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 2017年4月7日発売。いわゆる「写真重視系フィギュアスケート雑誌」の先駆者がこの「応援ブック」です。何度も別の所で書きましたが、やはりこの雑誌の歴史的貢献に触れないわけにはいきません。

 創刊号の発売は、2014年2月3日。ソチ五輪直前の発売にして、表紙に羽生君を抜擢し、巻頭大特集のゆづ推し。思い切った誌面構成の願いが通じたのか、羽生君は19歳にして五輪初出場・金メダル獲得を達成したのでした。いまこの創刊号を見てみると、「編集者も手探りでゆづのことを勉強している」という「手作り感」があります。ある種の記念碑的な一冊ですから、ぜひ入手してみてください。

 「写真重視系」雑誌は、その後、「フィギュアスケートファン通信」の登場により、戦国時代的な乱立状態となります。その他にも、テキストを極力排した写真集的なものから、萌え系のもの、B4の大判雑誌等々、個性的なものが次々と出てくる中で、「これ!」という個性を打ち出せない「応援ブック」は勢いを落としていきます。

 そこで、今回の「世界選手権SP」です。先に「通信」の最新号を見た後にこちらの中身を見ていて感じたのは、

 思っていたより「通信」と写真の重複がそれほどない。

 ということなんです。「通信買ったから、こっちはいいわ・・・」という方、ご近所で本誌が見つかりそうなら、ぜひ中身をチェックしてみてください。

 ただ、写真自体はいいんだけど、鮮明度に欠けますね。これはけっこうハッキリわかるので、他誌と見比べてみるといいと思います。

 紙質については、表紙・中身ともに「ツルツル系じゃないタイプ」で、私は気になりませんが、好みは分かれるかもしれません。

 冒頭から80頁までノンストップでゆづ尽くし。「通信」と比べると、プリンスとホプレガの比率が高く、練習写真は少なめです。その後に、他の有力選手紹介が8ページあって、最後にEX(スワン含む)が4ページあります。スワン狙いだと物足りないですね。

 そして、テキストがけっこうあるので、これをどう評価するか。けっこう「字で埋めたい!」という主張が出ていて、良くも悪くも、創刊号の頃と変わっていません。これを「この雑誌の伝統」として許容できるかどうか。個人的には、「通信」がほぼ毎月刊行していることを考えると、この雑誌まで「通信」っぽくなっちゃうのもなぁ・・・とも思うので、こういう「古いスタイル」が残っていてもいいのかなと。

 ちなみに、ヘルシンキの街の写真(50~51頁)があって、私はこういう「箸休め」的な写真はあっていいと思うんです。「マガジン」みたいにオススメ観光スポットやホテル紹介(しかもけっこうセレブチック)まであると、このページって必要?ってなるんですが、この2ページはけっこう気に入っています。

 そういえば、トレーシーの写っているショットが多いです。元々、解説の仕事もけっこうやる方なのでキスクラまで来ること自体が珍しいのですが、だから多めに採用したのかもしれませんね。

 では、また明日!

 Jun

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