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 昨日に続いてWFSです。まずは、ハビのインタ(フリー後の共同取材)をご紹介しましょう(41頁)。

  「・・・よくないこともあったけど、たった1試合のこと。たった1日、4分半のこと。ぼくの人生のうちの、たった4分半だ。人生は長く続いていくんだから」

 ―― オリンピックシーズンは挑戦者として迎えることになりました。

  「そう、その通り。ユヅも、ショウマも、ボーヤンも関係ない、自分で努力するだけ。去年、ユヅに言ったんだ。『大丈夫、一生懸命やればうまくいく。すごい力があるんだから』って。彼が泣いていたからね。そして今回、彼はやってのけた――そういうこと。

 →→失敗したときこそ、こうやってスパッと気持ちを切り替えて、人生を前向きに考える所が、私がハビの好きな所です。プログラムの情報も、コミカル路線(?)という話がチラホラ出てきてるし、ミスさえなければやっぱり彼が羽生君の最大のライバルになると、私は思っています。

 さて、昨日のトレイシーのインタの中で名前が挙がっていましたが、まさにWFSならではの人選ということで、リー・バーケルコーチのインタビューです(52頁)。

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 あー、この人か!と、みなさん見覚えはあるかと思いますが、クリケットクラブに2014年に加入したコーチです。かつて、織田信成君やジェフリー・バトルのコーチも務めた時期もあるとのこと。

 ―― クリケットクラブは1人の選手を複数のコーチが教えるシステムですね。

  「どのコーチも自分のメインの生徒がいますが、私たちはチームで教えます。たとえば、ガビーは私がメインコーチですが、ブライアンに教わったり、トレイシーにストローキングの指導を受けたりする。先ほども言ったように、私たちはいいチームなんです」

 →→羽生君やハビはもちろんブライアンがメインコーチですが、ブライアンが全ての教え子をメインで教えられるわけもなく、このような体制で指導しているのでしょうね。

 ―― ペア選手として、NHK杯(1987年)に出場しているそうですね。その時の思い出を聞かせてください。

  「とてもいい思い出です。釧路は寒かった。日本に行ったのはあれが最初でした。あんなに遠くまで旅をしたのは初めてでした。じつは、一緒に滑っていたパートナーとお互いの気持ちを確認できたのが釧路だったので、とてもよく覚えているんです。その後彼女と結婚しました。メラニーは今、私の妻です



 →→あらまぁ、おめでたい話ですなぁ。でも、釧路で開催した時期もあったんだ・・・とwikiを見てみたら、この87年大会の女子シングルのメダリストが凄いです。

 「金メダル カタリナ・ヴィット」
 「銀メダル 伊藤みどり」
 「銅メダル トーニャ・ハーディング」

 メンバーがあまりに濃すぎて笑っちゃいました。ちなみに、あの痛ましい94年の「襲撃事件」で被害を受けたナンシー・ケリガンもこのNHK杯に来ていたようです(結果は5位)。YouTubeにこの大会の彼女たちの動画が残っています。翌年カルガリー五輪だったとはいえ、それでもわざわざ釧路まで来ていたことにビックリです。

 ――(コーチという仕事の)難しい点は?

  「現代社会では、みんなすぐに結果を求める。コーチは忍耐強くなければいけない。誰かがそれがいいとか悪いとか言うかもしれないけど、自分の指導スタイルや明確なヴィジョンを持つべきです。選手には自己肯定感を持たせることが大切です。ジャンプで失敗してしまったとき、自分はだめな人間だと思ったりしないように

 →→ ふむふむ、この発言だけを見ても、そりゃブライアンのチームに加わるわけですね。自己評価を厳しくすることが成長につながればいいんですが、それが原因で挫折してしまうことだけは避けなければいけません。特にここ日本では難しいテーマです。

 ―― 長年指導したバトルは、どんな生徒でしたか?

  「ジェフは18年間教えました。9歳から教えはじめたけれど、とても音楽性があって、表現するのが大好きだった。たとえ5回転んだとしても、観客に演技を見せようとするショーマンシップにあふれていた。つねに創造性がありました。それをいま彼の振付をとおして、見ることができる。ジェフは生まれながらのジャンパーではない。小さいころは最強の選手というのではなかったけれど、彼は努力して、シニアでは戦い方を学んだ。そのおかげで、幸いにもいまの彼の活躍を見られるわけです」

 ―― 織田信成さんも指導していましたね。

  「ノブは並外れた才能の持ち主だった。膝が柔らかくて、あの当時もっとも優れたジャンパーの1人だったと思う。私たちは、同時に彼のキャラクターも開花させたいと思っていたんだ。ノブが今でも4回転を跳べることも知っていますよ(笑)」

 →→え?彼のあのキャラにも何かしらの影響を?と、その部分をもう少し聞きたかったですが、レイアウトの関係上、1ページに押し込めた感じなので、ぜひまたインタビューを実現してほしいと思います。

 最後に、本号は表紙こそはヘルシンキワールドのホプレガの羽生君ですが、巻頭特集は真央ちゃんです。「引退会見全発言」に続いて、「栄光のメモリー 浅田真央」では懐かしい写真が6ページに渡ってたくさん掲載され、年表もついています。

 さすが老舗雑誌だけあって、いい写真をストックしています。「浅田真央 表紙コレクション」として、14冊のバックナンバーの表紙も並んでいて、気になる方はWFSのバックナンバーもぜひチェックしてみてください。

 羽生君が引退するときもこういう特集をやるんだろうなぁ・・・と寂しくなりますが、真央ちゃんのファンはまさにいまそういう心境なわけで、少しでもそのような気持ちを共有できたらと思います。

 では、また明日!

 Jun

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