On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

yuna1

 女子SPの滑走時刻が、日にちをまたぐ形になっているので、暫定版として、優奈ちゃんとザギちゃんのみメモを残しておきます。舞依ちゃんを含めてさらに何名か追加予定ですので、また後でチェックしてみてください。

judges

 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。ライストは、いつも安定のYouTubeが、第1グループはじまっていきなりBANされて、焦りましたよ。とりあえず、「EUROSPORT 2」が生きていたので、なんとか記事をかけます。



yuna2

yunasp

 それでは、優奈ちゃんから。最高の演技でした。「66.05」で、3位発進です。エッジエラー・アテンション、回転不足、すべてゼロの、完璧な内容です。ジャンプが若干低く見えなくもないので、ヒヤっとするんですが、彼女の場合、跳んでから幅が出るのが強みです。ステップがレベル4ならばパーフェクトでした。全日本までに究めてほしいですね。



zagi1

zagisp

 そして、ザギちゃん。まさかの「62.46」の5位・・・。見ていて、信じられませんでした。3Lz+3Loは、最初のルッツで転倒。したがって、つづく3Fでリカバリーを試みますが、2ndの3Loでお手つき。2Aは成功。

 しかし、プロトコルを見てみると、転倒したルッツと手をついたループで回転不足がありました。さすがにジャンプでこれだけミスがあると、技術点は下がりますが、セカンドループで転倒した中国杯のSPのPCSが「31.43」だったので、このおかげでダメージを緩和できている感じです。



maisp

 さて、舞依ちゃん。冒頭の壁ドンにはビックリしました。しかも、あの位置って、中野先生の目の前だったんです。先生はなにか声をかけているように見えました。テレ朝だと土曜のお昼の2時から放送がありますが、ぜひ確認してみてください。結果論ですけど、無理してトウループをつけないで、フリップでリカバーできなかったのかな・・・という気もします。

 さすがに精神的動揺からか、直後のスピンでおそらく規定を満たさず、レベル2と取りこぼします。しかし、私も一昨日の記事で注目していた、ステップで見事にレベル4を取り、PCSは全体の2位で、ソツコワよりも高い点をもらえました。「64.57」の4位なら、そこまで悲観するほどではありません。

 今回も、頭のおかしなジャッジがいますね。ロシア(J4)です。ソツコワとザギちゃんをファイナルにねじこみたいのは分かるとはいえ、PCSよりもむしろ、3Fに「-1」って、ホント、恥ずかしくないのか?と思います。ちなみに、フリーにもこのロシアのジャッジは入っています。

 まぁ、いいんじゃないでしょうか。最近ではウサイン・ボルト。昔だとカール・ルイスのような、後半の追い込みで、ぜひ上位陣をまくってほしいと思います。チャンスはまだありますよ!





 2位に入ったソツコワですが、衣装が変わりましたね。下の動画がスケカナですが、ピンクが濃くなっただけでなく、首回りの装飾が、どこかの王室の方のような、超ゴージャスになっていました。

 3Fで着氷が乱れて、その減点を除けば、全体的には良い内容だったと思います。スケカナで刺されまくった、ジャンプの回転不足をきっちり修正してきましたね。

 ただ、NHK杯で、おなじ長身のツルちゃんを見た後だからかもしれませんが、後半の上半身の振付がちょっと単調かな・・・という気がしないでもないです。言葉は悪いですが、いわゆる「腕が棒」ってやつですね。とはいえ、繊細さのあるツルちゃんと比べて、力強さを感じる演技で、そこは彼女の特徴だと思います。



 これだけ有力選手にミスが出ると、ケイトリンは今回独走かな・・・と思っていたら、わからないものですね。

 冒頭のフリップのコンビネーションは、2ndがダブルになり、ライストで見ていて、「あれ?抜けてんじゃん!」と思わず、声が出てしまいました。舞依ちゃんのケースと違って、そんなに壁に接近しているようには見えませんでした。ザギちゃんの転倒、舞依ちゃんの壁ドンに続いて、この夜の、3度目の衝撃です。

 つぎの3Lzも着氷時にお手つき。まぁ、2ミスです。ショートでこの人がミスするのをほとんど見たことがないですが、ならば、フリーでミスしないわけがないので、これは、舞依ちゃんにチャンスが出てきたと思います。

 ちなみに、これは嫌な情報かもしれませんが、かりに舞依ちゃんがフランス杯で優勝すると、GPシリーズの獲得ポイントが、9+15=24ポイントとなります。すると、新葉ちゃん(11+13=24)と並びますが、優勝している舞依ちゃんが優先されることになります。

 二人がファイナルに行ける条件ってあるんでしょうか?・・・スケアメが残っていますが、これから調べてみることにします。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

javi1

 上の画像はハビのインスタから拝借しましたが、マドリードにトレイシーとブライアンを連れて直前調整をしていたようですね。ブライアンも元気そうで何よりです。

 今季のハビは、ジャパンオープンを除くと、主要国際大会としては、オータムクラシック中国杯に出場。オータムこそ優勝しましたが、中国杯は6位に終わり、グランプリシリーズの獲得ポイントは現在5ポイント。ポイント一覧表を見ると、フランス杯で優勝しても合計20ポイントですから、ファイナル進出はほぼ絶望的と言っていいかもしれません。

 ただ、オリンピックにむけて、GPシリーズである程度のパフォーマンスを披露し、どれぐらいのスコアが出るのか確認しておくのは大切なはず。

 そして、手術やら怪我やら、今季はコーチも含めてクリケットのメンバーは厄払いした方がいいんじゃないか?という状況のなかで、ハビは故障は抱えていないはずですから、

  ハビ、ちょっとゆづの分もがんばって!

 という、エールの意味も込めて、彼のフランス杯での巻き返しを期待しています。



 今季のSPはデイヴィッド・ウィルソン振付の「チャップリンメドレー」。12-13シーズンもチャップリンを使用しましたが、「音楽も振付も全く違う作品」で、「以前のようなチャーミングさを強調したものではなく、もっとドラマティックな内容」(GPシリーズオフィシャルガイド、32頁)とのこと。

 さて、このオータムの演技なんですが、羽生君の「112.72」に完全に話題を持っていかれましたが、この「101.20」は実はすごいスコアです。

javi

 改めて演技を見直してみると、冒頭、4T+3Tの予定が、2ndを2Tに抑えています。4S、3Aも、ハビの絶好調の時と比べるとグリ降り気味で、ユルいです。そこが加点の渋さに現れています。かりに、ジャンプを予定構成通りに、しかもすべてGOE加点+3.00だと、技術点だけでもさらに7.20点の増加が期待できます。

 スピン・ステップはきっちりレベル4を揃えていて、ここが彼の強い所でもあります。したがって、ジャンプさえ決まれば、110点前後を出せるプログラムといえます。



 フリーも同じくデイヴィッド振付の「ラ・マンチャの男」。

 『ドン・キホーテ』の作者ミゲル・セルバンテスが主人公の、スペインを舞台とした物語。ブライアンが数年前から温めていたアイデアで、7月にデイヴィッドにスペインに来てもらって、物語の舞台になったグラナダで制作。「何種類もの曲をカットして、様々なキャラクターを演じる。いままでのプログラムの集大成的な作品」(オフィシャルガイド、32頁)という、まさにハビにとっての勝負プロといっていいですね。

 さて、オータムのラ・マンチャですが、冒頭の4Tはまさにハビのジャンプ!という感じで、加点も+2.40。カナダのジャッジ(J5)だけがGOE「1」と、さすが安定のカナダさんやわ・・・と、もはや売れない芸人の必死のウケ狙いのように、完全にすべっています。

 こういうジャンプをビシバシ決めるのが調子のいい時のハビなんですが、つぎのサルコウがダウングレード。アクセルの抜け、フリップのエラー、そして、精神的動揺とスタミナ切れでステップのレベル2と、崩れに崩れました。



 さて、中国杯です。胃腸炎で体調不良というのは気の毒でしたが、これだけ悪くて、「90.57」のSPは3位というは、ある意味で凄いと思います。

 冒頭のコンボが、軸がブレて3T+2Tに。4Sこそ降りましたが、3Aも軸がズレてSOと、ジャンプのミスが目立ちました。しかし、オータムと同様にスピン・ステップはレベルの取りこぼしがなく、それが90点台に踏みとどまった要因ですね。SPはジャンプの本数が限られていますから、だからこそジャンプ以外の部分で強いハビは、SPではそこまで大きく崩れないのかもしれません。



 中国杯のフリーは、オータムよりもさらに15点スコアを落とす乱調ぶり。そんな中、スピンとステップはすべてレベル4。ジャンプミスをいちいち取り上げていたらキリがないのですが、2試合見た限り、フリーのジャンプの予定構成は、以下の内容なのかなと思います。

 4T 4S 3A+2T / 4S+3T 3Lo 3A 3Lz 3F+1Lo+3S

 サルコウのコンビネーションは前半かもしれません。これとほぼ同じ構成で16年のボストンワールドで「216.41」を出しています。4Loを練習している話も伝わってきてはいましたが、ブライアンのことですから、まずは、あのワールドの時のコンディションに戻すように指導し、ハビもそれを受け入れていると思われます。

 いまや、時代は、ルッツだフリップだ、フリーでクワド5本だ、という話になっていますが、実を言うと、2種類のクワドと3Aを完璧に降りるようなスタイルを堅持できている選手がいません。

 それは、15年のNHK杯やファイナルの羽生君であり、16年ワールドのハビなわけですが、私は平昌五輪も、この構成をノーミスで演じれば、この二人に限れば、金メダルを獲れると思っています。

 もちろん、皆さんご存知のように、羽生君の性格からして、右足首の状態が戻れば、それがオリンピックであろうと4Lzや4Loを入れた構成で勝負に行くと思います。ただし、大事をとって、全日本は、SP・フリーともに同じ曲ですし、2シーズン前の構成で戦うんじゃないか?と予想しています。

 ハビはフランス杯でどれだけ戻せているか?ぜひ、期待して見てみましょう。

 男子SPは、日本時間の土曜日早朝の4:09(フリーは日曜早朝4:45~)からですが、すぐにYouTubeに動画が上がると思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

mai

 週末のフランス杯を見据えて、色々と準備をしていこうと考えていたら、Win10のアップデートが何時間もかかる凶悪さで、カクカク重い状況で、やや焦りながら記事を書き終えました。

 今日は、三原舞依ちゃんについて。今季の彼女は、国際試合ではオータムと中国杯を終えて、ともにSPで若干出遅れて、フリーで巻き返すという展開になっています。

 そのSPは、ブノワ・リショー振付の「リベルタンゴ」で、夏のDOIでのお披露目以降、私もこのブログで高く評価してきました。



 ところが、その「出遅れ」が、「プログラムが悪いから」「舞依ちゃんと合っていない」「だから、昨季のプロに戻せ」というような、ネットの意見をわりと目にします。

 今日の記事の結論を先に言うと、ショートの出遅れの理由は、プログラムの選曲・振付ではなく、そのほとんどが技術的な部分にあり、私はあまり心配していません。



 例えば、「オータム」での演技について。この試合のSPは「66.18(PCS: 31.92)」で、後半の3Fにエラーがつきました。

 3Fについては、実はこのオータムのフリーでもエラーで減点されています。しかし、今月の中国杯ではSP・フリーともに3Fはアテンションすらついていません。完璧に修正されています。

 さらに言えば、オータムは、昨季とは雰囲気の違うこのプログラムの海外実戦初披露だったにも関わらず、PCSの「31.92」は、「68.48」を出した昨年の中国杯のPCSが「31.11」だったことを考えると、決して悪くない評価とみるのが自然でしょう。



 さて、今年の「中国杯」です。3Lz+3Tにおける2ndの回転不足は、やっぱり、練習中のリーザとの接触による影響もあるのかなと思います。

 ちなみに、彼女のSPのパーソナルベストは、17年の国別の「72.10」で、その次に、上記の16年の中国杯の「68.48」が続きます。国別は参考記録の意味合いが強いので、去年の中国杯の動画を改めて見ることにしました。



 「リベルタンゴ」とは、メイクも衣装もガラっと違うのもありますが、一年前は表情にあどけなさもあるなぁと感じます。

 で、16年中国杯の冒頭の3Lz+3Tはジャンプ自体が高く、しつこいようですが、やはり今年は「アクシデントの影響」を感じます。

16coc

17coc

 ノーミスの16年中国杯が「68.48」で、今年の中国杯は「66.90」でした。2ndのトウループのURにより、このコンビネーションでぴったり「3.00」点失ったことになります。

 そこを、ステップの若干の加点とPCSにより、「1.42」点縮めていることになり、ノーミスであれば「リベルタンゴ」でも70点を十分に狙えます。

wakaba

alina

 もうひとつ、同じく今年の中国杯に出場した、新葉ちゃんとザギちゃんのSPのスコアも貼ってみました。

 舞依ちゃんは、SPの3Lz+3Tを前半に配置しているので、基礎点は「10.30」です。これを後半に跳ぶ新葉ちゃん(11.33)との比較で言うと、基礎点だけでも「1.03」点の差があるのは、見逃せません。

 ザギちゃんに至っては、後半に3Lz+3Loなので、基礎点だけで「1.91」点の差がつくことになります。
彼女たちと互角以上の勝負をするためには、ショートで回転不足で減点されるのは、致命的と言っていいかもしれません。

 ちなみに、新葉ちゃんとザギちゃんがスピン・ステップの取りこぼしが少ない反面、舞依ちゃんは、昨年からステップは苦手にしています。レベル4を取れているのは、昨年の中国杯のフリー、今年の国別のSP・フリー、そして今年の中国杯のフリーです。優勝した四大陸、あるいは3番に入った全日本でさえ、SP・フリーともにレベル3に留まっています。特に、ショートのステップでレベル4を取ることが、「去年も今年も」継続課題として残されています。

 というわけで、ショートを去年のプロに戻せばスコアが上がるとは単純に言い切れないことになります。ただ、逆に考えると、この「リベルタンゴ」でジャンプをノーミスし、ステップでレベルを取れれば、彼女にとって相当な自信になると言えるでしょう。もちろんフリーにも好影響を与えるはずです。

 例えて言うなら、スタートを比較的苦手としている後半追い込み型のウサイン・ボルトが、スタートで好位置につけると、他の選手は「こりゃ、もう無理!」と戦意喪失するかのように、ライバルにプレッシャーを与えることもできる。

 フランス杯では、舞依ちゃんが「リベルタンゴ」でどれだけスタートダッシュできるか?という点にも、ぜひ注目してもらいたいと思います。舞依ちゃんなら、きっとできる!

 そして、明日はエールの意味も込めて、ハビ特集いってみたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

このページのトップヘ