On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

カテゴリ: 羽生結弦選手

faoi

 まずは、近畿地方の地震により被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。余震への警戒が喚起されているようです。くれぐれもご注意ください。

 地震で怖いを思いをされている方に、私ができることは、いつもと同じようにブログを書き続けることだと思っています。というわけで、今日はFaOI神戸(2日目)のBS朝日の、感想第一弾です。

 (1)オープニング~世界でいちばん熱い夏

 この後半戦から衣装も変わり、徐々に春から夏へという感じになりましたね。オープニングの見どころは、プルさん登場からのドヤ顔でゆづを紹介→ゆづ登場の4T成功という流れでした。トウループに関しては、金沢よりもさらに良くなっているんじゃないかと。

 岸谷香さんが登場しての「世界でいちばん熱い夏」。自分の記憶は、プリプリ時代なので、あの頃と比べるとちょっと歌唱法が変わったのかな・・・と。けっこうユラユラ気味でタメて歌っているので、これ、スケーターの皆さん、合わせるの大変なのでは?と、余計な心配をしてしまいました。

 (2)ラトデニ君「They Live In You」

 これは面白い振付です。きっとランビ先生が作ったんだと思いますが、このFaOIでのランビさんの充実ぶりは凄い!振付師としての才能が炸裂してますよ。デニス君も、このスタイルの良さと筋肉質な身体、もちろんビジュアルだけでなくジャンプも高いし、ルールも変わった中で、どれだけの評価を受けるのか、本当に楽しみです。

 (3)紀平さん「beautiful storm」

 衣装が昨シーズンのカンフーピアノに似てるなぁ・・・と思っていると、振付も似た感じの動きがありますね。もちろん、曲調は違うので印象は異なりますが、やはりあの「攻めたプログラム」にトライした経験が間違いなく生きてますね。

 また、ジャンプもどんどん良くなっていて、このプログラムは、3Aこそなかったですが、何本跳んでるの?というぐらい、ジャンプを詰め込んでいた印象。でも、しっかり降りているので、日々成長していますね。

 (4)バルデさん「マンボーNo.5」

 毎回楽しませてくれますね!そこから出てくるか!のステージからの登場。この人を見ていると、R&Bの歌手のようでもあり、サッカーのブラジル代表にもいそうな身のこなしだし、フィギュアスケートをやってくれて、しかも日本にガンガン来てくれるというのは、幸せですね。

 あと、今回の神戸はカメラの台数が多くないですか?いわゆるリンクサイドからの至近距離だけでなく、たぶん2階席にも何台も設置していて、アングルが多彩。現地会場で見るような視点も盛り込まれているので、ダレることなく楽しめる映像になっていると思います。

 (5)坂本さん「キャバレー ママには内緒よ」

 画面左下に表示された曲紹介を見て、「キャバレーママ?・・・キャバクラにママはいないでしょう。ママはスナックでしょう」と思っていて、後でネットで調べたら「キャバレー」という舞台作品の中の「ママには内緒よ」という曲のようです(笑)。

 今までの彼女にはなかなか無いタイプで面白いEXナンバーですね。ジャンプは彼女にしては珍しく不安定。彼女ほどのジャンプの名手でも、やはりシーズン前はまだまだコンディションが整わないのでしょう。これからに期待です。

 (6)ベセディン・ポリシュク「カウボーイ」

 金沢と同じプログラムです。今回、アナウンサーの資料情報から、ベセディンさんが100kgの巨体の持ち主であると判明。そりゃそうだ・・・。私も金沢でチラっと見たけど、重量挙げ選手とかプロレスラーのような体型でしたから。生で見るとあの迫力はなかなかのものです。

 (7)織田君「Nat King Cole Medley」

 こちらも金沢で生で見ました。もう完全に彼のプログラムであると同時に、伸び伸びと楽しそうに滑ってくれるので、見ていてハッピーになります。

 3Aはミヤケンさんも言ってたように着氷が不安定でしたが、タケノコ3Loもしっかり降りて、好調を維持しているようです。

 (8)カペラノ「ニュー・シネマ・パラダイス」

 清塚信也さんのピアノに乗せた、しっとり落ち着いた演技。このカップルはコミカル路線だけじゃなくて、こういうスケートもできるから、凄いんですよね。

 あと、ここまでやや塩気味だったミヤケンさんの解説が、この演技でがぜん生き生きとしていきました。しかも、カッペちゃんの衣装の素晴らしさを指摘するところに、目の付け所が違いますね。

 (9)サブチェンコ・マッソー「For Tomorrow」

 引き続き清塚さんのピアノをバックに、今回の注目スケーターの、サブチェンコ・マッソーが登場。CiONTUで川スミペアを見て、アイスショーの中で「起伏」を楽しむには、やっぱりペアは欲しいなぁと思っていました。

 それにしても、川スミペアでも感じましたが、五輪金メダルペアなので、マッソーの屈強な体格を生かした片手リフト等々、技の迫力がやっぱり違います。もう一本のプログラムも楽しみです。

 (10)ジョニー「Creep」

 今回は白の衣装。演技の素晴らしさに付け加えることはありません。アナウンサーも「ファンが好きなだけでなく、ジョニー自身が3本の指に入るほど好きなプログラム」という情報を加えてくれたことで、このプログラムの風格、このプログラムを滑るジョニーのオーラが、テレビからでも異質に感じられるんじゃないでしょうか。それぐらいスペシャルな演技だよなぁと思います。

 とりあえず、10本でいったん切ります。明日も神戸の続きを予定しています。
 
 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

AbemaTV_tournament

 今日はこの番組のことで頭が一杯で、フィギュアスケートよりも、ワールドカップよりもという感じです。今週だけで、藤井七段の対局が3日もあるので(もちろん全対局アベマで完全生中継)、将棋ファンとしてはワクワク・ソワソワな日々を過ごすことになります。

IMG_0730

IMG_0731

IMG_0732

 今日の本題。以前「どうやって雑誌を収納しているのか?」とコメントをいただいたことがあるのですが、基本的には、フィギュアスケート以外の雑誌・書籍をブックオフに売りまくって、スペースを作ることで対応しています。

 実は英語関係の本もかなり処分しました。TOEICの公式問題集、市販の新形式の問題集数冊、金フレ、中村澄子さんの初期の参考書、濱田伊織さんの例文集、『キクタン英会話』、『一億人の英文法』ぐらいしか手元にはありませんね。

FullSizeRender

FullSizeRender

 サイズの小さい書籍や週刊誌は横置きです。よく見たら、悪質デマ記事の「週刊女性」を買っていたことに今さら気づきました(汗)。2シーズン前なので、編集者が多少入れ替わったのかもしれません。

IMG_0733

IMG_0734

IMG_0735

IMG_0736

 FIGURE SKATERSのようなデカい本を入れるために、板を調整してスペースを作っています。AERAの完全版や羽生結弦展本、CiONTUのブックも大きいので、ここに収納しています。大きい本が今後発売されたら、通信を別の棚に移動することになるでしょう。

IMG_0740

IMG_0737

 ここにはWFSが入っていますが、上の空間からもお察しの通り、いずれデカい本に切り替わっていくと思います。

IMG_0739

IMG_0738

 この2ブロックは、すぐに手の届く場所にあって、特にジュエルズとマガジンは「基本資料」として、使用頻度が高いです。マガジンは今季発売されるのでしょうか?あの雑誌は「山口さんそのもの」という内容だっただけに、後任の記者がどういう仕事をするのか、不安と期待が半々という感じですね。

 空きスペースはまだ4~5ブロックあるので、今シーズンは余裕で間に合うと思います。たくさんレビューしていきますね。

 明日はクワドラプルのレビューに戻れたらと思います。神戸の映像をはやくフルで見たい!

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加


 今日は、フィギュアスケートと若干離れた雑談をさせてください。

 冬季オリンピックとサッカーワールドカップって、かぶってるんだな!と、今さらながら気づいたのですが、4年前の6月中旬、ブラジルW杯が開幕した時期、私は仙台にいました。

 2014年6月13日(金)。「Together on Ice」の初日公演を見て、仙台駅近くの居酒屋に入って牛タンを食べたり飲んだりして、その後、コンビニで酒を買い、ビジネスホテルでベッドに腹ばいになりながら、テレビでW杯を見ていました。

 床の絨毯の所に缶チューハイを並べて、試合をつけっぱなしでそのまま意識を失います。はっ!と気づいてテレビを見ると、優勝候補の大本命のスペインがオランダに大量リードされるという、眠気も吹っ飛ぶ衝撃的事実を目撃し(試合結果は1-5)、氷結をビシャーと絨毯にこぼしたことも覚えています。

 昨日(15日)は、「ワールドカップを見ましょう!」と誘われて、友人宅に泊めてもらいました。ウチから電車で、乗り継ぎをミスすると2時間弱かかる千葉県某所です。

 メインは深夜3時キックオフのスペイン対ポルトガルで、せっかくこの試合を見にわざわざ来たのに、家主はまったく起きないという、いったい俺は何をやってるんだ!と疑問を感じつつ、ツイートをしていました。




 ただ、試合自体は神試合で、「やっとワールドカップが始まったな!」と思いつつ、「でも、これでワールドカップは終わりでもいいんじゃない?」というぐらい、壮絶な打ち合いでした。

 ニュース的には、ロナウドのハットトリックがクローズアップされているわけですが、この試合の何が凄いって、ボールを持った時の、各選手の判断がつねに正確かつ正解を出しつづけていることなんです。

 日本代表の試合を見ていると、ボールを持っても、もったくたもたくたやってるじゃないですか。で、もたくたやってる間に、相手選手に寄せられて、バックパスか苦し紛れのシュートか、みたいなお馴染みの展開になると。

 羽生君の例を挙げましたが、羽生君のスケートは、ジャンプ、ステップ、スピン、すべてがお手本であり教科書であり、我々が他のスケーターを見る際の、ひとつの基準になってますよね。「高さと幅のあるジャンプ」ってこういうものでしょ?と。

 そう考えると、「ボールが来た時に、この選手はつぎに何をするか?」という視点でサッカーを見てみると面白いです。

 しかし、このスペインやポルトガルが、フィギュアスケートで言うと、オリンピックの最終グループに残るレベルだとすると、日本代表のサッカーって・・・?ってぐらい、絶望的な気持ちになります。

 スペインは、監督が試合2日前にクビになったり、ポルトガルは、ロナウドも33歳なんですが、もう、基礎能力が高いと、そういうのは関係ないですね。

 やっぱ、羽生君の北京五輪はあるな・・・、三連覇もあるな・・・と、ロナウドのようなレジェンドを見てそう思ったのでした。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

IMG_0754

IMG_0755


 
 今回もクワドラプルの続きです。バックナンバーのレビューは「こちら」で。

 今日は、佐野稔先生のロングインタビュー「平昌五輪男子シングル金銀獲得に寄せて」(48~51頁)をご紹介しましょう。

 (1)「戦略」の勝利

  「これだけ多種類の4回転が跳ばれるようになった今でも、まだ羽生選手の記録は破られていないわけですよね。肉薄している選手もいない。・・・僕の計算では、4回転ジャンプはサルコウとトウループだけで十分勝負できると考えていました

  「公式練習で(4Loを)跳んだのも1回で、その1回も、なんとか跳べたという感じでした。(フリーの前々日に、記者から4Loを跳ぶか聞かれて『はい』と答えていましたが)おそらく、本人は4回転ループは跳ばないと決めていたと思いますよ。『はい』と答えたのは、もしかしたら戦略だったかもしれない

  「(ほかの選手に)現状を知らせないことによって、いろいろな意味で憶測が生まれるだろうし、ライバルに『どうなっているんだろう』と思わせる。プログラムで何をやるのかも謎めいていました。本人は『フリーの朝に決めた』と発言していましたが、おそらくあれはけっこう前から『これでいこう』という話だったのではないでしょうか。逆に言うと、それしかできないというのも実情だったのでしょう。僕たちは彼が痛み止めを飲んでいることは知らなかったし、回復してしっかり練習を積んできているという前提で考えていました。でも、じつは4回転の練習ができるようになってから非常に日は浅かった。そういう意味での戦略面も見事だったと思います

 →→この部分を、ジュエルズの最新号(Vol.08)の羽生君のインタ(46頁)と照合してみると、4Loはもともと跳ぶつもりだったが、「実際に跳べたのは移動する前の日だった」と明かされていますね。さらに、かりに4Sと4Tの2種類だとしても、ハビには勝てる計算だったが、ネイサンに関しては、「ラファが緻密に計算する人だから、4Loを構成に入れるかどうか悟られないようにした」とも答えていましたね。ただ、羽生君は2種類を完璧にミスなく跳べたのは、今までの頑張りがあったからこそ、とも語っています。

 そのネイサン陣営も、五輪でのジャンプ構成にネイサンママが口出ししていた云々という話が明らかになって、「対・羽生」ということでチームがまとまれていなかったようです。そもそも羽生君の怪我も予想外のアクシデントでしたが、やはり4年に1度のこのビッグイベントに、すべてを完璧に合わせるというのは本当に難しいですね。

 (2)ジャンプ自体がアート

  「今回のフリーに関していえば、最初の4回転サルコウ、それから次の4回転トウループも、それほど複雑なことをやっているわけではないんです。ただ、ジャンプそのものの完成度がズバ抜けていました。いろいろなことをやっているわけではないのに加点3が付くというのは、とんでもないことなんですよ

  「羽生選手のジャンプは、着氷姿勢で力を使っていないんです。すーっと流れていく。ジャンプの回転も揺れない。あれが軸の正確性というところだと思っています。そばで見ていたジャッジも、ジャンプそのものが本当に優雅で、もう芸術と言ってもいいところまで昇華していると感じたのでしょう。ジャンプを跳ぶこと自体が芸術的だと言っていい

  「ジャンプは技術的な部分かもしれませんが、動きそのものはアートですよね。そうでなければ、あそこまで加点3は並ばないと思います。それだけジャンプを自分のものにしているというところがすごいです。ほかの人は真似できないし、今後も330点という点数は簡単には出ない。・・・新シーズンからルールが変わりますから、330点は誰にも破られずに永遠に残るのではないでしょうか

 →→さすが、日本男子のジャンプの先駆者だけあって、羽生君のジャンプの質を高く評価していますね。

 フィギュアスケートにおける「技術と芸術の関係」は、CiONTUのトークショーでも、羽生君にとっての重要なテーマでしたが、「羽生結弦というスケーターは、技術の高さが、もはや芸術の域に達している」というのは、ストンと分かりやすい説明です。

 もちろん、これを羽生君が自認するわけにはいかないですが(笑)、やはり稔先生は心強い応援団だなと。今後、大人の事情を忖度して多少発言がブレることがあっても、温かく見守りたいと思います。

 (3)「バラ1」はゆづのための曲

  「それ(音楽表現)も羽生選手ならではのすごさですね。『バラード第1番』を聴くと、『本当にフィギュアスケートで使えるのかな?』と思うような難しい曲なんです。その曲に乗ってあれだけのことをやってのけるわけですから、本当に……。あの『バラード第1番』という曲自体が羽生選手のために作曲されたかのような錯覚さえ覚えてしまいます

  「激しいパートと緩やかなパートがあるなかで、その曲調をステップで表現したり、あらゆるエレメンツを駆使して曲に合わせています。なかなかあそこまでやりきれる人はいませんね」

 →→「SEIMEI」の、フィギュアスケートの楽曲らしからぬ「難解さ」は、愛蔵版ブックのレビューで私も指摘しましたが、稔先生は「バラ1」も「難しい曲」とおっしゃっていますね。

 それにしても、「羽生選手のために作曲されたかのような錯覚」とは、これ以上ない賛辞ですね。計3シーズン滑ったこともあり、平昌五輪でもノーミスでしたから、プログラムの完成度という点では、やはり「バラ1」の方が「SEIMEI」よりも上回ると、私も思います。

 ただ、あまりにも完璧すぎて、羽生結弦というスケーターの「ワイルドさ」というか「ハラハラさせられる部分」を恋しく思う自分もいます。おそらく今季もSPはジェフだと思いますが、選曲はもちろん、ジャンプ以外の部分でも「バラ1とは違った意味で超難解なプログラム」を準備してくれるはずだと期待しています。

 (4)仙台時代の思い出とCiONTU

  「僕は仙台で2年間だけ教えていたことがあるんですが、そのときに羽生選手のお姉さんが僕のクラスにいました。それで、彼がフィギュアスケートを始めるきっかけになったのが僕だということなんです。・・・当時の羽生くんは、リンクに来て泣いてばかりいたことを覚えています。その後、ノービス時代には目立った存在になっていました。・・・成長はずっと見てきました。それはそれで楽しみにはしていたんですよ。でもまさか、こんなにすごくなるとは思いもよらなかったですね

  「僕がアイスショー(『ビバ!アイスワールド』 ※現在の『プリンスアイスワールド』)を始めた頃は、フィギュアがゴールデンタイムに放映されることなんてなかったんですよ。マイナーなスポーツでしたから、メジャーにしたい、少しでも底辺を広げたいと思ってアイスショーを始めたんですよ。それが今や試合の放送はゴールデンタイムで、チケットも獲れない。国民の大きな関心事になっています。自分が生きている間は、こんなことにはならないと思っていたんです」

  「縁の下の力持ちで、自分が忘れ去られた頃にそういうことが起きればいいなと。まさかこんなに早くフィギュアスケートが親しまれるようになるとは、夢にも思っていませんでした。これはものすごい変革ですよ

 →→「いまのフィギュア人気は、羽生人気。羽生が引退したら終わり」などと、普段の生活でフィギュアスケートに1円もお金を落とさないような連中ほどよく言いますが、これは我々ゆづファンであっても、悩ましい問題です。稔先生がおっしゃっている「変革」が打ち上げ花火的なものであってはいけません。

 村上大介君が引退を表明し、須本君がジュニアに留まることになり、日本男子のシニアの選手層はしばらく流動的になるかもしれません。

 CiONTUの成功で、羽生君がプロに転向しても、おそらく彼の出演するアイスショーが全公演完売という状況は変わらないと思います。ただ、フィギュアスケートの競技人口(とくに男子選手)の維持・拡大を考えるなら、「世界で勝てる選手」をコンスタントに輩出する必要がある。そのためには、有望な若手選手に光を当てて、一人でも多くの人に知ってもらうことが大事です。

 私も微力ながら、ブログを通じて若手選手を積極的に応援していけたらなと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

IMG_0754

IMG_0755



 2018年6月14日発売。税込み価格「1,950円」。全128ページ。バックナンバーは「こちら」。

 出版元が「山と渓谷社」となっての新装刊。とはいえ、編集方針に大きな変更は無いだろうと予想して、羽生君関連の記事よりも、日本男子の若手選手の動向をチェックするために購入しました。

 ところが、今回はかなり頑張ってくれています。で、私自身の欲望の赴くままに、気になる部分から読んでみました。

 今日は、とりあえず城田さんの特別企画「羽生結弦、オリンピック2連覇への軌跡」(20~25頁)に集中します。

  「2018年1月上旬の練習再開から約1週間後、私も羽生の状態をチェックするために練習拠点であるトロントのクリケットクラブへ向かいました。五輪本番までは約1ヶ月しか残されていません。実際の滑りを観るのは、ケガをしたNHK杯の公式練習以来、約2ヶ月ぶりでした。トロントへ向かう際、私は誰にも話せない覚悟を持っていました。もし、回復が思わしくなく、五輪で金メダルを獲得できる算段が立たないと感じた場合、『オリンピックに出るのは、やめよう』と告げるつもりだったのです

  「五輪は金メダルを懸けた戦いの舞台です。私は日本スケート連盟の強化部長時代から、一貫してこの考えにぶれが生じたことはありません。歴史に名を刻むことができるのは金メダリストだけです。羽生が連覇を狙うために戦ってきた4年を思えばこそ、金メダルでなければならないのです。所属先の監督としてサポートを続けた私自身、彼を負けさせるわけにはいかないのです。ストップをかけることも、私の役目でもあったのです

 →→城田さんについては、ウチのブログの読者でさえ、抵抗感のある方がいらっしゃるのは、私も承知しています。当時の彼女のこの「覚悟」について、私は賛成も反対もありません。彼女が何を言おうが、最終決定は羽生君に委ねられていたはずですから。このエッセイの冒頭、ソチ五輪で金メダルを獲った際、「ここでやめてもいいんじゃない?」と羽生君に彼女が持ちかけた話も紹介されていますが、彼女なりの金メダルに対する思い入れの強さはよく分かります。

 実を言うと、「3A、4Tあるいは4Sが間に合わなかったら、平昌五輪に出場していましたか?」という質問や、これに対する羽生君の応答を、私は聞いたことがありません。彼の性格を考えると、痛み止めはもちろん、あらゆる手段を使ってでも、五輪のリンクに立っていたような気もしますが、まぁ、実際連覇したのだから、この話はもういいでしょう。

 ただ、CiONTUの愛蔵版ブックで、羽生君は、「この先取り組みたいこと」のために、「金メダルは2つ必要」「クワドアクセルも必要」と語っていましたよね。そう考えると、羽生君って、城田さんに将来的なビジョンをあまり詳しく話していなかったのかもしれませんね。じゃなければ、彼女も「ストップをかける」という発想になっていたのかどうか。

 ところで、キスクラでの稔先生のインタから考えると、五輪前からCiONTUの話は進んでいたはずですが、CiONTUの話は今回の「特別企画」ではまったく出てきません。

 ちょっと脱線しますが、例えば、羽生市にチョコを贈るとか、あーいうのは、トロントメディアデーで色々とお世話をしているANAの方の役目のはずで、だったら、城田さんは羽生君の全てを把握しているのでは?と・・・。まぁ、今日のところは、この企画の原稿がCiONTUの前に出来上がっていたと、理解しておくことにしましょう。

  「期待と不安が入り交じったまま、久しぶりに羽生の滑りを見た瞬間、最悪のシナリオは吹き飛びました。ワンストローク、ワンストロークと慎重に滑り、まだジャンプは1回転、2回転が中心。3回転はトウループだけでした。ですが、ジャンプの軸はぶれていません。『オリンピックに出られる!これなら勝てる!』と思わず興奮しました」

  「そう言い切れる強みがもうひとつ、彼にはあります。日本人があまり持ち合わせていない確固たる勝利への強い意志です。ケガによって弱気へと傾きかねない状況に置かれても、負けず嫌いでもある羽生の『絶対に勝ちたい!』という気持ちの強さが、自らを奮い立たせる原動力となっていたのです。・・・五輪で勝つには、一流の技術と強靭な精神力を併せ持っていなければならないのです

  「平昌五輪の日程は2日連続で組まれていました。このことも羽生の背中を押してくれる幸運でした。たしかに、実戦からしばらく離れた羽生にとって、体力的には厳しい面があったかもしれません。ですが、ケガが回復しないのであれば、首位に立って気持ちも乗った状態で一気にフリーに臨めるほうがメリットになると思いました

 →→ほかにも、慣れ親しんだプログラムだったことで、「多くのことに注意を払う必要がなかった」点も指摘されていますが、「むしろ2日連続だから良かった」という分析は、専門家や記者からもなされてはいなったので、なかなか興味深いですね。

  「ソチ五輪の後と違うのは、『楽しみながら滑りたい』と話していたことです。私はやるからには、休んではいられないと考えています。ですから、挑戦するなら新たなシーズンに照準を定めて始動することになるでしょう。まずは、身体をしっかり休め、再びファンのみなさんの前に強い羽生結弦が戻ってくるまで、少しの間、お待ちいただければと思います」

  「最後に、彼が偉業を成し遂げられた背景には、ご家族の支えが大きかったことを忘れてはいけません。・・・トロントでの彼を生活を支えたお母様はたくさんの苦労をされたと思います。羽生自身の金メダルですが、その半分はお母様の献身によるものといって過言ではないことを、申し添えたいと思います

 →→4月に「週刊女性」(主婦と生活社)が「ゆづママ VS 女帝監督 内紛勃発」なる捏造記事を書いて、ゆづファンの失笑を買っていましたが、「当然、忘れてねーからな!」という城田さんのキツイ一撃で締められています。このような悪質雑誌およびその出版社は、我々もしっかり記憶しておきましょう。

 FaOI神戸の動向も気になりますが、明日も引き続き本誌をご紹介する予定です。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ