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 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。女子シングルには、紀平梨花さん、山下真瑚さん、横井ゆは菜さんが出場しています。

 3月11日(日)はTOEIC受験のため、この記事は前日(10日)のお昼頃に書いています。すでに総合順位は出ているはずですが、今日の記事ではSPのみ、じっくり注目選手を見ておきます。



 まずは、横井さん。全日本選手権での活躍が評価されて世界ジュニア代表を射止めた彼女。最後の3Lzの転倒は残念でしたが、冒頭の3F+3Tは高さもあって、パワフルで躍動感のある演技が彼女の持ち味だと思います。個人的には、もう少し身のこなしに敏捷性が欲しいなと感じますが、これは完全に私の好みの問題です。「59.81」でSPは8位。



 なぜか、コストルナヤとトゥルソワは最終の一つ前のグループに入っていました。内容については、一昨日の記事でも触れた通り、ステップでレベル3、3Lzにアテンションがついて、「71.63」(SP2位)は、やや本人的には不満のあるスコアだった様子。



 ただ、なんか違和感あるなぁと思っていたんですが、SPの単発の3Lzもタケノコで跳ぶようになったんですね。私の記憶では、SPのタケノコは3F+3Tのセカンドトウだけだったんですが、どうやら2週間前のCup of Russia Finalから導入したようです。その試合では、国内とはいえ「73.99」を出していたので、そりゃ、難易度を上げたのに71点台は不満なわけです。



 平昌五輪ではザギちゃんすげー!って話になってましたが、トゥルソワの3F+3Loのセカンドループの回転の速さに、「なにこれ?いま跳んでた?」って感じで、改めてビックリです。そして、ジャンプに関して言えば、コストルナヤより巧いですね。「72.03」でSP首位。

 ただ、PCS(29.54)がコストルナヤ(30.09)よりも出ていないのは、なんというか、言葉は悪いですけど、このガキっぽい曲の印象で0.5点ぐらい損しているような・・・。この曲調により、スケーティングやつなぎがチマチマして見えるので、来季はもっとスローで堂々とした曲も演じてもらいたいところ。



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 ここから最終グループです。紀平さんから。事前の情報でジャンプを後半固め打ちにしたことと、そして左手の薬指を骨折しているという話もありました(キスクラの映像で分かりますが、ガッチリ固定していて痛々しいです・・・)。

 しかし、冒頭のレイバックからのコンビネーションスピンの美しいこと。回転の速さ、ポジションの正確さと、ロシア勢にまったく負けていません。こりゃ行けるぞ!と思っていました。

 3F+3Tはセカンドトウの軸が傾いていて、両足着氷の転倒。URを取られて、ちょっともったいなかったです。3Lzと2Aにタノは必要なのか?という議論はありそうですが、その二つのジャンプで転倒したならともかく、しっかり成功してるんだからいいかと。転倒と回転不足がありながら「63.74」のSP4位というのは、すごいことです。



 ロシアジュニア選手権で、SP12位からフリーで驚異の追い上げを見せて3番に入って、代表に滑り込んだコンスタンティノワ。17歳なんですけど、ロシアのシニアの壁は厚く、このカテゴリーで頑張っています。

 この曲を聴くとかなクリを思い出しますが、身長の高さと上半身の硬さが、アメリカのテネルに近い印象を受けます。3F+3TのセカンドトウでURを取られて、「62.63」のSP6位と伸びませんでした。最後のスピンもズリズリとトラベリングしていて、けっこう冷や冷やさせられますね。

 ただ、この子を見ていてホッとした部分もあって、現在のロシアのジュニア選手は決してトゥルソワやコストルナヤみたいな子ばかりじゃないわけですよね。そう考えると、日本の育成もまだまだ希望を持てる気がします。



 韓国のイム・ウンス。実力的には、名古屋のファイナルに残れてもおかしくなかったんですが、細かいミスが出てなかなか殻を破れない印象です。

 アジア人で、ここまで顔が小さくて、モデルみたいな体型のフィギュアスケーターも珍しい。ただ、せっかくの恵まれた体型の持ち主で、しかもジャンプ自体も高くて巧いのに、どうもジャンプの前の助走やつなぎの部分が「ユルく」て、振付に問題があるのかもしれません。「62.96」でSP5位。



 いやぁ、最終滑走の44番目。待たされましたね。正直、山田組(というか樋口組)の指導力ってどうなんだ?って思ってはいるんですが、この山下さんの演技を見ると、彼女の才能に依る部分もあるとはいえ、昨年の試合と比べても、かなり良くなってますよ。

 もともとジャンプが上手いのは知られていましたが、今回は特に、降りた後のスケーティングへのスムーズな移行ですよね。本当に滑らかで、これが例えば、ロシアの選手だと、降りた後の「よっこらせ感」が顕著で、いくら彼女たちに高得点が出ても、そこがつねに不満なんです。

 この移行の美しさは、同じくJGPシリーズで活躍した荒木菜那ちゃんよりも優れています。菜那ちゃんはジャンプの高さはピカイチだけど、降りた後はスピードが落ちてしまう傾向があります。

 「ジャンプはあくまでも演技の一部」と言うのなら、こういう着氷をしてほしいよね、ってぐらい理想的な形です。
「66.79」のショート3位と良い評価を受けました。このクオリティの高さは認めないわけにはいきません。

 金・銀はちょっと難しいと思いますが、銅メダルに紀平さんか山下さんか、どちらかが必ず食い込んでくれると信じています。

 では、また明日!

 Jun

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