zagi

 欧州選手権の女子フリーの感想です。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

 Jスポで日曜の明け方(3:30)ぐらいから観戦しました。今日も滑走順に上位4人を見ていきます。



 ソツコワちゃんの転倒は久しぶりに見た気がします。転倒のあった後半の3LzはURもつきました。PCSについては後述しますが、今回彼女はよくやっていて、その割に明らかにスコアが抑えられていた印象です。

 ただ、今大会、SP・フリーのミスにより表彰台を逃したことは、気持ちの強い彼女のこと、きっちり五輪本番まで修正し、準備してくるだろうと思います。むしろ、気を引き締める意味で、この4位は良かったんじゃないかと。

 平昌五輪では、よほどのことが無い限り、金・銀はメドベかザギちゃんだと思いますが、銅メダルはソツコワちゃんが最有力だと見ています。もちろん、ちゃんとしたジャッジをしてくれればの話ですが・・・。



 フリーが終わった直後からネット上ではすでに言われていますが、これだけミスがあって、技術点が51.86の演技に、75.09というPCSは何なんだ?という話になっています。およそ23点も演技構成の方が高い。

 単純比較はできませんが、例えば、男子のフリーで、技術点が75点の演技にPCSが98点もつくでしょうか?ありえません。ヘルシンキのジェイソンのフリーだって、88.27(技術点)に89.20(PCS)です。

 100歩譲って、かりにコストナーがこの日ノーミスだったら75点というのも許せますが、1コケ、1抜け、1URで、これだけのスコアをプレゼントするというのは、理解に苦しみます。まぁ、日本でも怪しい採点が横行しているのであまり偉そうには言えませんけども。



 解説の岡部由起子さんも、このパーフェクトな演技を目撃して、笑ってましたね。ただただ、笑うしかないと。

 また、岡部さんが指摘していたのは、2ndに3Loをつけられる利点でした。つまり、コンビネーションジャンプの2ndの選択肢として、多くの女子選手は3Tあるいは2Tの二択ですが、これに3Loもあるので、かりにコンボ予定のエレメンツで転倒があっても、困るような状況になりにくい。

 対照的なケースが、この大会のコストナーのフリー。単発の3T予定の所が2Tに抜けました。彼女の2つのコンビネーションジャンプは、いずれも2ndが2Tなので、結果的に2Tを3回跳んでしまって、一本分が得点無しになりました。

 しかし、今季あれだけ苦労していた「ブラック・スワン」をノーミスしたんだから、フリーは安心して見られましたね。後半に入ってからの、怒涛のジャンプの連続構成も、余裕と自信を持ってサバいていて、簡単に跳んでいってしまう。そこが、「ダイナミズムに欠ける」とか「ガチャガチャと忙しい」という批判もあるんですけど、そこはもう、オリンピックで金メダルを獲れば誰も文句は言わないでしょう。



 メドちゃんは、よく頑張ったと思います。衣装も新調して、大人っぽさがアップ。そして、やはりスケーティングの伸びはザギちゃんより彼女の方がありますし、特に印象的だったのは、スピンの美しさです。

 序盤の3Lzを跳んだ後なんですが、回転は速いし、ポジションは正確だし、知子ちゃんもそうですが、リハビリ期間に一生懸命取り組んだのだと思います。

 プログラムもいいし、スケーティングも、スピンも、表現もいい。プロトコル上では、ルッツにアテンションがついてますけど、これで勝てなかったらしょうがない・・・という内容だったかと。

 正直、怪我する前のメドベに関しては、五輪では2コケぐらいでも余裕で優勝だろうと思っていました。しかし、ザギちゃんのフリーのPCSが75点台まで伸びてくると、二人ともにノーミスだったら、メドちゃんはちょっと勝てないかもしれません。

 気持ち的にはメドちゃんに金メダルを獲らせてあげたいですが、勝負の世界ですからね。最高の舞台でベストの演技を見せてくれることを期待しています。

 では、また明日!

 Jun

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