On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

カテゴリ: 羽生結弦選手

yuzu

 TVガイドの「KISS & CRY」の特設サイトにContinuesのリポートがアップされています。

 初日公演(13日)のリポート、囲み取材、セットリストで構成。よくまとまっていて便利です。サイトの中で特に告知は無いのですが、2日目と3日目のリポートもアップされるのでしょうか?あるいは、後日「KISS & CRY」誌で「完全リポート」が収録されるのか。

 キスクラといえば、羽生号、宇野号、浅田号、高橋号と、独立した雑誌として小刻みに発売する「発想の柔軟さ」があるので、当然「羽生号 Continues特集」は企画してるんじゃないかと。「Continues 愛蔵版ブック」が送られてくるのはまだ先ですし、早期出版を期待しています。

 さて、囲み取材の部分から、個人的に気になる発言を拾ってみました。

 (1)Continuesまでの準備期間

  「オリンピックの後は、ショーの内容を詰める毎日で…。実際にプロデュースする側に立ってみて、どれだけこのショーにいろんな物語を込められるかとか、感謝や凱旋報告という気持ちを込められるかをすごく考えた1カ月でした」

 (2)いつ滑ることを決めたのか?

  「安静期間(3週間)を経て氷上に立った時に、そのステップ(※オリンピック前に滑った際、痛いと思ったステップの数カ所のパート)を確認した時に痛くなかった、そしてフライングスピンなども含めたスピンを始めてみて、すべてに痛みが感じられなかったので…。また、このショーの中で僕が幼い頃に滑っていた演技をすることによって、『この時にこういう選手に憧れていたんだな』とか『こういったものが受け継がれていたんだな』というのを見てもらいたいという思いから、滑ろうと決めました」

  「オリンピック後、3週間の安静期間を経て、3月終わりあたりから、リハビリとして氷上でステップやスピン、体力トレーニングなどをしています

 (3)古いプログラムを演じるにあたって

  「自分がこれまで教わってきた先生たちへの感謝の気持ちを込めて、古いプログラムを披露させていただきましたが、あまりにも“今風”にしないように気をつけました。もちろんステップワークやクロスの仕方、表現方法は昔とは変わっていて、技術的に成長したといえるとは思いますが、あまりにそこを見せつけたくはないなと。だから古い映像を何回も見て、それに近づけるように努力しました。昔の自分をイメージしながら踊ることは、自分の表現の幅をさらに広げることだと、今回やらせていただいてあらためて感じたので、自分の表現したいものや世界観は、これからの自分にも大きな影響を与えてくれると思っています

 (4)来季のプログラム

  「次のプログラムは、まだ曲も何も決まっていないのですが、“試合に出る”と自分の中でしっかり決めているので、なるべくはやく始動しないといけないなと、今、思っています。ただ、試合をやるにあたってのモチベーションが、前はどうやって勝てるプログラムを作れるかを含めて考えていましたが、これからは、割と自分の気持ちに正直に、”自分がやりたいな”と思う曲や見せたいプログラムを考えながら選曲して、振り付けもしていきたいです

 まず(1)と(2)をセットで。羽生くんはショーの挨拶の中で「テレビ朝日さんから話をいただいて」と発言していましたが、まぁ、彼が五輪まではクリケットの「鉄のカーテン」で守られていたことを考えると、テレ朝からのこの件のコンタクトは五輪後でしょうね。

 そこから、ショーのコンセプト、ゲストスケーターの人選、日程・会場と決まっていき、ライブビューイングとCSでの生中継決定へ。ただ、5月に全公演を放送するというのは、羽生君が滑れること、しかも3日間違う内容を演じることが分かってから、決まったんじゃないかなと。グッズ通販も、もともとのアイデアはあったと思いますが、「羽生結弦展」の惨状を鑑みて(?)、すみやかに情報が公開されていましたね。

 それもこれも、「3週間の安静期間」をトロントで過ごしたからこそ、これだけたくさんのアイデアを詰め込むことができた気がします。かりに、テレビ出演を含めた取材を受けたり、日本のアイスショーに出ていたら、ここまでのものを用意することは難しかったかもしれません。

 さて、この囲み取材の中で、もっとも興味深いのが、(3)の部分ですよね。そして、これは(4)の来季プロについてのプランと密接に関連しているような気がします。

 「曲も何も決まっていない」と答えていながら、「なるべくはやく始動しないといけない」とビシっと宣言しているので、これはもう、しっかり考えていると言ってもいいでしょう。

 来季もジェフとシェイが振り付けをしてくれると仮定するなら、今回二人が羽生君の3日間の滑りを間近で見ていた意味は非常に大きいですよね。

 そして、仙台時代のプログラムとして選んだ6本が、なぜこの6本だったのか。お世話になった先生方ならびにファンへの感謝というだけでなく、「一種の実験」でもあって、もちろんそのまま「リバイバル」というのは無いにしろ、来季プロのヒントが隠されているかもしれません。「Sing Sing Sing」はスウィング・ジャズですし、「M:I-2」はロック。あるいは、クラシックに回帰するかもしれない。

 3日目は、ショーの終了直後にテレ朝のインタビューを受けていました。じゃ、初日のように、2日目・3日目の「囲み取材」はあったのでしょうか?FaOIだと、取材日は限定されていたはずなので、さすがに初日だけかな・・・。

 てか、日本のフィギュアスケートの記者たちは、Continues出演者全員にインタビューする使命がありますし、いや、これだけのメンバーが揃っていたので、おこなわれているはず。これから発売される新刊雑誌も要注目ですね。

 では、また明日!

 Jun

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 まだまだContinuesの感想は続きます。CSの放送もしっかり見たので、金曜日の状況と比較しつつ、昨日の「演技の感想」をさらに補足したいと思います。

 (1)生まれ変わった過去の名演

 CS放送によって、金・土・日、三日間の羽生君の演技を一通り見ることができました。過去の名作を再演する場合、これが例えば海外のロックやメタルのライブだと、明らかに練習不足で過去のアルバム通りに演奏できず、ヴォーカルも声が出てなかったりして、ガッカリすることが多いのです。

 ジュニア時代やシニア上がりたての頃の羽生君の動画を、いまの感覚で見ると、「ジュニアっぽいよな」とか、「まだ雑だよなぁ」とか、思うわけです。しかし、Continuesでの「セルフカバー」のかっこよさに、皆さんビックリされたんじゃないかと。

 当時の振付をそのまま再現したわけですけど、身体は大きくなったし、ジェフやシェイの難プログラムによって鍛えられた「音にバシっと合わせる所作」で、めちゃくちゃかっこよく生まれ変わっているのです。特に、「ロシアより愛を込めて」「MI:2」「Sing Sing Sing」という若い頃のプログラムは、近年のプログラムよりはるかにシンプルな振付ですから、むしろ、羽生君の驚異的な進化と成長を痛感しましたね。

 個人的に、今回の「過去の名作」の中で、メドレー形式ではなく、丸々再演してほしいと思ったのは、「悲愴」です。衣装がホプレガに近いというのを抜きにしても、曲自体が起伏豊かで、今聴いても十分に通用するドラマティックさだなと。競技用プロとは行かないまでも、EX用に「リバイバル」してもいいのでは?と思います。

 (2)プルさんについて

 日曜日のプルさんとの対談は、羽生君も感無量でしたね。羽生君は、金曜のジョニーの時もそうでしたが、自分がいま聞きたいことを躊躇なく直球で聞く人なんだなと思いつつ、それは、「ヤグディンにソルトレイクで負けた後、トリノでどう立て直したのか?バッシングに対してどうしてたの?」という主旨の質問でした。

 プルさんは、バッシングについても、ヤグディンについてもまったく触れず、「自分はスケートが好きで、練習が好きで、振付を考えるのが好きで、演じるのも好き。何より試合が好き。それを積み重ねてきた」とだけ応答していました。これは、質問に答えていないようでいて、完璧な答えになっているんですよね。余計なことを考えるな、好きなスケートを続けていれば、道は拓けるのだと。

 羽生君がこの3日間、ややナーバスになっていたのは、このショーを成功させなきゃ!という責任感とプレッシャー、そして、まだ足が完治していないことも影響しているのかもしれません。

 私はファンとして、彼の気持ちに共感し、受け入れています。それも含めてすべてが羽生結弦なんだと。そんな中、「金メダリストとしてふさわしくない」と説教口調の方は、どうぞ他の競技の金メダリストを追いかければよろしい。

 ジャンプが跳べるまでコンディションが戻れば・・・というか、すでに来季のプログラムを考えている時期ですし、そこに集中できるようになればなと思います。時間が解決してくれるはずです。

 (3)ジョニーのプログラム

 2本目のプログラムが、金曜と日曜で違いました。生中継された日曜のプログラムは「Creep」です。これはカヴァーバージョン。元々はRadioheadの曲で、私も学生時代によく聴いていました。で、ジョニーの「Creep」はどこかで見ていたはずだと思っていたら、2015年のFaOIでやってくれていましたね。



 15年は黒の衣装でしたから、赤の衣装は今回のために新しく作ったのでしょうか。それにしても凄いのは、「Johnny Weir Creep」でYouTubeで検索をかけると、いろんな衣装で演じているんですね。全身黒だけどタンクトップじゃないバージョン、あるいは上は白で下は黒とか。後で私も、動画をまとめてチェックしてみようと思います。

 (4)ゲストスケーターたちの心遣い

 金曜日は、「みんなでフィナーレ」の所、稔先生が勘違いしてスタスタとリンクを出てしまったので、プルさんが稔先生を呼びに行くという「ハプニング(?)」的な瞬間がありました。皇帝に呼びに行かせるなんて!と、会場のお客さんはみんな苦笑という感じでした。

 日曜日はさすがにそんなことは無かったですが、最後に全員が一列に並んで客席に向かって挨拶する際、シェイがスッと一番端に移動して、真ん中に羽生君、その両脇に稔先生と無良君が来るように配慮していました。ちなみに、もう一方の端はジョニーでした。

 世界中のショーに呼ばれるジョニー、世界トップの振付師のシェイであっても、誰を立てるべきかを分かって、サッと動く。私の大嫌いな日本語の「空気を読む」とは180度違う、スマートな振る舞い。羽生君の周りには、こういう人たちが集っているのです。本当に素晴らしいし、誇らしく思いました。

 羽生君には、何も心配することなく、親友たちとともに、やりたいことをとことん極めてほしいと思います。私たちも、一人ひとりでは小さな力であっても、みんなでサポートできたらいいですね。

 では、また明日!

 Jun

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 Continuesの感想の第二弾です。全公演が終了したので、内容について触れていきたいと思います。今日は、金曜日に現地で見た各スケーターの演技について。明日は、このショーの意義について、いろんな角度から見ていく予定です。金曜日の現地観戦の様子については、ツイの方もどうぞ。

 (1)オープニング

 もちろん、黒パリ姿の羽生君の登場に感激したんですが、この時点ではほぼステージの上で、ゲストスケーターと振りを合わせるのみでしたから、「右足の怪我は相当に長引いているんだろうなぁ・・・」と、内心では不安の感情も沸いてきました。でも、このゲストメンバーは、皆がレジェンドであり、同時に羽生君のマブダチでもあるので、その彼らが集っている現実にただただ感動しました。

 (2)ジョニー

 トップバッターは彼。彼を見ていると、本当にハッピーになります。羽生君とのトークでは、羽生君が「技術と芸術」というテーマに絡めて、「プログラムにジャンプを入れる意味をどう考えていますか?」という主旨の質問を投げていました。ジョニーの返答が直接的な内容じゃなかったので、私の後方の席から「答えてないじゃん」と文句が聞こえてきました。

 私は、ジョニーの言わんとしているのは、「プロスケーターであっても、難しいことにチャレンジしつづけて、常に向上心を持つことが大事。だからジャンプを跳べるようにしている」、そんな内容だったかなと。

 そして、ジョニーの後にジェフやシェイも登場しましたが、独特な世界観を持つこの3人のスケーターをまとめて見て感じたのは、「ジョニーはその世界観を自分自身で表現したい人」なんだなと。

 ジェフやシェイは、プログラムに世界観を注ぎ込んで、スケーターを輝かせられる人。ジョニーは自分でやってしまう人。どっちが「良い悪い」と言ってるのではなく、3人のスケートを見て、それは実に自然で正しい選択だなぁ・・・と思いました。

 (3)無良君

 さすがに、ついこの間まで現役バリバリだったこともあり、私は3Aよりも、スケーティングスピードの違いにビックリしました。ゲストの中では、プルさんといい勝負か、あるいはプルさんよりもスピードは出ていたかもしれません。

 金曜日の「実演コーナー」は、イーグルサンドの3Aでした。羽生君の演技を見ていると気づきにくいですが、あのイーグルからの入りというのは、ほとんどスピードの無い状態で3Aに跳びにいくので、3Aの名手の無良君でさえも、なんとか着氷という感じでした。ホント、あれでも満点の加点が3.00なんて、GOEの付け方おかしいでしょ!と文句の一つも言いたくなりますよ。

 (4)佐野先生

 羽生君を別にすると、この日、もっとも歓声(というか悲鳴)が上がったのが稔先生でした。あの衣装は、フィギュアスケートというよりはマジシャンというかお笑い芸人というか、失礼ながら、マギー審司(マギー司郎)とか綾小路きみまろの顔が浮かんでしまいました(笑)。とにかく、怪我しないか心配でしたね。

 「実演コーナー」での喋りはさすがの滑らかさで、スポーツニュースやワイドショーの生放送に慣れているテレビの人は違いますね。

 (5)川口・スミルノフ組

 FaOIでも、なかなか世界トップレベルのペアを呼ぶことはできていませんが、このレベルになると技の引き出しが全然違いますね。今回のゲストスケーターの中で、技術面で感銘を受けたのは、ダントツでこの二人でした。

 2本目のプログラムは、いま何かと話題のダンシング・ヒーローでしたが、これは、フィギュアスケートを普段見ないような層にも、ぜひ見て欲しい。そう考えると、日本でペアやアイスダンスの知名度を上げるには、EXやショーでもいいので、往年のJポップのようなものを使って、「知ってもらう」という努力も必要なのかなという気がします。

 (6)ジェフ

 金曜日のトークコーナーは彼もだったんですが、いろんな所で紹介されている、「自分より上手いスケーターに振付したのは、ユヅが初めて」という発言は興味深かったですね。

 このショーで滑った2本のプログラムのうち、1本目のポップな方は、「この曲って、床の上でダンスでリズムを合わせるのも大変じゃない?」という、相当な難曲に感じました。Let's Go Crazyは、あの曲のスピード感が「フィギュアスケートのプログラムとして常識を超えている!」と思いましたが、羽生君の次なる挑戦は「リズム」にあるんじゃないかと、勝手に予想。

 振付師は違いますが、リズムが難しいといえば、ネイサンの「ネメシス」でしたけど、結局ジャンプ用のBGMになってしまったので、羽生君には「複雑なリズム」に真っ向から取り組んでもらいたいですね。ジェフならそういうプログラムを作ってくれそうな気がします。

 (7)シェイ

 今回、会場がもっとも盛り上がったプログラムの一つ。稔先生に対する歓声とは違って、この面白い選曲とコスチューム、ラッパ隊の登場と、わずか数分だったのに、とことん楽しませてくれる内容でした。

 ジェフの方が振付師としてのキャリアは長いので、さすがに手がけている本数が増えてくると、プログラムの当たり外れもけっこうあるかなという印象。一方、シェイに関して、私は外れプロというのが、ちょっと思い浮かばないんですよね。特に17-18シーズンに関して言えば、ネメシス、スカイフォール、SEIMEI、本郷理華ちゃんの「フリーダ」もよかった。

 羽生君もコメントしていましたが、シェイの作るプログラムには「ストーリーが見えてくる」というのは、本当にその通り。そして、編曲がまた上手いんですよね。SEIMEIは羽生君が手がけましたが、新葉ちゃんのスカイフォールの編曲は見事でした。

 やっぱり来季も、ジェフとシェイのいない「羽生結弦のプログラム」は考えられないですね。二人のスケートを見てしみじみ感じました。

 (8)プルさん

 もう、いちいち注釈をつける必要のない、まさに皇帝ですよね。無良君に迫るスピード感と、そして彼のトレードマークともいえる、小刻みなステップ。私は、4年前のTOIでかなり近い席から彼の演技を見たんですけど、体つきや所作による効果もあるんでしょうが、とにかくパワフルで、他のスケーターと迫力が全然違うんです。

 今回も、羽生君がプルさんから多大な影響を受けたことは紹介されていましたが、私は、TOIでプルさんとジョニーを見た際に、プルさんの発するエネルギーが凄まじくて、むしろジョニーの方が羽生君に近いよなぁ・・・という感想を持ったぐらいでした。

 おそらく、羽生君がプルさんから継承したものは、演技で目に見える部分だけでなく、彼の生き様というかスピリットというか、そういうもの全て含めてなのかなという気がします。

 (9)羽生結弦

 金曜日、ツィゴイネの衣装にシューズを履いて氷上に現れた彼を見た時、一瞬、目の前で起こっていることについて、なんと表現していいかわからなかったですね。

 前述のように、黒パリでのオープニングの様子を見て、会場の誰もが「これは相当に状態は悪い」と思っていたはずです。土曜・日曜の公演とは違って、もちろん「事前情報」は一切なし。正直、今回ばかりは、氷の上で立っているだけでいいので、滑らないでほしい・・・とさえ思いました。

 まぁ、ジャンプこそ無かったので、そこはホッとしています。そして、スケートの一歩一歩の伸びの何と凄いこと!例えて言うなら、陸上のボルトの100Mの後半の伸びというか、周りの選手の時間が止まっているように見えるあの伸びがかぶります。

 羽生君のスケートの細かい内容については、CS放送分をまたしっかり見つつ、別の機会に語りたいと思います。そうそう、息を切らせながら、マイクをいちいち取りに行ってプログラムを自分で紹介して、またマイクを置きに行って、という所が、手作り感のあるショーだなぁと。

 さて、これ以上書くと長くなりすぎて収集がつかなくなるので、一度ここで締めておきます。ただ、一つだけ。日曜日の最後の挨拶でゴシップ記事について触れた件。これは、我々ファンの盾になってくれただけでなく、あらゆる心無い中傷記事・報道に対する彼流の反撃でもあると思っています。

 だから、フィギュアスケートや羽生君に関するものに限らず、日々発信される情報との付き合い方、そしてブロガーの端くれとして、私も気をつけなきゃいけないなと改めて思いました。

 では、また明日!

 Jun

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 この記事は日曜の0時にアップ予定ですので、まだ最終日の公演、そしてライブビューイングとCSの生中継も残っていますし、公演内容の感想については、翌日の記事に回したいと思います。

 この日に撮影した会場外の様子については、私のツイをご参照ください。日曜に現地観戦される方のための情報を付け加えるなら、以下の通りです。

 (1)グッズ販売→→オフィシャルグッズについては、すでに全商品の通販での販売が決定しています。こちらのサイト」をご覧ください。それでも当日欲しい!という方もいらっしゃるかもしれません。

 金曜日の状況はというと、私は、販売開始予定時刻(15:00)の2時間前の13:00前から並びはじめました。この時点で前にざっと300~400人いまして、販売開始時刻が14:15に前倒し。そこから購入完了まで1時間ほど。で、私がレジに着いた時に品切れだったのは「黒Tシャツ(S)以外の全てのTシャツ」でした。通販サイトもアナウンスされましたし、日曜日は雨天予報なので、どうなるかは読めませんが、参考にしてみてください。

 (2)会場内のトイレ→→全日本とは違って、男子トイレの多くが女子トイレに変更になっています。「ちょっとちょっと、ぜんぜんねーよ!」と、私自身はかなり歩き回って探したんですが、ようやく発見した男子トイレがガラガラの状態だったので、運営の判断が正しかったことが証明されましたね。グッズの並びで感じたんですが、「羽生結弦展の初日と比べて男性はさらに少ない」印象でした。おそらく、会場に入られたら、通路にできている女子トイレ前の列にビックリされると思います。ですが、この会場は、座席側からも入れるトイレが何箇所もありますので、スタンドを見渡して、空いてそうなトイレを狙って行くと良いと思います。

 (3)会場内の寒さ→→酷寒の全日本とは比べものにならないぐらい、快適な環境でした。ただ、注意点としては二つ。私の席は4階のスタンドA(H5列目真ん中あたり)でしたが、足元に通風孔のようなものがあって、風が出てきていましたね。スカートで来られるなら、薄いひざ掛け等があっても良いかもしれません。お尻はけっこう痛くなるので、クッションはオススメです。ちなみに、手袋、マフラー等も持っていったんですが、まったく使いませんでした。

 (4)公演後の混雑状況→→「規制退場」が告知されていて、公演終了時に「どこそこブロックの方、ご退場いただいてけっこうです」という感じで、順々にアナウンスがかかります。「そんなの知ったこっちゃねー」とズンズン帰っているお客さんもいましたが、私はしばらく座席で同行者と喋った後に席を立つと、全日本のようなギュウ詰めで全く進まない、ということは無かったです。

 全日本の時は、ゆっくり出ていっても、「通路の状況を見て、また座席に戻る」という感じだったので、この「規制退場」の効果が出ていると思います。駅までもそんなにノロノロ進行ではなかったので、時間に余裕があるなら、ゆっくり出ていくのも一つの手です。

 ちなみに、飛田給での電車についてですが、私は新宿方面とは逆方向の電車なので、新宿方面の混雑状況についてはアドバイスできません。ただ、京王線ユーザーとしての知識から言うと、調布で一度降りて、向かいのホームの橋本方面から来る新宿行きの電車に乗り換えると、余裕で座れるのでは?という気がします。運が良いと、橋本から来る準特急と接続するかもしれません。注意点としては、「本八幡行き」という電車に乗ると、新宿駅ではなく新線新宿駅に到着するので、気をつけてください。

 (5)オフィシャルガイドブック→→これは品切れにならないと思いますので、皆さま現地で入手可能だと思います。で、実感を込めて言いたいのは、「第一部が終わるまでは、絶対に中を見ない!」ということですね。

 今回の公演は、ゲストスケーターの登場前にスクリーンで「羽生君からの紹介メッセージ」が流れるんですけど、ガイドブックもそのような構成になっていて、ほぼネタバレに近いです。私は開場前の待ち時間に隅から隅まで熟読していたので、紹介VTRも2~3人目になると羽生君が何を言うのか予想がついてしまって、「失敗したなぁ・・・」と後悔しました。紹介VTRは第一部で終わるので、休憩時間はもう大丈夫だと思います。

 この記事を書いているのは、土曜日の夕方なんですが、やはり、初日と二日目とでは「羽生君が違うこと」をやってくれたようなので、三日目も「違うこと」を企画してくれることでしょう。

 ツイでも触れましたが、このイベントはとにかく細部に至るまで羽生君の様々な思いが込められていて、「羽生結弦の思想の結晶」と言ってもいいと思います。グッズの扱いから、ゲストスケーターとの絡み、ショーの進行に至るまで、既存のショーとは違った「新しいもの」を狙っていて、それは全てファンのことを思ってのことなので、1日経ってもなお感動と感心で胸がいっぱいです。

 明日はCSの中継で楽しみたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 Continues初日を現地観戦予定なのですが、記事を土曜0時に間に合わせられる自信が無いので、別のテーマでお許しください。その代わりの「暫定版」と言っては何ですが、羽生結弦展のように「現地からのツイ」はする予定ですので、ご覧いただければと思います。

 これまでの、本書のレビューはこちら(「1」「2」「3」)。

 Continues予習として、本書のプルさんのインタを読んでみました。田村さんによる独占インタビューで、場所は昨年10月下旬のニューヨーク。「アイスシアター・オブ・ニューヨーク(ITNY)」出演に際してのもので、プルシェンコが12年ぶりにNYのアイスショーに出るということでした。

 (1)現在の男子シングル

  「今の男子には、お礼を言いたいと思っている。男子のフィギュアスケートを20年分進化させてくれたから。2010年には、誰も4回転ジャンプを成功させていなかったでしょう」

  「今のトップ男子は(アクセル以外)すべての種類の4回転をやるようになった。ユヅは5本。ネイサンは5種類跳べる。ショウマは4本、時には5本。中国のボーヤンもすごい。彼らになら4+4もできるでしょう。ぼくも現役の当時は3アクセル+4トウループもやっていました。今の世代ならもっとできるはず」

 (2)平昌オリンピックの予想

  「ユヅ、ショウマ、ネイサン、ハビエル、パトリックのうち誰が勝ってもおかしくない。でも金メダルはおそらく、ショウマ、ユヅ、ネイサンの間で争われるでしょう。ハビエルも可能性はあると思う」

  「ただネイサンはジャンプの質がすごく優れているけれど、すべてがちょっとコンパクトにまとまってしまっている。比較するとユヅル・ハニュウはすべての動きが大きいです。ハビエルもスケート、ジャンプともすごく質が高い。4回転の種類は少なくても、ミスなく滑ったら優勝のチャンスはあると思う

  「ボーヤン(の金メダル)はおそらくないと思う。彼はとても優れたスケーターだけど、ショウマやユヅとは違ったレベルだから。まずトランジションが圧倒的に足りない」

  「パトリックのスケーティングはぼくは大好き。とてもクリーンで、美しい。すごく自由で滑りが大きい。4回転はトウループだけだけど、決まれば質が高いし」

 (3)ルールについて

  「今の選手には4回転だけでなく、もちろんトランジション、スピンのエッジチェンジも求められる。彼らがやっているのは、新しいフィギュアスケートだと思う。でもぼくに言わせると、もっと時間が必要だと思う。15秒か30秒プログラムの時間を長くして4回転を跳んだら、少し息をつく間が持てるようになる。もちろん身体は疲れるだろうけれど、逆に楽かもしれない

 当然ここで、田村さんは「男子フリーの30秒短縮とジャンプが減るルール変更」について訊いています。

  「そんなことがうまくいくとはぼくには思えない。もっとジャンプ、コンビネーションを増やしていく方向に行くべきだ。フィギュアスケートはバレエではない。もっと激しいスポーツになっていくべきだとぼくは思う

 これについて、少し補足します。昨年4月発売の「Number PLUS(銀盤の革命者)」のインタで、プルさんは「フリーは30秒~1分長くした方がいい。その方が、ポーズを取ったり、表現したり、振付を意識したり、さらにジャンプをするのも楽になるでしょう」とコメントしていました。

 私の解釈では、これだけクワドの進化が進んでいるのに、演技時間が短くなれば、よけい表現・芸術面がないがしろにされてしまうのではないか?、プルさんはそう警鐘を鳴らしているのではないかと。

 本来、フィギュアスケートは技術と芸術の両面を表現するスポーツであり、おそらくプルさんはこれを「バレエとは違う激しいスポーツ」と言い換えているように見えます。フィギュアスケートが、フィギュアスケートとしての体をなすなら、時間がまったく足りないよ、ということなのでしょう。

 平昌五輪は羽生君やハビが出ていたからともかく、ミラノワールドの後、ネット上では「フィギュアが4回転にトライするだけのスポーツでいいなら、スノボを見るわ!」という書き込みを見かけましたし、ガンディさんも「(曲をBGMとして流しているだけに等しいので)振付師は廃業してしまう」とまで苦言を呈していました。

 GOE11段階制導入があまり効果が無ければ、いよいよ技術系と芸術系の2種目分離ということが現実味を帯びてくるのかもしれません。

 (4)4Lzについて

 上記のように、このインタは昨年10月末に行われており、羽生君がN杯で故障する10日前だったといいます。「なぜ、いまや4Lzを跳ぶ選手が何人も出てきたのか?」という質問が投げられます。

  「ぼくも練習では成功していたんですよ。でも当時は、試合では必要なかった。それにしっかり練習するような時間がなかった。1年試合を休んでジャンプの練習に集中したら、できていたと思う」

 ちなみに、プルシェンコの全盛期の「オフシーズン」はどうだったか。アメリカではフィギュアスケートの人気が今よりも高く、「チャンピオンズ・オン・アイス」なるツアーが行われていて、招待されたトップ選手は、世界選手権終了後からおよそ2ヶ月~3ヶ月に亘って、全米ツアーの長い興行に出ていたと、田村さんは注釈をつけています。

  「毎年新しいプログラムを作って競技に出続けていた当時は、本当に時間に余裕はなかった。それでも練習ではトウループ、サルコウ、ルッツ、ループの4回転を成功させました。フリップはついにダメだったけれど。ルッツ、ループ、トウでは、コンビネーションも降りました。・・・(4回転アクセルは半回転足りない)前降りしたことはあります」

  「ユヅルの回転なら、4アクセルを成功させることができるでしょう。彼のスピード、高さなら。でもとても危険ではありますね」

 (5)ハードスケジュールの代償

  「手術を受けたのは15回。お天気が悪いと、その一つひとつの傷をすべて感じますよ。今朝も起きたら、首が回らなくなっていたんだ。枕が高すぎたのかもしれない。マッサージクリームを塗って、痛み止めを飲んでここに来たんです」

  「I need to skate. 滑り続けないと、逆に筋肉が痛む。これからも、エキシビションで滑り続けます。・・・でも競技はもう十分だけど」

 羽生君には、どうか無理をしてもらいたくないですね。ボルトを何本も入れて・・・という状況を、私は想像したくないです

 Continuesのトークショーでは、「ユヅ、いつまで続けるのか?」という話が、プルさんからだけでなく、他のスケーターからも投げられると予想します。羽生君の性格ですから、マスコミ向けとは違った、本音を語ってくれそうです。いまの怪我の状況も含めて、聞いてみたいような聞いてみたくないような・・・、この点については、ちょっと複雑な気持ちです。

 では、また明日!

 Jun

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