On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:アナスタシア・タラカノワ

trusova

 今日はジュニアの女子フリーのレビューです。シニアのフリーもライスト&地上波両方で見ましたが、明日の記事の方で。

 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

 当然ながら、ジュニアはライストのみの視聴ですが、期待通りのハイレベルなバトルでした。

 滑走順に見ていきます。



 まず、パネンコワ。ジャンプ全後半、漏れなくタケノコ・タノ付きの鬼構成でノーミスの素晴らしい演技。しかし、ショートと順位は変わらず191.16の5位。これだけのことをやって、PCSが意外に伸びません。大会前の私の予想では、実力的にタラカノワとどっこいぐらい?と思っていたんですけど、ジャッジの間で、タケノコへの抵抗感があるんでしょうか。



 梨花ちゃん。冒頭の3A+3T(+1.86)は見事でした。2本目は抜けちゃいましたけど、よく頑張ったと思います。フリップで回転不足があり、うーん、3Aを2本降りていたら、3番までは入れたかな?という所ですか。それでも、192.45の4位は立派です。

 今回勝てなかった3人は、おそらく全員ジュニアに留まるはずですが、この試合はこの試合として、シニアに向けてしっかり準備してもらいたいと思います。全日本も楽しみです。



 サモドゥロワは、エテリ組と比べるとやや構成が弱いので、フリーではアテンションが2つ付きながらも、キレイにリベルタンゴを滑りきりました。順位こそ6位ですが、187.74は十分に高得点です。

 彼女とパネンコワが来季シニアに上がると言われていて、そうなると、GPシリーズにアサインされるためには、国内での争いで勝ち抜くことが最優先。シニアで彼女の演技を見られるのが楽しみです。



 JGPシリーズでのパフォーマンスと比べて、レベルアップしたなぁと思ったのが、タラカノワでした。PBの199.64を出しての銅メダルはお見事です。

 ラストのガッツポーズに象徴されるように、あのワイルドな演技には彼女の気持ちの強さが表れているんだなぁと思いつつ、実を言うと、今回ファイナルに残ったジュニアのエテリ組のなかで、メドベに一番似ているような気もします。まだ13歳なので、来季もジュニアです。



 どうしてもひいき目に見てしまう、コストルナヤですが、フリーも素晴らしかったです。実を言うと、最初の3Lzだけは、JGPシリーズのポーランド大会とイタリア大会では前半扱いだったんですけど、今大会はフリーのジャンプもすべて後半に組み直されていました。フリーのスコアでトゥルソワをわずかに上回ったのも、その影響が出ているのかもしれません。

 ネット上では、このフリーは「メドベみたいな曲」なんて言われてるんですけど、SPがメドベがまずやらないようなタンゴですから、まったくタイプの違う2曲ということで、いいんじゃないでしょうか。私も、だんだんこのフリーが好きになってきました。銀メダル、おめでとう!



 4Sは回転不足&転倒でしたが、ナイストライでした。3Lz+3Loの2ndで乱れたのを見て、「彼女も人間なんだなぁ・・・」としみじみ。

 それでも優勝は間違いないと思っていたんですが、コストルナヤとこれだけ僅差になるとは予想外でした。4Sに挑戦して、しかも2ndループも入っているのに、これで逆転負けしたら、気の毒だったので、トゥルソワの優勝は妥当だと思います。



 一生懸命、通訳なしで英語で話しています。ますます応援したくなっちゃいます。

  このかわいいティッシュケースは、ゆづリスペクトの証。コスちゃんも、ゆづチルドレンということでいいですよね。

 この子たちが、1年後、2年後、どうなっているか分かりません。でも、かりに彼女たちが、シニアで大活躍できなくても、彼女たちが輝いていたこの瞬間を記憶することが大事だと思っています。

 名プログラム、名勝負を届けてくれた、タフな少女たちに、心から拍手を送りたいです。世界ジュニアも楽しみですね。

 では、また明日!

 Jun

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 まず、須本光希君がSP3位と、よく頑張りました。後日、ジュニア男子はしっかりレビューしますので、ご了承ください。

 というわけで、今日は、ジュニアの女子のSPを。みんな素晴らしすぎて、正直すでに、もうこの大会は「お腹いっぱい」という感じもします。

 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。



 紀平さん、頑張りました。ノーミス演技の66.82で4位発進。スピン、ステップともにすべてレベル4を取れていますし、上々です。彼女はフリーが全てですから、幸先よくスタートを切れたことが何よりの収穫です。



 つぎにタラカノワ。エテリ組の中で、不安定さが出てくるのは彼女かなと思っていたんですが、彼女もノーミスで67.90の3位。リプレーでしっかり確認できますが、フィニッシュ時のウィンクを、解説のテッドさんは見逃していなかったですね(笑)。



 パネンコワは、ジャンプ全後半&タノ・タケノコなので、速報値でタラカノワよりもTESが出ていなくてビックリしました。すると、ステップでレベル3、フリップでアテンションがついて、若干減点があったようです。65.65というスコアで5位になってしまうという、恐るべきレベルの高さ。しかし、彼女の「たけのこの里」はフリーでこそ真価を発揮するので、順位を上げてくる可能性はあると思います。



 そして、コストルナヤ。私は彼女のファンでもあるので、ドキドキしながら見ていましたが、鳥肌の立つようなパーフェクトな演技でした。71.65で2位。ビジュアルが私好みというそういう面を横に置いても、例えば、ジャンプの入りと出の複雑さ、コンビネーションジャンプでは、1stのフリップよりも2ndのタケノコトウループの方が高かったり、イナバウアーからそのまま2Aと、複雑な技術が詰め込まれています。ジュニア時代のメドベやザギトワよりも完成度は高いと思います。だからといって、シニアに上がって先輩たちより活躍できるかというと、それは分かりません。とはいえ、「いまの彼女にはこれ以上を求めない!」ってぐらい、このSPは大好きですね。



 サモドゥロワも、ジャンプはすべて決めて65.01。ルッツにアテンションがついていますが、このスコアで最下位というのが今大会の恐ろしいところ。SPはちょっと曲で損しているかな?という気もするので、フリーのリベルタンゴで巻き返してくることでしょう。



 もう、トゥルソワはラスボス感が出ていますね。彼女の見かけと曲調で「なんでこんな子どもがここにいるの?」という感じなんですが、それでもスピンとステップはすべてレベルを取れていて、後半になったらやっぱり凄いですね。2ndループをつけたフリップのコンビネーションは、いまのザギトワよりも回転速くて上手いんじゃないかと。ジュニアで13歳で、73.25という異次元のスコア。もし万が一、フリーで4Sをクリーンに降りたら、220点近く出てもおかしくないという、すごいものを目撃できるかもしれません。

 すでに、ライスト視聴組の実況スレでは、「神大会」「史上最もハイレベルなJGPF」「天下一武道会」とか、驚きと歓喜の書き込みをいくつも見かけました。同感ですね。

 「おそロシア」という言葉は、このジュニアの女子シングルにこそ最もふさわしい。その最強軍団の中で、4番につけている紀平さんを誇りに思います。でも、彼女の本当の実力はフリーでこそ発揮されるわけですから、ぜひ頑張ってもらいたいですね。

 では、また明日!

 Jun

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rika

 さて、昨日、エテリコーチのインタを紹介したので、ジュニアのGPファイナルの女子シングルの展望記事をまとめておきたいと思います。

 出場選手は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。ジュニアのライストは「こちら」で。

 シニアでは、新葉ちゃん&知子ちゃんの出場が急遽決まって、応援しがいのあるメンバーが揃ったとはいえ、勝負という面では、海外勢がちょっと強いかなという印象です。

 一方、ジュニアの女子の方は誰が勝つか、ちょっと読めません。ロシア5人(エテリ組4人)、日本1人と、出場国の構成だけを見るとロシアの圧倒的な強さが目立ちますが、紀平さんの3Aの確率がここにきてグンと上がってきているので、ノーミスすれば、十分に優勝も狙えると思います。

 以下、6人の出場選手の特徴を挙げてみます。



 (1)トゥルソワ→→「ロシア最強の刺客。4Sも認定の怪物13歳!」

 このフリーの冒頭の4SはURが取られましたが、その後のジャンプは全後半&ノーミス、しかもステップ&スピンもすべてレベル4を揃えていて、4回転だけの子じゃありません。

 普通に考えれば、この子が優勝候補の大本命です。ただ、ミスが重なると、他の選手にひっくり返される可能性もあります。最初この子の演技を見た時、「子どもっぽすぎる!」と抵抗感があったんですけど、SPはともかく、フリーを見ると、やはりこのレベルの高さを認めないわけにはいきません。



 (2)サモドゥロワ→→「大人っぽさが魅力で、最もシニアに近い演技!」

 ロシア5人の出場選手のうち、唯一のミーシン門下のスケーター。このフリーの「リベルタンゴ」は、三原舞依ちゃんも今季SPで使用していますが、比較して見てみると、面白いと思います。

 私は舞依ちゃんのチャレンジを評価していますが、やっぱり彼女のキャラから見ると、「無理している感」「がんばりすぎてる感」っていうのを感じるわけで、そこを複雑なステップとジャンプの確実性で「黙らせよう」という狙いがあるんじゃないかと。

 一方、サモドゥロワの「リベルタンゴ」を見ると、いい意味で力が抜けていて、さわやかにエレメンツを決めていくので、その辺りの余裕も含めて「シニアっぽさ」を感じます。



 (3)コストルナヤ→→「技術と芸術のハイレベルな融合。人気爆発の予感」

 JGPシリーズは全部で7戦あったんですが、6戦目のポーランド大会で突如現れた新星です。よほどのロシアマニア以外は彼女の存在は知らなかったはずで、YouTubeの英文コメには「彼女は、トゥトベリーゼのチームの秘密兵器か?」とあるほど。私も度肝を抜かれました。

 ロシアの女子が強いとはいっても、メドベに象徴される、タノ&タケノコは「そこまでやらなくても・・・」と評判が悪いんですが、SP・フリーともに、この子はそこに頼ることなく、オーソドックスな構成です。ジャンプの入りのステップの複雑さ、スケーティング、スピンと、魅せてくれます。しかもビジュアルレベルも高い!

 自分の中で、ひとつの基準を作ってくれた選手です。ただ、めちゃくちゃ高得点を取るような高難度の構成ではないので、優勝はやや厳しいかもしれません。



 (4)パネンコワ→→「タケノコの最強の使い手。人類の限界に挑戦!」

 「タノ=片手上げ」「タケノコ=両手上げ」と、私は使い分けているんですが、日本人的にはまぁ、特に片手上げで、腕が曲がっていると、「シェー!」じゃあるまいし・・・と。

 ただ、このパネンコワのフリーは凄いです。3回転は全部タケノコ。2Aはタノ。何もつけないのはハーフループぐらいです。この徹底ぶりには、タノ&タケノコに抵抗感のあった私の感覚が破壊されてしまいました。騙されたと思って、動画を見てください。

 ジャンプはもちろん全部後半なので、トゥルソワや紀平さんが大技をミスすると、構成の上で最高難度になるのは彼女です。もし二人が崩れるようだと、優勝も大いにあります。



 (5)タラカノワ→→「ロシアっぽくないワイルドさ。重戦車のように跳びまくる!」

 この子もトゥルソワと同じ最年少の13歳ですが、まったくタイプが違います。良く言えば、ワイルド。悪く言えば、大味。パワーでガンガンとジャンプを跳んでいくスタイルです。

 このフリーはヴォロノフと同じ「サラバンド組曲」ですが、後半はロックアレンジで、彼女の演技とよく似合っています。髪を乱し、頬を紅潮させながら、いつも最後まで全力でがんばる13歳です。



 (6)紀平梨花→→「日本を背負う次世代エース。勝負強さも見せてくれ!」

 こんな怪物軍団にどうやって勝つの?と思うぐらい、ロシアの5人は強力なメンバーが揃っているんですが、もしその5人を退けるとしたら、この人しかいないでしょう。

 フリーで2本予定している3Aを決めるのは大前提。それにプラスして、他のジャンプもミスが無いようだと、一気に優勝候補に躍り出ることになるでしょう。

 もちろん、ジュニアのタイトルなんて・・・というのはあります。ただ、今回のメンバーは、いまのシニアのGPシリーズで台乗りする選手よりも力のある子もいて、これから北京五輪に向けて、何度となく対戦することになるライバルたちです。ここで勝ちグセをつけておくのが大事です。

 さて、順位予想ですが、全員ノーミスだとすると、トゥルソワと紀平さんが構成では頭一つ抜けます。この二人が金か銀。そして、タケノコの名手パネンコワが続くでしょう。個人的には、コストルナヤを応援しているので、「金・紀平、銀・トゥルソワ、銅・コストルナヤ」でお願いします。

 ジュニア女子SPは、12/7(木)16:40から「こちら」で。生で見れなくても、すぐに動画としてアップされると思います。

 では、また明日!

 Jun

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samo

 さて、1日遅れで、JGPクロアチア大会の女子フリーです。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。



 まずは、松岡あかりさん。SPではジャンプで痛いミスが出て11位スタートだったんですが、フリーで挽回し、7位まで順位を上げました。13歳でジュニア初年度。よく頑張ったと思います。



 世界中の誰もが「優勝間違いなし」と予想していたであろう、ロシアのタラカノワ。しかし、まさか・・・という感じで、フリーは崩れに崩れました。フリーのスコアだけで言うと6位で、なんとか3位で踏みとどまりました。

 彼女は「荒々しさ」「ワイルドさ」が特徴だと思っていましたが、ミスが出るとそれもまた目立ってしまうのがツライ所です。今回は3位ですが、初戦は優勝しているので、おそらくファイナルには残ってくると思います。



 見ているだけの人間は、「あのタラカノワが崩れて、せっかく優勝できるチャンスだったのに!」なんて、好きなことを言えるんですが、そんな狙ったようにノーミス演技なんて、なかなかできるものじゃありませんよね。

 でも、山下さんの実力からすると、「後半の3Lzだけでも、なんとかならなかったのかな・・・」と、ここは残念でした。

 山下さんは2戦終えて、「3位と2位」です。ファイナル進出は、ちょっと厳しいかもしれません。



 優勝したのは、ロシアのサモドゥロワでした。ミーシンのお弟子さんで、15歳のジュニア2シーズン目。

 曲が流れた瞬間、「おや!」と皆さん思われるでしょうが、三原舞依ちゃんが今季SPに使用している「リベルタンゴ」です。

 舞依ちゃんの「リベルタンゴ」は、彼女の殻を破るような野心的な試みで、私は大好きなプログラムです。

 ただ、このサモちゃんの「リベルタンゴ」もなかなか強烈な仕上がりです。

  これが15歳の演技かよっ!

 フィギュアスケートの解説者は、よく「色気」という言葉に逃げがちですが、これこそ色気ってもんじゃない?という、悔しいけれど、日本人の女の子にはなかなか出せないような雰囲気です。

 このサモちゃんが、どうやら第7戦イタリア大会に出てくるんじゃないかという話で、その試合は、日本からは紀平さんと荒木さんが出場予定。

 ネット上の最も悲観的な見立てだと、名古屋のファイナル進出6人のうち、ロシアが5人、あとの一枠をウンスと梨花ちゃんと菜那ちゃんで争う、みたいな話になっています。

 ちなみに、梨花ちゃんと菜那ちゃん二人ともファイナルに残るには、イタリア大会を1・2フィニッシュするのは当然として、サモが4位以下。さらに、今週行われる第6戦ポーランド大会で、ロシアのパネンコワが優勝しつつ、ウンスが4位以下・・・というような、「まずありえない条件」をクリアしないといけません。とにかく、なんとか一人は残ってほしいですね。

 今週は土曜日のジャパンオープン(10/7)が目玉ではありますが、前述のJGPポーランド大会(10/5~8)、さらにフィンランディア杯(10/6~8)もあり、なかなかハードです(笑)。

 明日からしばらく雑誌のレビューに取り掛かりたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 先に、木曜夜から金曜明け方にかけておこなわれた、JGPクロアチア大会の女子SPから。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

 実をいうと、第1グループのメンバーが超豪華で初っ端から見どころ満載でした。

 まず、第一滑走者に、今大会優勝候補の大本命、13歳のタラカノワが登場。エテリ組で同門の、おなじ13歳の怪物トゥルソワは、2戦連続優勝ですでに名古屋のファイナル行きを決めていますが、タラカノワも第2戦オーストリア大会を「196.68」で圧勝しています。



 第1Gの第1滑走ですから、そんなにいい点出せるの?と注目して見てみました。「66.58」でそのまま1位通過。

 選曲が、まぁ、ダークで緊張感のある映画音楽のような雰囲気で、そこだけ見ると、まさにメドベの二番煎じなんですが、彼女の演技や所作は、とにかくワイルドで荒々しい!

 同じチームの、メドベとも、ザギちゃんとも、トゥルソワともまったく似ていません。そういう子にメドベっぽい曲をやらせるんだから、あえて狙っているのかもしれません。いやぁ、面白いですね。

 そして、続く第2滑走が、14歳でジュニア2シーズン目の山下真瑚ちゃん。山田満知子・樋口美穂子両先生のお弟子さん。先日のベラルーシ大会で2位に入った荒木菜那ちゃんよりも、彼女の方こそ「名古屋期待の若手!」という感じで、知名度の高い選手です。

 実は、タラカノワとはオーストリア大会でも当たっていて、その時は「181.04」の3位でした。ただ、その大会の2位も、韓国のエースのイム・ウンス(2月の世界ジュニアで4位。平昌五輪は年齢制限で出られず)だったので、よく3番に入ったなと思います。



 「65.22」の高得点で2位です。先日私がフィーバーした荒木さんと比べると、ジャンプ自体は荒木さんの方が爆発力を感じますが、スケーティングやつなぎを含めた全体的な完成度は、山下さんの方が高いなぁと思います。ちなみに、紀平さんの場合、特にSPの「カンフー・ピアノ」は、トム・ディクソンの振り付けが凝りに凝っていて玄人好みなんですが、万人受けするのは、山下さんのSPの方かなぁ・・・と、それぞれ特徴が出ていて面白いですね。

 ライストで演技を見た後に、「なんS」をチェックすると、「宇野降り」とか「昌磨降り」なんて書かれてましたね(笑)。おそらくそれは3F+3Tのセカンドを降りた時のフリーレッグが氷上スレスレになる部分を言っているのでしょう。でも、ジャンプ自体は、特に3Lzはすごく高くて素晴らしいですよ。



 そして、一人おいて、4番滑走が韓国の13歳ユ・ヨン。クリケットクラブ所属で、キスクラにはブリアンコーチが付き添っていました。このSPはシェイリーン振付です。

 なぜ、それがシングルに!と、冒頭の3Fのセカンドジャンプが1Tになってしまいました。その後はミスもなく、「53.81」の5位。

 しかし、衣装も選曲も、そして振付も、日本だったら13歳のジュニア選手にこの3点セットはまず無いよなぁ・・・と垢ぬけてますよね。

 日本では、「まずはジャンプ跳べてナンボでしょ?」というのがあるはずで、紀平さんのような天才的なジャンプの能力を若いうちから証明しないと、そういう振付を準備してもらえない。それだけ日本の女子は国内の競争が激しいと言えるんですけども。



 誰これ?って、私のブログの読者なら100人のうち95人は思われるのではないでしょうか。

 ええ、私も、知りませんでした。松岡さんの登場が2:30とか3:00とかで、まず無理だろう・・・思いながらもライストつけっぱで寝たり起きたりの中、ものすごい美人スケーターの登場に、眠気も吹っ飛びました。

 オーストラリアの16歳。アメリア・スカーレット・ジャクソン選手。名前だけ聞いたらどこのハリウッド女優かという感じですが、まったく名前負けしていませんね(笑)。身長は171cm。首が長くて顔が小さいです。

 スコアは「38.51」の17位。今季とくに流行している感のある「仮面舞踏会」をがんばって滑りきりました。しかし、日本の試合に来たら、間違いなく話題になるでしょうね。

  某旅行検索サイトとか柔軟剤のCMの白人女優よりも、この子の方がぜんぜんいいでしょ!

 と、そんなことを深夜に一人、スマホを眺めてブツブツつぶやく男は、日本では私ぐらいなもんでしょう(汗)。



 そして松岡さん。うーん、立て直せなかったですね・・・。しかし、最後の最後に3Lzって、この構成キツイよなぁと。「45.86」で11位。13歳ですし、まだフリーもある。この経験は必ず今後の選手生活における財産になると思います。がんばってほしいです。

 女子のフリーは、日本時間30日(土)の21:45から。松岡さんは、日付かわって10月1日(日)の「1:46~」、山下さんは「2:50~」からです。

sumifra

 さて、「枠」のかかるネーベルホルン杯。すみオデ(すみフラ)のフリーです。ネーベルホルン杯のリザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。



 最終グループのオーストリアペアが枠に入ったことで、残念ながら、日本の、平昌五輪のペア競技への出場は(枠の返上等が無い限りは)無くなりました。ただし、かなクリは枠を取れそうなので、団体戦には出場できそうです。

 しかし、そんなことよりも、演技終わった直後からすみれちゃんが泣いてしまっていて、かわいそうで見てられなかったですね。

 二人は、日本のペアではいま圧倒的に強い。でも、平昌五輪の本番には出られない。

 日本のために頑張ってくれただけで、感謝です。

 では、また明日!

 Jun

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