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 欧州選手権での女子の頂上決戦を見て、ちょっと燃え尽きてしまったというか、やや疲れてしまったので、今日は半分雑談風味になります。お許しください。

 先週の時点で本書を入手していたんですが、今日ようやく目を通すことができました。当然ながら、まず開いたのは、第六章です。今日はその部分のみ触れたいと思います。

 (1)3年がかりのクリケット移籍と「3つの選択肢」

 本章の冒頭部分から、知らなかった話がいきなり出てきましたね。そもそも、羽生君以前に、クリケットには「日本のトップ選手を送る」ということを城田さんが考えていて、2009年頃からブライアンに声をかけていたこと。東日本大震災により練習場所の確保に苦労していた羽生君を見て、海外移籍の話を具体的に進めたこと。そして、羽生家との相談にあたって、移籍先としてクリケットを含む3つのチームを提案していたこと。

 その3つのチームというのは、ロシアもあったのかな・・・と思って読み進めてみたら、デトロイト、コロラド、そしてトロントと、すべて北米地域でしたね。正直いって、「チームの格」ということだと、トロントが圧勝という感じがしますが、移籍の決め手は生活環境の部分や、ブライアンの人柄に依る部分も大きかったようです。

 そう考えてみると、「エテリのチームに日本人を!」なんて、軽々しく言えませんね(汗)。まず、そもそも、いまの日本のスケ連にエテリ側とチャンネルを持っているような実力者がいるとは思えない。Jスポの解説で、岡部さんのような方が「どんな練習をしてるんでしょうねぇ・・・」なんて言ってるぐらいですし。

 逆に考えると、デトロイトやコロラドには「ルート」があるわけで、今後その2つのチームに日本人の若手が移籍する可能性はあるかもしれませんね。でも、西山君も続いてくれたことだし、クリケットにはつねに日本人選手がいてほしいなと思います。

 (2)バラ1・SEIMEI再演とロミジュリ秘話

 バラ1の再登板については、ISUの関係者の助言もあったという部分は興味深いですね。

  「羽生のかつてない技術をもって、歴史に残る演技にして欲しい。ノリコ、王道を行くべきだ」

 また、あのロミジュリにボブリン夫妻が「手直し程度」で関わっているというのは、情報として知っていたものの、今回書かれている「沖縄合宿」のような本格的なものとは知りませんでした。トロントに行く「1年前」ということは、11年の春~夏頃ということですから、その後にモスクワの合宿が来るわけですね。

 当然その時点で、城田さんは羽生君の海外移籍についても水面下で進めていたはずで、拠点を移す前に、海外のコーチと仕事をする経験を積ませようという、狙いもあったのかもしれません。

 (3)「かつてない計算と注意」

 私が、城田さん頼むぞ!と、思わず力が入った部分があります。

  「すべての闘いを終えるまではお話しできることも限られてしまいますが、かつて伊藤みどりと挑んだアルベールビルから数えて私にとっては八回目となる今回こそが、かつてない計算と注意を働かせて挑まねばならないオリンピックと捉えています。その理由はただ一つ――。すでに一度オリンピックの頂点に立った選手とともに挑む、初めての闘いになるからです

 これは例えば、ブライアンが欧州選手権で羽生君のことを訊かれても「話せないんだ」と答えているのは、きっと城田さんに言われてるのでしょうね。まさにこの「かつてない計算と注意」の中にあるのだと。次の一手、二の矢・三の矢がいつ飛んでくるのか、見守りたいですね。

 そうそう、「不正経理」の件で、城田さんが強化部長を辞任した部分も読んでみましたが、これを最初に報じたのは、朝日新聞だったのですね。先日の「ジャンプの記事」といい、やはりこの新聞は信用できないし、話半分という感じで読むべきメディアですね。

 四大陸選手権が始まる前にすべて読み切って、しっかりレビューできたらと思います。

 では、また明日!

 Jun

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