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 ジュエルズの最新号の続きです。バックナンバーのレビューは「こちら」で。

 この雑誌の羽生君のインタでは、取材者のクレジットが無いんですけど、いつも質問が的確でありつつ、他誌ではまず読めないようなデリケートな部分にも踏み込んでくるので、

  もしかすると取材者は存在しなくて、羽生君の自問自答なんじゃないか?

 とさえ感じることもあります。今回取り上げる箇所は、「CWW」という名前こそ出ませんが、CWWに「関連」した部分がやはり気になりました。

 このインタビューが行われたのは「平昌五輪から一ヶ月後(3月下旬)」で、しかも「スケート靴は一度もはいていません」と羽生君が発言していますね。ところが、こんな発言もあります。

  「先日、小さい頃から今までの演技を見直そうと思って(映像を)見ていたのですが、ケガをしている時の方が頑張っているんですよね。窮地に追い込まれている時の方がいい演技をしているのかなと思います」

 テレ朝の関係者とCWWの準備を五輪直後から(靴をはける前から)進めていたと、何日目の公演か忘れましたが、確か羽生君がそう話していた記憶があります。もちろん、「滑るつもり」じゃなきゃ、過去の映像を見るわけがないですよね。

 そう考えると、3日間で9つのプログラムを滑るための準備は、実質半月ほどで仕上げた、ということになりますか。ただ、スケート靴をはかない時期に、それこそ「綿密なイメトレ」で、何をやるべきかしっかりと固めていたのだと思います。

 そして、このインタの最後の部分はとても印象的な発言で締められています。

  「ファンの皆様それぞれに、僕を応援してくださるようになったきっかけの演技があると思うんです。たとえば、ソチオリンピックの演技だったり、ニースの演技だったり、ノービス選手権の演技だったり……。それぞれいろいろなものがあると思うのですが、今まで見てくださって本当にありがとうございます」

  「今回のオリンピックを見て、これからもしかしたら過去の演技を見てくださる方もいるかもしれませんが、ノービスのころからのファンの方は僕の全部のスケートをご存じで、その全部のスケートを好きになってくださっているのが、すごくありがたいなと思っています。プログラム一つひとつにいろいろな思いがあるので、それをちゃんと見ていただけて、とてもうれしいです

 CWWを堪能した後にこの文面を目にすると、もどかしさもありつつ、ただ、この発言は、CWWのことだけを言っていないような気もします。

 あくまでも、私の願望に基づくわがままな推測です。個人的に、羽生君には、他人がやったことのあるような有名曲を、もうプログラムに選んでほしくないんですよね。フィギュアスケートの「王道曲」ではない、マニアックな曲をチョイスしてほしい。ただ、その点、ジェフの「引き出しの豊富さ」を皆さんご存じでしょうし、私もあまり心配していません。

 一方で、羽生結弦というスケーターの中に「生き続けてきたもの」あるいは「受け継がれてきたもの」を堅持してほしいという気持ちもあります。それは、パリ散やM:I-2のようなロックなのか?ロミジュリやオペラ座のような映画(舞台)音楽なのか?そう考えると、今回のCWW用に採用した、少し昔のプログラムを新シーズン用に作り変えるというのも、あるのかもしれない。

 そこで、FaOIの出演決定が意味するものは何か?つまり、FaOIで何をやるの?ということなんです。さすがにスワンは無いだろうな・・・と思いつつも、せっかくCWW用に準備をしたんだから、ジャンプ入りでどれかやってくれるのでは?と。

 CWWで、ジャンプを今にも跳びそうでヒヤヒヤしたといえば、ツィゴイネとロミジュリでしたが、個人的に見たいのは、悲愴です。成熟した大人の男性となった、いまの羽生君が演じても、十分に釣り合いが取れている曲調だし、新しいファンにはあまり馴染みのない曲でもあるので。

 では、また明日!

 Jun

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