On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

カテゴリ:羽生結弦選手 > 雑誌(2016-2017シーズン)

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 2017年7月27日発売。「通信」のレビューのバックナンバーはこちら

 今回は、「2016-2017シーズン後半 羽生結弦名言集 Part.2」とされていて、つまり「通信18」(Part.1)の続編と言うことができます。

 基本的に、Part.1と同じレイアウトです。見開き2ページごとに「16-17シーズン後半の名言」を一本掲載し、そのソースと発言の文脈も添えています。これは、Part.1を読んだ際にも感心した点なんですが、他誌のように「余ったページに、発言を詰め込みました」というような雑な作りではなく、羽生君の発言に対する編集者の愛情が感じられますね。

 Part.1の特徴といえば、羽生君のいわゆるプレカンでの発言のみならず、地上波TVのスポーツニュースなどからも貪欲に揃えていた点でした。

 これが今回さらにパワーアップしていて、今年のFaOIでの発言に関しては、神戸や新潟のローカルの放送からも収集されています。

 ただ、地元の方の協力を得て実際に放送映像を入手したのか、あるいは我々のようにYouTube等を経由して「二次的に」確認したのかどうかは謎です。

 今年のFaOIの写真でいうと、今回もやはり神戸の物は一枚もないので、前号(「通信21」)の方が質・量ともに良いものが揃っていたかなという気もします。企画の主旨が違うので、本号の方が「薄い」のはもっともな話なんですが。

 今回、最も印象的だったのは、32頁と33頁の見開きの所です。

 右(32)ページには「自分が一番とらわれているものは過去の自分」(ヘルシンキ・ワールドのフリー後の会見)という発言と、ヘルシンキでの表彰式の写真。

 左(33)ページには、その「とらわれていた過去の自分」である、SEIMEIの衣装を身にまとった、15年ファイナルの表彰式のショット。

 「とらわれていた過去の自分」が、その15年のファイナルで出したフリーの世界記録というのは、誰もが理解できるわけですが、実際にこの2枚の写真を並べるという発想は、どの雑誌にもなかったですね。本号はすべて16-17シーズンのショットで構成されているので、このSEIMEIの一枚は異彩を放っています。

 ただ、「FIGURE SKATERS Vol.4」(40~41頁)の中で、四大陸選手権の表彰台でメダルを掲げるショットを、2011年、2013年、2017年と3枚並べたものがありましたが、もしかしたら、今回の通信はそこから着想を得ているのかもしれません。

 「FIGURE SKATERS」も来月12日に新刊(Vol.6)の発売が予定されていますが、大丈夫?かぶってたら、差し替え間に合う?と、ちょっと心配だったりして・・・。

 では、また明日!

 Jun

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 2017年6月27日発売。「通信」のバックナンバーはこちらで。

 まず、表紙を見て疑問に思ったのは、「幕張&新潟」とあって、なぜ神戸の写真を外したのか?ということなんですね。神戸のみの出演だった三原さんの写真が無いのが残念です。それから、今さら気づいたことで、KISS & CRYにもLifeにも言えるのですが、おそらく所属事務所等の事情(?)で、ゲストアーティストの写ったショットが一切ありません。もしかしたら、写真集の方には収録されるのかもしれませんが。

 さて、中身の方に。まず、全体的な印象としては、「バラ1盛り沢山」というのが率直な所。幕張(5月26日)と新潟(6月17日)とでは、オープニング&エンディングの衣装が違う一方、バラ1の衣装は不変ですから、バラ1の印象が強く残ります。

 じゃ、単調な内容になっているかというと、決してそうではなく、バラ1のショットも両公演でかぶらないように「うまく散らしている」と感じました。

 特に、このFaOI限定ともいえる「クレイジーショパン」のショットは、バラエティ豊か。投げキッス(32・33頁)は幕張からセレクト。新潟からはエアギター(80・81頁)や、腕まくりショット(78・79頁、86・87頁)と、しっかり漏れなく押さえられています。

 幕張と新潟の写真を「行ったり来たり」しながら見ていると、新潟は笑顔のショットが多いですね。ツアーも終盤に差し掛かり、参加スケーターとの連携も取れてきて、より楽しむ余裕というか安堵感が出てきたのかもしれません。「ゆづの笑顔のショット」という点では、新潟のフィナーレにたっぷり収められています。

 ほぼ羽生君中心で、両公演のショットが99頁までノンストップ。100~113頁で、ゲストスケーターが紹介されています。海外勢は今回特に豪華でしたから、写真一枚でも格の違いが出ているのは当然なんですが、日本の女子選手も特に真凜ちゃんはドーンとデカい写真で、次世代エースのオーラが漂っています。

 そう考えると、日本男子が羽生君と宇野君だけというのは、ちょっと寂しいですよね。若手選手の奮起を期待したいです。

 では、また明日!

 Jun

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 拍手コメントにて、「無良君が、各選手のクワドの跳び方を分析し話題になっています。どう思いますか?」とお問い合わせいただきました。

 どこでどう話題になっているのか私は承知していないのですが、本誌に収録されている無良君のインタ(124~126頁)から、クワドに関する言及部分を引っ張ってみます。

 ――体型がさらにぎゅっと締まりましたか?

  「2年前くらいから身体の中の使う部位を変えているんですね。いい影響を受けている部分もあれば、変えている中で膝とか足首とか痛みが出たりすることもあります。でも、今の男子の基準が、回転の速いユヅ(羽生結弦選手)、昌磨(宇野昌磨選手)やボーヤン(・ジン選手)だったりで、ジャンプを力で跳ぶ時代じゃないんだろうなと思っているから」

 ――・・・では、先ほど挙げた3選手のジャンプについては、どう研究していますか?

  「それぞれ全然跳び方が違うので、動画を見て、自分の動きとすり合わせて、自分はどういうものができるのか、って。サルコウは特に他の選手たちの動画を見ました。踏み込んで跳び上がるまでの瞬間に実際どういう動きをしているのかっていうところを。これが最後の半回転を回りきるカギだと思っているんですね。昌磨が典型的なんですけど、跳び上がった時点で半回転上がっているので、3回転半で済んでいる。それを跳び上がってから4回転回るのか、ユヅみたいに幅と回転力を突き詰めてクオリティの高いジャンプにするのか、それともボーヤンみたいに勢いをうまく使うのか、とかですね」

  →→私が不思議に思ったのは、4Sといえば、ゆづかハビの2択では?ということなんですよね。ボーヤンも4Sは跳びますが、ヘルシンキのフリーは加点も1.14とそんなにもらえていないし。また、上記の無良君の発言から、カート・ブラウニングが指摘したという宇野君の「プレロテ問題」が私も一瞬頭には浮かびましたが、そもそも宇野君に至っては、4Sは試合でまだ降りていないわけですしね。

 まぁ、高い成功率と高い出来栄え点をもらえているジャンパーの跳び方が、必ずしも真似しやすいかというのはまた別の問題でしょうし、ここでの無良君は、4Sに限らず、クワド全般の離氷のことを言ってる可能性が高そうです。

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 おそらく次号との前後編の二部構成が予定されている、長久保裕先生のロングインタビュー。宇都宮直子さんの著書でも長久保先生の部分は面白いネタ満載でしたが、今回も読み応えのある内容です。

 特に、大学進学を機にペアに転向した辺りの話は、私自身知らない話もあり、興味深かったです。羽生君は、おそらく後編からの登場になると思います。

 わざわざ取り上げるのもどうかと思いますが、中年のジャンプ世代のスケオタとしては、ここに触れないわけにはいきません(140頁)。

  「荒川は練習中によそ見していたと思って、『見てなかったでしょ』と言うと、『こうでしょ』とやって見せるような子でしたね。ぱっと見ただけで理解できてしまう。とても頭のいい子。田村岳斗は高校進学で青森から移ってきて教えるようになりました。その頃、『北斗の拳』という漫画が流行っていてね、岳斗の家はお兄さんが北斗、弟が岳斗っていうんですよ。で、北斗の拳の主人公、ケンシロウのセリフで『オレは天才だ』っていうのがあるらしいんだけど、それを真似して、ずーっと『オレは天才だ』って言ってて。言い続ければ天才になれるっていうパターンですね
 
 →→「北斗の拳」の中では、ケンシロウを追い詰める強敵に限ると、北斗神拳、南斗聖拳、元斗皇拳、北斗琉拳と、四流派の使い手が有名です。「北斗の拳」の連載開始は1983年からで、田村さんの誕生年よりも数年後なので、命名とは関係なさそうです。

 ちなみに、「北斗の拳」の中の「オレは天才だ」はケンシロウの発言ではありません。

 「オレは天才だ」というのは、アミバという、今でいう「ヤブ医者」的な悪役キャラの発言。しかも、医療ミスで何人死者を出そうが自分の非を認めない、究極の自信過剰キャラ。当然、ケンシロウに成敗されます。

 もう少し説明します。ケンシロウの兄(実の兄ではない)のトキという人が、北斗神拳を医療に役立てていて、病人や怪我人を、患部の秘孔治療(ツボを突くこと)で治していたんですね。トキの滞在する村は、しだいに「奇跡の村」と呼ばれていきました。

 ある日、アミバがその村を訪れて、足を痛めた老人を見かけるなり、「おれ様が治してやろう!」と秘孔を突くと、老人は苦しみ出します。慌ててそこに駆け付けたトキは、「素人がいい加減なことをするな!」とアミバをぶん殴り、追い払います。

 トキに咎められたことで、異常なまでの恨みを抱いたアミバは、「トキ」と名乗り、医療と称して重病人に人体実験を繰り返します。そして、何人もの人を死に追いやりながらも、

  「おれは天才だ。おれに不可能はない」

 と豪語します。なぜそのような愚行を続けるのかについて、アミバ自身が抱える強烈なコンプレックスがその理由にあるのですが・・・。詳しくは「アミバ様復活委員会」を参照のこと。



 この爽やかな人はもちろん、若い頃の本物のトキで、アミバはもっとブサメンです。まぁ、もし、Lifeのインタビュアーが、その場で、

  「長久保先生、それはケンシロウじゃなくて、アミバという敵キャラのセリフですよ!しかも、天才でも何でもありません。ケンシロウに殺されます!」

 なんて言った日にゃ、せっかくのいい話が台無しですからね・・・。まぁ、仕方ないとはいえ、この部分に注釈さえ付かずにそのまま出版されてしまったのは、やはりこの業界が女性社会だからでしょうか。

 もし私のブログの読者に「北斗の拳」に精通した方がいらっしゃったら、これはけっこう有名な話であると、ご賛同いただけると思うんですけどね。

 では、また明日!

 Jun

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 国別対抗戦の3日目を現地観戦した際、フランスペアのバネッサ&モーガンの迫力のある演技に感銘を受けました。このフランスペアのインタに2ページ、さらに二人が昨年から師事しているシルビア・フォンタナ&ジョン・ジマーマン夫妻のインタに2ページと、けっこうなボリュームです。夫妻のコメントで印象的だったのは、この一節です(45頁)。

  「ペアは、ある程度のレベルまで行くと、氷の上で関係性を持ち、振付けでストーリーを伝えられる。シングルとはまた別のタイプのスポーツです。日本の緻密で正確な文化はペアスケートにはぴったりだと思います

 国別特集のWFSのextraで、中国ペアのコーチは、日本人スケーターがペアで活躍するには「パワーが欲しい」と指摘していましたが、また違った見方で興味深いです。

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 さて、以上を踏まえて、世界ジュニアで13位に入った三浦璃来&市橋翔哉ペアに触れておきます。日本のトップレベルのペアは、男子選手を海外出身のスケーターに頼っている傾向にあります。現在19歳の市橋選手は、今年の2月の大会をもって、シングルを引退し、ペアに専念することになりました。

 このペアは結成2年目なのですが、市橋選手がシングルとペアを並行していた時期があったことは、知りませんでした(64頁)。

 ――今後はモントリオールに拠点を移して練習を積んでいく予定ですよね。

 市橋「いつになるかはわかりませんが、今後も日本とモントリオールを行き来するのは大変なので、いつかモントリオールに拠点を移したいです

 ――今後の目標を教えてください

 市橋「まだまだということはわかっていますが、いつかは一番大きな五輪の舞台に立ちたいです。そのために世界の大会でメダルも取りたいですし、日本にもっとペアやアイスダンスのカップル競技が浸透していくきっかけになりたいと思います

 三浦「一番の目標はやっぱり五輪で、その他にはショーにも出たいし、いろんなところで活躍できるようになりたいと思います」

 →→やっぱり、日本ではトレーニングが難しいのでしょうね。ショーに関しては、日本の若手ペアにチャンスを与えてほしいなと思います。FaOIの場合はアイスダンスのカップルでしたが、上で夫妻が述べていた「氷の上での関係性」というものを表現できる以上、コラボプログラムとの相性はバッチリだと思うんですよね。

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 同じく、世界ジュニアに出場したアイスダンスの深瀬理香子&立野在カップルのインタ(65頁)も収録されています。二人が、カナダのマリーフランスとパトリスの下で練習しているという話ぐらいは、さすがに私も知っていました。しかし、二人がカナダに渡った当初は、チームにはパパシゼがいたぐらいだったと。

 それが、ハベル・ドノヒュー、バーチュー・モイアも移籍してきて、シングルで言ったら、クリケットにラファが弟子も連れて移籍してきた、みたいなものすごい陣容です。

  深瀬「見ているだけで勉強になります。ひと蹴りの伸びだったり・・・」

  立野「身体の使い方だったり、二人の距離感だったり。仮にどっちかがミスをした時に一人が(先に)行っちゃったりしない」

  深瀬「あー、うん」

  立野「ある程度距離感をマネージしていて。見ていて勉強になります」

 →→逆に、日本のアイスダンスは、シングルほど、指導者や練習環境が充実していないことから、海外のトップチームで練習するチャンスがあるのかもしれませんね。

 ほかに、国別対抗戦の4日後、日本チームの若手カップル発掘のために行われた、アイスダンスのトライアウトのレポートも掲載されています(128頁)。

 参加者は、8組の男女スケーターで、基本的にはすでにアイスダンスカップルとして練習していますが、シングルと並行して取り組んでいる選手たちです。

 「練習」とはいっても、アイスダンス(ペアも同様)のリンクの貸切は多くても週1程度で、しかもその貸切時間は、趣味でアイスダンスを続けている大人のカップルに交じって練習しているという状況。スケ連の幹部もこう取材に答えています。

  「育ちが違うスケーターの中で、スケートで同じ感覚のパートナーを探すのは大変。パートナーが見つかって組んでも、日本で練習がままならないので、海外に行くしかない。そうなると経済的なことにも関わってきます。NTC(ナショナルトレーニングセンター)の枠に入れるくらいまで頑張って上達したら、NTCで練習できるようにはしています」

 まぁ、やはり、若い選手にいきなりシングルを断念させて、ペアやアイスダンスにスカウトするのは難しいようで、「シングルと並行」というのは、少しでも競技者を増やし、試合も増やすという点では、ここから始めるしかありませんね。

 ただ、若くて強い、天才カップル・ペアが出てきたとき、この2競技にも爆発的な注目が集まると思います。

 ここ最近の、将棋のプロ棋士の藤井聡太四段のすさまじい地上波の報道を見ていても、とくに感じます。

 司会者も、普段偉そうにコメントしている芸人や評論家たちも、ほぼ99%は駒の動かし方もルールも知らないのに、それが番組の企画として成立していて、実際に経済効果も生まれているのですから、凄い瞬間に我々は立ち会っているのだな・・・と感じます。

 フィギュアスケートでは、例えば、朝やお昼のワイドショーで「真・四回転時代」を「解説」する場合、ネイサンやボーヤンなどのライバル分析にはじまり、番組によってはPCSやGOEにも触れて、プロトコルも紹介していたことを考えると、実は相当にハイレベルです。

 藤井君の場合、お昼ごはんと扇子とクリアファイルとひふみんの自慢話の段階をようやく超えつつあり、最近は対戦相手のプロフィール、瀬川五段、東大の藤岡アマ、澤田六段、そして増田四段の話題がワイドショーで取り上げられるようになりました。まだまだ、フィギュアスケートのレベルには及びませんが。

 若いスターはやはり必要です。いつか、そんな天才の誕生を目の当たりにするためにも、シングルと並行しながらも頑張っている、現役スケーターたちに注目していきましょう。

 拍手コメントでリクエストがあったので、Lifeのレビューを後日もう一回引っ張りたいと思います。
 
 では、また明日!

 Jun

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 羽生君に関連したものではないですが、今日もLife最新号から私の趣味でピックアップしてみます。

 ・ミーシャ・ジー(24~26頁)

 ――世界選手権後は、どんな風に過ごしてきましたか?

  「世界選手権を終えてから、1日も休んでいないですね(笑)。いろいろな国や街に行って、たくさんのプログラムの振付けをしてきました。たくさんのスケーターそれぞれのスケジュールに合わせるために、10回以上も僕の予定を変えないとならなかったんです」

 ――これまで1か月半ほどの間に、どのくらいのプログラムを振付けたのですか?

  「来日(※取材は5月21日)前までの時点で、12プログラムです。SNSにも投稿してあるけど、カレン・チェン、トゥルシンバエワ、韓国のジュニア選手たち、セルゲイ・ヴォロノフ、アレクサンドル・ペトロフなどです。ペアにも振付けました。とにかく予定がいっぱいなので、応えられないオファーもたくさんあったんです。ロシアのジュニアとかノービスの選手、スイス、日本、韓国、カナダとかね。なるべく断らずに受けるようにしているんだけど」

 →→ミーシャのインスタをチェックしてみたんですが、5月21日から見てみると、日本だけでも実にたくさんの場所を回っています。関西学院大(神戸)、邦和(名古屋)、臨スポ(大阪)、少なくとも3か所のリンクを訪れ、またその間に、村元哉中ちゃんに京都を案内してもらったりと、超過密スケジュールですね。三原さんとの2ショットもありましたが、彼女の振付をしたかどうかは分かりません。

 ・畑川明子さん(ロシア語通訳)

 私の大好きな企画「ニッポンのフィギュアスケートをつくる人・支える人」から、ロシア語通訳の畑川明子さんのインタビュー(141~143頁)。5段組で3頁の大ボリュームです。

 70年代に大学でロシア語を学び、翻訳学校、日本銀行を経て、豊富な海外駐在等を通じてロシア語を磨いてきた彼女が、日本スケート連盟からロシア語の通訳として仕事の依頼を受けたのは、2013年12月のグランプリファイナル。

 もちろん、このGPFは、羽生君が勝った福岡の試合です。シニアの女子シングルは、ロシア選手がファイナルに4人(リプニツカヤ、ソトニコワ、ラジオノワ、ポゴリラヤ)、ジュニアの女子シングルもソツコワやメドベージェワを含めて4人進出しており、しかも、みんな若くて英語がしゃべれないことから、スケ連が緊急で通訳を探したのだそうです。

 私たち素人が想像もできない、さまざまな苦労が語られているので必見です。そんな中で、畑川さんのお話で、特に興味深かったのは、「雑誌等で文字化されない、ロシア選手の様子」を語ってくれた部分です。

 例えば、2015年NHK杯で、SPですべてのジャンプをミスして最下位だった(フリーは持ち直して総合9位)ポゴリラヤについてです。

  「あの時はかわいそうでしたね。日本の記者さんたちは決して厳しい質問をしたりしないので、『時差ボケがありましたか?』などといろいろ(失敗した)理由を聞こうとしたようですが、彼女は『なぜこうなってしまったかわからない』としか答えませんでした。ロシア人には言い訳をしないという国民性があります。ポゴリラヤに限らず、失敗した理由を聞かれても、『私の実力です』と答える選手がほとんどです。負け惜しみは言わない、謝らない、弱みを見せないという気質なので、10代の選手でもとてもしっかりして見えるのはそのせいもあるかもしれません

 リプニツカヤについても触れています。

  「ユリア・リプニツカヤ選手が日本に来たのはまだ15歳、本当に小さな時でした。ソチ五輪後の世界選手権だったのですが、ミックスゾーンでたまたま目にしたロシア人ジャーナリストとのやりとりをとてもよく覚えています。(ショートプログラム3位、フリー2位の総合2位だったが)ロシアのジャーナリストは競技中のミスについて、『気が緩んでいたのか』『(五輪から)日程が近すぎたのか』などとガンガン聞くんですよ。それに対して、『私は今日、失敗したわけではない』『私はゴールドメダリストだ、五輪団体で金を取ったんだ』と答えていた姿が忘れられませんでした」

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 このリプちゃんの出場したワールドはさいたま大会のことで、真央ちゃんが優勝した試合でしたね。リプちゃんといえば、ソチでは団体戦で酷使されて、個人戦は5位に終わりました。そう考えると、ワールドで2位というのはよくやったと思いますが、それは外国人の私だから言えるのでしょうか。若くて将来のある彼女に対して、このジャーナリストは容赦ないですね。

 ポゴちゃんといえば、FaOIのThe Roseが素晴らしい出来で、新たなファンを開拓したと思いますが、たしかに15年のNHK杯のSP、それからヘルシンキワールドのフリーは崩れに崩れて、私も、悲しくて見ていられなかったです。

 ただし、この畑川さんのインタは、次の明るい話で見事に締められます。彼女は、忘れられない大会に、2016年のNHK杯を挙げます。

  「その前年にボロボロの状態でインタビューを受けていたポゴリラヤが優勝したんです。前回を見ていたので、優勝して喜んでいる声を通訳できたのは本当に嬉しかったですね。ミックスゾーンでも前回の大会について質問されて、『前回のことはもう言わないでください』と言っていました(笑)

 引き続き、明日もLifeの最新号を見ていきたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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