On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

2018年04月

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 昨日につづいてWFSのレビューです。今日も、平昌五輪のジャッジの証言企画です。

 ―― 小塚あゆみさんは、今回女子シングルのショートプログラムでジャッジを担当しました。金メダルのザギトワと銀メダルのメドヴェージェワのフリーは同点。結果的に、ショートプログラムの得点が勝敗を分けました。

  「ショートプログラムでは、じつは私はケイトリン・オズモンド(カナダ)がいちばん素敵に見えました。パワーがあって、スピードも高さもあって、かつ美しさも持ち合わせている。とくに『パリの空の下』の曲想にマッチした演技に高いインタープリテーション(※10.00)をつけました」

  「ロシアの2人は、ジャンプが素晴らしいと思いました。メドヴェージェワ選手は、表現力が高いと思いますが、復帰後は以前より少しスピード感が欠けているように感じました。昨季の世界選手権の頃は、全体的にもっと流れがあった。転ばないためかわかりませんが、セーブしているように見えました」

  「ザギトワ選手は、プログラムに振りを詰め込みすぎかなという印象を私は受けました。彼女のすごいところは、スピードがそれほどでもないにも関わらず、高さと幅のあるジャンプを跳べること。これは他の人にはない能力です

 →→おおむね同感です。ケイトリンについては、あのSPは昨季から安定しているので、特に五輪の演技が素晴らしいとは思いませんでした。メドベについての「スピードが足りない」という指摘は、やっぱりそういう風に見えるよね・・・と思いつつ、私自身は、ジャンプを恐る恐る跳んでいるように見えました。それは、すなわち「スケーティングのスピードが出ていないから」ということなのかもしれません。

 スケーティングについては、ザギはメドベに比べてまだまだ、という評価はいろんな所で目にしましたけど、「スピードが無いのに、ジャンプが上手い。それは他の選手にはない」という見立ては、なるほどという感じです。ザギは、ジャンプの上手さでスケーティングをカバーしているということなのでしょう。

 ―― 宮原選手は団体戦のショートで回転不足判定を受けましたが、個人戦ではクリアして、ショートもフリーも見事な演技を見せ、4位に入りました。3位のオズモンドとの差は、どういったところにあるのでしょうか。

  「今季宮原選手がすごく進化したのはスピード感が出たところだと思います。スポーツとしてのフィギュアスケートは、やはりスピード、パワー、高さ、美しさなどがポイントですが、宮原選手もオズモンド選手も、スピードに乗っていてスケートが上手。でも、パワーに関して言えば、オズモンド選手が圧倒的でした

  「表現に関しては、カラーが違うので比べられませんが、どちらも優れていると思います。宮原選手はより緻密にすべてをパズルのように組み合わせていいものを作り上げている。オズモンド選手は、ときどき雑さがありますが、それが彼女のキャラクターとして許されてしまうような人間くささがあります。これから宮原選手には、作り込んだ世界だけでなく、同時に彼女自身の内面を見せてほしい。もっと感情の起伏や心の揺れを見せてほしいなと思います

 →→知子ちゃんとケイトリンの比較は興味深いですよね。特に知子ちゃんについて、「緻密でパズルのよう」というのは、実に的確だと思います。

 これまで彼女がを「ミス・パーフェクト」とマスコミが評していたのは、ジャンプで転倒しないという部分を言っていたんだと思いますが、この17-18シーズンの彼女のパーフェクトな部分は、振付を正確に表現し、スピンやステップで取りこぼしがない点に尽きると思っています。

 しかし、「感情の起伏や心の揺れ」というのは、難しい注文ですね!このケイトリンとの比較から感じるのは、知子ちゃんの「完璧すぎる」ところが「人間味のなさ」と受け取られてしまうのか?という気がしないでもないです。

 ただ、これはSPとフリーの選曲を対照的なものにすることで、多少クリアできるのでは?と思います。「SAYURI」と「蝶々夫人」というチョイスは、日本人目線で言っても「ややかぶってない?」という部分はあったので。

 選曲ということで言えば、例えば、紀平梨花ちゃんの17-18シーズンは上手く選んだなぁ・・・と思っています。「道」は、フィギュアスケートのプログラムとして実績のある曲であり、他方で、「カンフー・ピアノ」は新しく実験的な音楽で、振付も個性的でした。同じ濱田門下ですし、しっかり相談して、面白いプログラムを見せてほしいですね。

 ―― 坂本花織選手も6位と健闘。2枠を巡る熾烈な闘いを勝ち抜き、初出場を果たしました。

  「宮原選手と坂本選手の2人は、グランプリシリーズのスケートアメリカで一緒だったんです。私はチームリーダーとして帯同していましたが、宮原選手が優勝、坂本選手が初めてグランプリの表彰台にのぼりました」

  「あの試合で、坂本選手は変わったなという印象があります。全日本で2位になっても驚きませんでした。ただオリンピックはとても大きい舞台なので、団体戦のフリーのときは、浮き足立って見えました。ところが、団体戦のあと一度リセットして個人戦に戻ってきた坂本選手は落ち着いていました。日本女子は普段から競い合っているためか、やるときはちゃんとできるんだと思いました。欲を言えば、彼女はもっとできると思いますけれども」

 ―― 平昌オリンピックを経て、日本の女子のこれからについては?

  「今回はロシアに勝てませんでしたが、でも勝てないとは思っていません。3回転+3回転のコンビネーションをかなりの国の選手が跳べるようになっていますが、試合でミスしないレベルを保っているのは、世界中を見渡しても、ロシアと日本だけだと思うのです

  「ロシアの選手たちは、15歳や17歳、18歳でもう1つ上のランクの表現ができています。宮原選手を除いて話すと、次に続く若い選手たちが今、大人のスケーターに変わるところにきているのかなと感じます。彼女たちはプログラムを海外で作りはじめたり、自分たちのいいところを引き出してもらえるようになってきている。もしかしたら、これまでの目標は『エレメンツを決めること』と低かったかもしれませんが、これからは自分のいいところを認識して、それを伸ばしていくべきです」

  「ロシア勢が素晴らしいコーチとコリオグラファーで、得点を叩き出しやすいプログラムを作ってきますが、どれも似たように感じられることもある。日本の選手たちが個性をもっと出して、その個性が優ってくるようになれば、勝つ可能性は十分あると思うのです」

 坂本さんが個人戦で切り替えられたのは、日本国内での女子のレベルの高さ、つまり全日本で修羅場をくぐってきた経験も生きているでしょうね。男子の場合、そこまで代表争いは厳しくないですから、大舞台で崩れる時は崩れてしまう。女子に比べたら競争は無いに等しいので、トップ選手個々人の能力に頼っているという状況ですね。

 女子シングルにおける、ロシアと日本の「差」について、例えば、トゥルソワやシェルバコワがシニアに上がっても、クワドを跳びまっているかどうかは未知数ですから、やはり3回転+3回転が中心になると私も思います。

 「ロシアの素晴らしいコーチとコリオグラフィー」といっても、日本よりはっきり強いのはエテリ組の選手ですから、それ以外のロシア選手との比較で言えば、日本はぜんぜん負けてないですよね。少なくとも、知子ちゃん、新葉ちゃん、舞依ちゃんは真っ向勝負できる実力の持ち主ですし、シーズン前はむしろ実力的に1ランク落ちると思われていた花織ちゃんが、これだけ戦えました。来季は梨花ちゃんも上がってきます。

 そして、この5人に限っても、それぞれの持ち味、「これが樋口新葉だ!」「これが三原舞依だ!」という個性を、すでに見せてくれていると思います。さらに4年かけて、その個性をより確固としたものに進化させてくれると期待しています。

 新シーズンのプログラムは、例年通りだと、DOIからお披露目ですから、7月あたりから、そういう話で盛り上がってくることでしょう。ジュニア、シニアともに、どれだけロシアと戦えるか。2022年まで、4年がかりの日本女子のテーマになると思います。

 では、また明日!

 Jun

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 2018年4月21日発売。バックナンバーのレビューは「こちら」。

 おそらく本書を購入されたゆづファンというのは、かなり希少だと思われます。ただ、私自身は、「ゆづ関連記事」ということに限っても、買ってよかった!という内容でした。

 それは、「平昌オリンピック ハイライト」の中の、小さい文字で分かりにくいのですが、「オリンピックのジャッジに聞く 山本さかえ」(37~39頁)というインタビュー記事があったからです。

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 ―― 山本さかえさんは、今回、男子シングル個人戦のショートプログラムとフリースケーティングのジャッジを担当しました。羽生結弦選手が男子シングルで66年ぶりの連覇を果たしました。SP「ショパン バラード第1番」は、どのようにご覧になりましたか。

  「公式練習では、ジャンプを跳ばずに曲の確認だけで流しているところもありましたから、怪我の後本番でどこまでやってくるのかと、期待と不安がありました。本番で最初のジャンプを跳ぶまでは、ドキドキしながら、祈りながら見ている感じでした。でも、最初のジャンプが終わった時点で、これはもう大丈夫だと確信しました。迷いなくGOE(出来栄え)の+3を押しました

  「3年前に初めて『バラード』の演技を見たとき、音楽と動きがぴったり合っていて、しかもゆったりした曲なのに、スピード感もある。最初に見たときから、非常に彼のスケーティングにあった曲で素敵だと思っていました。今回のショートはとりわけ感動的な演技で、表現もより強く伝わってくるものがありました」

 →→4Sは分かるけど、4T+3TにGOE+2ってのは、なんでぇ?ちょっと辛いんじゃないですか?PCSも他国のジャッジに比べたら渋いし・・・。

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 ―― フリー「SEIMEI」に関しては、いかがでしたか。

  「羽生選手の中でイメージがしっかり出来ていたと思いますし、ひしひしと伝わってくるものがありました。衣装もバイオレットの会場によく合っていました。ただやはり足にちょっと不安が見え、ジャッジしながら、着氷が崩れ気味のときは、『大丈夫だろうか』と思いながら見ていました

 →→とはいえ、むしろSEIMEIの方が高い評価を与えているのが興味深いですよね。他国のジャッジが厳しい採点をすることを警戒して、むしろこちらを高めに出した・・・という意図もあるのでしょうか。

 ―― あらためて、羽生選手の滑りのよさは、どこにあると思いますか。

  「これは一目瞭然だと思いますけど、やはり流れですよね。滑りの滑らかさとエッジの深さ。私たちは、フローとかグライドがあると言うんですが、一蹴りのスムーズさでしょうか。アイスダンスと同じように、深いエッジでないと、スピードとか力強い流れは出せない。彼は音楽とともにそれをやる

  「ジャンプにしてもそうです。ジャンプが得意な人の中には、跳んで終わりという人もいますが、羽生選手は、ステップから流れがあって、スピードがあって、高さがあって、幅があって、ランディングも滑らかで、そのあとも続いていく。プレパレーション(準備)からランディングまで無理がない。音楽にもマッチしている。流れの中で跳び、流れの中で終わり、次につながっていく。そこはちょっと他の選手にはない

  「いまGOE(出来栄え)は+3が最高ですが、来季から+5までになります。これは羽生選手のためにできるのではないかと思うくらいに、彼のプロトコルを見ると、+3が揃っています。誰が見ても、迷いなくつけられます。そういうものが備わっているところが素晴らしい」

 →→よくぞ、言ってくれました。やっぱりちゃんと分かってるじゃないですか。じゃ、なぜあの選手には・・・?という話は置いとくとして、「GOE+5は、羽生選手のためにできたのではないか」ということを、現役のジャッジが、しかも日本人のジャッジが発言した意味は大きい。よくぞここまで踏み込んで語ってくれたと思います。

 まぁ、ただ、来季始まってみないと何とも言えませんが、本当に「誰が見ても、迷いなくつけられる」ような「違い」をスコア上に出してくれるのか、楽しみにしましょう。

 ―― ソチ・オリンピックで金メダルを獲得してから現在までの彼をどのように見ていますか。

  「4回転の種類も数も増やしていますし、進化しています。音楽表現や感情表現もますます良くなってきていると思います。羽生選手がジュニアの頃から海外の試合に一緒に行っていたので、いまの成長した姿は、本当に素晴らしいと思います。そのころももちろん上手な選手でしたけれども、連覇したオリンピック・チャンピオンとして、存在している。本当にアメイジングですよね」

 ―― 試合後のラウンド・テーブル・ディスカッションで、羽生選手についてはどんな話題に?

  「SPのプログラムコンポーネンツスコアで10点を出したジャッジが何人もいましたけれども、それはうなずけると話が出ました。エレメンツのGOEについては、ときにばらつきが出る場合もありますが、羽生選手の場合は、どのジャッジも文句なしに高得点を出せる演技でした」

 ―― 新シーズンから、男子フリーの演技時間が女子と同じ4分に変更されます。

  「30秒短くなり、どこで私たちを魅了してくれるのか。ジャンプだけではなく他の部分の大切さがより重要になってくると思います。ルールが変わったなかで、どんな最高の演技が見られるのか楽しみではあります」

 ―― GOEも7段階から11段階になりますね。

  「GOEが+5までになりますから、たとえば4回転が2つしか入っていない場合でも、出来栄え次第で高得点をもらえる可能性がある。羽生選手のように、今+3では足りないと思いながら採点していた演技もありますから、機会があったら、ぜひ+5の演技をジャッジしてみたいですね

 山本さんのような真っ当な感覚のジャッジが、羽生君の試合を担当してくれることを期待したいですね。明日も引き続きWFSの残りの記事を見ていく予定です。

 では、また明日!

 Jun

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 2018年4月20日発売。税込み価格「1,500円」。バックナンバーのレビューは「こちら」。

 羽生君関連のリアルイベントが続いており、しかもグッズも多数販売されることになって、なかなか雑誌まで手が回らない方もいらっしゃると思います。

 おそらく、4月以降に発売日を設定していた雑誌編集者は頭を抱えていると思いますが、私のブログでは、「良いものは良い!」としっかりご紹介したいと思います。

 今回の「FIGURE SKATERS」はすごいです。写真の並びがかつての「通信」のような、何の躊躇もなく、冒頭から65頁までぶっ通しで、平昌スワン以降のゆづ尽くしです。しかも、過去の「振り返り企画」も無しで、平昌五輪のEX以降のショットだけで65頁までなので、サイズの大きさもあって圧巻です。

 表紙・裏表紙・目次は上記画像の通り。両面ポスターは、表はスワン、裏はSEIMEIで紫のカーテンから登場するショット。表紙の裏(表2)は、代表スーツでメダルを手にしたショット。裏表紙の裏(表3)と奥付の見開きで、平昌EXにスワン姿でリンクインする一枚でした。

 (1)エキシビション「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」(02~25頁)

 目次をめくって、見開きでホタレックさんに担がれてのEX記念撮影の後に、EX特集。平昌スワンというと、「Memorial エキシビションSpecial」や「プリンス 17-18シーズン総集編」がありますが、写真自体を比べると、本書が特別優れているわけではありません。

 しかし、B4のど迫力のサイズを生かして、1ページの中に多くの写真を詰め込まないのがいいです。ゆづファンが求めていることを完璧に理解しています。テキストもこの企画の中では2ページのみに留めていて、まったく気になりません。

 上記2冊との比較で言うと、「Memorial」はサイズが小さいし、半分以上が「平昌オリンピック特別号」と同内容であること。「プリンス」はいろいろ残念な点が多すぎるので、平昌スワン狙いなら、本書が決定版ということでいいんじゃないでしょうか。

 (2)エキシビション公式練習、閉会式・記者会見他(26~65頁)

 エキシビの公式練習というと、サブリンクでの「ショートトラック」や笑顔で他の出演者と交流する写真をイメージされると思います。もちろんそういうショットもしっかり入っています。

 ただ、黒のウェア姿での練習の様子は、「これ、個人戦の前の練習?」というぐらい、真剣な表情で調整・確認していて、インパクトがあります。個人的にはこちらをプッシュしたいですね。

 閉会式、帰国時の空港での様子、解団式、ミッドタウンでの報告会、そして記者クラブでのショットもあり、EX後の状況も全てカバーしてくれました。かつて「通信」がやっていた仕事を、しっかり「引き継いで」くれています。

 (3)世界選手権・SOI(66~79頁)

 この両イベントをわずか14ページにまとめきるとは、なかなか大胆な試みです。目を引くのは、ワールドの女子メダリスト、ケイトリン、新葉ちゃん、知子ちゃん。特に日本の二人が日の丸を掲げる写真は、見開き2ページで大きく、良い表情をしています。

 以上、本誌の内容については、基本的に不満はありません。ところが、次号発売予定が「2018年夏頃」とあって、「え?、CWWも、凱旋パレードも、園遊会もあったんだから、すぐに出せばいいじゃん!」と、ちょっとがっかりです。

 この3つのイベントは、ゆづファンにとって、見たくもないスケーターを見る必要のなかった、心からハッピーになれるものでした。しかも、CWWの「愛蔵版ブック」が送られてくるのは6月以降ですから、まだ先の話。したがって、この3イベントに特化した新刊をGW明けぐらいに出せば、絶対に売れると思うんだけどなぁ・・・。

 ただ一方で、そういう畳み掛けるような出し方をすると、某所から睨まれかねないので、この辺りで一度「戦略的撤退」という判断になったのかも。まぁ、真相は分かりませんが。
 
 では、また明日!

 Jun

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 2018年4月27日発売。税込み価格「2,160円」。2月22日発売の「増刊号」のレビューは「こちら」。

 1日早く入手できました。増刊号の方は、定価「980円」だったので、2倍以上の値段になっています。以下、増刊号との違いについて、メモしておきす。

 (1)やや大きめサイズ&ハードカバーに

 ウチのフィギュアスケート雑誌で、こんなに豪華なハードカバーの物ってあるかな?と思ったら、雑誌では一冊もなく、ハードカバーは単行本のみでした。手に取った重量感と、(これは増刊号もそうでしたが)文字でビッシリの中身なので、子どもの頃に読んだ動物図鑑・植物図鑑のような懐かしい気持ちになりました。

 (2)冒頭のグラビアが増ページ

 「巻頭グラビア 有言実行の絶対王者 羽生結弦という異次元のアスリート」の写真が増量しています。2月の増刊号では「10ページ」だったのが、本誌では「32ページ」になりました。しかも、単純に増刊号の10ページに22ページ分をプラスしたのではなく、写真の配置等は組み替えられています。

 プラスされた22ページの写真は、バラ1、SEIMEI、スワン、EX練習、閉会式、帰国時の空港と満遍なく追加。「AERA 18.3.5」の表紙および記事内の写真も含まれてはいますが、あっちはペラペラの紙で、しかも小さい写真だったので、こっちの写真は別物という感じです。

 (3)2.27帰国会見(日本外国特派員協会)のテキストを追加

 増刊号では、2.18のメダリスト記者会見のみだったのが、帰国後の記者クラブでの会見も収録されています。「技術と芸術の関係」についての見解など、この先、何年も記憶されるであろう重要な発言もあり、いま改めて読んで見ても深く考えさせられます。

 (4)蜷川実花さんの未公開グラビア

 ここが最も気になる部分だと思いますので、しっかり記述しておきます。

 ・増刊号→96~97頁の、計2ページ。その前の95頁に「AERA 18.2.19」の表紙の紹介もありました。

 ・完全版→117~125頁の、計9ページ。つづく126頁に、上記のAERAの表紙紹介。

 この9ページには増刊号の2ページも含まれています。それ以外の7ページは、「AERA 18.2.19」とのかぶりはなく(同じ場所で撮っているので、似たアングルの別ショットはあります)、まったくの未公開のものもあります。ちなみに、裏表紙の帯のショットも入っていますが、誌面ではより顔がアップになっています。

 したがって、もし、「増刊号」および「AERA 18.2.19」をお持ちでない方で、蜷川さんの写真をコンプするのであれば、いまから増刊号を買う必要はありません。むしろ、「AERA 18.2.19」の方を中古品で入手しておく方がよろしいかと思われます。

 (5)朝日新聞「羽生連覇」号外(2月17日)

 巻末に封筒が貼り付けられていて、厳重に糊付けされていました。まず、開いてみて感じたのは、文字がデカイ!ということ。そして、後藤太輔さんが書かれていますが、内容的にはニュース・チックな淡々としたものではなく、ジェフのコメントを引用していたり、けっこうマニアックでした。これは間違いなく、前もって準備していたものでしょうね。

 以上、気になる点をメモしておきました。「特別版」をお持ちでない方は、間違いなく「買い」の一冊。逆に、すでにお持ちの方であっても、蜷川さんの写真が「予想以上に蔵出しされている」ので、その点を期待されている方なら、不満はないと思います。

 こんな本が出るのも五輪連覇という偉業を達成したからこそです。つぎの4年後はもっと豪華な一冊が発売されることを期待しつつ、それまでに、蜷川さんにはもっと羽生君の写真を撮りまくってもらいたいです。

 では、また明日!

 Jun

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yuzu

 やはり、この二人が話題を持っていった感がありましたね。

 まず、羽生竜王が凄いなぁ・・・と思ったのは、天皇陛下が「1試合するとお疲れになるでしょう」と言葉をかけられて、「2日間の試合になると、少し体重が減ったりします」と応答した部分でした。

 通常、将棋の世界では、「試合」ではなく「対局」と言うんですが、陛下が「試合」と言われたので、それに合わせて「試合」と表現していました。

 単に将棋が強いだけではなく、こういう気配りと機転の利く人なんです。将棋ファンでいてよかったなぁ・・・と思います。



 そりゃ、羽生君がTwitterを見てないわけが無いのは薄々分かっていたとはいえ、理恵夫人がこういう形でしっかり声を届けて、本人の発言を引き出しているのが素晴らしい。Great Job!

 地上波の方もざっと見ましたが、園遊会と放送時間がかぶっていたグッディとミヤネ屋が、番組出演者がみんな緊張していて、面白かったですね。

 どちらの番組も、天皇陛下が羽生君に「怪我の後の学び」についても質問されていた部分に注目していましたね。あのやり取りを、隣りのモーグルの原選手や、スノーボードの平野選手も真剣に聞いていたのも印象的でした。

 ミヤネ屋では、橋本五郎さんがあんなに濃密なやり取り、見たことない」と驚いていました。テレビで流れるのは天皇陛下とのやり取りが中心で、NHKの7時のニュースでは、皇后陛下がパレードの件を聞いていらっしゃった部分も流れていました。

 でも実際には、その後に、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、そして眞子さまと、次から次へと話さなきゃいけないわけで、羽生君もさすがに囲み取材で「緊張しました」とコメントしていました。パレードもそうでしたが、「本当にお疲れ様でした」と言いたいですね。

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 応募していたことすら忘れかけていた中、いきなり送られてきました。時計本体には、特に羽生君の名前は無いので、これなら躊躇せずに使えるかな・・・と思っています。
 
 では、また明日!

 Jun

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