On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

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 2017年11月9日発売。バックナンバーのレビューは「こちら」。

 今回ロシア開催大会の特集号ということで、スペイン在住のカメラマン、ムツカワモリ氏がすべての掲載写真を撮影。昨年のマルセイユのファイナル号も彼でした。

 この雑誌は、そんなに頻繁に出版されるものではなく、マニアックなこともあり、本号に対して「某所からの圧力」は無かったようですね。

  冒頭の1頁から121頁まで、ノンストップでひたすらゆづ尽くしです。

 その後に、ネイサン2ページ、コリヤダ2ページ、試合結果と今季の大会日程表で2ページと続いて、もう奥付です。ポスターこそありませんが、表紙・裏表紙の裏の各々2ページもすべてゆづです。

 個々の写真について語りすぎると購入意欲が減退すると思いますので、誌面の様子を軽めにメモしておきます。

 ・ テキストは最小限です。上のゆづの120ページのうち、テキストがあるのは10ページ前後で、あとは写真のみです。そのテキストも、大会の主旨、大会結果、SP、フリー、エキシビの簡単なレポ、記者会見での発言に留めてあり、萌え系な「見出し」や「発言集」も皆無です。

 ・B5サイズなので、通信やジュエルズのようなA4サイズよりは小さい版型です。フィギュアスケートの雑誌でこのサイズは無く、分かりやすい例で言うと、サンデー毎日とか週刊文春のような週刊誌と同じ大きさです。もちろん、カバーや中身の紙質はフィギュアスケート雑誌のスタンダードな「ツルツルしたタイプ」です。サイズについてのみ、ご注意ください。

 ・ゆづ写真の配分は、SEIMEI>バラ1>代表ジャージ・URウェア>スワンという感じです。フリーは演技している時間が長いので、SEIMEIが多くなったのかなという気がします。エキシビでの記念撮影、表彰式、プレカンもしっかりフォローしてあります。

 写真のセレクションについて付け加えておくと、キスクラや移動中などは少なめで、基本的に演技中の写真重視という編集方針を指摘できると思います。

 演技中のゆづをとにかくたくさん見たい。衣装のディテールを確認したい。こういう方には自信を持って推奨できます。逆に、リンク外のリラックスした表情も求める向きには、ちょっと変化に乏しく単調な誌面に感じるかもしれません

 サイズの件もありますし、できれば書店で実際に手にとってみることをオススメします。

 では、また明日!

 Jun

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tessascott

 NHK杯レビューシリーズも最後です。男子フリーとフリーダンスを。リザルト関係は「こちら」で。



 佐藤君は、フリーではさすがに中盤以降ガス欠気味でしたけど、よくやってくれました。

 そして、3:25からですよ。プロトコルの表記上は「FCCoSp」(フライング足換えコンビネーションスピン)ですが、これはもうそんな形式的なものじゃ表現しきれなくて、

  FigaroSp

 と、まさに「佐藤流フィガロスピン」という、プロ棋士に「佐藤さん」がいっぱいいるから将棋の新戦法のように命名したくなる、インパクト十分な面白い技です。

 野獣系のビジュアルとギャップのある知的な語り口で、女性ファンが増えたかもしれません。男性目線で言うと、似ているタイプがいないという意味でとても貴重な存在。全日本では最終グループ目指して頑張ってもらいたいです。



 友野君は、第2グループの中で、堂々とした演技を見せてくれたと思います。4Sを2度トライしていずれも回転不足で残念でしたが、SPでは跳べてましたし、全日本まではブラッシュアップしてほしいところ。ステップが曲調と比べて、ややもっさりしていた部分もあり、そこも頑張ってもらいたいです。

 しかし、今回はっきりわかったことがあって、平昌五輪代表の3番手に入るためには、4回転の複数種類というのは必要なくて、クワドは一種類のみで、SPで1本、フリーで2本。あとは3Aを、SP・フリー合わせて3本。この計6本降りることが必須ではないかと。

 参考までに、今回3番に入ったビチェンコ(252.07)は、SPで、4Tと3Aを成功。フリーでは、4Tを2本成功、3Aは1本SO、1本成功でした。3Loの抜けの減点がありますが、250~260点というのは、これぐらい跳べて見えてくるスコアですね。



 SPのジャンプの調子を見ていて、フリーで崩れることはないかなと思っていましたが、冒頭の4Tのコンボを見て、これはヴォロさん勝ったな!と確信しましたね。

 今回のフリーは「サラバンド組曲」でしたけど、これまたエテリ組の13歳スケーターのタラちゃんこと、タラカノワのフリーと曲がかぶっています。



 こちらは、Globusというアメリカのロックオペラバンドのバージョンですが、偶然なんだろうけど、2曲ともかぶるというのはなかなか珍しいです。タラちゃんも、一昨日紹介したコスちゃんとともに名古屋のJGPファイナルに出場します。



 アイスダンスの方も。テサモエは凄かったですね。まず、このフリーの何が凄いって、一番上に画像としてキャプりましたが、この動画を再生した瞬間、つまりスタートポジションに着く前に、テッサとスコットがつないでいた手を「パン!」と振りほどいて、すごく離れた所から演技が始まります。もう、「ムーランルージュ」の世界に入っています。

 もちろん、顔芸だけで世界最強のカップルであるはずがなく、今回はとくにテッサの「ハリウッドセレブ顔とまったく似合わない運動神経」に度肝を抜かれました。0:31から、テッサが後ろ向きにジャンプしてスコットに飛び乗る動きを見ていて、二人には巨大な磁石が内蔵されていて、磁力で吸いつくような動きに見えました。ここだけで人間業じゃないというか・・・。

 それと、2:27からのテッサの動き。FaOIで見せてくれたバルデさんのバク転みたいな動きで(もちろんスコットが抱えるので、バク転ではないですが)、しかも何かヒネリも入っていて、体操の白井君や村上さんじゃないですが、アイスダンスってこういうことやっていいの?と、こちらの感覚を破壊されるようなショックを受けました。

 ペアのスイハン組も「ありえない技」が随所に見られましたが、この二人も凄い。

 こう考えてみると、実は、フィギュアスケートの4種目のうち、女子シングル、ペア、アイスダンスって、平昌五輪の金メダリストはほとんど決まりじゃない?という気がします。勝負という意味では、男子シングルはまったく読めないので、間違いなくいちばん盛り上がると思います。

 ところで、羽生君の単独インタをサタスポで見ましたが、1週間休んで、そこから練習再開という感じのようですね。時間が限られているからこそ、無駄をそぎ落として、無謀なことにチャレンジすることもなく、私は、全日本では、より研ぎ澄まされたバラ1とSEIMEIを見られることを期待しています。

 知子ちゃんもジャンプ練習をできない間にスピンとステップを徹底的に磨いたと、番組の中で織田ちゃんの質問に答えていました。

 いまとなっては、私は羽生君に対して、不安よりもワクワク感でいっぱいです。彼ならやってくれるでしょう。
 
 では、また明日!

 Jun

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satoko2


 すでに順位は確定していますが、今日は女子フリーの方を。リザルト関係は「こちら」で。



 まずは、優奈ちゃん。SPから衣装もメイクも大人っぽくなって、こちらもよく似合っていますね。SPでミスのあったルッツのコンビネーションの2ndを修正して、全体としては良かったです。

 プロトコルでは3Sが刺さっていますが、テレビで生放送を見ていた時には分からなかったです。2Aのお手付きと最後のループの抜けは残念でした。

 やはりシニア最初のGPということで、緊張感もあったのかもしれません。しっかり課題を持ち帰って、全日本でよいパフォーマンスを見せてほしいと思います。



 理華ちゃんは、特にこのフリーでは、丁寧に慎重にジャンプを跳んでいた印象です。逆に、ジャンプの入りの部分でスピードが足りなくなって、コンビネーションジャンプだけでURを2つ取られることになったのかなと。

 スケカナのプロトコルを見てみると、あのフリーよりは回転不足を減らせてはいるんですが、そのうちの3箇所は前回もURを取られているので、なかなか大変ですね。「スケカナだから」という話ではないことが分かった以上、ここは全日本までに気合いを入れて修正してもらいたいと思います。



 順位、スコアともに、以前の知子ちゃんのパフォーマンスからすると、今回のNHK杯について、きっと「物足りない」という意見はあるはずです。「ミス・パーフェクト」と言われ、「ミスしないこと」が彼女のトレードマークにさえなっていました。

 ところが、この二日間で目撃した知子ちゃんの演技には、彼女の新しい魅力が詰まっていると思いました。SP・フリーともに新プログラムで、しかも今季初の試合だというのに、一つひとつの所作が実に堂々としていて、余裕を持って表現できている印象でした。

 特にフリーの「蝶々夫人」は、上半身の動きが繊細で、リハビリ中のバレエレッスンなどが効いているのだなと思います。ジェイソンに私が感化されたわけじゃないですが、足元が微動だにしないスピンも本当に美しい。

 ジャンプについては、それはかつての知子ちゃんが出来ていたことですから、粛々と修正すればいい。むしろ、そこがクリアされれば、間違いなく以前よりも強い彼女が見られるはず。くれぐれもケガだけは気をつけて、スケアメがいまから待ち遠しいです。



 最後に、見事に台乗りを果たしたツルちゃんを。私は、ジュニア時代の、とくに強かった頃の彼女の演技をあまり知らないのですが、疲労骨折を経て、今季シニア初のGPにもかかわらず、SP・フリーともにパーフェクトでクリーンなパフォーマンスを見せてくれました。唯一ケチがつくのは、SPのステップがレベル3という部分だけです。これは驚異的と言っていいですね。

 今季のJGPで、解説のテッドさんが荒木菜那ちゃんの3LzのVTRを見ながら「ブーン!」とその高さを称えていましたが、この「ブーン」の声が出たのは、「ジュニア時代のツル以来」と、マニアの間で話題になっていました。たしかに、NHK杯でのこの高いジャンプを見ていると、なるほどなぁ・・・と納得です。

 こうなってくると、ロシア女子の3番手はツルちゃんになってもおかしくない。ポゴちゃんはまず怪我が心配ですし、ソツコワは回転不足の不安がある。ラジ子も、今季の状態は良いとはいえ、クリーンな演技を2本、コンスタントに揃えられるか?というと、怪しいです。

 ちなみに、ミスのあったコストナーが2位で、なぜノーミスのツルが3位なんだ?という議論があるようです。ただ、シニア一年目の子にそんなにPCSが出るはずがないのは分かりきっている話で、私はまったく驚かなかったです。良くも悪くも、いまのフィギュアスケートはそういうルールになっているので、ツルちゃんも、少なくとも2シーズンこの演技を続けて、ビッグタイトルの争いに絡むぐらいになってからでしょうね。

 そう考えると、来週のフランス杯は楽しみです。高いPCSが「約束」されているオズモンドに対し、最高難度のプログラムで挑む1年目のザギちゃん。ここに舞依ちゃんがどれだけ食らいついていけるか。

 明日は男子のフリー。明後日は「Memorial」のレビューをして、あと数日するとフランス杯ですから、最近ほんとうに一週間が早いです。

 では、また明日!

 Jun

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