の声は聞こえますか?

  「聞こえます。特にこけた後の声はよく聞こえました。(笑)映像で見たらすごい歓声で、やはりあれに押してもらわなければ、できなかったなと思いました」

 ――人の反応には繊細なほうですか?

  「1人で練習していると、アクセルも跳べなくなって、何にもできなくなってしまうんです。だから誰かに見てもらって、何かを期待されてプレッシャーを与えられてできる、というタイプですね。」

 ――西洋人タイプですね。

  「そうですね。(笑)自分でもそう思います。誰かに見られていて、褒められるとか、怒られるとか、何かないとダメですね。」

 ――パフォーマー向きですね。

  「(笑)。よかったです。人に見られているのが好きなので、小さい頃から練習より試合のほうが好きでしたし、学校でも学芸会とかで主役をやりたいタイプでした。

 ――東北人には珍しいですね。

  「そうですね。東北人は引っ込み思案な人が多いですから。」

 ――今の自分のなかで、スケーターとしてもっとも自信があるところはどこでしょう?

  「3アクセルかな。今回はあまり調子が良くなくて6分間ウォームアップでこけたりもしていましたが、加点ももらえるし、どんな体勢でも大体跳べます。」

 ――逆に、これからの課題は?

  「今回やっぱり体力ないな、と感じました。・・・来シーズン、4回転ももっと増やさなくてはならないし、ソチ五輪に向けてやるのなら、来シーズンやらなくてはならない。しっかり体力をつけて、4回転を2本、3本入れても最後までしっかり滑れるような体力をつけなくてはと思います。」

 ――次に滑ってみたい曲はありますか?

  「あるんですけれど・・・奈々美先生に許可をもらわないと、言ってしまっていいのかどうか。ごめんなさい」

 あれ?まだこの時点でトロント行きは決めてない?いや、決まっていたとしても、それこそ、この場で言えるわけないか・・・。ソチという言葉がこの時点で出ているのは、おっ!と驚きました。WFSにしては、比較的くだけた内容だなと思います。

 で、実は記者会見でも読み応えのあるやり取りがあります。

 ――日本人選手が2人表彰台に乗ったことについて。

  「いままでこの大会をずっとテレビで見てきて、絶対いつかは出たい、この舞台でメダルを取りたいなとすごく思っていました。まず今シーズン、初出場で表彰台に立っていることが本当に嬉しい。大先輩の隣でまたメダルが取れたというのは、四大陸ぶりです。この1年間震災とかで日本ではいろいろな問題がありましたし本当に大変なシーズンでしたけれども、やっと何か自分のなかで震災を乗りこえられたなというような気がしました。

 ――今日の演技が終わった後で自分が表彰台に乗るかもと思ったのはいつの時点でしょうか。

  「正直言って、表彰台に上るというふうに思っていなかったので、まず表彰台について考えていなかったですし。とにかく今シーズン、震災があって、初めて滑ったのが「白鳥の湖」だったので、ぜひこの舞台でエキシビションとして「白鳥の湖」が滑れたらなということを考えていたので、とにかく5位に入りたいというような感じで、5位に入ったから、じゃあもうどうでもいいやという感じでした。(笑)本当にメダルとか表彰台とかそういうものを考えていなくて、決まったときもあんまり驚かなかったというか、実感が全然わかなかったので、何て反応したらいいのかわからなかったですし、本当にびっくりしたので・・・本当に考えていなかったです。」

 アイリンの復興イベントは、このワールドの前に行われています。本田さん、田村さんに続いて、羽生君はWhite Legendを披露。その時の取材でこのように答えています。

  「黙とうの時、目をつむるといろんな風景が浮かんできました。もう1年経ち、ここに普通に立っていられることを有難いと感じました。震災から半年くらいは、被災者代表みたいに扱われるのが嫌だった時期がありましたが、でも今は、そう言ってもらうことで、みんなに被災地のことを思い出してもらえるので、震災の記憶が薄れていかないためにも自分は被災地を代表したスケーターとして滑って行きたいと思うようになりました。昔は自分のために、ただ好きで滑っていたスケートが、今は人の力になれるのだから、復興に役立てばいいなという気持ちを込めてスケートをしていきたいです。

 震災関連の質問はそれこそこの約2年後のソチで勝った後もさんざんマスコミから訊かれますけど、すでにこの時点でかなりしっかりとした考え方を示していることに驚きました。

2016-07-23-18-12-28

2016-07-23-18-12-43

2016-07-23-18-12-51

2016-07-23-18-13-27

2016-07-23-18-13-45

 羽生君の参加していないチャリティイベントが関西でも開かれました。個人種目でしかも採点競技のフィギュアスケートですけど、日本のフィギュアスケートコミュニティの団結力に、改めて尊敬の念を感じます。

 私たちも、ゆづ君はもちろんですが、若手の選手をはじめ、より多くのスケーターたちに目を向けて、サポートしていきたいですね。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ