On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

カテゴリ:羽生結弦選手 > アイスショー感想


 FaOI金沢3日目レビューの続きです。BS朝日のテレビ放送(幕張2日目)のレビューはこちら(その1その2)。金沢公演での現地会場の様子は「こちら」。幕張初日のセットリストは「こちら」で。

 (13)プルさん「Tango Amore」

 現地からのツイの通り、第一部で一番盛り上がったのが、プルさんのタンゴ・アモーレでした。なぜかと言うと、それはもう、会場のお客さんはご存じの感じで、最前列のお客さんと「何か」が起こるんじゃないか?という期待感ですよね。

 結局、今回は特にサプライズは無かったですが、CWWとはまた違った「遊び心」をFaOIのファンに見せてくれる所が、やっぱりプルさんのエンターテイナーたるゆえんだなと。

 ただ、一方で、ジャンプを着氷した時の「ドスッ!」っという音が、プルさんの場合はひときわ大きく聞こえてくる印象です。そりゃ、身体にダメージが蓄積されていくだろうな・・・と、そこは本当にいつも心配ですね。

 (14)メドちゃん「Experience」

 「3回転・3回転」の2ndトリプルで珍しく転倒がありました。めったに転ばない彼女のこのような姿を見ると、昨年のNHK杯での怪我を抱えながらの転倒が頭に浮かぶので、もしやまた怪我が再発?・・・と嫌な予感も、会場では一瞬しました。

 ただ、その後、怪我の情報は入ってきていませんし、テレ朝チャンネルの映像を見ると、転倒直後に首をかしげていたので、「(身体は大丈夫なのに)なぜこけたんだろう?」という意味だろうと、解釈しました。第二部のコラボプロではいつも通り危なげなくジャンプを降りていましたし、心配無用でしょう。

 (15)ランビ先生「Read All About It」

 BS朝日ではカットされたプログラムです。先週の放送で衝撃を受けた「Slave To The Music」が第二部ということは分かっていたので、第一部の方は見れてないプロだなと。

 まず、面白かったことがあります。蒲田健さんによる紹介アナウンスの後、オレンジの朧げな照明だけが灯されて、女性ヴォーカルによるハスキーな歌が聞こえているのですが、人影がリンクをゆっくり一周しているんですよね。曲はもう始まっているのです。そして、その人影がステージ前に差し掛かった所で、スポットライトが当たって、ランビさんの演技が始まる。とても面白い趣向です。

 アマチュアの大会では、会場は常時明るく、選手がスタートポジションに静止してから、音楽がかかりはじめます。アイスショーの場合も、演技の開始前こそ照明は落ちていますが、スケーターはスタートポジションに留まっているのが一般的。だから、「変わってるなぁ・・・」と感心しました。ちなみに、この日のFaOIで、このようなスタートをした演技は、私の記憶ではランビさんの2本のプロだけです。もちろん、「Slave」のスタートの特徴も現地で見て、初めて確認しました。

 終盤の「これでもかのスピンのたたみかけ」はやはり見どころ。男性でスピナーと言うと、現役では羽生君とジェイソンが浮かびますが、この人が元祖なんだよな・・・と、キレとスピードと正確なポジションを見ながら、しみじみ感じました。


 (16)テサモエ「ムーラン・ルージュ」

 第一部最後の演技です。すでに「通行人」の話はたくさんしたので、まぁ、今日はいいでしょう。素晴らしい演技であったことはもちろんなんですが、ショーバージョンの序盤は赤暗い感じの照明がちょっと残念で、明るい照明の下で、最初から最後までこのプロを見たかったなと。でも、だったら、NHK杯やGPファイナル、五輪のチケットを取れって話なんですけどね。

 カッペちゃんと比べると、テッサって、上から見てると、言葉は悪いけど大柄でゴツいのがはっきり分かるんですが、にも関わらず、軽々とリフトを決めるスコットのパワーも凄い。

 アイスダンスではないですが、ペアのスイ・ハン組のコーチが「ペアスケーターの男子はパワーが大事」と力説していたのをWFSのインタで読んだことがありますが、アイスダンスもパワーは絶対に必要。日本もクリスの後継者が育ってほしい・・・。

 (17)バルデさん&アンサンブル「This is Me」

 第一部終了後のインターバルで、ミーシャ&メドちゃんによる製氷車からの「バズーカパフォ」を挟んで、第二部の一発目の演技へ。こちらは、BS朝日ではカットされていました。

 もはやバルデさんは、アンサンブルスケーターを率いるキャプテンというか、このFaOIの時だけ一緒に練習しているとは思えない一体感が出ています。

 ただ、今年は衣装について一言いいたい。去年はあの赤のコスチュームがかっこよく決まっていて、一方、今年は白。バルデさんは自分のプログラムでも白を着ていたので、もうひと工夫欲しかったなと、この点だけは残念です。

 (18)安藤さん「You Must Love Me」

 安藤さんの幕張公演でのこの枠は「FEEL IT STILL」だったんですが、BS朝日ではカットされていて見られず。そして、金沢では変更されたので、「FEEL IT STILL」は7月のテレ朝チャンネルの放送待ちということですね。

 コンディションは万全ではないのに、よくやってくれています。そして、身体の状態とジャンプの構成をうまくすり合わせることで、会場で見ている分には(テーピングのことなんて知る由もないので)、特に問題なく演じきっていたように思います。その辺りの調整能力は、さすがプロだと思います。神戸まで2週間空きますから、ぜひしっかり休んでもらいたいです。

 (19)ジェフ「For Forever」

 CWW、幕張、そして金沢と、どんどん良くなっていますね。CWW初日で見た時は、なんと難しいリズムの曲なんだ!と感じていて、つまり、彼の技術をもってしても、たいへんな曲という印象だったのです。

 ところが、もはやそういう印象は無くなって、「これはジェフのもの!」というイメージが完全に私の中で固まった感があります。若手に振付を作るだけじゃない、日々進化しつづける世界のトッププロスケーターでもあると改めて感じました。

 (20)織田君「ユメノツヅキ」

 BS朝日で、織田君のプロはこのCHEMISTRYとのコラボのみ放送されていて、タケノコ3Loをあまりに華麗に決めるので、度肝を抜かれた方もいらっしゃったんじゃないかと。

 正直言うと、「この難しいジャンプ、そう毎回毎回というわけには・・・」と思っていたら、やってくれましたよ、金沢最終日でも!

 私の近くに織田君のファンもいて、このジャンプが決まった瞬間なんかは、「キャゃゃゃあああ
!」と大騒ぎしていましたが、その方だけでなく、会場内が揺れていましたね。クワドじゃないのに、ここまでどよめきが起こるのは、羽生君の3Aとこの織田君の3Loぐらいじゃないかと。いやぁ、いい思い出になりました。

 (21)カペラノ「My Gift to You」

 BS朝日ではカットされていました。この二人のカップルは、威厳とか風格とか、失礼ながらそういうものとは無縁のスケーターなのに、なんでもオールマイティにできるんだよねと、感心しきりでした。

 顔もキャラも濃すぎるラノッテさんと、かわいらしいカッペちゃんが揃って、なんかもう、立っているだけで何か面白いことが起こる、そんな空気をまとっているのです。スケーターぽくない所が、この二人の最大の武器と言えるかもしれません。

 CHEMISTY・宮本笑里さんとの相性も、当たり前のようにバッチリ。後半の山場を作ってくれた名プロでした。


 (22)ジョニー「CREEP」

 CWWによって、このプログラムの素晴らしさがさらに認知されたとはいえ、幕張でのジョニーのこの枠はビヨンセでしたから(BS朝日ではカット)、まさか金沢からCREEPを投入するとは思っていませんでした。

 ツイの通り、あの独特な衣装の人影が見えて、場内大興奮でした。トップスケーターがこれだけ集まったFaOIですけど、ひとつのプログラムに対して、会場全体でワクワク感を持って迎えるというシチュエーションは、そんなに多くはなかったですよ。



  ただ、オリジナルのRadioheadのバージョンだったら、(少なくとも私にとっては)ここまで印象的なプログラムになっていなかったはず。原曲は原曲で、まだ悟りきれない男子のティーンエイジャーの、どこに向けていいか分からない衝動を実にうまく表現しています。私の学生の頃を思い返すと、どこのどの子が好きだ、みたいな話をしながら、みんなで酔っ払って聴く、そういう曲だったんですよね。



 そう考えると、Kimberly Nicholeのこのバージョンをジョニーが自身のプログラムに選んだのは正しい。かりに、Radioheadの原曲をそのままカバーするなら、ミーシャがやるべき。半分冗談ですが、彼なら「モテない男の葛藤」のようなものを、うまく表現してくれると思うんですよね(笑)。

 (23)鈴木さん「風の神の歌」

 楽曲の面白さや、衣装とライティングの「緑」のインパクトについて、すでにBS朝日の放送をレビューした際に指摘しましたが、いやいや、現地で見たらその照明が凄いのなんのって!

 同じスタッフがやってるとは思えない・・・と言っては失礼ですが、他のスケーターのプログラムと比べて、2倍以上の仕事量を注ぎ込んでませんか?と。

 小刻みなレーザー光線攻撃から始まって、その後の曲展開に沿って、ライティングのバリエーションが豊富です。あっこさんは全会場参加ですから、後半戦の現地組は、ぜひ目玉の一つとして心の準備をしておいてください。ハードルを上げまくっても、その豪華さにビックリすると思います。

 カペラノ・ジョニー・あっこさんの、中盤の目玉プロ3連発で、感想「その2」はいったん締めようと思います。残りは明日の記事で。

 では、また明日!

 Jun

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 それでは、FaOI金沢(3日目)のレビューです。幕張(2日目)のBS朝日の放送の感想(1)(2)も踏まえつつ、テレ朝チャンネル2の放送と現地観戦の印象を対比させながら、情報を追加したいと思います。

 (1)オープニング~PIECES OF A DREAM

 たぶんこの日の金沢に限らないと思うんですが、FaOIの良い所は、場内が暗転して、時間ぴったりに、「デンデン・デデン!」と、ビシっと始まる所ですね。アーティストのライブなんてもっといい加減なんで、スケーターも運営スタッフもそこはしっかりしているんだと思います。

 羽生君の3Aは着氷がやや乱れましたが、だんだん良くなっているんじゃないかと。

 CHEMISTRYのお二人は、やっぱり生で聴くと分かりますが、歴代のアーティストと比べても声が出ています。曲を引っ張るのは音域の広い堂珍さん。そこに深みのある声の川畑さんがボトムを支えて、素晴らしかったです。さすがに来年もというのは厳しいでしょうが、ぜひまた来てもらいたいです。

 (2)紀平さん「La Vie En Rose」

 ジャンプはだんだん良くなっていますね。全公演出演ですし、これからどんどん調子を上げてくれると思います。

 実は、ジャンプ以外の部分を会場の席から見ていると、スケーティングがかなり複雑な軌道を描いていますね。スピンはポジションがピタっと安定してキレイだし、基礎技術の高さを改めて感じます。

 テレ朝チャンネル2ではインタビューが収録されていましたが、この子はよく話すんですよ。私が強烈に覚えているのは、名古屋のファイナルの演技後、その日のエレメンツの一つひとつをどこが良くて、どこが悪かったか、詳細に渡って語っていました。彼女に対しては、雑誌メディアでもいいので、ロングインタビューを敢行すべきだと思います。彼女のような若い世代が、いまのフィギュアスケートをどう見ているのか、たいへん興味があります。

 (3)バルデさん「Pharrell Mix」

 BS朝日の放送と、金沢現地観戦とでガラっと印象が変わったのが、このバルデさんのプロです。

 幕張の放送では、至近距離から撮っていることもあってあのダルダルのタンクトップが気になって、「だらしない」という印象だったんですけど、会場で見ていると、小刻みなステップでタンクトップが揺れるので、躍動感を引き立てているんですよね。

 そして、テレビだと皮ジャンをいちいち着ることで、どうもこちらの集中力が切らされる感があったんですが、会場だと、曲調と照明の変化と合わせて上着をはおるので、その意味が理解できるし、見ていてダレません。

 だからこのプログラムが良いかというと、そりゃ誰もが現地で見られるわけじゃないし、テレビだろうが現地だろうが、同じように好印象を与えられるのが、やはりベストです。そう考えると、このバルデさんのプロはかなり挑戦的な内容だったのかなと改めて感じました。

 (4)ミーシャ「Ave Maria」

 幕張では例のボクサー的な衣装の「MIC DROP」だったので、金沢公演から投入されたプロです。幕張の放送でも感じましたが、ジャンプの調子が金沢でも良かったですね。幕張と金沢だけというのはもったいない!来年はぜひ全公演に出てもらいたいと思います。



 独特の小刻みな上半身の動きはこの人のトレードマークなんで、会場で見ていても、あの動きを見ながら真似したくなる衝動を抑えていました(笑)。友野君の新プロにあの動きって入るのでしょうか?・・・でも、ポゴちゃんの「セント・オブ・ウーマン」は正統派の振付で、それでも雑誌のインタで彼女は、「ミーシャのように出来ないので、自分なりに頑張った」と答えていたことをよく覚えています。


 (5)ベセディン&ポリシュク「カウボーイ」

 このツイートをした時は確証が持てなかったんですが、屈強な男性はベセディンさんでした。

 BS朝日ではカットされていましたが、FaOIではお馴染みの二人によるアクロバット。いつも思わず目をつむってしまうのが、お腹の上をスケートシューズでノシノシ歩くパフォーマンスですよね。きっと、お腹に防弾チョッキ並の(?)耐久力を誇る腹巻きをしているのでしょう。いつも、身体を張ってやってくれているので、リスペクトの一言です。

 (6)織田君「Nat King Cole Medley」

 こちらも、なぜかBS朝日の放送ではカットされていたので、すごく楽しみにしていました。

 歌っている本人の名前よりも、今回のメドレーで使われている「L-O-V-E」のサビの方がCMの影響で日本では確実に有名で、こういう20世紀前半のアメリカのジャズも小粋に演じてしまうのが、織田君の凄い所。

 ジャンプも幕張と同様に、危なげなく決めていました。もしかすると、プロスケーター織田信成として見ると、ジャンプの成功率って驚異的に高いのでは?という気がします。

 振付はジェフ。ふと思ったのは、ジェフの師匠のウィルソンもハビにシナトラやプレスリーのメドレーを作りましたが、ジェフがこういう古き良きアメリカのポピュラー・ソングを、羽生君に振り付けるというのも、そろそろあってもいいんじゃないかと、密かに期待しています。

 (7)コストナー「You Raise Me Up」

 幕張では、宮本笑里さんの横で寝そべっている所から演技が始まりましたが、金沢では寝そべりをやめて、ステージのへりに腰を掛けるスタイルになっていましたね。

 このようなマイナーチェンジはあったものの、この二人のコラボは幕張から相性バツグンだったので、これは神戸・静岡も誰と組むかによりますが、彼女のプロフェッショナリズムからすると、初日から素晴らしい演技を期待できそうです。

 (8)ジョニー「THE SWAN」

 このジョニーのスワンも宮本さんとのコラボですが、コストナーの後のジョニーという流れに、周りのお客さんの歓声の後押しもあるんですが、現地にいて、なんて贅沢な時間を過ごしているのだろう!と、しみじみ感激していました。

 ジョニーに関しては、もうひとつの方が会場のヴォルテージが上がりまくりだったんですが、それは明日の記事で触れましょう。こちらのコラボも素晴らしかったですよ。


 (9)カペラノ「Weapon of Choice」

 個人的に、前半部分でのマイ・フェイヴァリットです。ツイの通り、幕張とは別のプログラムで、テレ朝チャンネルの実況によれば、FaOIのために作ったプロとのこと。

 アイスダンスは男性と女性のシンクロ具合が採点に直結する種目なんだけど、衣装は男性は男性風、女性は女性風と、そこははっきり決められていますよね。

 この二人は「チャップリン」もそうでしたが、そこにとらわれないところが、すでにトレードマークになっています。鏡越しなので、二人の動作は反対の手足を使ったものなんですが、実にうまく演じていました。もちろん、皆さんお察しの通り、このストーリーは、ラノッテが「夢を見ていた」ということでオチがつきます。

 それにしても、このカップルはアイデアの宝庫ですよ。プログラムの引き出しが多いだけでなく、何をやってもひと味違うスパイスが入っている。例の林先生の番組で、ピアニストの松田華音さんが美術館の絵画をずっと凝視して「表現力を鍛える」様子が紹介されていましたが、おそらくこの二人も、日頃から様々な文化・芸能作品にアンテナを広げて、勉強をしているはず。

 オリンピックのメダルには惜しくもあと一歩届かないカップルですけど、お客さんを楽しませるということで言えば、間違いなく世界No.1のアイスダンスカップルだと思いますね。

 (10)ハビ「Prometo」

 BS朝日の放送ではカットされていたプログラム。去年のパイレーツとは違うし、もちろん後半の「ラ・マンチャの男」とも違う、スローなナンバーに「大人な感じのハビ」が似合っています。

 正直言うと、陽気でやんちゃなハビというのが、自分の中で出来上がったイメージなので、いまいちピンとこなくもないのです。ただ、プロスケーターとして将来活躍するために、芸風を広げておくのは大事。彼も全公演出演ですから、これから観に行かれる方は、ぜひ予習をしっかりして、曲の感じを掴んでおくと、ハビの演技の細部まで注目できるのではないでしょうか。

 (11)鈴木さん「Sparkle」

 こちらも、BS朝日の放送ではカットされていました。この鈴木さんの演技と、続く安藤さんの演技で特に感心したのは、しっかりショートサイドまでカバーしてくれる所です。

 私がショートサイドにいたから強く感じたことなんですが、なかなか、ショートサイドの観客に向けてポージングしてくれるスケーターって、いなかったんですよね。なるべく会場のすべてのお客さんに楽しんでもらう、そういう配慮のあるスケーターはプロだな・・・と痛感しました。

 (12)安藤さん「ロンド」

 もちろん会場では分からなかったですが、テレ朝チャンネルの放送を見ると、背中に肌色のテープを貼っていましたね。背中を痛めているのでしょうか。

 幕張2日目の映像と比べてみると、幕張ではテーピングは無く、金沢のこの日はジャンプ構成も2A二本に留めていたので、万全のコンディションではないようです。

 このコラボプロの面白さは、会場で気づいたんですが、May J.さんの歌が始まる前に、2Aを一本跳んでいる所なんですよね。これに関連して、今回、「スタートの入り方」で面白い工夫をするスケーターを他にも見かけました。この点については、明日以降の記事で触れたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 ツイの方で色々とご報告していましたが、金沢はいい所でした。金沢と言えばお寿司ですけど、金沢駅に入っている回転寿司でさえハイレベルでした(正確に言うと、その回転寿司屋のテイクアウトを帰りの新幹線で食べたんですが)。

 例えば、東京でもマグロ系や白身魚系はそれなりに美味しいものを食べられますが、金沢では、イカ(もっちり・ねっとり感が美味)、カニ(ぜんぜん水っぽくない)、エビ、イクラ、貝系全般、この辺りの握りも本当に鮮度が高くて、これを当たり前のように食べている現地の方は、とてもじゃないけど東京のお寿司は食べられないと思います。

 あと、私がFaOIに行ってる間に別行動していた同行者は、能登方面の海に面した温泉に行っていました。画像を見せてもらうと、素晴らしい雰囲気で、温泉好きにはたまらないと思います。

 今回はFaOIのためということで、食事や酒をセーブしたり、行動範囲も制限される部分があったので、チャンスがあればまた遊びに行きたいなと思います。


 観光をしていた土曜日の話なんですが、百万石パレードのコース近くに出店がありまして、そこのおばちゃんのボヤキが聞こえてきたわけです。まぁ、たしかにFaOIを金沢でやっているとはいえ、この間の仙台凱旋パレードとは違って、たとえ地元の人であっても、チケットを持っていない人には無関係のイベントですから、仕方のないところ。

 「国民ショー」というネーミングは、もちろん国民栄誉賞とアイスショーがごっちゃになってるわけですけど、この二つは基本的にはまったく関係無いんですけどね・・・。ただ、このネーミングが、歌謡ショーとかディナーショーにも聞こえて、年配の方ならではのセンスにニヤニヤが止まりませんでした。


 とてもフィギュアスケートの雑誌・書籍なんて置いてなさそうな、金沢駅近くの古本屋さん。このような形でゆづ本を並べてくれるのは嬉しいんですが、ガンガンに西陽が当たっていたので、これ売り物になるの?と心配。


 前置きはこれぐらいにして、日曜のFaOIです。結局シャトルバスはやめて、金沢駅からタクシーで向かいました。メインアリーナには近づけないほど周囲の道路が大渋滞だったので、手前で降ろしてもらって、5分以上歩いたと思います。


 「今年は全商品余裕で変える」という、幕張からの情報には衝撃を受けていました。去年の幕張を思い返すと、まずTシャツが全て消え、そしてタオル、トートと売れて、ユーリ・オン・アイスのグッズだけが売れ残っていて(さすがゆづファンはその辺り厳しい!)、スタッフが声を枯らしてユーリグッズの売り込みをしていました。

 今年は全部残っているので、プログラムだけでもとにかく売ろう!という方針だったのでしょうか。なんと、帰りのタクシー乗り場の行列に沿って、女性スタッフが「まだの方、いかがですか?」とプログラムを売り込みに来ていました。



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 この木の座席にはビックリしました。座席番号が見当たらないのです。普通ならば、背もたれの上の部分にあるか、あるいは足元に表記があるのか?と思ったら、そこにも無い。すると、背もたれの裏側にあるじゃないですか。だから、いちいち身を乗り出して、背もたれの裏を確認しなきゃいけない。自分のチケットと違う番号だったら、その番号を暗記して数歩進んでまた背もたれを確認という、会場は暗いし、いったいどんな罰ゲームよ?と、いきなりストレスの溜まる事案発生という感じでした。

 後でツイにリプライをくださった方によれば、この背もたれは手前に折れるらしいですが、それに気づいていた人は、私の周りではまったく見かけなかったですね。

 ちなみに、寒さ対策はあまり必要はありません。ただ、木の椅子に長時間座っていると、クッションを敷いていてもお尻が痛くなったので、後半になると、クッションとお尻の間にひざ掛けを挟んで分厚くしていました。これで乗り切れたので、この二つのアイテムは6月であっても持参されることをオススメします。

 これが全日本だったら、さらにマフラーに手袋にカイロに温かい飲み物と、他にも必須アイテムを準備しなきゃならんことを考えれば、荷物は少なくて済む方だと思います。



 私の席はCブロック1列目の50番台でした。そして、全日本やCWWの観客の前に無慈悲に立ちはだかった、武蔵野の森のような、例の透明アクリルのフェンスですよ。周りが女性客ばかりなので、伸び気味に観るわけにいかず、基本的に演技のほとんどはアクリル越しで見たような気がします。ただ、テレビの放送で至近距離から見た演技の様子はいくらでも見れますから、テレビでは分かりにくい、アイスカバレッジ、スケーティングの伸びやスピード、衣装や照明の印象などを重点的にチェックしました。

 ショートサイドのプレミア席の前のスペースの意味は、演技中はよく分からなかったのですが、フィナーレ後に理解できました。どういうことかと言うと、最前列のお客さん(だけ)がリンクサイドに立ってバナーを掲げたりできるわけですけど、2列目以降の人たちは自分の席にいなきゃならないのです。もしリンクとの間が狭いと、ドサクサにまぎれて殺到&割り込んでくる客が続出する恐れがある。しっかり、そのスペースを男性スタッフが監視していました。



 ムーランルージュの、しかも、後半の白いライティングに移行してフィナーレに向かうあの感動的な場面で、堂々と前を歩かれたら、さすがに私も頭にきて、おいっ!って怒鳴りそうになるのを必死にこらえて、「最悪・・・」というボヤきを吐き捨てるに留めました。

 同じFaOIでも、これが幕張だったら、めちゃくちゃ厳しくて、階段横の端の最前列の客が立ち上がろうとしても、「ダメです!ダメです!」とスーツの男性スタッフに注意されますし、もちろんトイレ帰りの客も演技中には絶対に戻させません。私の周囲のスタッフは、なんだかリクルートスーツを来た女子大生のような頼りない子もいて、おばちゃんたちに舐められてたのかな・・・と。

 フィギュアスケートの演技中は、アイスショーでも大会でも、「視界の中にスケーター以外の動く人がいたらダメ」なんです。ただ、私の場合、計3回の通行すべてがアイスダンスの演技中だったので、これを「魔の時間帯」として、神戸、新潟、静岡では、運営スタッフは特に気を引き締めてほしいです。



 実は、BS朝日の幕張放送を観るかどうか、けっこう悩みました。もし私がブロガーでなければ、一切見ずに、一週間我慢して金沢に向かっていたかもしれません。

 ただ、昨年の幕張FaOIを観た後、私の中では「さすがにこれは長いよ・・・」というイメージが定着していて、さらには4月のCWWのメリハリのある構成と適度な長さを経験したことで、「FaOIは(無駄に)長い」とさえ思っていました。だから、事前に放送を見ない方が「現地観戦でダレない」んじゃないかと。

 ところが、これが、まったく逆でした。ブログのためとはいえ、BS朝日の幕張ショーをきっちり見て、気に入ったランビ先生のプロなんかは繰り返し何度も見て、ガッツリ予習していくと、現地で「むしろ疲れない」ことが分かりました。

 「ああ、これね・・・」というプロの場合、照明の変化に注目したり、あるいは、私がショートサイドの方にいたので、誰がショートもカバーしてくれていたかを確認するなど、違った視点で楽しめるのです。

 もちろん、BS朝日の放送は2時間でしたから、放送されなかった初見のプロはしっかり演技を凝視。自分の中で、緩急というか強弱というか、そういう変化を感じながら観られたことが、「最後まで疲労せずに楽しめた」要因だったかもしれません。

 もちろん、人それぞれ楽しみ方というものがありますから、「こうしなさい!」というものではありません。ただ、「FaOI=長い」というイメージをお持ちで、神戸・新潟・静岡への参加を予定されている方は、ぜひ私の方法を参考にしていただけたらと思います。

 明日以降の記事では、テレ朝チャンネル2の放送と、現地での印象とを照合させながら、それぞれのプログラムをレビューする予定です。

 では、また明日!

 Jun

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 まず、ジェイソンのクリケット加入にビックリです。おいおいウソだろ?と思っていたら、ボーヤンよりもこちらの方が情報が出るわ出るわと、むしろボーヤンの加入がアナウンスされたから、ドバっと情報解禁された感があります。北京五輪に向けて、はやくも米中対決が始まっているということでしょうか。

 それにしても、昨日はマンチェスターシティの話をしましたけど、もうそれを超えちゃっているというか。俺の好きなスケーターがこんなに集まって、どうなっちゃうの?と、嬉しいを通り越して、どう受け止めていいか分かりません。

 フィリップ・ハーシュのツイなど、まだまだ読むべき情報が出てくると思いますので、ジェイソンについての記事はもう一日お待ちください。

 というわけで、FaOI幕張2日目のBS朝日放送の感想の続きです。セットリストについては、今日も「こちら」を参考にさせていいただきました。

 (11)メドちゃん「Experience」

 ルドヴィコ・エイナウディのこの曲は、エテリ組のジュニア選手のタラカノワの昨季SP(後半部分)でも使われていました。



 改めて聴き比べてみると、タラカノワのプロでは、同じ曲でもロックアレンジの方が使用されていたようです。メドちゃんも当然知っているはずで、そこを外してチョイスしたのでしょう。

 このメドちゃんのFaOIでのプロの良い点は、端的に言って「詰め込みすぎていない所」ですね。従来の彼女の競技プロだと、ジャンプは後半で、タノもつけて、マイムも入れてと、見ているこっちも疲労感を感じるほどでした。もちろん、勝つためにはそうするしかなかった(少なくともエテリはそう考えていた)と、私も承知しています。

 一方、今回のプロは、緩急や間もあって、振付にはさほど「取ってつけた感」を感じません。おそらくメドちゃんがやりたいと思っている、このセルフコレオの方向性を、ウィルソンがより「メジャー感のあるもの」に仕上げて(というか矯正して)いくのでしょう。楽しみですね。

 (12)テサモエ「ムーラン・ルージュ」

 個人的には、金沢現地観戦で一番楽しみにしています。まさかこんなにすぐに生で見られるとはゆめにも思っていませんでした。圧倒的な強さと存在感で平昌で金メダルを獲得したこの演技を見られる喜びに、たっぷり浸りたいと思います。だから、まだあまり語りたくないんですよね。現地観戦記にて、その迫力を伝えられたらと思います。

 (13)ジェフ「For Forever」

 CWWでは白の襟付き半袖シャツに白タンクでしたが、こちらのボーダーのポロシャツの方が曲の雰囲気にマッチしていると思います。そして、こんなポロシャツを着そうだからということもあって、織田君もこの曲を華麗に滑りこなしそうな気がします。ということは、ジェフに自身のプロの振付をしてもらっている織田君は、やはり相当影響を受けているのかもしれません。

 (14)織田君「ユメノツヅキ」

 ショーでの織田君を久々に見た気がしますが、難しいジャンプも決めていたし、カラダもキレていますね。でも、そもそも地上波バラエティでの完璧な仕事ぶりや、解説でも「言うべきことは言う」というメンタルを思い返せば、やっぱり自己管理にとても厳しい人なんだなと再認識。





 この「ユメノツヅキ」は堂珍さん大活躍の楽曲。高音部もストレスなく伸びて素晴らしい。FaOIは、年によってはアーティストの喉のコンディションが厳しいこともあるんですが、独断と偏見で言わせていただくと、今回のCHEMISTRYとのコラボは、2015年のシェネルさん以来の「当たり」だと思っています。

 (15)あっこさん「風の神の歌」

 さすが、振付師としてバリバリ活躍されているあっこさんなんで、面白い曲を探してくるものですね。プリミティブなリズムとグリーン系統の衣装で、佐藤洸彬君の昨季SP「トーテム」とかぶりますが、この曲はフックがあってさらに劇的。

 なんか、「赤を着るさっとんが見たい」と昨日書いたばかりですが、知子ちゃんがこの曲を演じたら「名プロ」になりそうな予感があるんですが・・・。あっこさんのファンごめんなさい。

 今回の幕張で、グリーンの衣装とライティングというのは彼女のこのプロだけのような気がするので、脳内に映像が鮮明に残ります。きっとスケーターが選ぶ「定番色」というのはあるはずで、おそらく彼女はそこまで計算に入れているような気がします。

 (16)ハビ「ラ・マンチャの男」

 CWWでの衛星生中継スケーティングでは、ゆづからダメ出しを食らうほどのコンディションでした。でも、この幕張では、けっこう戻してきたんじゃないですか?

 ハビに関しては、放送ではカットされた第一部のプロの方をちゃんと見たいなと思っているので、金沢で楽しみにしています。

 (17)ランビ先生「Slave to the Music」

 羽生君を除くと、放送されたプロの中でダントツに楽しめたのが、ランビ先生のこちらの演技。

 アナウンサーが「ジェイムズ・モリソンがMJの影響を受けているから、ランビエルの衣装もMJを意識している」と情報を付け加えていましたが、こんなハスキーな声だし、この曲ってMJとそんなに似てるのかな?という気も。wikiを見ると、MJのカバーはしているようですね。

 ただ、MJに行かずに、こういう若いヴォーカリストの曲を選ぶ所が、玄人ですよね。シェイリーンがネイサンに「ネメシス」を提供したように、目の付け所がひと味違うなと。

 周辺情報はそれぐらいにして、短くした髪とこのブラック&シルバーの衣装がベストマッチで、大人の男のプロスケーティングはかくあるべしという、カッコよさが詰まってますよ。しかも、けっこうジャンプも決めているし、実は繰り返し見ています。

 いやぁでも、ラトデニ君は、このかっこいい師匠の練習風景を間近で見ているわけで、かっこよくならないわけがない。高志郎君もたくさん吸収して、かっこよくなって戻ってきてほしいです。

 (18)プルさん「ニジンスキーに捧ぐ」

 テレビの前でスマホのメモ帳に感想をまとめながら見ているんですが、このニジンスキーを前にすると、自然に、当たり前のように、スマホケースをパタンと閉じて、厳粛な気持ちでテレビを見つめてしまいますね。

 去年のFaOIでも、Pray for Japanとセッボンの対比は鮮烈でしたが、今年も(去年ほどではないとはいえ)落差があって、やっぱり彼はそこを狙っているのでしょう。

 昨日も書きましたが、コンセプトや対比以前に、パワーとスピードを身体から発散していて、ボルトが何本も入っているはずなのに、よくこんなに動けるな!と。

 でも、彼を見ていて分からなくなることがあります。それは、羽生君が、尊敬するプルシェンコのように怪我と手術を繰り返しながらも、彼と同じように30代半ばに差し掛かっても、スケートを続けてほしいのか?ということなんです。

 もちろん本人次第ですし、続けてくれたら嬉しいけど、元々持って生まれた身体の強さというのもあるだろうし、たのむから無理や酷使だけはしないでくれよ・・・と、複雑な気持ちです。

 (19)ゆづ「Wings of Words」

 ネガティブな話はここまでにして、メインの登場ですよ。

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 巷ではWings of Wordsの衣装が「うみうし」だと言われてますが、ドラクエ世代の私には、鳥山明先生の描くコレなんですよね。だから、どこが似てるの?と最初思いました。

 肝心の演技の方ですが、何度か見て気づいたのは、そこまでピッチの速くないこの曲調に、あえてキビキビとした振付を合わせていて、羽生君がCHEMISTRYの二人を引っ張っている印象すら受けました。

 ジャンプは、一本目が3Aで、二本目は3Tですね。ジャンプを制限している話は伝え聞いていますが、この二本をこれだけのクオリティで跳んでくれるのであれば、ショーでは誰も文句は言わないでしょう。さて、金沢ではどう「進化」してくれるのか、楽しみですね。

 (20)フィナーレ「Let It Go」「星に願いを」

 「またレリゴーなの?」と、けっこうネットでは怒りの声が上がっているようですが、いいじゃないですか、かわいくて歌も上手いんですから。



 世界には、こんなレリゴーのカバーもあるぐらいですし、私は仏の心で受け入れられますね。

 さて、この段階になって気づいたのは、ピアノ担当で音楽監督の武部聡志さんとギタリストの福原将宜さんは、最初から出ずっぱりではないですか?3日間、本当にお疲れ様でした。もちろん、バイオリンの宮本笑里さんも、特にコストナーとYou Raise Me Upで美しく調和していて、素晴らしかったです。

 村主千香さんの解説も良い意味で「引き際」を心得ていて、素晴らしかった。誰とは言いませんが、いちいち「トリプルアクセルっ!」とかショーやエキシビに必要ないんですよ。千香さんが、どんどん喋りそうな三上大樹アナにブレーキをかけてくれた感もあります。

 さて、明日はジェイソン関連のあちらの記事を一通り訳してご紹介する予定です。

 実は、問題はその後でして、「フィギュアスケートNEXT」というWFSの別冊雑誌が5月30日発売予定だったのが、しれっと7月6日に延期になっており、軽く焦っています(笑)。

 6月2・3・4日アップ分の記事を、この雑誌のレビューでつないで金沢に行くつもりだったので・・・。まぁ、金沢の直前情報がいいタイミングで入ってくれることを祈ります。

 では、また明日!

 Jun

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 IFSマガジンの取材にブライアンが答える形で、ボーヤンのクリケット加入が正式にアナウンスされました。

 ・ボーヤンは6月中旬にクリケットに加入する。臨時のコーチングではなく、正規の契約。

 ・ブライアンのコメントは次の通り。「ボーヤンは技術的に確固としたものを持っているので、ハビを指導した時のような方針で彼を導いていきたい。すでにそれぐらい成熟したスケーターだから、彼ならできると思っている。もちろん、2022年に北京五輪が行われるが、五輪を含めた様々な試合で、彼がメダルを取るために準備することは重要だ」。

 ・ボーヤンはすでにトロントに滞在していて、ローリー・ニコルと新シーズンのブログラムを作りはじめている。

 必要最小限の内容ですが、とにかく正式に発表されて何よりでした。メドちゃんよりもボーヤンの話の方が先に報じられていたので、気がかりだったんです。

 しかし、クリケットクラブは、グアルディオラが率いるようになったマンチェスターシティのような、世界最高の指揮官が創造する最先端のサッカーに憧れて、優秀な選手がどんどん集まる状況に酷似しています。これで、ゴゴレフ君やジュンファン君、そして西山君のような若手も成長してくれれば、今まで以上にワクワクするようなチームになってくれる気がします。

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 さて、BS朝日で放送された幕張2日目の感想です。昨日の放送では、特に2プロ滑ったプロスケーターの演技がけっこうカットされていたんですけど、それでも、オープニング、フィナーレ等も含めて、20プログラム前後ありました。2回に分けて感想をつらつらとまとめておきます。セットリストは「こちら」を参考にさせていただきました。

 (1)オープニング~PIECES OF A DREAM

 おなじみの「デン・デン・デデン」のオープニング。羽生君が出てくると、ファン目線の「補正」がかかっているとはいえ、風格というかオーラが違います。その風格やオーラって何なのか?

 まず、日本人離れしたスタイルはそのままに、身体が分厚くなった印象です。そして、堂々としたスケーティングと身のこなし。間違いなくショーへの場慣れから来る、余裕に満ちた表情。すべてが別格ですね。3Aも怪我の影響を感じさせないクオリティの高さでした。

 PIECES OF A DREAMは、CHEMISTRYの2001年のデビュー曲なんですけど、無駄に徹カラとかしていた学生時代を思い出しますね。個人的には、Point of No Returnも大好きで、今でも歌詞を思い出せるぐらい当時は歌いまくっていましたが、PIECESももちろん名曲です。堂珍さんも川畑さんも声がよく出ていて、17年前当時と比べても、声量が衰えていないのは凄いことです。幕張の控室で二人がマスクをしている画像を見かけましたが、日頃から厳しく節制・管理しているのでしょう。

 (2)紀平さん「La Vie en rose」

 昨年に続いてのトップバッター。去年幕張で見た時もジャンプはまだまだという感じだったんですが、今年の彼女の成長は、「それは想定済」と自覚しているのか、リラックスした柔らかい表情で演じきった所ですね。

 そして、顔立ちが少しシュッと大人っぽくなったかな?と。同い年の藤井七段も一年前とは顔つきが別人なので、この年代だとどんどん成長していくんだろうと思います。

 梨花ちゃんって、身長はさほど大きくないけど、スタイルはいいんですよね。長い手足と柔らかな指先は表現面で大きな武器になりますよ。今季の競技プロも楽しみです。

 (3)バルデさん「Pharrel Mix」

 一曲目はジェイソンの昨季のSPのような、フィギュアスケートらしからぬ独特なリズム。ダンサーに振り付けをしてもらった効果と、氷の上で演じているとは思えない、この人ならではのステップがいつもながらかっこいい。ただ・・・、ジムのフリーウエイトエリアでムキムキのおじさんが着ているようなダルダルのタンクトップはちょっと・・・。黒の革ジャンをずっと着ていてほしかったな、というのが正直な所です。

 (4)宮原さん「アランフェス協奏曲」

 昨季のEXですが、私このプロ大好きなんですよ。昨季はSP・フリーともにキビキビとした振付だったので、このEXの存在感がギラリと光っていた印象です。競技用のSPにしても素敵なプロになりそうだなと思っていると、解説の村主千香さんが「競技ナンバーぐらい密度が高い」とおっしゃっていたので、やっぱそうだよね!と。

 あと、さっとんはやっぱり赤が似合います。そうなると、ミス・サイゴンやファイヤーダンスが懐かしい。そろそろ「情熱の赤」をまとう彼女もまた見てみたい。スピンのポジションがシーズン中と同様に正確で美しかったので、コンディションも良さそうですね。

 (5)ミーシャ「Mic Drop」

 アップビートな曲に合わせた振付だけでなく、ジャンプもビシバシ決めていて、ある意味、シーズン中以上に身体がキレていました。今回放送もされたプルさんのニジンスキーのステップを追いかけるような、ミーシャのステップもシャープで独創的。彼が演じると、奇抜な動きでも無理気味に見えないのは、やっぱり自分自身を知り尽くした上でのセルフコレオだからなのでしょう。

 (6)コストナー「You Raise Me Up」

 シーズン中は彼女の演技にダメ出ししまくっていた私ですけども、ショーナンバーとなれば、もはやプロスケーター以上にプロともいえる、世界トップレベルの表現を見せてくれています。認めないわけにはいきません。この長い手足だから、スピンもひときわ大きくてダイナミック。スケーティングも流れるようです。一つひとついちいち注釈をつけるのが無駄に思えるほど完成されています。そして、今回の髪型はとても似合っていてかわいいと思いました。

 (7)ジョニー「The Swan」

 私のようなニワカファンだと、やっぱり「ノッテ・ステラータ」を頭に浮かべながら見てしまいます。ただ、面白い発見がありました。ゆづのスワンとの比較という視点で見てみると、とても筋肉質でパワフルな演技にも見えるんですよね。ジョニーといえば、奇抜な衣装とトリッキーな選曲を「これぞジョニーワールド!」という形にまとめあげてしまう、そんな印象でした。でも、このような「正攻法」で力強い演技もできる。表現の引き出しの多さを再認識しました。

 (8)カペラノ「SPYDERMAN & Wonder Woman」

 バルデさんのまさかの「泥棒コス」は、引っ込むの早すぎない?と、もうちょっと見たかったです。

 この二人が出てくると、絶対に面白いことをやってくれる!というワクワク感があって、実際に期待以上の笑いを提供してくれる、真のエンターテイナーだなと。たぶん真壁さんも、バルデさんとカペラノはそういう意味でものすごく評価していると思うんですよね。

 以前どこかで書いたかもしれませんが、日本のアイスダンスでこういうカップルを誕生させるのは至難の業だとしても、ラノッテさんのようなコミカルな演技のできるシングルスケーターが日本男子にも出てきてほしいなと。思いつく所だと、佐藤洸彬君とか友野君あたりに期待をしてしまいますが、そうなると、ミーシャが振付した友野君の新プロも気になる所。・・・あー、ボーヤンのスパイダーマンがまた見たくなってきた。

 (9)安藤さん「ロンド」

 私の気のせいかもしれませんが、二の腕を見て、ちょっとふっくらしたかな?と。ただ、入院していたという情報がありますし、ジャンプも彼女にしては着氷が不安定だったので、なかなか満足いくレベルのコンディションまで仕上げられなかったのかもしれません。ディスりとかではなく、彼女の体調が心配です。

 ただ、全公演出てきてくれるということですし、これから徐々に上げていってくれることを期待しています。去年は偶然にも、幕張FaOIと全日本でものすごい至近距離で彼女を見たのですが、やっぱりスターのオーラ漂う人です。

 (10)プルさん「Tango Amore」

 ハグされた女性の腰が抜けてしまっていた、あのプログラムです。シリアスなニジンスキーとは対照的。とにかくファンに向けた作品ですよね。CWWでも感じましたが、何よりもこのパワーを維持していることが驚異的だと思います。

 男目線であのハグの前後を見ていると、腕の引っ張り方がけっこう強引だなぁ・・・とビックリしたんですが、その後に椅子に座らせて膝かけまでかけてあげる紳士的な所が本来のプルさんですから、すごいキャラ設定というか演出だよなぁ・・・と、これぞプロの仕事ですよ。

 今日はここでいったん切ります。明日は最後まで書ききる予定です。

 では、また明日!

 Jun

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