IMG_0716

IMG_0717

IMG_0718



 キスクラのレビューの続きです。バックナンバーは「こちら」で。

 (3)「羽生結弦プロデュースアイスショー」(CWW、44~53頁)

 写真の内訳は、黒パリ(1ページ)、ツィゴイネ(3ページ)、黒Tシャツ(2ページ)、白Tシャツ&フィナーレ衣装(2ページ)。主役は完全にツィゴイネですね。

 CWWの愛蔵版ブックと見比べていますが、愛蔵版の方は「羽生結弦写真集」という作りではないので、こちらはこちらで買っておいても良いと思います。もしかすると、ジュエルズのフォトブック(17-18年版)が夏頃に出れば、CWWの写真が入っているかもしれませんね。

 テキストは、ショーのレポート、質問コーナーやトークショーの抜粋、ジョニーとのトーク、そして、佐野稔先生のスペシャルインタビューが収録されています。稔先生のインタから、興味深かった発言を引っ張ってみます。

  「“羽生結弦という存在”は唯一無二だと思っています。これから先、もう出てこないと思っています。それは、伊藤みどりもそうでしたね。僕は伊藤みどりが現役だった時に、“100年に1人の選手”という表現を何度もしましたが、やはりまだ彼女の代わりは出ていないですよね。そして羽生選手も“日本で”ではなく、“世界で”100年に1人の選手なんです。それだけ彼はすごい存在なんです

 もし、羽生君が仙台にずっと留まっていたら、五輪連覇を成し遂げるほどの選手になっていたでしょうか?

 もちろん、とびきりの逸材であると同時に、世界最強のチームに、最高のタイミングで移籍できた運と縁、そして本人の決断力というのも大きいと思います。そこが、みどりさんとは違います。ジュエルズの城田さんの連載(Vol.04)をお読みの方は、「わたしは田舎者でけっこうです。名古屋を離れたくない」と、みどりさんが東京にすら行きたがらなかったエピソードをご存じかもしれません。

 でも、私は、「だから、みどりさんはダメなんだ」と言いたいのではなく、彼女の場合、それが1980年代の話で、チャンスに恵まれなかった部分はあるかもしれません。一方、羽生君の場合、城田さんはすでに荒川さんや本田さんを海外に送り込んだ実績があり、この両先輩の苦労を把握していたからこそ、羽生君をお母さんと二人で行かせて、結果的にうまくいきました。

 もうひとつは、CWWの裏話です。

  「僕が出演の打診をもらったのはかなり前ですが、正式に決まったのは平昌冬季オリンピックが終わってしばらく経ってからだと記憶しています。その時は、滑ることはできないけれど、挨拶するくらいならいいかなと思っていました。・・・しかし、打ち合わせを進めていくうちに・・・僕も『1分くらいなら滑れるかな』とだんだん気持ちが盛り上がってしまったんです(笑)。やはり羽生選手から『ちょっとでもいいから滑ってほしい』って頼まれるとね。断れないですね(笑)

 そうだよなぁ・・・平昌五輪前から準備していなければ、とてもじゃないけど間に合わないよなぁ・・・と納得しました。ただ、連覇できていなかったら、いや、そもそも五輪に間に合っていなかったら、このショーはどうなってたのか?・・・まぁ、今になってマイナスなことをあれこれ考えても生産的ではないし、これで良かったということで。

 他にも、おそらく皆さんも知らない「アッと驚く秘話」も語られていますので、ぜひ目を通されることをオススメします。
 
 (4)「プレーバック 17-18シーズン」(平昌五輪、54~81頁)

 写真の内訳は、SEIMEI(8ページ)、バラ1(2ページ)、黒の練習ウェア(5ページ)、スワン(6ページ)、EX公式練習(4ページ)、メダリスト記者会見(1ページ)、閉会式・メダルセレモニー・帰国後の催し各種(2ページ)という感じです。

 テキストは、松原孝臣さん執筆の「アクセルジャンプ」に注目したもの、スワンのレポート、メダリスト記者会見における羽生君の発言の抜粋、そして、注目は、田中宣明カメラマンのインタビューです。こちらは、平昌五輪での撮影の苦労話が中心で、撮影場所の抽選やオリンピックだからこそ注意した点など、なかなか聞けないお話が詰まっています。

 そんな中、冒頭の発言が印象的でした。

  「僕が『ゆづは金メダルを獲るかもな』と思ったのは、公式練習初日です。彼を見たのは約4カ月ぶりで、(初日は)ジャンプ練習をほとんどしていませんでした。でも、その時の表情が本当に穏やかで、落ち着いていて…。もっと焦っている感じを想像していましたが、そんなことは全くなかったですね。今まで、試合では見たことのない表情でした

 大会期間中の羽生君をテレビで見ている限り、さすがに表情だけではそんな確信は持てなかったですね。バラ1で4Sをバッチリ決めてくれるまでは、むしろ「過度な期待をしてはいけない・・・」と抑制的な気持ちであの数日を過ごしていました。

 以上、2回に分けてキスクラの羽生君関連の記事を見てきました。写真はFaOIとパレード、そしてCWWのツィゴイネが要チェックで、テキストは稔先生と田中さんのインタが注目です。グッズ購入やアイスショーで、色々とやりくりにご苦労されていると思いますが、ぜひ書店でチェックしてみてください。

 明日は残りの記事と、余裕があればCWWの愛蔵版ブックについても触れたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ