On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:銀盤のプリンス

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 2017年4月28日発売。1月に発売された前作は実は「隠れた良書」で、今回も、羽生君の写真はたっぷり収録されています。本のサイズは、A4よりもやや幅広ですが、Sportivaの幅よりは少し狭い感じをイメージしていただけるといいと思います。全96頁。

 表紙をめくると、見開きタイプの目次(上の2枚目の画像を参照)になっています。裏表紙をめくって左頁は、ヘルシンキワールドでホプレガを演じきって、両手を広げて観客に応える羽生君を後ろからとらえたショット。リンクに大量のプレゼントが投げ込まれています。右頁では仙台のモニュメント除幕式の写真が4枚収められています。

 今回は、紙質が前回の「ザラッとした紙質」ではなく、多少ツルっとした表面(ザラっではなくサラっという感じ)になりました。紙の匂いも違うので、おそらく変更したんだと思います。以下、誌面内容を確認しましょう。

 羽生君特集は、「巻頭グラビア」「限界を突破した王者」「四大陸選手権2017」「世界選手権2017」「YUZU OFFSHOT SMILE 2017」の、02~69頁です。

 表紙から69頁までノンストップで羽生君の写真が並びます。実は、これが前号から大きく変わった点です。前号では、10ページほどの羽生君の巻頭グラビアの後に、他の選手の写真を15ページほど挟んで、そしてまた羽生君へ、という並びでした。それが、いわゆる「通信スタイル」に変更されています。

 個人的に、前号は、写真の並びだけが「唯一の弱点」と思っていたので、おそらくこのマイナーチェンジは多くのゆづファンに歓迎されると思います。


 テキストは前号同様に極力抑えてあり、18~19頁(4CC~ワールド、そして来季を見据えてのコンパクトなコラム)、20~21頁(4CCのレポート)、40~41頁(ワールドのレポート)、これだけです。

 いわゆるセリフ的なものもほぼ皆無で、それも、「~歴史に残る王者の舞~」(7頁)と「~平昌への序章~」(17頁)という一言だけです。

 実際にめくってみての感想としては、まず、掲載されている写真が大きいものばかりです。1ページに1枚、見開き2ページに1枚、この2パターンが大半で、どんなに詰め込んでいても、1ページに3枚まで。唯一、最後の69頁のみ、ワールドのエキシビで羽生君が他のスケーターたちと交流するショットが6枚はめ込まれていますが、それだけです。

 私の一押しは、23頁上の、4CCでの練習のひととき。フェンスに置いたプーを見つめて、むにゅっと掴んでいる表情が、フッと力の抜けた感じで、すごく意外性のある一枚です。そのページをめくると、代表ジャージ姿での爽やかな笑顔が飛び込んでくるので、その緩急というか、配置もなかなかよく考えられています。

 前号をお持ちでない方に、一点だけ付けくわえておくと、前号もそうなんですが、ちょっと全体的に写真の色調が暗いかな・・・という気がします。

 ただ、内容は素晴らしいので、もし書店で実物をチェックできないのであれば、中身見ずにポチってもまったく問題ないとは思います。見れるのであれば「通信」あたりと比べてみてください。あくまでも、ごくごく些細な好みの問題です。

 70頁以降は、宇野君に14ページ(そのうち、3ページで羽生君登場)、刑事君に2ページ、ボーヤンに2ページ、ハビに2ページ、Pさんとネイサンに1ページずつ、そして真央ちゃんに4ページという並びです。

 真央ちゃんの写真は、2005年の代々木のGPFの表彰式、中野さんとスルツカヤに挟まれてのショット。いやぁ、懐かしい!他に、バンクーバー、ソチ、引退会見に1ページずつです。

 ちなみにこのGPFの男子シングルは、1位・ランビ先生、2位・ジェフ、3位・大ちゃん、4位・織田君でした。

 そういうレジェンドたちが活躍していた時代ですもんね。そう考えると、真央ちゃん、ずっとがんばってきたんだなぁ・・・と改めて思います。

 では、また明日!

 Jun

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 2017年1月28日発売。本誌の正式名称は「フィギュアスケート 銀盤のプリンス 2016-2017 総集編 ~The first half of season PHOTOBOOK~」で、発売元は「ジーウォーク」とあります(ジェイウォークじゃねーの?と突っ込んでくれた方、ありがとう!)。

 ウチには、今月レビューした「銀盤の王子たち Vol.9」(双葉社)のほかに、「フィギュアスケートプリンス」(英和出版社)、「もっと知りたい!日本男子フィギュア 銀盤のプリンス」(メディアソフト)というような、紛らわしい名前の雑誌もありますが、これらとは無関係のようです。



 でも、完全な新登場の雑誌かというと、そうではなく、「(フィギュアスケート 銀盤のプリンス)羽生結弦 The Secret HISTORY」を15年12月に刊行して以来の出版のようですね。

 本誌は「写真重視系」の雑誌に分類できると思います。テキストは大会および選手のパフォーマンスについて必要最小限の記述に留めていて、編集者が創作したセリフのようなものはありません。萌え要素は皆無です。

 セリフに「萌え」が無いといっても、写真のセレクト自体は「ゆづスマイル」もたくさん楽しめるので、一昨日レビューした「moment on ice」よりも万人受けする内容かなと思います。moment」の方は、「アスリートゆづ」にかなり寄っていて、しかも「アート」感重視による「テキスト完全排除」と「空間利用」が鮮烈でしたが、本誌は、上記のように解説もありつつ、大きな写真が隙間なく埋まっています。そう考えると、両誌の「色」は、はっきり違うと思います。

 写真提供&撮影は「フォートキシモト」とクレジットされていて、カメラマンに、長瀬友哉さんと大内翔太さんの名前があります。大内さんといえば、「銀盤の王子たち Vol.9」での素晴らしいインタビューが印象的でした。

 すべての写真に「大会名と撮影日」が記載されているんですが、どちらのカメラマンが撮ったものかまでは記されていません。ただ、「王子」のインタの大内さんのプロフィール欄に、「16-17シーズンは、オータムクラシック、GPロシア杯、全日本選手権などを取材」とあったので、羽生君のオータムの写真をぜひ注目してみてください。

 内容をご紹介しましょう。画像の通り、目次がまたとてもシンプルなんですが、ちょっと面白い並びになっています。

 (1)「巻頭グラビア―羽生結弦―」(2~13頁)→→まず、率直に感じたのは、おそらく本書の編集責任者は「スワン」を激推ししているということです。画像の表紙&裏表紙ともにスワン。目次もスワン。奥付(左頁)こそUAウェアなんですが、その右頁もスワンなんです。この巻頭グラビアも2~5頁までGPFのスワンです。スワンの写真はこの巻頭以外だと、GPF特集(72頁)にもありますが、こちらも含めて、「ロックスタースワン」が一枚も選ばれていないのは、この雑誌の「主張」を感じます。もちろん、SPの写真でロックスターゆづは堪能できますが、「スワンはあくまでも本来のスワンのまま楽しんで!」というメッセージが伝わってきます。

 ここでは、他にホワイトプリンス、パープルプリンス、ホプレガ、GPFの表彰台で天に向かって人差し指を突き上げる姿と、大きい写真がズラっと並んでいて、ツカミは最高です。

 (2)「宇野君・無良君・刑事君」(14~29頁)→→このようにブログの記事にする時には目次をしっかりチェックするんですけど、最初本誌をパラパラめくっていて、「あれ?もう他の選手が来るの?」とやや焦りました。「通信」のような、頭から90ページ近くひたすら羽生君をぶつけてくるスタイルを「あえて外している」所をどう見るかですね。私は「これもアリ」と思いますが、「通信スタイル」に慣れている方は、やや水を差されるかもしれません。

 ちなみに、宇野君はこのうち12ページ割かれていますが、GPFの表彰式と公式会見の写真(20~21頁)では羽生君もしっかり写っているので、お忘れなく。他に、スケアメのフリー後のプレカンだと思いますが、リッポン&ブラウンとのショット(しかも半ページのサイズ)は珍しいですね。GPFの会見の6人のショットは真ん中に羽生君とリッポンが並んでいますが、つくづく、リッポンはイケメンやなぁ・・・と。

 (3)「絶対王者への階段―羽生結弦―」(30~73頁)→→オータム・スケカナ・NHK杯・GPFと、今季の出場試合順に写真が並びます。代表ジャージやUAウェアでの練習風景も要所要所でうまくハメこんでいて、一気に最後まで読ませる(魅せる)並びになっていると感じます。

 例えば、54頁上のNHK杯の写真は、代表ジャージの羽生君がリンクでブライアンのアドバイスを受ける様子を、ブライアンの背後からとらえたショットで、羽生君の真剣な表情が印象的です。

 少し戻って50頁の3枚の連続写真が、ホプレガで目の前で両手の平を合わせて見つめる振付の所で、これをあえて連続写真として掲載したのも面白い。

 66頁上のGPFでの練習前のリンクサイド、ゆづ&ハビがお互い母国の代表ジャージ姿で仲良く並んで談笑する様子は、こちらもニヤニヤしてしまいます。

 (4)「YUZU OFFSHOT SMILE 2016」(74~79頁)→→すでにここまでに、表彰式での「ゆづスマイル」の写真は随所にあるんですが、これはもうダメ押しですね・・・。こういうある程度ページを制限された企画物は小さい写真を詰め込みすぎるパターンを他誌でも見かけるんですが、しっかり厳選して大きめの写真を掲載。改めて、NHK杯の男子シングル出場者が肩を組んだショット(前列のゆづ・龍樹・刑事の並び)は最高です。

 いやぁ、決して知名度や実績の高くない雑誌ですが、正攻法で行きつつ、クオリティも高く、地上波で試合を見るぐらいのライトなゆづファンにも「2017年の一冊目」としてオススメできる内容です。あと個人的に「表面がツルツルしていない紙質」もレアでいいと思います。

 「通信」は写真が多すぎる。「moment on ice」はアート寄りすぎる。このようにケチをつけるとするなら、本誌は欠点らしいもの、読み手を選ぶようなクセもなく、安心して楽しめると思います。懸念材料は、上記のように、「通信に慣れたファン」が「途中で他の選手を挟まれること」をどう感じるかという、そこだけですね。

 本書の流通具合というか、全国のどれぐらいの書店に並んでいるのかちょっと読めないんですが、もし近場の書店で中身を確認できなくとも、ネットでポチっていいと思います。内容は私が保証します。

 では、また明日!

 Jun

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