2017-04-18-18-45-02

2017-04-18-18-46-14

2017-04-18-18-45-28



 2017年4月11日発売。失礼ながら、まだこの雑誌あったのか・・・という感のある「フィギュアスケートプリンス」です。これまで、「四大陸選手権(第2号)」「世界選手権2015(第3号)」「15-16シーズン開幕号(第4号」)の3冊を取り上げました。

 新しい号が出るたびに、誌面がガラっと変わる印象があります。バックナンバーの画像を参考にしていただきたいのですが、写真のセレクションとレイアウトは、他誌と違ったおしゃれ感が漂っている一方、テキストはフィギュアスケートのことをあまりご存じない方が書いているのかな?という部分も散見されました。

 今回、そのような先入観をとりあえず脇に置いて、ざっと内容を見ていきましょう。

 なぜか目次が28~29頁にあるという不思議な構成ですが、26頁までがワールド特集になっています。ワールドの羽生君の写真は、SP、フリー、EXと演技時のみで25頁までノンストップです。大きめの写真で悪くはありません。26頁に宇野君とボーヤンの紹介があります。

 27~91頁が「16-17シーズン総集編」です。注意すべきは、91頁まで羽生君の写真のみぶっ通しというわけではなく、スケカナはPちゃんとケヴィン、NHK杯はネイサンと刑事君、GPFはネイサンと宇野君、4CCもネイサンと宇野君と、それぞれの大会の台乗り選手のショットが1ページずつ割かれています。なぜかオータムで台乗りしたミーシャとアーロンは文字情報だけで手抜きです。特にミーシャは、ツルシンちゃんの来季SPの振付にとりかかっている「旬の人」なんだし、ここは統一感を出してほしかったですね。

 この「総集編」も演技写真が中心。ただ、「通信」のような「練習マニア」な視点を基準にしなければ、UAウェアや代表ジャージ姿の羽生君のショットも要所要所に配されていて、飽きさせない並びになっています。ちなみに、51頁以前はツルツルの紙質だったのが、以降はザラっとしたぶ厚い紙質に変わります。一冊の雑誌の中で紙質が変わるのはとても珍しいと思います。

 92~103頁に「羽生結弦のライバルたち」という企画があります。順番に、ハビ、ネイサン、宇野君、Pちゃん(ここまでそれぞれ2ページ)、リッポン、ジェイソン、刑事君、ボーヤン(後半の4人はそれぞれ1ページ)と並んでいます。

 この後に、「採点解説」と「16-17羽生語録」が続きます。羽生語録自体は今さらご存じのどってことない内容なんですが、間に挟まれている、プーをムニュっとする特大ショット(110頁)、表彰式前の笑顔の写真(113頁)が素晴らしく、こんな後ろのオマケ扱いにするのはもったいない気がしますね。

 サプライズなのは、「採点解説」です。プロトコルの読み方、ジャンプ・スピン・ステップの略号表記と基礎点一覧、PCSの簡潔な説明、減点等の細かなルールが計6ページの中に、とても見やすいレイアウトでまとまっています。

 この採点解説について不満を言うと、GOEの解説が無いに等しい点ですね。ただ、これをちゃんとやるとなると、GOEのランクと実際の加減点の一覧(例えば、wikipediaの「フィギュアスケートの採点法」を参照)も載せる必要が出てくるので、細かくなってしまうかもしれません。でも、スピンやステップの各種基礎点とレベルまで表記されているのは、とても珍しいと思います。

 最後に、懸念されていたテキストですが、私はそんなに気にはならなかったです。むしろ、それぞれの試合ごとに「衣装」「音楽」「演技」という項目が設けられていて、そこに「一言コメント」があるんですが、これって必要?と思ってしまいました。

 GPFぐらいになってくると「衣装:チェンジはなし」とか「音楽:変化なし」とあって仕方ないよなぁと思いつつ、しかし、NHK杯に関して、「衣装:SPは紫のトップス&パンツにチェンジ。FS、エキシビションの衣装は変更なし」って、

  おいおい、あのどよめきが起こったNHK杯のSPをそんな簡素な一言で済ませるなら、そもそもこの企画の存在意義ってなんなの?

 という感じで、首をかしげたくなりましたね。

 ただ、バックナンバーを知っている私からすると、全体的にクオリティは向上していると思います。ぜひ実物を手に取ってみて、ご自身の好みに合うと感じたら、買ってみても良いと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ