On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

 最後に雑誌買ったのっていつだろう?・・・と調べてみたら、先月31日に出た「キスクラ」と「WFS」でした。

 中野さんの単行本が今月8日に出てくれたとはいえ、なんと次は、9月29日発売の「Life」に30日発売の「通信」って、

  おまえらの夏休みは一カ月あるのか!仕事しろ!

 同じ時期に他誌とかぶって出すぐらいだったら、多少時期をズラして発売したら?と、スケート雑誌マニアとしては文句の一つ、二つ言いたいです。

 ・・・と、つまり、「オータムまでブログのネタが無いぞ!どうする?」と困っている中、だったら、オータムに出場する日本人選手を予習しておくのがいいかなと。

 今日はDICEこと村上大介君。YouTubeにチャンネルも開設していて、今風に言えば、「フィギュアスケーター・ユーチューバー」ってやつですね。

 今年の5月8日に投稿された、第一回目の動画がこちら。



 やっぱり、日本のそこらへんの汚らしいおっさんが狭い部屋でゲーム実況しているような動画とはまるで作りが違っていて、

  「D-I-C-E、ダイスでーす!」

 完全にアメリカのノリですよね。部屋もアメドラの撮影で出てくるような広さと美しさ。これ家賃いくらよ?とそーいうどーでもいいことが気になります。

 3分の映像ですけど、ダイスのこの大らかで爽やかな性格は、雄大な自然あふれる環境も影響を与えていそうです。「日本語が不安」なんて本人は言ってましたが、ぜんぜんそんなことないでしょう。どんどん発信してほしいと思います。

 もし、羽生君がこんな動画配信をしようものなら、1日で簡単に数百万アクセス稼ぎそうですが、カナダまで押し掛ける粘着ストーカーが特定しにかかる危険性を考えると、やらない方がいいでしょうね。我々もマイレピで我慢しましょう。



 そろそろ、フィギュアスケートの話をしますか。SPはローリー・ニコル振付の“Bring him home”(映画「レ・ミゼラブル」より)です。

 動画は最初切れているんですが、先月の「フィラデルフィア・サマーチャンピオンシップ」での映像です。15-16シーズンでこのプログラムを演じて、昨季も持ち越しをしていたんですが、怪我により9月のネペラ杯のみの出場だったため、今季も再登板です。



 フリーもローリー振付の「道化師」。こちらは昨季に作ったプログラムだったんですが、前述の怪我により演じたのは一回のみ。今季仕切り直しですね。

 まぁ、プログラムを作った時期は逆なんですが、ネイサンの「春の祭典」を見た後で、このダイスのフリーを見ると、けっこう曲似てない?・・・なんて。ローリーって、こういう重々しくてガツンとくる感じの曲がマイブームなんでしょうか?

 後半に入ると、とくにタメというかコブシというか、タメにタメての、最近流行り(?)の「ワッハッハ」の振付もあったり、曲の重さで言うと、ヘヴィ級というか無差別級です。ダイスのキャラからすると意外性のある組み合わせですね。

 ジャンプは、3Aに苦労している感じですが、全体的には調子は良さそうで、クワドが入るとかなり楽しみです。

 GPシリーズはNHK杯のみアサインされていますが、間違いなく、平昌五輪日本代表3枠目を狙える実力の持ち主。総合得点で見ると、240~260点ぐらいが、3枠目の選手のボーダーとも言われているので、頑張ってほしいと思います。

 明日もオータムに出場予定の、新田谷凜選手を見ていきます。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

 ロンバルディア杯USクラシックのレビューも今日が最終日です。ちょっと寂しい気持ちもありますが、ロンバルディア杯の男子フリーから見ていきます。



hiroakifs

 まず、佐藤洸彬君のフリー「セビリアの理髪師」から。SPの3Aは高さがありながら転倒してしまったのは残念でしたが、フリーではしっかり成功。

 1本目の4Tはしっかり回り切っていたので惜しかったです。2本目もナイストライでした。

 個人的に、このプログラムの最大の見どころは、後半のフライング足換えコンビネーションスピン(3:30から)です。

  フィーぃぃガロ、フィーぃぃガロ、フィーガロ、フィガロフィガロフィガロフィガロ・・・・・・

 おっさんの声とスピンがもうバシっとハマってますよ。しっかりレベル4取れてるし、「なにこの面白い曲?」ってだけでも、これはNHK杯で間違いなく盛り上がりますね。

 ただ、その後のステップやジャンプの要所要所で、「フィガロ」という単語が出てくるたびに、「ふぃがふぃがふぃが」を期待してしまう自分がいましたが、残念ながらスピンの部分だけ。

 こんなに面白いプログラムが昨季の持ち越しだったとは・・・。己の不勉強を恥じる思いです。



shomafs

 宇野君のフリーは生でライストで見ていたんですが、ステップアウトが最初の4Loだけでしたし、激甘採点の今大会なら確実に彼のPBは超えてくるだろうと思っていました。

 ただ、クワドと3AのGOEを赤く囲んでみましたけど、わりとしっかりジャッジしているんだな、という印象です。

 宇野君やネイサンのように、クワドの加点は最高でも2点がやっとながら、フリーでは絶対に5本は降りてやるぞ!という考え方。

 逆に、羽生君やハビのような、それを3~5本に留めながらも、2点台後半~3点の加点を狙う考え方。

 そして、PCSはどちらの方が高く出るのか。合計はどれぐらいになるのか?オータムの結果を見て、また色々と議論してみましょう。



kaorifs

 つぎに、USクラシックの女子フリーを。花織ちゃんのアメリです。冒頭のトリプル2本は完璧。いつもの彼女です。中盤の印象的な振付の後、後半最初のジャンプでパンクと転倒。その後、持ち直したんですが、3Loが抜けましたねぇ・・・。

 ただ、SPでミスのあったスピンはレベルを取れてますし、ステップもいい。後述する真凜ちゃんもそうですが、高地特有の空気の薄さとか、いろいろと難しい面がある中、よくやったと思います。



marinfs

 生ライストで、酸欠で立ち上がれない所も見ていましたが、にも関わらず、ミスをサルコウの抜けだけに留めたのは立派です。シニア初戦で優勝という結果は、本当にお見事でした。

 ただ、このトゥーランドットに関して言うと、良くも悪くも、真凜ちゃんだなぁ・・・という感じ。もう少しスケーティングにスピードが欲しいし、つなぎも凝ってほしいなと。

 今後の試合でPCSにどう反映されるかですね。この試合のフリーに関しては、64.96と、全選手でトップ。参考までに、ロン杯は、コストナーが71.12、新葉ちゃんが68.96、ザギちゃんが67.52でした。

 真凜ちゃんのGP初戦は、あの露骨な地元びいきのスケカナ。参加選手は、オズモンド、ワグナー、カレン・チェン、(怪我の報道がされている)ポゴちゃんと、ちょっとPCSでは不利かなぁ・・・という気がします。

 とりあえず、男子も女子も、オータムで、ある程度有力選手の現状を把握できる感じですね。いまから楽しみです。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

 2つの大会がかぶって開催されているので、レビューがジワジワ遅れていますが、どうかご容赦ください。

 今日は、USインターナショナルクラシックの、女子SPと男子フリーを見ていきます。リザルト関係は「こちら」で。



 まずは、真凜ちゃん。これから新SPの作り直しをするという状況で、おそらく見ている我々よりも、本人の方がモチベーション的に難しいと思われるなか、ノーミスの66.90での首位発進は立派でしたね。しっかり「仕事」するところは、なんかもうプロだなぁ・・・と感心します。

 ただ、ロンバルディア杯で見た新葉ちゃんやザギちゃんの新SPが、まさに限界にチャレンジするような強力な内容でしたから、真凜ちゃんといえども、気合いを入れたプログラムに仕上げないと厳しいでしょうね。期待しています。



marinsp

kaorisp

 スコアを聞いた瞬間、花織ちゃん、ガックリ肩を落としていたんですが、3Loの転倒だけが原因ではなかったようです。

 スピンのレベルで「1」と「2 V」と判定されているのは、どうもポジションあるいは回転数で規定を満たしていなかったようです。PCSも当然その影響を受けているでしょうし、ノーミスできたら、真凜ちゃんに迫るような、65点前後は出ていたのだろうなと思います。

 すべてのジャンプを後半に配した攻めの構成。それでいて、このブノワさんの「月光」をEXからSPに変更したのは8月のサマーカップからですから、これからクオリティが上がっていくことでしょう。

 個人的に「月光」は私も大好きな曲で、静から動への急展開がたまりません。プログラムでもそこは「これでもか!」という感じで強調されていますから、しっかり演じ切れば、フックのある、劇的な内容になると思います。

 もう一つ。花織ちゃんの美しくて高い3F+3Tを見ていると、ロンバルディア杯の新葉ちゃんの2ndジャンプの3Tは詰まり気味で、ジャッジに助けられたのかもなと思います。花織ちゃんの2ndはガッツリ回り切っているので、見比べてみるといいと思います。

 つぎに、男子フリー。ネイサンはYouTubeに上がってなくて、Dailyからです。

nathanfs

 まぁ、ニュースでも4Loを降りたことはすでに報道されていますし、この人のジャンプの才能はよく分かっているので、それはそれとして、個人的には、ローリー・ニコル振付の編曲の意外性ですよね。

 “チャイニーズ”な感じの旋律は、映画「小さな村の小さなダンサー」から。これに、ストラヴィンスキーの「春の祭典」をつないでいるんですが、「春の祭典」の所の振付が風変りで面白い。

 とくに、足換えキャメルスピンの後(2:05前後)の手の動き、

  デンデンデンデンデンデン、デンッ!

 なんだこれ?(笑)という感じで面白い。

 そっか、ドラクエ11の天空魔城の不協和音と“けたたましい”感じは、「春の祭典」の影響を受けてるのかぁ、なんて考えながら、でもこのプログラムは、展開がコロコロ変わって、ほどなくして「町に平和が訪れた」的な雰囲気になり、そして、最後は「感動のエンディングへ・・・」みたいな、演じる方も演じる方で、大変ですね。

 ただ全体として、「春の祭典」の暑苦しさが良い意味で「中和」されている印象で、だんだん良いバランスのような気がしてきました(笑)。

 今季のネイサンは、ジャンプよりも、むしろ選曲こそとんがっていて、むちゃくちゃ攻めていると思いますね。



murafs

 つぎに無良君のフリー。こちらも「デイリー」から。

 上のプロトコルの中で、青枠で囲んでいる前半部分は、最初の4Sこそ(踏切位置がフェンスに近すぎたからか?)パンクしたものの、ゆったりとした曲調を慎重に確認するように、力をためながら良い演技だったと思います。

 その後、突然崩れましたね・・・。とくに3Aの2本ともにシングルになるというのは、3A得意の無良君の実力を考えれば、どこか怪我でもしたんじゃないか?と心配でした。ただ、本人のコメントではそういう感じでも無さそうなので、スケカナで巻き返してくれることでしょう。



kazukifs

 最後に友野君のフリーを。すみません!冒頭に予定していた4Sの転倒のことを、ものの数秒で忘れてしまうほど、素晴らしい演技でした。現地のお客さんの歓声もすごい!

 私が日本人だからというのもあるんでしょうが、なんというか、ハビが16年のボストンワールドで滑った「シナトラ」に通じるというか、シナトラでもプレスリーでも、友野君には、その系統がむちゃくちゃ合いそうな感じがします。

 男子といえば、「羽生君と宇野君しか知らない」という人が見ても、友野君のこの「ウエスト・サイド・ストーリー」は確実に記憶に残るような、キラープログラムになる可能性があるんじゃないかと。

kazuki1

 SPのツィゴイネルワイゼンは、ゆづファン的には、やっぱり羽生君がチラついてしまうんですが、このフリーは純粋に表現を楽しめます。ジャンプとかどーでもよくなる、観る者を笑顔にさせる魅力に溢れたプログラムですね。

 いやぁ、GPシリーズにアサインされていないのがもったいないですが、しっかり腰を据えて、全日本で台乗りを狙う意気込みで頑張ってほしいと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ

このページのトップヘ