On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

カテゴリ:羽生結弦選手 > ブライアン・オーサー

















 今日はちょっと疲れているので、このツイ主様の日本語訳に頼らせていただきます。私が注目したのは2点です。

 (1)ギャビー(・デールマン)や、ハビの大事な演技の前にはケアが必要。

 →→「緊張するな!」と強制することで、選手の性格を変えようとするのは難しいし、そもそもブライアンがそういう人間ではないのは皆さんもご想像の通り。平昌ではこのようなミスもないでしょう。他方で、そう考えると、羽生君のFSの演技をじっくりモニターで見ていた宇野君って、すげーな!と、実は見直しています。そもそも、あそこまで接戦になるほどスコアをもらえるとは本人も思っていなかったフシもありますが、あの強心臓は認めないわけにはいきません。すごい!

 ちなみに、私の陸上部時代を思い返すと、100Mや200Mで、私と同じぐらいの力の選手が前の組で走る場合、タイムや走りを必ず見るようにしました。それでタイムがいいと、「おっ!今日はいい追い風が来ていて、自分もタイムが出そうだ!」と都合よく解釈していましたね。屋外競技で気象条件が影響するスポーツだと、そういうことを言ってられるんですが、つくづくフィギュアスケートは「自分との闘い」だなと思います。

 (2)ゆづもハビも、平昌に4Lzは必要ない。でも、それ以降も現役を続行するなら、話は違う。

 →→今季の羽生君の4Loの変遷を見ていて、4Loがある程度計算できるレベルになったことは良いんですが、これまで彼が自信のあった4Sの精度が落ちたというのは、我々ファンにとっても想定外の出来事でした。新しいジャンプ(4Lz)を増やせば、今季のように他のジャンプ(4Lo、4S、あるいは4T)に影響が出るかもしれない。五輪シーズンはミスは許されませんからね。ここはいくら羽生君とはいえ、慎重にコーチ陣と相談することを願っています。









  →→「辛抱強く待ってくれ」と釘を刺しにきてますね(汗)。ネット観測をしていると、ワールドのFSで羽生君のスコアが渋かったのを、けっこう今でもお怒りの方がいらっしゃるので、ちょっと心配になってしまいます。

 感想は人それぞれあっていいし、もちろん自由に発言するべきです。ただ、本人はもう前を向いているし、国別もガチでいく感じだし、我々ファンもそろそろ腹の底に飲み込んで、

 「あのホプレガは素晴らしかった!」

 で、いいじゃないですかね?いまからそんなにエンジン全開でいたら、平昌に辿り着く前に、息が切れちゃうよ!と。

 では、また明日!

 Jun

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2016-05-29-17-36-13


 
 『チーム・ブライアン』は、単なる「フィギュアスケートのコーチの指導論」と言い切れるほど単純な本ではありません。

 スポーツであり、芸術であり、しかもそれが採点競技であるという、フィギュアスケートというきわめて特殊な種目に対する、ブライアン・オーサーコーチの研究の一端が垣間見られるからです。

 そりゃ、ここまで多方面に目を向けなきゃ世界では勝てないわな・・・と圧倒されます。同じことを日本のコーチができるかというと、現状は難しいと言わざるをえませんね。その辺りについてはまた別の機会にレビューしたいと思います。

 この『チーム・ブライアン』の購入者の多くが羽生君のファンのはずですが、それとともに「第2章 キム・ヨナ」を読み飛ばしている人も相当いるだろうなと想像します。

 しかし、この第2章は私にとっては、いつ読んでも心が激しく揺さぶられる、とてもエモーショナルな内容です。この辺りのページを開くたびに、コメカミのあたりがズキズキくるのです。

 ヨナとブライアンについて事実関係を整理しておきましょう。

 2006年春、当時15歳のヨナは母親とともにクリケット・クラブを訪れます。ブライアンはまだコーチ業に専念していたわけではなく、プロスケーターとしてアイスショーにも参加していました。しかし、彼女の母親からの度重なる依頼を受け、ヨナの専任コーチになります。

 結果的に、2009年の世界選手権に勝ち、2010年のバンクーバー五輪で金メダルを獲得。その間の浅田真央選手との激闘、ブライアンの元を離れた後も、2014年ソチ五輪での銀メダルは皆さんもご存じでしょう。

 なぜコンビを解消したかについては、いらん所で口を出してきた彼女の母親が原因ではあるんですが、それをブライアンが「引きずっている」ことに、私はたいへん驚きました。もちろん、「引きずっている」といっても、彼女たちへの恨み節や悪口を言ってるのではありません。

 ビジネスにしろプライベートにしろ、様々な事情で人と人とが袂を分かつということはいついかなる時も起こりうることです。とりわけ、ブライアンのような温厚な指導者ならば、わがままな弟子の言い分を聞いても笑って送り出しそう・・・少なくとも私はそういうイメージを持っていました。

 ところが、です。この本で書かれているのは、「顔で笑っても心では泣いているんですよ」的な薄っぺらい内容ではありません。彼はこう語っています。

 「いまでも、ヨナのことを考えると胸がチクリと痛みます。ヨナとの別れから学んだのは、こうしたことはビジネスライクには受け止められないということです。・・・・・・本当は、コーチとしてもっとプロフェッショナルになるには、こうした生徒との関係をビジネスライクに扱わないと、私は傷ついてばかりです。でも私はそういう性格ではないのです。生徒と仕事をしたいのではなく、人生を共有したいと思ってしまうのです。

 「しかし私はいまだに不思議なのです。コーチとしての実績がまるでない私に人生を託すとヨナは決めたのですから。私たちは彼女たちに誠実に接し、彼女たちは私たちを信頼しました。そして彼女たちはチャンスをつかみ、私の人生を変えました。私自身、とても素晴らしい思い出ができましたし、彼女と共に多くの名声を築きました。彼女が私を信頼してくれたことで、私はコーチとして考え、行動することに自信を得ることができました。私は自分たちがやっていることは正しいと信じることができたのです。

 ・・・・・・なのに、なぜ?と、傷ついているんでしょうね。

 こういうことを、すでにハビエルや羽生君という新しい教え子がいて、しかもこの本はその羽生君に関連したものであるはずなのに、ここまで本音を吐露しているわけです。私には、「女々しい」とか「みっともない」という感情は全く沸きませんでした。むしろ、

 この人を悲しませるようなことがあってはならない!


 と、全くの部外者の私が、なぜかメラメラと炎がたぎってきたんですね。でも、だからこそ、よかったと思うんです。ブライアンの弟子があの義理堅い羽生君で・・・。

 
 湿っぽい話で終わるのも何なので、こちらのムックでは、ブライアンは弟子たちをユーモアを交えて見ています。

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 「動物に例えるなら、ハビエルはサル。とても野放図で、でも賢い。そしてナムは猫。何かと皆をびっくりさせて気ままだけど、可愛らしい。そしてユヅルはフクロウ。とっても賢くて冷静で、皆を俯瞰しながら様子をうかがって、常に標的を狙っている。僕のチームは動物のようだ」

 ナム君・・・・・・。羽生君には、ブライアンの弟子のまま、プロに転向してほしいですね。ハビエルもそうですが、クリケット・クラブのファミリーのみんながハッピーになってほしいですよ。

 では、また明日!

 Jun

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