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 すでに多くの方が入手&熟読されていると思いますので、個人的な印象をつらつら書いていきます。

 まず、ざっと見渡して、「羽生結弦写真集」的なものではなかったので、「期待はずれ感」があった方もおられるかもしれません。ただ、そういう雑誌は今後出てくると思いますので(例年通りなら、夏頃にジュエルズのシーズンフォトブック)、これはこれで楽しむのが一番だと思います。

 (1)ゆづの野望

 本書を、現地会場でも購入できた(白の)ガイドブックを読み、3日間の放送を堪能した上で楽しめた理由は、このショーを踏まえた、羽生君の最新のコメントが掲載されている点ですね。

  「今、滑りたい曲の候補がたくさんあります。だから近い将来には、それをジェフなどに作ってもらうことになると思いますし、最終的には、自分の経験とか知識とかを伝える立場になりたいなと考えています。そのときに言葉に説得力を持たせるためには、五輪の金メダル2個が必要で、さらに記憶に残ることをした人じゃないとだめだなと思っています。4回転アクセルはとてもインパクトがあるし、この先僕が伝えたいことや取り組みたいことに必要なものだから、絶対に成功させたいです

 新シーズン用の曲はすでに決めたということなんで、若干タイムラグはありますが、赤字にした部分は、ずいぶんと本音というか、踏み込んだ内容だなと、思わず身を乗り出して、色々と考えさせられました。

 羽生君はリアリストの部分の強いアスリートで、「オリンピックに出るからには金メダルを獲らないと話にならない」という意識を、決して日本のお家芸ではないフィギュアスケートの選手なのに、強く持っていました。水泳や体操や柔道の日本代表選手がそう言うのとでは、わけがちがうのです。

 しかも、すでに荒川さんが1つ獲っているし、自分は19歳で1つ目を獲ったのだから、2つ獲らないと、フィギュアスケートの第一人者とは言えない(と本人は思っているフシがある)。自分の発言を元にして物事を動かすこともできない。

 さらに、4Aを、「この先やりたいことのために必要なもの」というのは、私の知る限り、初めての発言ではないかと。もし囲み取材でここまで話すと、「伝えたいこと、取り組みたいこととは、何ですか?」といちいち聞かれて、それをアンチメディアに、「羽生、金儲けのために4回転アクセル挑戦」などと捏造されかねない。

 この愛蔵版ブックは、いわゆる受注生産品ですから、私たちを「本物のファン」であると信頼して、これだけ語ってくれたのでしょう。嬉しいですね。

 (2)白と黒で完成品

 ガイドブック(白)と同様に、本書(黒)でもゲストスケーターについてしっかりページが割かれていますが、「白」やショーでの紹介VTRが「ゆづからスケーターへのメッセージ」だとすると、「黒」の内容は「スケーターからゆづへのメッセージ」という形式になっていますね。二冊で一つ。両方を読むことで、出演スケーターとゆづの「絆」や「継承されたもの」が完璧に理解できる内容に仕上がっています。

  このショーは、様々な面で感心させられることばかりでした。グッズを後日通販で購入できることや(現地での販売開始時刻も早まったし)、ライブビューイング(映画館&テレビ)、テレ朝チャンネル2での完全版放送はもちろん、グッズ自体も、Tシャツのデザインもいいし、2冊のブックも、他のアイスショーや試合のプログラムとはクオリティが違います。

 おそらく、羽生結弦プロデュースのショーだからこそ、彼自身が、「自分だったら、こういうものが欲しい」というアイデアをこれでもかと詰め込めたんだと思います。それもこれも、上で引用したような「前人未到の実績」を打ち立てたからこそ、これだけの「わがまま」を実行できて、しかもこれだけ集客できる。すごいことです。

 バックステージの写真をチェックしていると、都築先生とゆづのツーショットの他に、無良パパも一緒に写っている記念ショットがありますね。無良君、稔先生、川口さん、羽生君と、あと二人知らない男性も写っていますが、どなたでしょうか?一人はなぜかFaOIのTシャツ(たぶん去年)を着ているので、音響・照明等の関係者かもしれません。

 明日は、野村萬斎さんのスペシャルメッセージと、ゲストスケーターからの「いま、羽生結弦に聞きたいこと」を見ていきます。

 では、また明日!

 Jun

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