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 私は新潟公演は現地で見れていないのですが、実はプログラムも幕張とはガラッと内容が違うという噂を知り、ネットオークションを通じて入手しました。

 羽生君のインタ(取材・折山淑美さん)がかなりのボリュームなので、以下、ある程度絞ってご紹介します。

 ・幕張のフィナーレとオープニングについて

  「・・・フィナーレの方のイナバウアーからのトリプルアクセルは振付のジェフから『イナバウアーをやって』と言われたのでやると、『そのままアクセル跳べるでしょ』と言われてやったんです。」

  「でもオープニングに関しては何も言われなかったので『何が出来るのかな』と考えて、ほぼノーアップでも出来る4回転トウループだと思ったし。それに『Choo Choo TRAIN』も振付は何もいわれずに『ワントリックやって』と言われただけなので、せっかくアーティストの方が歌っているし3日間しかないからと、EXILEさんの振付を参考にしてやれればなと思ってやったんです。『レッツゴークレイジー』とかいろんな曲で踊らせていただいたり、いろんな音の取り方も学んで来ているので、そういったものが出せればなという気持ちでした」

 ・幕張バラ1での4Loのミスについて

  「やっぱりループはエッジ系なのでショーサイズのリンクには合わないんです。トウジャンプだとトウをついてから修正が少しきくけど。そこの入り方で苦戦しましたが、最後(3日目)はしっかり入りました」

 ・バラ1に力強さが出た

  「後半ステップの前に4回転―3回転が入っているというのがすごく大きいと思います。前のNHK杯からの前半に2本入れた構成では、スピンやステップの時の音がすごく好きだったし、そこでいろんなことを表現できました。今のプログラムはまだそこまでいっていないんですが、トリプルアクセルはフワッとした感じでより音に溶け込むジャンプになっているし、トウループの連続ジャンプもより音にあうトウループになっているので。その意味では表現の幅が広がったという感じはすごくします」

  「スピンはまだいろいろ改良するところがあるんですが、そこはまた新しい手の振付などを自分でいろいろ考えているので、これから試していきたいなと。あとは後半のジャンプや、最初のイーグルからループを跳んでイナバウアーにつなげる流れなどもこれからドンドン洗練させていきたいと思っています」

 ・バラードを選んだ理由

  「バラードの選択にはけっこう迷いました。ハッキリ言って『3シーズン目ってどうよ!』という気持ちも無くはないですし、『レッツゴークレイジー』を持ち越しかなという気持ちも無くはなかったんです。ただ『バラード第1番』をもう一度やりたいという思いはずっとあって……。それに昨シーズンのフリーは感情を作りきらないことをテーマにしていて、わりと自然に「自分が思うがままに流れるように」というのがコンセプトだったんですよ。それで世界選手権では『これがしたかったんだ!』という演技が出来たので、『これならもっといいバラード第1番ができるな』と思ったんです。いろんなバラード第1番の見方ができると思うと。この曲だからこそ見せられる自分の組み方や、この曲だからこそできる自分のスタイルもある。これまでモヤッとしていたものがギュッと固まって来たような感じになり、この3年間があった今だからこそできるバラード第1番をやりたいなと考えました」

 ・以前のバラードとの違い

  「ソチ五輪シーズンのあと一番最初にやった時は、後半に4回転トウループを入れて最初のトリプルアクセルもイーグルから入ってイーグルで抜けるという構成でやっていたけど、その時に表現したかったものに近いのかなという気もします」

  「僕は多分いろんなものに手を伸ばしてそれをつかんで、離して、というのがダメなんです。『コレ』って決めたらその道をバンッと突き進む方がいろんなことを考えられるし、いろんな自分を出せると思うんです。・・・歌手だったらライブで歌うとその時々でまったく違うように、僕も1回1回全然違う演技ができるタイプだと思うんです。だから『そういう違いを逆に大事にすればもっといいものになるな』という手応えがあるバラード第1番ですね」

 ・来季ショートの構成の試行錯誤

  「世界国別対抗戦で4回転トウループ+1回転ループ+3回転サルコウをやったけど、やっぱりトウループへの自信がすごくついているんです。・・・4回転サルコウ+3回転トウループがなかなか入らなかったおかげで、4回転トウループは意地でも跳んでやろうという意識があったんです。それでサルコウが跳べた時には『トウループは安定しているから大丈夫だ』という自信がいつの間にかついていたのに気がついて。だから今シーズンも自信を持ってできるかなと」

  「ただショートの構成は自分の中でいろいろと計算もしました。後半でサルコウ+トウループをやったらどれくらい違うのかなとか、ループとサルコウで固めた時にどれだけの構成があるかなどといろいろ考えて、その結果トウループの連続ジャンプがベストだなという結論になったんです」

 ・アイスショーへの想い。そしてファンの方々へ

  「・・・アイスショーはみんなに楽しんでもらう場だし、自分が今まで詰め込んできたものを出せる場でもあると思うから。いろんな曲を使ったりいろんなオープニングやフィナーレがある中で、『これだけできるんだよ』というのをアピールできる場になればなと思いますね」

  「それに何より観に来てくださっている方たちはすごく倍率の高いチケットを手にしてきているから、そういう人たちに最高のものを見せるためにも常に『本番だ!』という気持ちでやっているし。その真剣さというか、その演技にかけている思いを出し切って『観に来てよかったな』と言ってもらえるショーにしたいですね」

  「・・・でも押さえておかなければいけないのは、『練習じゃないよ』ということですね(笑)。幕張でも『宮城から来た』『岩手から来た』という人たちもいたけど、やっぱり遠くからでも観に来たいと思ってくれる方がいるし、何回も観たいといってくれる方たちもいる。それに会場では僕たちから顔がみえないくらいに遠いところからバナーを振って下さっている方たちもすごくたくさんいますし。そういう方たちに少しでも、去年僕が大事にしていた“コネクトする”という気持ちが届くようにできればと。自分を支配する気持ちや、自分の空気が会場の隅々まで届くようにということを意識しながら、今回のファンタジーはやろうと思っています」

 →→来季のバラ1を読み解くためのヒント満載の、資料的価値のきわめて高いインタビューです。過去2シーズンのバラ1を見直していく上でのチェックポイントも随所にありました。折に触れて、何度も参照することになるでしょう。

 通常、デカい箱を満員にできるようなアーティストって、「俺はこんなにビッグなんだ!」と偉そうにするわけですが、羽生君の場合はやはり違います。

 自身の出演するアイスショーの現状をよく把握していて、わざわざ言及したチケット取得の「倍率の高さ」だけでなく、「値段の高騰」の部分もおそらく承知しているはずで、きっと心を痛めているのだなと。だからこそ、ハイクオリティなものを全力で演じるよと、語ってくれています。

 どこぞの、ファンの熱意を食い物にして、散々金を巻き上げたらさっさとトンズラかますような5流・6流アイドルとは、志が違いますよ。そんなしょーもないものなんぞ、我々からしたら、そもそも賛否を論評するに値しない。

 羽生君のこの発言に、ファンは心を洗われるのではないでしょうか。これこそが、正真正銘の本物のスターのあるべき姿だと。ありったけの愛情とエネルギーとを注ぎ込むに値する存在が、羽生結弦なんだと。

 この新潟のプログラムは、それだけ語りたいことがたくさん詰まっています。ネット販売の予定もあるそうなので、その際はぜひ入手をご検討ください。

 さて、もう一つホットな話題を。

 全日本(12/20-24)の会場が武蔵野の森総合スポーツプラザになりましたが、京王線ユーザーとしては、自宅からあまりに近い会場で歴史的瞬間に立ち会えるかと思うと、すでに興奮しています。だからと言って、チケットを取れる保証はどこにもないですが・・・。

 で、TwitterのTLを見ていると、新宿あるいは調布で宿を探す、という方がおられるようです。調布ってホテルそんなに無いよなぁ・・・と思い、さらに、クリスマス前の週末に、新宿のホテルって取れるの?と、なかなかハードルは高い気がします。

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 土地勘のある人間として言わせていただくと、もし新宿をはじめとした都心のホテルが取れなかった場合、会場の調布から、西のエリアを探してみるのもオススメです。例えば、京王線の特急が停車する、府中、京王八王子はそれなりに栄えていて、ビジネスホテルもけっこうあるはず。居酒屋・ファミレス・ネットカフェも山ほどあります。飛田給からの帰りの電車も、新宿方面はおそらく激混みでなかなか乗れないでしょうが、西に宿を取れば、逆方向になるので、かなりラクだと思います。

 もし関西方面からお越しで、翌日、東海道新幹線で帰る場合、八王子(始発)から横浜線で新横浜(快速で約40分)まで出て、そのまま新幹線へ、というのはラクかもしれません。都内で観光するにしても、京王八王子(始発)→新宿も特急で40分程度なので、車内で軽く仮眠するとあっという間です。ちなみに、八王子駅と京王八王子駅は徒歩5分ほどの距離です。

 京王線って東西に走っている私鉄なんですが、北を走るJR中央線、ならびに南を走る小田急線との連結ポイントが極端に少ないのも特徴です。現地会場から武蔵小金井(中央線)や狛江(小田急線)などに向かうバスも出ていますが、バス特有の「時間の読めなさ具合」を懸念するなら、多少注意しておく方がよいかもしれません。

 では、また明日!

 Jun

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