yuzu

 婦人画報(5月号)の記事が好評の中谷ひろみさん。ブログ読者のjadeさまから、この記事を補完するネットエッセイをお教えいただきました。ありがとうございます!

 まずこちらのエッセイ、「誌面では伝えきれなかった思いも含め、数回にわたり特集をお届けします」とあります。「週1で!」なんて贅沢は言いませんが、隔週ぐらいでアップしてくれると嬉しいです。

 エッセイの内容は、「婦人画報」本誌とのかぶりは基本的にありません。写真も、本誌にはない、地域に密着した素敵なものが掲載されていますね。安心して「婦人画報」をご購入いただいて大丈夫です。

 今回のエッセイのメインテーマの一つは、アイスリンク仙台でスケート教室に通う女の子への取材だと思いますが、「はっ!」と考えさせられる一節がありました。

  「学校で印象的な五輪の試合を調べたら、男女ともカーリングを抑えて、フィギュアスケートでした。女子は羽生選手をかっこいいと言うし、男子は軽々とやってる!と驚いていました」

 もちろん、これを北海道北見市で聞いたら逆の結果かもしれませんが、カーリングは毎晩遅くまで試合が長引いていたし、大人でさえも、ルールや戦術をしっかり把握するのが大変なスポーツでしたよね。

 ただ、この「平昌五輪でいちばん印象に残った選手は?」という質問を、日本全国の小学生に聞いても、間違いなく羽生君がダントツで一位になると思います。

 日本の大人の間では、五輪での金メダル獲得の実績という点から、国民栄誉賞授与をめぐって、内村さんは?北島さんは?野村さんは?という話が飛び交いましたけど、「種目の数が違う」ということに尽きると私は思います。

 体操は個人でも総合・種目別とあるし、団体戦もある。水泳は泳法ごとに分けられているだけでなく、さらに距離ごとに何種目もあるし、リレーもある。柔道は体重別になっている。

 フィギュアスケートは、ペア・カップル競技が日本でほとんど認知されていないに等しいし、団体戦も実施されて2度目で、実質、男子と女子の2種目のみです。やはり、この違いは大きい。こういうことを言うと、「競技人口ガー!」という人が必ずいますが、それを言ったら、女子のレスリングなんてどうなんだ?という話になってしまう。

 我々マニアの間では「PCSが崩壊している」とかそういう話をしますけど、インパクトという意味では、依然として影響の大きいスポーツのはずなんですよね。

 少し前の話になりますが、世界ジュニアのコストルナヤのSPをテレビで流していると、フィギュアスケートの知識のまったく無い4歳下の私の弟が見ていて、

  「この子が凄いのは俺でも分かる」

 と、ボソっと語っていました。

 高度な技術の構成をノーミスして当たり前。選曲・振付も洗練されていて当たり前。そしてビジュアルレベルも高くて当たり前。

 羽生君の平昌五輪での演技をきっかけに、フィギュアスケートってそういう「当たり前の3要素」を兼ね備えたスポーツでしょ?という所に、このスポーツが回帰してもらいたいです。

 オタだ、アンチだという不毛な論争を超えて、美しいものは美しい、美しくないものは美しくないと、堂々と言いたいものです。

 では、また明日!

 Jun

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