On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

kazuki

 男女フリーも生放送で見て、結果も知っていますが、まぁ、ゆっくりいきましょう。今日は、男子SPの感想を。リザルト関係は「こちら」で。



 まずは、SPでトップバッターだった佐藤君。ロンバルディア杯でもジャンプは跳べていて、「そりゃNHK杯にアサインされるわけだ!」と思っていました。

 今回はロン杯よりもカラダがキレていて、3Aも4Sもきっちり降りて、いいパフォーマンスでした。この記事のアップは、フリーも終わって最終順位が出た後になりますが、SPの自信をぜひ全日本につなげてほしいと思います。



 つぎに友野君。西日本選手権ですでに衣装は変更になっていたようですね。佐藤君と同様に、4Sと3Aをきっちり着氷。しかも、ジャンプ以外がおろそかになるわけでもなく、パフォーマンス全体に余裕が感じられます。USクラシックよりも良くなっています。

 友野君もフリーの方が強力なプログラムだと思っていましたが、フリーについては後日の記事で。今回のNHK杯を機に、全日本でさらに飛躍してもらいたいです。



 キレキレだったヴォロノフさん。「助走が長い」と言われてはいますが、30歳にして、ここまでド迫力の4Tと3Aを跳べるジャンパーは、ヴォロノフと織田信成君だけですね。3Aのあまりの高さに、テレビで見ていて、ヘンな声が出ちゃいました(汗)。

 おなじ30歳でも、女子のコストナーの方が評価ははるかに高いという面はあります。おそらく、ベテランになってくると全盛期の力を発揮しにくくなる中で、「何を捨てて、何を残すか」という所が、競技へのモチベーションを維持する上で大事になってくると想像します。

 コストナーとヴォロノフとでは、きっとその部分での考え方が違っていて、ヴォロさんはジャンプが好きで、そのための練習も大好き。だから、これだけのジャンプを披露できるのだと思います。

 私は、コストナーが、構成の難易度を多少落として、その替わりにGOEとPCSでガッポリとスコアを稼ぐのを、ベテランのあるべき姿だと思っていました。

 でも、ヴォロさんの「ジャンプに特化する」という考えも、これはこれでベテランのあるべき姿なのだなと、職人芸的なものを見ましたね。



 ちなみに、このSPではピアソラの「アディオス・ノニーノ」を使用していましたが(後半部分の編曲は違います)、この曲は、私の大好きなコストルナヤのSP曲でもあります。私ももはや毎日聴くのが日課と化しているので、あのフレーズが流れて、ちょっとドキっとしました(笑)。

 そういえば、ビチェンコさんの「ハバナギラ」も、JGPファイナルに来るサモドゥロワが使っていて、あの無限ループのフレーズは強烈でした。なんだか、ブラックスワンもそうですが、今季は曲かぶりがけっこう多いですね。



 キスクラでのゆづへのメッセージがスポーツ紙や一般紙でも取り上げられていましたが、せっかくの機会なので、ジェイソンの演技の凄さもぜひ知ってもらいたいです。

 身体の柔軟性は有名で、バレエジャンプが180度以上開脚している部分とか、まずそこは驚異的です。しかも、氷の上でスケート靴を履いているとは到底思えない、舞台の上で素足でダンスを踊っているんじゃないか?というような、ちょっと常識では考えられない動きをしていると改めて感じます。

 柔軟性をさらに印象づける武器が、腕の長さと手の大きさなのかなと思います。フライングキャメルスピンの際に、左手一本で他の選手とは比べるまでもなく楽々と支えて、ポジションも最初からビシっと維持。そのまま足換えシットスピンが続きますが、スピンのポジションとスピードが安定していると、演技がダレず、ビシっと引き締まります。比べるのは酷ですが、佐藤君や友野君とはっきり差があるのは、スピンなのかなという印象です。

 スケーティングのスピードも冒頭からガンガン出ていて、しかも軌道も複雑。よく、「スケーティングといえばPさん」と言われてますが、ジェイソンも凄いですね。

 この人が、クワドをビシバシ跳んでいたら、無敵の強さになるんじゃないの?という気がしますが、そこはなかなか上手くいかないものですね。でも、着氷からスケーティングへの移行はスムーズで美しいです。いわゆる「アーティスティック部門」の種目が新設されたら、彼が一番強いことは間違いないでしょう。

 明日は女子のフリーをレビューします。

 では、また明日!

 Jun

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satoko

 羽生君の欠場が金曜の午後2時前に報じられました。具体的に全治どの程度なのかは分かりませんが、靱帯断裂ではなく靱帯損傷ならば、五輪絶望ということは無さそうです。そもそも、羽生君の実績を考えると、全日本の出場が「必須ではない」という記事も出ていますね。

 それはそれとして、現地観戦される(された)ファンの皆様には、私からも「残念です」としか言いようがありません。

 さて、今日は、女子SPについてメモを残しておきます。リザルト関係は「こちら」で。



 まずは、優奈ちゃん。フィンランディア杯のSPほど崩れなかったですが、ジャンプの細かい所でミスがありました。本人もNHKのインタで「身体が浮いたので」という主旨のコメントをしていて、コントロールに苦労していたようです。

 彼女は、昨年の全日本に象徴されるように、SPの順位から驚異的な追い上げのできる「後半型」の選手でもありますから、フリーに期待しましょう。



 理華ちゃんは、試合を重ねるごとに、どんどん良くなってきていると思います。後半の3LzにアテンションとURがつきましたが、私はむしろ、最初のコンビネーションの2ndの方を心配していたので、こちらが刺さらなかったのは本人にとっても、自信になるのではないかと。

 一つひとつの所作にメリハリがはっきり出ていて、見ていて気持ちのいい演技でした。明日の「フリーダ」の方は濃密なストーリーが展開されるプログラムですが、この調子でしっかりやってくれることでしょう。



 こういうことを言うのは、己の未熟さを晒すようですが、今回の羽生君の欠場と、さらに今後の大事な試合の前に一定期間の休養を余儀なくされる事態を「目撃」して、

  「さっとんや、あるいは草太君のファンの気持ちって、こういうものだったんだな・・・」

 と、初めて分かったような気がします。

 演技自体は新プロにも関わらず不安定なところがなく、「滑り込みを感じさせる」と荒川さんがコメントしていました。冒頭のコンビネーションは無理せずに、2ndをダブルに変更したようですね。

 その他のジャンプは「いつものさっとん」という感じでしたが、ルッツにURがつきました。彼女のことですから、フリーではきっちり修正してくれることでしょう。

 インタビューでの受け答えが、以前よりもハキハキと、明るく自信に満ちたものになっていたことも印象的でした。怪我と苦しいリハビリを経て、内面的にも強くなった証拠ですね。



 最後に、今日の放送で印象的だったものの一つが、ペアのSPのスイ・ハン組でした。特に、「1:15」(VTRでは「4:30」)辺りからのツイストリフトです。「男性が女性を空中に投げてキャッチする技」なんですが、女性が空中でタノりながら3回転しています。

 で、BS1の男性の解説者が、「私はこの片手上げが加点要素になることをルールブックで知ってはいましたが、生で肉眼で見たのは、今日が初めてです」と興奮気味に語っていて、そんなに凄いのか!この二人は!と、ビックリしました。やはり世界のトップに君臨する選手は、唯一無二の必殺技を持っているわけですね。

 明日も引き続きNHK杯をレビューしていきます。

 では、また明日!

 Jun

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 2017年11月9日発売。えー、いまこの記事を書いている段階では、羽生君のNHK杯出場について、まったくの不透明です。「NHKスポーツ」のアプリをスマホに入れて、夜7時前から記者会見の配信が始まると、椅子がひとつ足りないじゃないか・・・と。

 ただ、「病院直行→即入院」のような重症なら、すぐにドクターストップがかかるはずですが、「宿舎で治療している」という情報もあり、その点では、多少希望は持っています。

 しかし、本当に大事なのはオリンピックですから、強行出場だけは絶対にやめていただきたいです。

 まぁ、「私は、いま私にできることを!」ということで、新刊雑誌を一冊購入したので、ご紹介します。

 まず発売日前に、出版元の「株式会社ガイドワークス」を調べてみると、パチスロやら競馬やらと、こりゃイイカゲンな本でもおかしくないな・・・と、かなり警戒していました。

 まずことわっておくと、表紙の「オール撮り下ろし 160 OVER」は、「羽生結弦 160 OVER」という意味ではありません。そこはくれぐれもご注意ください。

 で、雑誌のタイプとしては「写真重視系」ではあるんですが、表題に掲げた通り、似ている雑誌がちょっと思いつきません。以下、内容についてコメントしていきます。

 まず、表紙、裏表紙はご覧の通り。表紙をめくると、2ページぶちぬきで、ロステレ杯のEXで羽生君がホタレックさんに肩車されての記念写真がドーン!と飛び込みます。羽生君の顔もページの谷間になっておらず、いい写真です。

 裏表紙をめくると、左ページはロステレ杯キスクラで羽生君がプーをムギュっとするショット。右ページは17-18シーズンの年間スケジュール表を掲載。ポスターはありませんが、本体価格1000円ですからこれは仕方ないですね。紙質は「銀盤のプリンス」のような、手の脂がつかないタイプ。苦手な方もいるかもしれませんが、私はむしろ高級感を感じてわりと好きです。ちなみに、すべての写真の撮影を高橋学氏が担当。サッカーを中心に活躍されている方で、この業界では若手ですね。

 (1)ロステレ杯(6~53頁)

 ・冒頭、折山淑美さんの「大会総括レポート」(~15頁)とともに、ゆづ、ネイサン、メドベ、新葉ちゃん、花織ちゃん、すみフラ(すみオデ)ペアのショット。

 ・つぎに、ゆづ、新葉ちゃん、花織ちゃんの3人がピックアップされて、プロフィール、プログラム、構成、テキスト(ここは折山さん執筆ではなく、クレジットは「編集部」)と、かなりしっかり紹介されています。羽生君の写真が、バラ1、SEIMEI、スワン、練習着と揃っているのは当たり前なんですけど、新葉ちゃん(「ハレルヤ」)と花織ちゃん(「007」)のエキシビのショットも漏らさず掲載されていて、公平かつ几帳面な仕事ぶりに好感が持てます。

 (2)オータム(54~97頁)

 ・構成としては、上のロステレと同じです。折山さんの総括レポート(~61頁)と、ゆづ、ハビ、ダイス、舞依ちゃん、そして新田谷凜ちゃんを紹介。

 ・ピックアップ選手は、ゆづ(表彰式の写真含む)、ダイス、舞依ちゃん、凜ちゃんと、こちらも日本代表の4選手をしっかりテキストと基本情報付きで紹介。もちろん、羽生君以外の3選手も、SP・フリーともにきっちり写真入りでページが割かれていて、これは、ダイスや新田谷さんのファンは必携じゃないでしょうか。

 (3)インプレッシブ・モーメンツ(~111頁)

 カメラマンの高橋学氏のセレクトで、羽生君、新葉ちゃん、花織ちゃん、ダイス、舞依ちゃん、凜ちゃんの写真をダメ押しで掲載。髙橋さんの「一言コメント」もついています。

 以上、このような誌面構成は、ゆづファン的にはボリュームの面で、やや満足度は低いと言わざるをえません。

 ただ、2つの大会に絞って、順位関係なく日本人選手にほぼ特化し、羽生君以外の選手にしっかり目配りをした「写真重視系雑誌」というものを、私は見たことがありません。

 
もちろん、他の日本人選手より羽生君の比率は高いんですけど、こういう作り方もあるんだなぁ・・・と、感心しました。

 羽生君も好きだけど、日本選手はみんな応援しているよ!というスケオタの方なら、こういうフェアな作りの雑誌をサポートしたくなるんじゃないでしょうか。

 1000円ですし、続編を期待して、ぜひ一冊!クオリティはなかなかのものですよ。

 では、また明日!

 Jun

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