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 2017年12月20日発売。キスクラのバックナンバーのレビューは「こちら」で。

 私が最後に購入したキスクラは、8月31日発売の「トロント直送便」で、ゆづ大特集でありながら、税込み価格で980円という驚異のコスパを誇っていました。

 実を言うと、このキスクラは、非常にユニークな形態で出版されています。そのトロント号の1週間前に、「浅田真央号」、トロント号の2週間後に「髙橋大輔号」、そして、11月には「宇野昌磨号」と小刻みに発売され、価格もすべて一律980円です。

 私は、トロント号以外の3冊を買ってはいないのですが、アマゾンレビューでは4冊すべて高評価です。

 マガジンがゆづファンにとことん寄り添った誌面作りであるのに対して、このキスクラは、ゆづに偏っているわけではないものの、いまの日本でフィギュアスケート雑誌を売るための一つの理想形を提示しているのかもしれません。

 一部の専門誌は、中身自体は「平等主義」「全員応援主義」に則った誌面構成でありながら、結局表紙をゆづにして「釣ろう」という魂胆が見え見えなので、ゆづファンも、ゆづアンチも、結局誰も幸せになれません。この辺りを、そろそろ学習していただきたいです。

 以下、本書の内容を見ていきましょう。

 (1)FaOI号トロント号に比べるとゆづ度はやや薄い

 「通信」が狙い撃ちされたように、関係某所からの「注意喚起」が、このキスクラに対しても多少は向けられたのかな?という気はします。

 今回、全70頁のうち、羽生君関連は49頁まで。その後に、フジの西岡アナと中村アナの対談が2頁あって、宇野選手(6頁)、刑事君・無良君・友野君(各1頁)、ダイス&須本君(1頁)と続きます。

 さらに、山本草太君のインタが4頁、町田君の「書き下ろし解説企画」が4頁、そして恒例のテレビ放送予定表が1頁という構成です。

 私は、この誌面構成を「キスクラ、おまえもか・・・」と糾弾する気にはなれません。十分すぎるぐらいに踏ん張ってくれていますし、何よりも、草太君とまっちーに4頁ずつ割いたセンスに拍手を送りたいですね。

 (2)ゆづ関連の記事

 表紙・目次・裏表紙は画像の通り。表紙裏も黒のウェアのゆづ。裏表紙の裏は、ロステレエキシビのミーシャの自撮り棒撮影を横から写したショット。両面ポスターはともにゆづで、練習着ウェアの別ショット。

 まず、「羽生結弦 “王者の戦略”」(8~33頁)では、野口美惠さんのテキストとともに、練習着、バラ1、SEIMEI、スワンなどの写真を掲載。テキストには特筆すべき情報なし。写真は、どれが誰による撮影かという詳細は無いのですが、目次にある、カメラマンのクレジットの中に田中宣明さんの名前があるので、羽生君に関しては、ほぼ田中さんの写真ではないかな?と想像します。実際、ハイクオリティで美麗な写真が多いので、皆さん満足されると思います。

 つぎに、仙台で開催された「羽生結弦 写真とポスター展」の紹介記事(34~35頁)。主催の仙台放送の担当者が取材に答える形で構成されていて、裏話的なものがギュっと詰まっています。開催期間中の詳しい状況、羽生君が訪問した時の様子、小学生・中学生時代の羽生君と仙台放送との関わりなど、貴重な情報もあり、これは単なるイベント紹介記事のレベルを遥かに超えていて、必読です。

 さらに、都築章一郎コーチのインタです(36~37頁)。都築先生はスポーツ紙などの取材にも積極的に答えているので、言っちゃ悪いけどあまり有難みがないんですが、こちらも、新しい情報が随所に詰まっています。羽生君がトロントに渡ってから、羽生君の試合を現地観戦したことがなかった都築先生は、今回のNHK杯を楽しみにしていたそうで、羽生君からお詫びのメールが来たこと。この夏のFaOIの練習を見学した際、ショー仕様の暗いリンクで4Lzを目撃したこと。さらに、「今後」について都築先生が、とある提案をしたところ、羽生君は、あっと驚く返答をしています。これは、ぜひご自身の目で確かめてください。

 最後に、全日本での羽生君の戦いを回想するという主旨で、08年~15年までのショットが「羽生結弦・革進の全日本」(38~47頁)で、また、松原孝臣さん執筆の「羽生結弦進化論」(48~49頁)というテキストも添えられています。もしかすると、ここの写真にアフロのものが含まれているかもしれないので、やはり、前半の企画はほぼ田中さんのような気がしてきました。

 おそらく、この雑誌は、知名度という点で、皆さまの中で「購入するかどうかのボーダーライン」にあるのではないかと。

 とはいえ、上で見てきたように、むしろ、同時期に発売されるライフやクワドラプル、あるいはWFSのような有名誌よりも、ゆづファン的には先に入手べきだと思います。残りの記事は、全日本の後にゆっくりご紹介します。

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 けっこうシール大きいですね(笑)。

 では、また明日!

 Jun

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