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 2017年4月17日発売。ゆづファンならば、「フィギュアスケートファン通信」と同様、中身を見るまでもなく買うべき一冊だと思っています。すでに多くの方が堪能されていることでしょう。バックナンバーは全てレビュー済ですので、よろしければご参照ください(1)(2)(3)(4)。

 さて、まず表紙なんですけど、私が知る限り、この写真は3誌でかぶってしまっていますね。他の2誌はともかく、本誌は毎号独自のセンスと工夫をこらした誌面作りでしたので、この点は残念でした。

 今回、両面ポスターは2枚封入されていて、計4面すべてが羽生君です。表紙右上にポスター画像が紹介されていますので、ご覧ください。ポスターを実際に見てみると、特大サイズだからというのはあるかもしれませんが、画質の粗さが目立ちます。中でもその粗さが気になったのはスワンの写真で、なぜあえてこれを選ばなきゃいけなかったのか?という疑問はあります。まぁ、雑誌から切り離して貼るのではなく、あくまでもオマケと考えるのであれば・・・という感じです。

 以上2つのダメ出しから入ったのは、私個人の本誌への期待の裏返しなので、皆さんにとってはさほど気にならないポイントかもしれません。以下、中身について詳しく見ていきます。

 (1)「羽生結弦 世界フィギュアスケート選手権2017」

 練習写真は計2ページのみです。演技のショットが中心で、SPが「動」、フリーが「静」、EXが「美」と、写真のサイズがこれだけ大きいと、そんな「一文字」が直感的に思い浮かびました。

 SPもフリーも高難度の技が詰め込まれているのだから、なんで動とか静とかって分けられるの?と言われそうですが、いや、このサイズだと音楽さえも聞こえてくるような錯覚を覚えるほど、両プログラムの特徴が迫ってくるんですよね。これはもう、実物を手にした者だけが体験できる感覚ではないかと。

 今回、試合が終わってからあまり時間が経っていないので、テキストでスコアや演技の様子等の情報が補足されています。決してページ数の多い雑誌ではないので、テキストで埋まっていることがもったいないという気もしなくはないんですが、今季の演技写真についてはVol.2からフォローされているので、「物足りない!」という方は、バックナンバーも揃えることで十分満腹になるかと思われます。

 本ブログでもたびたび話題にしている、「ホプレガで右手ひとさし指を突き上げるショット」ですが、羽生君の全身がしっかり収まって、羽生君自身がフォーカスされた一枚がようやく登場しました。気になる方は書店でぜひ確認してみてください。

 (2)「羽生結弦 公式練習ギャラリー 2016-2017シーズン」

 「そう来たか!」と思わず声を上げてしまいました。やはり本誌は「通信」を意識しています。「通信」の場合は、頭から練習写真を怒涛のように並べている一方で、本誌は「別の章として分けて」、ヘルシンキの演技写真の後ろに配置しました。私はこの工夫を評価したいです。

 写真はもう素晴らしいですよ。こちらはテキスト皆無で、SPとはまた違った躍動感を堪能できます。目次に「Simple Beauty―その美しさに飾りはいらない」とあるように、だとすると、(1)でテキストの補強があるというのは、一冊の雑誌の中で「あえてコントラストをつける」という主張があったのかなと感じます。

 おそらく巷で話題になっているはずの「お尻のアップ」のショットですが、これはビックリしますね。写真自体もそうですが、私はそれ以上に、カメラマンさんはいったいどんな体勢で撮ったのかと・・・。氷上で寝そべりでもしない限り、このアングルで撮れる?と、この裏話的なものがどこかで明かされないものかと、気になって仕方がありません。

 (3)「YUZURU HANYU 2016-2017 SEASON BEST SHOTS」

 ここは8ページの小さな企画で、皆さんなら「この写真知ってる!」というような、各誌にもまたがって掲載されたような「ベストショット」がひとまとめになっています。大会名のクレジットが載っているので、「この写真は、この試合だったんだ!」というチェックリスト的に使って、他誌も含めて、今季購入した雑誌を読み直すには便利かもしれません。

 (4)「羽生結弦 成長の軌跡:特別編 ~魅惑のエキシビション~」

 この「成長の軌跡」は前号から続いています。前号は「11年と13年の四大陸」と「09~16年までの世界ジュニア&ワールド」の写真が掲載されていました。

 今回は10~16年の世界ジュニア&ワールドのエキシビ特集で、すべて見開き2ページずつ掲載。内訳は、Change(10年ハーグ)、ホワイトレジェンド(12年ニース)、旧ロミジュリ(14年埼玉)、The Final Time Traveler(15年上海)、天と地のレクイエム(16年ボストン)です。

 前号にもハーグ世界ジュニアのChangeの写真はありましたが、写真の重複はありません。

 (5)「TEAM BRIAN―Since 2012―Special Album」

 2ページの小さな企画です。ブライアンとのショット、ブライアン&ハビとの写真だけでなく、ツルシンちゃんやジュンファン君の写真もあります。うーん、この二人を入れるのだったら、今回国別にも来ているデールマンも入れて良かったような気がします。

 この後に、宇野君の写真が4ページ、真央ちゃんのチェロスイートが1ページあって、そして、ヘルシンキ・ホプレガ後のキスクラでブライアン&トレーシーに挟まれての羽生君のガッツポーズで締められています。

 Vol.4もめくりながらこの記事を書いていますが、この喜びのガッツポーズの変遷、Vol.4で言うと、10年ハーグの世界ジュニアでの奈々美先生とのワンショット、17年4CCのブライアンとの写真と併せてみると、

  大きくなったなぁ・・・この子は偉いなぁ・・・

 と、親心のようなものが沸いていきて、グッときている自分がいます。みなさんもぜひどうぞ!
 
 最後に、拍手コメントでご質問をいただきました。

  「フィギュアスケートプリンスの過去の3本の記事を読みました。今はあの頃のように写真満載の長い記事ではなくなったのですね」

 お答えいたします。新刊雑誌・新刊単行本については、表紙・裏表紙・目次・次号発売日告知、この4つの画像以外は貼らないことに決めています。

 一方で、中古品で入手した、ある程度発売から日にちの経ったバックナンバーは、必要に応じて画像を入れる場合もあります。

 今の所、出版関係者から削除要請等を受けたことは一度もないのですが、私なりに理由はいくつかあります。

 まず、新刊本は皆さん定価で購入されることが多いでしょうから、中身の画像を貼りまくることで、購入意欲を奪ってしまってはいけないな、というのが一つ。

 もう一つは、昔の記事について自戒を込めて言うと、画像を貼っただけで記事自体の中身が無いこともかなりあったので、画像に頼らずテキストのクオリティを高めようという狙いもあります。

 じゃ、文章の引用も購入意欲を奪っていることにはならないか?という疑問もあるにはあるんですが、本文をスマホで撮って貼っているわけではないので、そこはどうかお許しください。

 しかし、今後は、テキストの引用もなるべく抑えながら、レビューの質をより一層上げていくことを、課題として考えています。

 今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 では、また明日!

 Jun

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