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 エテリ組は、将来有望な女子スケーターがどんどん登場している状況にあって、そこで、読者の方々と一致した見解というのは、メドちゃんは突如現れた天才スケーターというわけではなく、チームの指導力も非常に優れているということでした。

 シニア1年目のザギちゃんが平昌五輪で金メダルを獲りましたが、男子で言えば、ジュンファン君が金メダルを獲るようなものですから、やはりこれは偉業です。以前、ミヤネ屋でもこの両チームが特集されたことがありますが、エテリ組とクリケットの「違い」を想像してみるのも、楽しい作業です。

 新シーズンが始まって、エテリ組のスケーターは順調に伸びるのかどうか。一方、クリケットのスケーターでは誰が輝くのか。この辺りも楽しみですね。

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 さて、Ice Jewelsの「ロシア雑誌紹介コーナー」の中で、メドベのママとおばあちゃんのインタが掲載されていました。親が子どもについて語る場合、自慢大会になるか、あるいは「ウチの子はまだまだ!」と謙遜するか(日本的現象かもしれません)のどちらかになりがちで、このインタの約8割は「ウチの子は賢い!」というお話でした。

 ところが、メドベママがフィギュアスケート経験者ということもあり、エテリコーチとの関係について、おばあちゃんが面白いエピソードを語っていました。

  「エテリさんを子どもの頃から知っています。ジャンナ(メドベママ)のコーチとエテリさんのコーチは夫婦でしたから。そして今度はジェーニャ(メドベ)が滑るようになって、再び氷上のエテリさんを見かけました。彼女の指導の幅広さ、教え子たちへの要求、子どもたちの動きを見ましたが、他の同年代の子どもたちとは大違いでした。彼女は子どもたちを2~3人単位で次々と『コンベアー式』に指導していました。結果や目的を意識したそのやり方が気に入りました

 「コンベアー式」という言葉を聞くと、「だから同じようなスケーターばかりなのか」と思いがちですが、私は少し違う印象を受けました。

 例えば、クリケットの練習風景から私がイメージするのは、トレーシーに率いられるスケーティングの全体練習と、個々人がランスルー等をする際にコーチが適宜アドバイスをする個人練習の二つですね。

 で、このおばあちゃんの話からエテリ組の練習を想像すると、おそらくレベル別に、約2~3人のグループがいくつもあって、それをエテリやドゥダコフが順番に見て回る。グループ内の2~3人の間で競わせて、グループ間での昇格・降格もあるかもしれない・・・。

 クリケットが「超エリート難関私立校に通いながら、凄腕家庭教師を(しかも科目別に何人も)雇っているイメージ」だとすると、エテリ組は「少人数制でレベル別のスパルタ学習塾のイメージ」でしょうか。日本のフィギュアの現場はどうでしょうね。少なくとも、日本の受験産業から想像できるような「システマチック」なものは確立されていないような気もします。

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 さて、そんな凄いエテリ組ですけど、ミラノワールド後のザギちゃんのインタがWFSに掲載されています。フリーは得意としていたのに、なぜあんな崩れ方をしたのか。

  「体調は整っていました。ここ(ミラノ)に来てからの練習で、どちらのプログラムも通し稽古をして、ミス1つなく滑れていました。それでもこういうことはあるんです。いずれ起こることだったんですよ」

  「・・・原因はたくさんあったと思います。まず、ここへ来てインターネットを覗いたら、私について書かれた記事がいっぱい目に入りました。気にしないようにしたんですが、無理だったようですね。インスタグラムをチェックしても、私が(世界選手権の)代表チームのリーダーだと書いてある記事に何度も出くわしてしまいました。この試合ではもっといい演技を見せたかった。新たな経験になりましたし、まだできないことに挑戦するよりも、プログラムをミスなく滑ることだけを目指して頑張ろうと思います。練習でやっていることをそのままできるように

 SNSに関しては、メドちゃんも色々ありますけど、こういう部分をエテリが厳しく指導しない所が興味深いですよね。「一切やるな」って言いそうじゃないですか。

 ただ、なぜそうしないのか?って考えると、日頃の練習で命を削るぐらい追い込んでいるから、「SNSをやる元気があるなら、ご自由にどうぞ」という考え方なのかもしれません。

 これは、アーティスティックスイミングの井村ヘッドコーチが、代表合宿をする際に、いちおう休日や自由時間を設けていて、「遊びに行く余裕があるなら、行っておいで」というスタンスなのを思い出しました。力士並の食事をしないと痩せてしまうほどのハードトレーニングを課しているのは有名な話です。でも、彼女のことだから、スマホを見つけたらプールに投げ込むとか、へし折るとか平気でやりそうですが。

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 楽しい話もご紹介します。例の秋田犬の件です。

  「(日本からプレゼントしたいというオファーの電話が)25本くらいかかってきました。母にまでかかってきました。(故郷の)イジェフスクとカザンも犬をくれると言うんです。秋田犬を繁殖しているあらゆる場所から連絡をもらいました。私はおとなしい子が欲しいんですよ!見た目は同じでも(と写真を指さす)、性格はいろいろなんです。メスのほうがおとなしいらしいんですけど」

  「(秋田犬は)誇り高いんですよね。強い主人を選ぶって本で読みました。飼う子が私を選んでくれるといいんだけど!そうしたらだいぶ楽になるでしょう。秋田犬について書かれた本を読んだり、飼い方の学習ビデオを見たりしていますし、調教師の人の力もちょっと借りたいと思っています

 ウチの近所でも、ワンちゃんを散歩させている飼い主さんをよく見かけますが、柴犬やトイプードルが多いですね。秋田犬を見たことは一度も無いかもしれません。

 ところで、ザギちゃんの新SPは「オペラ座の怪人」であると、アナウンスがされたようです。彼女のプログラムの選曲に関しては、やはり手堅く行ってる印象です。そうなると、メドちゃんは何を滑るのかも楽しみですね。

 では、また明日!

 Jun

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