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 2016年7月29日発売。「Ice Jewels」という雑誌は、昨年10月に創刊し、これまで「1」「2」「3」と不定期で刊行。創刊号以降ほぼすべての羽生君の写真を田中宣明さんが撮影し、例えば、能登直さんの写真とはまた一味違った、シャープで美しい姿が収められています。



 「ジュエルズ」は、その表紙だけ見れば、羽生君ファンクラブの会報ですか?というようなケチがつきそうなものの、その中身はいたって硬派なフィギュアスケート専門誌というスタイルを堅持。今回の『シーズン・フォトブック』は、「ジュエルズ」の「硬派路線」にストレスを感じていたはずの日本中のゆづオタ待望の一冊といえると思います。

 まず、全体を通して感じたのは、羽生君の表情の柔らかさ。羽生君と同郷出身で、絶大な信頼関係で結ばれているカメラマンの能登直さん「だけ」に見せていたような、ナチュラルで、屈託のない笑顔がとにかく弾けまくっています。

 
もちろん、田中さんの腕の良さもあるんでしょうけど、いまの羽生君は、やはり見られることを意識して、パッと表情を作るのも上手くなったのかな?と、その点の彼の成長も感じます。

 もし皆さんの手元に、能登さんの『YUZURU』があるなら、ぜひ開いてみてほしいんですが、『YUZURU』と比べると、『シーズン・フォトブック』の方は大きい写真を揃えていて、その点で編集方針がはっきり異なるかなと。


 
 さらに違う点は、『YUZURU』は2014年10月発売ながら、トロントの写真がごくわずかなのに対し、『シーズン・フォトブック』はトロントの様子もたっぷり収められています。『YUZURU』はそれこそ2007年~2014年というタイムスパンの長さですし、発売時期的にソチでの戦いが中心にならざるをえないことを考えれば、これは仕方ないかもしれません。

 逆に、『シーズン・フォトブック』が『YUZURU』より劣る部分は、ズバリ、価格設定が高めです。『YUZURU』は、全128ページ(しかもポスター付き)で、税抜1800円。『シーズン・フォトブック』は、全96ページ(そのうちプロトコルと成績表が7ページ)で、税抜2100円。まぁ、15-16シーズンと区切っているので写真の枚数が足りなくなるのは仕方ない部分があるとはいえ、それにしても強気な値段だなぁと思います。他社がこの夏に羽生君の大型写真集を出さないだろうという判断があったのでしょうか。

 ちなみに、ウチには「ジュエルズ」が3冊すべてそろっているので、重複がどれぐらいあるか見てみましたが、ほぼ皆無といっていいです。

 では、「ジュエルズ」で採用になった写真の方が優れていて、「シーズン・フォトブック」の方はボツになったものの寄せ集めなのかというと、どちらもいい写真ばかりなのです。ですから、「シーズン・フォトブック」が気に入った方は、これから「ジュエルズ」3冊も揃えなきゃいけませんね!

 WFSも田中さんの写真は多いので、もし書店でバックナンバーを見かけたら、ぜひ手に取ってチェックしてみてください。

 では、また明日!

 Jun

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