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 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

 フリーに進出したのは、カナダ、ロシア、アメリカ、イタリア、日本でしたが、フリーの4種目での日本は結果的にすべて5位と、力の差を見せつけられましたね。

 もちろん、マスコミが煽っているような「メダルを狙える」なんて思ってはいなかったですが、とくに刑事君と花織ちゃんは、本来の実力を出し切れなくて残念でした。まぁ、ここでいい「厄落とし」ができたということで、個人戦でベストパフォーマンスを見せてくれればと思います。かなクリもミスが出ちゃいましたけど、特にクリスは個人戦までしっかり身体を休めて、また頑張ってもらいたいです。

 (1)Pさん、よくやった!

 羽生君が4年前のソチで金メダルを獲る原動力の一つとして、そりゃやっぱり、当時の彼が、Pさんを目標に、それこそ「絶対に勝ってやる!」と厳しいトレーニングを積んできたことにあると思っています。

 そんなPさんが、このまま引退してしまっては、やはりさみしい。この団体戦に、彼は、「個人戦なんて知ったこっちゃない!」とばかりに、SP・フリーの2本にエントリーするほど、懸けてきました。

 だからこそ、フリー前半の4Tを2本決めた時は、「いいよー!いいじゃない!」と思わず声を上げてしまいました。

 それにしても、パトリックのクワドは着氷も含めてクオリティが高い!いわゆるロシアンスタイル(もちろんラファの指導を受けているネイサンも含む)の、つんのめるような降り方じゃなくて、膝の柔らかさを生かした姿勢が、見ていて気持ちいいです。現状で、これをできるのは他に、羽生君とハビぐらいですから、若手選手もルッツだフリップだと言う前に、そういう部分を含めた完成度も高めてもらいたいです。

 (2)コストナーの「ハシゴ」が外された?

 もちろん、個人戦はどうなるか分かりません。ただ、まさか、未来ちゃんやデールマンよりも順位が下になるとは、皆さまも思わなかったんじゃないでしょうか?

 なんてったって、先月の欧州選手権で、コストナーは、ソツコワを3.44点差でかわして3位入賞したわけですが、あの時のフリーというのは、125.95(51.86/75.09)と、PCSで言うと、2位のメドちゃん(77.14)には及ばないものの、優勝したザギちゃん(75.30)に肉薄するスコアでした。

 今日の彼女のフリーは、スコアは、134.00(59.73/74.27)と、ユーロと比べたらミスは少なく、粘り抜いて、出し切った印象を受けました。しかし、PCSが下がっているのは何を意味するのか?

 ただ、名古屋のファイナルでは、141.83(66.87/74.96)だったことから、ユーロのPCSが異常で、ファイナル並みに調整されたと見るべきかもしれません。

 個人的に注目していたデールマンですが、大きなミスは3LoのURのみで、137.14(68.86/68.28)というスコア。思ったよりもPCSは出てないなぁ・・・と。

 ところで、名古屋のファイナルでのケイトリンは、フリーで例のごとくミスを連発しながら、PCSは72.62だったので、デールマンだってワールドのメダリストなのに、カナダの二人って序列つけられてる?と。意外でした。ちなみに、ファイナルでの宮原さんのPCSは71.88です。

 というわけで、デールマンはノーミスを2本揃えないと、個人戦の銅メダルはなかなか厳しい。PCSの追い風が期待できないという点では、ソツコワと似ているかもしれません。一方、ケイトリンが(可能性は低いとはいえ)2本ノーミスすれば、間違いなくコストナーをかわせるでしょう。

 日本勢はどうか。アメリカのテネルは安定しているし、未来ちゃんもキレキレだったし、これ、フリーで最終グループに残れるかどうか・・・。さすが、オリンピックですよ。他国もきっちり仕上げてきてるなぁと痛感しました。

 さて、アイスダンスについて、フリーダンスは、シブズとテサモエがやはり良かったです。テサモエのムーランルージュは、NHK杯の記事でも書きましたが、やはり今日見ても思ったのは、テッサの身体能力が異次元すぎます。あんな、ハリウッドセレブのようなビジュアルで、あのバク転みたいな動きというのは、見るたびにびっくりします。

 シブズは、後半のツイズルが素晴らしい。普通、ツイズルってスローのVTRになるとけっこうズレが見えるものなんですが、この二人は、スロー映像でも、気持ち悪くなるぐらいの寸分違わぬ揃い方(もちろん誉め言葉です)で、いやぁ、すごいもん見たなぁ・・・と衝撃を受けました。

 NHKの実況スレを見ていたら、「この二人をなんで日本代表にスカウトしないのか!」とライトな視聴者が書き込みをしているんですけど、「そんなことは10年以上前から言われてる。顔と名前は日本人だけど、アメリカ生まれでアメリカ育ちで、日本国籍持ってないから」と、ピシャっとレスされていました。いやいや、26歳と23歳の兄妹なんだから10年前というのは言い過ぎでしょと思いつつ、全米チャンピオンのカップルが、日本代表を選んでくれるわけがないし・・・。

 アイスダンスとペアという種目の競技人口が、日本でなかなか増えない理由は、「シングル人気」というのももちろんあるんですけど、「若い男女が身体を密着させる競技の理解を得にくい」というのが、文化的に根強くあるような気がします。

 ただ、シブズやリードのような「兄妹」「姉弟」というカップルだったら、少なくとも「スタート地点」でそういう「肩身の狭さ」は感じないはずで、スケ連もそういう才能発掘の仕方も考えてみては?と思います。
 
 いま月曜の夕方5時前なんですが、この後、羽生君の公式練習ですね。この話題で明日の記事が書けるような、充実した内容であることを祈りたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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