On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

カテゴリ:羽生結弦選手 > 漫画



 昨日の続きです。実は、後半部分で、これは面白い!と思ったのは、「KENJIの部屋」の漫画コラム「スケオタデイズ J SPORTS出張所」。こちらは、ウェブの方でも読めるんですね!

 笑ってしまったのが、村上佳菜子ちゃん登場回。賢二先生のトークって、親父ギャグやセクハラのスレスレの所を行くんですよね。ただ、若い人を相手に話す場合、これぐらいテンションを上げないとツライ!というのは、私も先生と世代が近いので気持ちは分かるんです。

 ・・・ですが、私のような凡人が安易にこういうトークをすると、ドン引きされることは火を見るより明らか。そこをこらえられるのが30代、そういう配慮ができなくなるのが40代と思っています。まっ、賢二先生は特別なんで、あの軽妙なトークが許されるのです!

 そういえば、先日のNHK杯のアイスダンスの解説を賢二先生が担当していて、番組冒頭、演技が始まる前、あの総合司会的な(織田君やあっこさんが座らされていた)席にバリっとスーツで真面目に座ってるのを見て、思わず笑っちゃいました。

 “kenjiの部屋”で動画検索をすると、ニコ動には予告と振り返り映像がありますね。あまり大っぴらには言えませんが、dailymotionにもポツポツ上がっています。

 スケオタデイズに話を戻します。著者は、16年の四大陸選手権も台湾で観戦。同行者の、「生で見たら、氷の上での演技の流れ、軌跡がわかってそれがいい!」という感想に、なるほど・・・と。確かに、テレビだとカメラが何台もあるので、スイッチャーでバンバン切り替わるから、そういう部分は分かりませんよね。

 私は現地観戦で「軌跡」を意識したことはなかったですが、ピードが何よりも違うと思いました。もちろん、最近だと、樋口さんや三原さんのような若手選手でスピーディなスケーティングをする選手も出てきてますが、画面越しで分かるスピードって、そもそもテレビ自体がワイド画面だから当たり前なんですが、ほぼ横の動きのみなんですよね。右から左、左から右、そしてジャンプ!みたいな。

 これが現地の、しかもある程度リンクに近い席だと、客席に突っ込んでくるような迫力を自分の目で見られるので、そこは生観戦ならではだと思います。

 16年四大陸に話を戻すと、男子シングルでPちゃんがボーヤンを抜いて逆転優勝しています。Pちゃんといえば、最近個人で運営されているブログで、Pちゃんは「腕が肩ぐらいまでしか上がらない」という指摘を目にして、おっしゃる通り!と納得してしまいました。

 そこに来ると、ネイサンは上半身、例えばフリーの「ダッタン人の踊り」を見ていても、指先から腕にかけて独特な動きもけっこうあって、彼やっぱりジャンプ以外も凄いんだなと、魅力的で大好きなスケーターです。

 本書の話題をもう一つだけ。澤田亜紀さんを招いてのお食事会の話も興味深かったです。私も著者と同様、澤田さんの現役時代は知らないのですが、あの濱田美栄先生のお弟子さんで、11年1月に引退。ジュニア時代にGPシリーズに出場したこともあり、2005年のJGP第1戦では台乗りの2位。1位はあのキムヨナだったというから凄い話です。現在は関西大学でコーチをされているようです。

 宮原さんと濱田コーチの「おでこ合わせの儀式」も、澤田さんご自身はおでこを引っぱたかれて気合いを注入されていたとか・・・。関西芸人じゃあるまいし!と笑わせてくれます。他にも、衣装を外注したのは大学生になってからで、それまではお母さんに作ってもらっていたとか、我々も羽生君で知っている知識ではありますが、みんなそうなんだなぁ、大変だ・・・と。

 というわけで、本書の「海外遠征編」というのはあくまでも内容の一部に過ぎません。全体を見ると本当にバラエティに富んでいます。オタ同士のディープトークや観戦レポにとどまらず、生が初めてのライトなお友達を連れての(洗脳目的の!)旅行記風のものもあり、さらには、大西コーチのスケーティング指導から、澤田さんの「スケーター裏話」、そしてミヤケンさんと、一冊の中によくぞここまで詰め込んだなと、企画力が素晴らしいです。

 これだけの内容に仕上げられるんだから、3巻執筆の頃は、著者はもはや自腹観戦などせずとも引く手あまた状態で、アイスショーに招待されまくってるんじゃない?と思います。それで面白さを維持するのも、また大変だとは思いますが。

 最後にオマケ。

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 中身は同じなんでしょうけど、とりあえず全種類買っておきました。これからの季節、ありすぎて困るということのない嬉しい商品です。

 そして、ドドっと、フィギュア専門誌、一般誌も補充してきました。GPFまでは何とか記事のネタには困らないと思います。

 では、また明日!

 Jun

 


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 2016年10月13日発売。本書はスケオタデイズの2巻目にあたります。1巻の方は(1)と(2)でレビューしましたので、そちらもご覧ください。

 この2巻、タイトルから想像するに、「え~?海外観戦?どうせ自慢話ばっかじゃないの?」と、海外観戦歴ゼロの私はヒガミ半分でパラパラめくっていたんですが・・・・、

 面白い!1巻を未読の方がいきなりコレを読んでも楽しめる!

 そういう作りになっています。絵は相変わらず、良く言えばクセのある、悪く言えばヘタクソなんですが、内容面で、コアなスケオタじゃない人の目線に立った話題を提供している、そう感じました。

 まず、冒頭の4頁で1巻の内容を振り返っているんですが、本当によくまとまっていて、この4頁を読んでおけば、とりあえず1巻についてはオッケーという感じなんです。

 で、著者の初の海外観戦が、2014年1月の四大陸選手権@台湾です。この大会、ソチ五輪代表では村上佳菜子ちゃんのみの出場で、ウチの本棚にもこの大会の特集記事を探すのにやや苦労するほどでした。

 ちょっと脱線しますけど、これ前も書いたかもしれませんが、以前、上野の安居酒屋で飲んでいると、いつどの大会かは忘れたんですが(たぶんNHK杯か全日本)、フィギュアの試合が店内のテレビで流れていて、ちょうど佳菜ちゃんの演技だったんですね。すると、近くのテーブルのおっさんが、

  「村上は表現力がうーたらかーたら・・・・」

 と、講釈を垂れ始めて、うるせーなーこのクソジジイ!と、特に佳菜ちゃんのオタではない私でも、腹立って腹立ってしょうがなかった記憶があります。ただ、翻って考えてみると、いつどこで誰が聞いているか分かりませんし、公共の場ではフィギュアスケートに限らず、ディスりだけは絶対に気をつけなきゃなと思いましたね。

 で、この四大陸選手権について、本書では、海外観戦ガイド的な情報はサブ扱いで、むしろ、この大会に出場した小塚崇彦君と彼のファンに対して愛情が注がれた内容になっています。

 13-14シーズンの雑誌を読んでみると、大ちゃんはNHK杯優勝にスケアメ4位、小塚君は中国杯3位にスケアメ6位。問題の全日本が小塚君3位、大ちゃん5位でした。

 ちなみに、他の選手を見ると、まっちーはスケアメとロステレコムで2勝。羽生君は、ご存じの通り、Pちゃんとバッティングしたスケカナとエリックボンパールともに2位。織田君はスケカナ3位、NHK杯2位。ファイナルは、1位羽生君、3位織田君、4位まっちー。あれ?織田君すごくね?と思ってたら、全日本が4位だったんですね・・・。未だに、大ちゃんか?小塚君か?という話をネットで見ることはありますが、織田君含めて、これ選ぶの大変だわ・・・と思いましたね。

 ただ、そんなことは、小塚君を長年応援してきたファンにとっては関係の無い話で、ファンもそして誰よりも小塚君が無念だったはず。そんな彼を支えようと、台湾に駆け付けたファンが「崇彦」のバナーを掲げ、応援する様子が本書では迫真の描写で(絵の上手い下手は関係ない!)描かれていて、いきなり、胸が熱くなりましたね。著者自身が現地でどう感じたかという点だけでなく、現地でのファンとの交流を通じて、ファンの声も反映している所も良かったと思います。

 1巻では、特に小塚君推しという印象を受けなかったので、そういうマンガだったの?と、読んでいてビックリです。著者のフィギュアスケートに対する愛情と寛大さ、そのスタンスがよく表れていますよ。

 38頁からの「フィギュアスケートにおける昭和感」という部分、面白いです。その部分で羽生君についてけっこう語られていて、14-15シーズンの衝突事故以降の「昭和のスポ根漫画的な強行出場」、キシリトールガムのCMが「まるでスクールメイツをバックに踊るスター!」と、「昭和的」な一例として紹介されています。

 あのキシリの衣装といえば、城みちるのことが言われていますけど、城みちるの私の記憶は「風雲たけし城」なんですよね。つまり、彼がアイドル路線からバラエティ系に転向し、キャラを変えつつある時期です。


 ※1:00頃から。他の凶悪な「力士」よりも際立って貧弱なため、城さんを示す黄色のボールを引いた母子も「やったー!」とガッツポーズ。
 
 羽生君以外にも、まっちーや昌磨の「昭和テイスト」についても語られています。

 ちなみに、「昭和」ではないですが、私は、ネイサン・チェンを見て、私が陸上競技出身というのもあるんですが、

 高校1年で100M10秒1代で走るような期待の新生っぽい!

 顔だけ見ると、むっちゃ足速そう!という雰囲気を感じました。むしろ日本代表のリレーメンバーでも、桐生君は柔道とか体操の選手っぽいし、山縣君は水泳とかじゃね?とか。ネイサンこそ陸上顔・短距離顔!と声を大にして言いたい!

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 昭和感というか、日本スポーツ界の各競技の「ファッション面の独特の伝統」ってありますよね。なんで野球選手はプロのいい歳した選手でも眉を細くするのか。Jリーガ―はきたねー茶髪ロン毛にヒゲのままなのか・・・。

 話を戻して、もう少しだけ。海外観戦は、上述の14年の台湾四大陸の後、15年の上海ワールドもレポートされています。

 この大会、羽生君は、SP1位だったものの、フリーでミスが出てハビに逆転されて2位に終わりました。著者は3階席から観戦。周りはスタオベ客などいない状況の中、ゆづ君の演技が終わって「今季はいろいろあったけど、よく頑張った!」と大泣き。その後、ハビに抜かれるも、キスクラで大喜びするハビにまたもらい泣き。泣きっぱなしの著者が、周りの客からなぐさめられたという話も、微笑ましいです。

 その他、臨海スポーツの存続に向けた寄付金集めの経緯や、大西コーチから直接指導を受ける機会があった話もあり、「試合観戦記」とも「オタ同士のマニアックトーク」とも違った話題も次から次へと提供されていて、飽きさせない内容です。

 実はこれでまだ半分です。続きは明日の記事にて。

 では、また明日!

 Jun


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 「ユーリ」の久保ミツロウ先生が、「アンチゆづなんじゃない?」という噂話は私も知っていて、しかし、そんな中、


 例の恋ダンス動画のリツイートの後にこんなツイをするもんだから、アンチの皆さんが「この裏切り者めぇ!」と激怒しているとか何とか・・・。

 先生がどのスケーターが好きかどうかは、私はあまり興味はありません。作品それ自体を評価すべきだと思うので。

 ただ、ユーリのBlu-rayやDVDを売るためには、ゆづファンを激怒させるような下手なツイートをした日にゃ、アマゾンのレビューがボロボロになる恐れもある。それはもう「裏ガイドライン」がちゃんとあるのかも・・・。

 さて、前回記事から少し経ちました。そういう目線でこの『スケオタデイズ』を読んでみると、けっこうフェアですね。そもそも、ゆづファンの多くは国内外・男女問わず、他のスケーターに対して寛容だと思うので、絵の好き嫌いは分かれるにしても、この著者のスタンスは受け入れやすいと思います。

 本書は『スケオタデイズ』の一巻にあたりますが、後半部分は2013年12月の全日本選手権オンリーです。13年の全日本の様子については、WFSのソチ観戦ガイドをご参考ください。

 この大会、羽生君がSP103.10、フリー194.70、総合297.80で優勝していますが、本書の中では、

 「すごい」「完璧」「無敵」「いったいどこまで行くんだろ」

 という感じで、「批評の対象にならない」という感じで描かれています。人間ってわがままなもので、パッとわかりやすい欠点があるからこそ、長所がすごくよく見えてしまいがちです。少なくとも私はそうです。

 例えば、私はPちゃんがけっこう好きなんですけど、その理由は、大事な試合で「やらかし」をけっこうしちゃう勝負弱さが彼にはあって、だからこそ、

 あのスケーティングの滑らかさ&スピードはトップクラスのアイスダンスの選手に匹敵する!

 なんて、他人から見たら過大評価なレベルで気に入っています。おっさんの休日の部屋着のような衣装のダサさすら、「でもスケーティング凄い!」という材料になってしまう。不思議なものです。

 我々ファンから見ればいまの羽生君はまだ新プロが発展途上で、特にSPに関しては賛否両論ありますし、「まだまだ危うさのある」状態に見えます。でも、一般的なファンから見たら、「完璧すぎてアレコレ言えない」というのはあるかもしれません。

 なんでそういうことを言うかというと、本書で描かれている13年の全日本の他の選手、例えば、ミキティとか、あっこさんとか、大ちゃんが、

 ものすごいスケーターに見えてくる。残念ながら羽生君よりも・・・。

 もちろん、上に挙げた3人も日本フィギュアスケート界に名を残すレジェンドたちですが、えー、だったらもうちょっと羽生君のこと描いてよ!という、不満も若干感じました。



 13年全日本の103.10のパリ散。そして・・・



 続けて、先日のNHK杯のSPを見たら、ループのステップアウトはともかく、13年は3Lzにコンビネーションをつけていたのが、現在は4Sにつけてるわけだし、何よりも、つなぎの濃さが全然違う!と、ビックリしました。



 13年全日本のロミジュリは冒頭の4Sこそ転倒がありますが、次の4Tをこらえたあと、当時4回転の本数はこの2本だけというのもありますけど、後半最後までスタミナが切れずしっかり滑りきっています。

 なんだか、最後は漫画の内容よりも、五輪直前の羽生君との比較になってしまいました。ここ最近の試合の動画だけを見てしまうとアレコレ言いたくなりますが、オリンピックで金メダルを獲ったシーズンと比べて、今ってこんなにすごいことやってるんだ!と、ちゃんと評価しなきゃなと思います。

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 WFSのソチガイドを読んでいたら、ランビ先生の五輪直前ロングインタビューがありました。ご自身のバンクーバーでの経験を元に、真央ちゃんや大ちゃんにプレッシャーかけるなよ、とやんわり言ってますね。これ、ちゃんと読んでなかったなぁ・・・。
 
 では、また明日!

 Jun

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 2015年1月16日発売。かつて、そんなにフィギュアスケートを熱心に見ていなかったという著者のグレゴリ青山さんは、2012年の3月、

 ニースの羽生君の映像を見て「世界が変わった」そうです。

 ゆづファン的に、冒頭いきなりツカミはオッケーという感じですよね。

 発売から多少時間が経っている作品なので、いろいろとコメントしてみたいと思います。とりあえず、今日はこの第一巻の前半のみをご紹介。

 とはいえ、羽生君は本書の前半部分(Part1・Part2)ではまったく登場しません。

 Part1では、著者が友人と初めて生観戦をした13年2月の四大陸選手権(@大阪)の現地観戦から始まります。

 その生観戦までの経緯はほんのちょっとだけで、基本的に生観戦に完全特化した内容です。私も観戦歴自体は大したことないですが、行ったことのある方は「うんうん!」と頷ける部分はあるにしても、未体験の方にとってみたら、「やや置いていかれる」ような、のっけからハイテンションでぶっ飛ばす感じがあります。その点、『フィギュアの時間です』や『フィギュアの季節です』の方が広い層にオススメかもしれません。

 以下、個人的にツボだった点を取り上げてみましょう。

 ・ 『時間です』シリーズよりも絵が下手だな・・・と正直思ったんですが、27頁のジェフは実によく特徴をとらえています。

  「コニチワー ジェフリーバトルデス 一緒ニ 踊リマショー」

 著者が「THE ICE」の大阪公演を見に行った際、ジェフのダンスレッスン動画が会場で流れたとか。本当にこんな風に言うかいな?うそやろ!とツッコミつつ、ググったら動画が生きてました。以下の私の記事は忘れてもらってもいいので、この動画は必ず見てください!なかなかの破壊力です。ニコ動の方でもアップされているようです。

 ・ 32頁、2013年のNHK杯のチケットを取れずに泣く泣くテレビ観戦だった著者は、放送を見ると客席に空席がぽっかりできていて、「殺意を覚える!」と、下手ウマな絵で描いています。この点について詳しい言及が無いので、ちょっと理由が気になっています。

 なぜこの話に引っかかったかというと、2002年の日韓ワールドカップ、私はカシマスタジアムでアルゼンチン・ナイジェリア戦をスタジアムで観戦した際、まぁ、空席ができてたんですね。この試合だけじゃなく、当時かなり問題になっていたんですが、あの時は、チケット自体は完売していたのに、ネットオークションでの高額取引が禁止されたため空席だらけという問題が発生していました。このNHK杯も似たようなケースだったんでしょうか?

 ・ 13年11月の西日本選手権の現地観戦の話がとても面白いです。私はこのような地方大会の現地観戦の経験はなく、折しも、先週の「ユーリ!!! on ICE」では、中四国九州大会が取り上げられていて、タイムリーでした。「ユーリ」では、いかにもな地方都市の汚い体育館の脇で選手たちがウォームアップする様子が描かれていましたが、本書の描写も実にリアル!

 会場の廊下で男子選手がジャンプの練習をしていたり(まっちーが普通に歩いていたとか!)、女子選手を観客が使うトイレで見かけたりと、まぁ、でもよくよく考えたらそうだよな・・・と。にしても、試合終了時刻が夜の9時50分で、会場に10時間以上いたって・・・そんなスポーツ大会聞いたことないです。みんなタフだなぁ。

 そんな中、著者はジャッジの真後ろに陣取っていたということで、ジャッジの人たちがひざ掛けに厚着でビックリしたとか。ストーブつけるわけにはいかないですしね。

 ・ この大会、優勝がまっちーで二位が昌磨君。著者にTwitterで西日本選手権のことを教えてくれたというスケオタさん曰く、

  「表現力、プログラムの解釈が素晴らしい。ステップもスケーティングもスピンもいい。技のつなぎも濃くてすごい

 著者は「濃い」の意味する所が分からなかったようですが、私もよくわかりません。技と技との間隔がバタバタせずスムーズってことでしょうか。また、

  「でも、まだ3Aの成功率が低いんです・・・」

 というのは、私も、LifeのVol.7の賢二先生と昌磨君との対談で「3Aに5年かかった」というのを読んで、ビックリしました。4Tの方が早かったらしいです。

 そうなんです。Amazonのレビューでは評判悪いですけど、なんだかんだ言って、Lifeは役に立つ情報が多いので、オススメですよ。

 ふーん、じゃウチにある雑誌でこの辺りが取り上げられていたかなと調べてみると、さすがに西日本選手権自体のレポートは無かったですが、ちょうどWFSの62号の時期のようです。

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 日野龍樹君の話も本書『スケオタデイズ』前半部分で出てきます。それにしても、女子は表彰台を逃した選手たちの名前を見ても、いまやシニア・ジュニアにまたがって、グランプリシリーズで活躍している子ばかり。そう考えると、男子は物足りないですね・・・。

 著者が知り合った上述のスケオタさんは、「鈴木明子さんがオリンピックに出られるように断酒している」という、なかなかの気合いの入り様。

 まぁ、そう言う私も羽生君の記事を毎日アップすることを決めてから、酒量がガクっと減りました。飲んでしまったら、とてもじゃないけど、雑誌を調べつつ記事なんて書けないので、どうしても飲まなきゃいけない日は、前もって二日分書き溜めたり等、調整することもあります。

 お酒をやめたい方は、ブログ更新はオススメかもしれません。

 では、また明日!

 Jun

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 2016年10月7日発売。二日前にレビューした『フィギュアの時間です』の続編をさっそくご紹介します。

 全て読み終えてから、冒頭と、そして、最後の「あとがき」をもう一度見てみると、この内容になるのも仕方ないのかなと思いました。

 すなわち、作者さんが「原稿を描くのに忙しくて現在進行形で情報を追えていなかったこと」と、編集のKさんにかなり「多いです、削ってください」とカットされたことで、結果的に前作と比べて「薄い」印象です。

 前作は、まぁ、昔話が大半で、しかし「歯切れのよいぶっちゃけ」と「勉強になるなぁ」という、二つの意味でおいしい内容でした。

 続編の本作は、「14-15」と「15-16」の2つのシーズンという短いタイムスパンなので、男女シングルの現役選手に対する「分厚く濃い描写とぶっちゃけ」があるのかと思いきや、はっきり言って質・量ともに物足りません。

 例えば、この作者は(と編集者も?)、日本の女子シングル選手に関しては、宮原さんよりも本郷さんが好きなんだろうな・・・というのは、最終第8章を読んでいてすぐに分かりました。もちろん、本郷さんの長所を実に上手く捉えていて、それは別にいいのです。

 しかし、もうそこで、残り10頁ほどなので、じゃ、他の選手についてはどう見てるの?という期待感を奪うかのように、あとは、パタパタっとやっつけ気味に終わってしまいます。巻末の年表を見ていて、あれ?新葉ちゃんは出てきてた?とか、友野君や刑事君を紹介するのもいいけど、草太君はでてきてないよな?とか、やはりこの辺りのホープは最低限押さえておいてほしいよなぁ・・・と、けっこう不満があります。

 他方で、アイスダンスやペアに関する描写はさすがの一言で、今季はまじめに見てみようかな!と、背中を押してくれます。でも、私は、「ブログでレビューする」という目的があったから、集中して頭から一気読みしたから良いとして、これ、一般的なファンからすると、最後の最後の章でやっと「15-16シーズンの日本のシングル選手」の話が出てくるまで、けっこうキツイんじゃない?と思いました。つまり、章の並びが悪い、ということです。

 やっぱり、私たちが容易にイメージできる、最新の現役選手に対して作者はどう見ているか?というものを、最初にある程度提示してもらわないと、海外のしかも引退したアイスダンスやペアの選手の何がどう凄いかとか、「スケオタの日常」や「重箱のスミをつつく話」をされても、ピンとこないんですよね。内容はいいんです。順番がもう少しどうにかならなかったのかなと。

 ということは、まだ読んでいらっしゃらない方は、まず第8章から読んでいただいて、そこからお好みで興味のある章をつまんでいく方が良いのかもしれません。

 文句ばかり書きまくりましたが、個人的にニヤリとさせられた部分を。

 ・ プルシェンコの嫁さんについて。私が見たTogether on Iceでは、本書で描かれているようなあんな薄着だったかどうかは記憶にないですけど、ロングサイド中央・中段のVIP席で、明らかに一般人じゃない風格を漂わせていました。写真は熱心に撮っていましたね。

 ・ リーザについて。本書では「小っちゃいマッチ棒みたい」と描写されています。私も国別対抗と新横浜DOIで目撃しましたが、ホント小さいんですよね。テレビで試合の中継があると、実況スレでは、やれ銀座のチーママだとか、岩下志麻みたいだとか、色々言われてますが、小柄でかわいらしい体型です。

 最後に羽生君に関しては、まぁこんなもんかなぁ・・・と。しっかり描いてくれているし、これ以上「推す」とバランスを欠いてしまうので、十分ですね。そういえば、ハビって出てきてたっけ?と調べ直してみたら、なんと、

  「スペインのハビエル・フェルナンデス君、ハビ、ハビって呼ばれてるけど、同じスペインの同じ年のハビエル・ラジャ君もやっぱり『ハビ』なの?一緒にいる時はどう呼び分けられてるの?」

 という形で、前作で2コマだけ登場していて、本書では一切出てきません。羽生君の最大のライバルなのになぜだろう・・・。そういえば、コーチの話題は扱われていても、ブライアンはコラム扱いだし、振付師の所でジェフは紹介されていても、シェイリーンはまったくないし・・・。

 こういうことを言い始めたらキリが無いのは分かっています。だからこそ、こりゃもう、すぐに第三弾を出さなきゃ、賞味期限切れになってしまいますよ!と、次回作を待ちたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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