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 最終グループの滑走順にコメントしていきます。

 まず、知子ちゃん。よく頑張りました。彼女のジャンプについて、今大会は、私の肉眼ではURは判断できないので、抜けとコケだけ無ければ・・・と思って見ていました。

 結果的にURやエッジもなく、見事にすべてを出し切った演技だったと思います。普段フィギュアを見ない人から見れば、「メダルを逃した」ということになるんでしょうが、後述するように、日本人の誰が出ても、どんなに素晴らしい演技をしても、上位3人をスコアで上回るのは不可能なので、十分すぎるぐらいの奮闘です。よくやってくれました。

 つぎに、コストナー。彼女の今季のフリーということでいうと、ミスはかなり少なかった方だと思います。キスクラでスコアが出た時に、PCS(75.65)も、この構成ならばここが限界値だよなぁ・・・と感じました。このPCSを基準として、どのような「格付け」がなされるのか、興味深く、その後の滑走者を見ていました。

 花織ちゃん。ルッツのエッジエラーと、後半のジャンプでSOがありましたが、今季当初の「アメリ」との格闘ぶりを思い返せば、彼女にとって信じられないような飛躍のシーズンとなりましたね。演技後のインタで、北京への意気込みも語っていました。まだまだ伸び代のたくさんある選手。来季は紀平さんも上がってくるし、今季よりもさらに強力な選手層になりますから、その中でどう成長してくれるのか、今から楽しみです。

 ここから上位の3人。ザギちゃんからでした。冒頭のコンボでセカンドループがつけられず、「彼女でも緊張するのか?」と驚きつつ、でも、同門のコストルナヤがEXで、今季SPの3Lzと3Fの両方にコンボをつけて演じていたので、ザギちゃんが準備をしていないわけがない・・・と、案の定、難なくリカバリーをしていました。

 私が注目していたのは、ザギちゃんのPCSで、1月のユーロでは「75.30」で、コストナーの「75.09」をわずかに上回っていたのです。ところが、今回は「75.03」と、コストナーよりも下にされました。これは、メドベにチャンスがあるな・・・と、この時は思いました。

 つぎにオズモンド。フリーでは必ずやらかすと思っていたんですが、3LzのアテンションとSOに留めました。素晴らしいです。見事な集中力だったと思います。

 そしてビックリしたのは、上の表でオレンジで囲みましたが、まさかコストナーと同じPCS(75.65)がつくとは・・・。参考までに、名古屋のファイナルでは、PCS順に、コストナー(74.96)、オズモンド(72.62)、ザギトワ(70.42)でした。

 ファイナルからユーロでザギちゃんのPCSは、70.42→75.30と跳ね上がって、いくら何でもやりすぎでしょ?と言われましたが、オズの、ファイナル→五輪の、72.62→75.65というのは、想定外のアップでしたね。ただ、PCSの盛りが無かったとしても、今日のオズモンドは銅メダルに値するパフォーマンスだったと思います。知子ちゃんがどんなに素晴らしい演技をしようが、五輪に舞依ちゃんや新葉ちゃんが出場していようが、完全にノーチャンスですよ。

 カナダは団体で金を獲ってるからそんなに盛られないだろう?と思っていた私が甘かったようです・・・。この国はそうだよね・・・カナダだもんね・・・と。

 最後にメドちゃん。やはりSPと同様に「重たさ」は感じましたが、よく滑り切ったと思います。八木沼さんが指摘していた、今回、コンビネーションジャンプを、後半から前半に変えてきた点ですが、「いまのコンディションなら、後半のままだと危険」と陣営は判断したんだと思います。後半のままで成功していたらメドちゃんが勝っていたかもしれない。でも、ミスしていたかもしれない。私には分かりません。

 前半予定のコンボを、後半でリカバリーできたザギちゃん。安全策でコンボを前半に配したメドちゃん。どっちの判断・決断も正解で、二人ともにノーミスの演技でしたが、結果的にそれが、現在の二人の実力差を象徴しているのかもしれません。

 いま世界で一番強い選手が勝った。メドちゃんは気の毒だけれども、フィギュアスケートがスポーツであることを考えれば、至極真っ当な結果になったなと思います。

 では、また明日!

 Jun

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