On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:アリーナ・ザギトワ

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 エテリ組は、将来有望な女子スケーターがどんどん登場している状況にあって、そこで、読者の方々と一致した見解というのは、メドちゃんは突如現れた天才スケーターというわけではなく、チームの指導力も非常に優れているということでした。

 シニア1年目のザギちゃんが平昌五輪で金メダルを獲りましたが、男子で言えば、ジュンファン君が金メダルを獲るようなものですから、やはりこれは偉業です。以前、ミヤネ屋でもこの両チームが特集されたことがありますが、エテリ組とクリケットの「違い」を想像してみるのも、楽しい作業です。

 新シーズンが始まって、エテリ組のスケーターは順調に伸びるのかどうか。一方、クリケットのスケーターでは誰が輝くのか。この辺りも楽しみですね。

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 さて、Ice Jewelsの「ロシア雑誌紹介コーナー」の中で、メドベのママとおばあちゃんのインタが掲載されていました。親が子どもについて語る場合、自慢大会になるか、あるいは「ウチの子はまだまだ!」と謙遜するか(日本的現象かもしれません)のどちらかになりがちで、このインタの約8割は「ウチの子は賢い!」というお話でした。

 ところが、メドベママがフィギュアスケート経験者ということもあり、エテリコーチとの関係について、おばあちゃんが面白いエピソードを語っていました。

  「エテリさんを子どもの頃から知っています。ジャンナ(メドベママ)のコーチとエテリさんのコーチは夫婦でしたから。そして今度はジェーニャ(メドベ)が滑るようになって、再び氷上のエテリさんを見かけました。彼女の指導の幅広さ、教え子たちへの要求、子どもたちの動きを見ましたが、他の同年代の子どもたちとは大違いでした。彼女は子どもたちを2~3人単位で次々と『コンベアー式』に指導していました。結果や目的を意識したそのやり方が気に入りました

 「コンベアー式」という言葉を聞くと、「だから同じようなスケーターばかりなのか」と思いがちですが、私は少し違う印象を受けました。

 例えば、クリケットの練習風景から私がイメージするのは、トレーシーに率いられるスケーティングの全体練習と、個々人がランスルー等をする際にコーチが適宜アドバイスをする個人練習の二つですね。

 で、このおばあちゃんの話からエテリ組の練習を想像すると、おそらくレベル別に、約2~3人のグループがいくつもあって、それをエテリやドゥダコフが順番に見て回る。グループ内の2~3人の間で競わせて、グループ間での昇格・降格もあるかもしれない・・・。

 クリケットが「超エリート難関私立校に通いながら、凄腕家庭教師を(しかも科目別に何人も)雇っているイメージ」だとすると、エテリ組は「少人数制でレベル別のスパルタ学習塾のイメージ」でしょうか。日本のフィギュアの現場はどうでしょうね。少なくとも、日本の受験産業から想像できるような「システマチック」なものは確立されていないような気もします。

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 さて、そんな凄いエテリ組ですけど、ミラノワールド後のザギちゃんのインタがWFSに掲載されています。フリーは得意としていたのに、なぜあんな崩れ方をしたのか。

  「体調は整っていました。ここ(ミラノ)に来てからの練習で、どちらのプログラムも通し稽古をして、ミス1つなく滑れていました。それでもこういうことはあるんです。いずれ起こることだったんですよ」

  「・・・原因はたくさんあったと思います。まず、ここへ来てインターネットを覗いたら、私について書かれた記事がいっぱい目に入りました。気にしないようにしたんですが、無理だったようですね。インスタグラムをチェックしても、私が(世界選手権の)代表チームのリーダーだと書いてある記事に何度も出くわしてしまいました。この試合ではもっといい演技を見せたかった。新たな経験になりましたし、まだできないことに挑戦するよりも、プログラムをミスなく滑ることだけを目指して頑張ろうと思います。練習でやっていることをそのままできるように

 SNSに関しては、メドちゃんも色々ありますけど、こういう部分をエテリが厳しく指導しない所が興味深いですよね。「一切やるな」って言いそうじゃないですか。

 ただ、なぜそうしないのか?って考えると、日頃の練習で命を削るぐらい追い込んでいるから、「SNSをやる元気があるなら、ご自由にどうぞ」という考え方なのかもしれません。

 これは、アーティスティックスイミングの井村ヘッドコーチが、代表合宿をする際に、いちおう休日や自由時間を設けていて、「遊びに行く余裕があるなら、行っておいで」というスタンスなのを思い出しました。力士並の食事をしないと痩せてしまうほどのハードトレーニングを課しているのは有名な話です。でも、彼女のことだから、スマホを見つけたらプールに投げ込むとか、へし折るとか平気でやりそうですが。

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 楽しい話もご紹介します。例の秋田犬の件です。

  「(日本からプレゼントしたいというオファーの電話が)25本くらいかかってきました。母にまでかかってきました。(故郷の)イジェフスクとカザンも犬をくれると言うんです。秋田犬を繁殖しているあらゆる場所から連絡をもらいました。私はおとなしい子が欲しいんですよ!見た目は同じでも(と写真を指さす)、性格はいろいろなんです。メスのほうがおとなしいらしいんですけど」

  「(秋田犬は)誇り高いんですよね。強い主人を選ぶって本で読みました。飼う子が私を選んでくれるといいんだけど!そうしたらだいぶ楽になるでしょう。秋田犬について書かれた本を読んだり、飼い方の学習ビデオを見たりしていますし、調教師の人の力もちょっと借りたいと思っています

 ウチの近所でも、ワンちゃんを散歩させている飼い主さんをよく見かけますが、柴犬やトイプードルが多いですね。秋田犬を見たことは一度も無いかもしれません。

 ところで、ザギちゃんの新SPは「オペラ座の怪人」であると、アナウンスがされたようです。彼女のプログラムの選曲に関しては、やはり手堅く行ってる印象です。そうなると、メドちゃんは何を滑るのかも楽しみですね。

 では、また明日!

 Jun

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zagi

 欧州選手権の女子フリーの感想です。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

 Jスポで日曜の明け方(3:30)ぐらいから観戦しました。今日も滑走順に上位4人を見ていきます。



 ソツコワちゃんの転倒は久しぶりに見た気がします。転倒のあった後半の3LzはURもつきました。PCSについては後述しますが、今回彼女はよくやっていて、その割に明らかにスコアが抑えられていた印象です。

 ただ、今大会、SP・フリーのミスにより表彰台を逃したことは、気持ちの強い彼女のこと、きっちり五輪本番まで修正し、準備してくるだろうと思います。むしろ、気を引き締める意味で、この4位は良かったんじゃないかと。

 平昌五輪では、よほどのことが無い限り、金・銀はメドベかザギちゃんだと思いますが、銅メダルはソツコワちゃんが最有力だと見ています。もちろん、ちゃんとしたジャッジをしてくれればの話ですが・・・。



 フリーが終わった直後からネット上ではすでに言われていますが、これだけミスがあって、技術点が51.86の演技に、75.09というPCSは何なんだ?という話になっています。およそ23点も演技構成の方が高い。

 単純比較はできませんが、例えば、男子のフリーで、技術点が75点の演技にPCSが98点もつくでしょうか?ありえません。ヘルシンキのジェイソンのフリーだって、88.27(技術点)に89.20(PCS)です。

 100歩譲って、かりにコストナーがこの日ノーミスだったら75点というのも許せますが、1コケ、1抜け、1URで、これだけのスコアをプレゼントするというのは、理解に苦しみます。まぁ、日本でも怪しい採点が横行しているのであまり偉そうには言えませんけども。



 解説の岡部由起子さんも、このパーフェクトな演技を目撃して、笑ってましたね。ただただ、笑うしかないと。

 また、岡部さんが指摘していたのは、2ndに3Loをつけられる利点でした。つまり、コンビネーションジャンプの2ndの選択肢として、多くの女子選手は3Tあるいは2Tの二択ですが、これに3Loもあるので、かりにコンボ予定のエレメンツで転倒があっても、困るような状況になりにくい。

 対照的なケースが、この大会のコストナーのフリー。単発の3T予定の所が2Tに抜けました。彼女の2つのコンビネーションジャンプは、いずれも2ndが2Tなので、結果的に2Tを3回跳んでしまって、一本分が得点無しになりました。

 しかし、今季あれだけ苦労していた「ブラック・スワン」をノーミスしたんだから、フリーは安心して見られましたね。後半に入ってからの、怒涛のジャンプの連続構成も、余裕と自信を持ってサバいていて、簡単に跳んでいってしまう。そこが、「ダイナミズムに欠ける」とか「ガチャガチャと忙しい」という批判もあるんですけど、そこはもう、オリンピックで金メダルを獲れば誰も文句は言わないでしょう。



 メドちゃんは、よく頑張ったと思います。衣装も新調して、大人っぽさがアップ。そして、やはりスケーティングの伸びはザギちゃんより彼女の方がありますし、特に印象的だったのは、スピンの美しさです。

 序盤の3Lzを跳んだ後なんですが、回転は速いし、ポジションは正確だし、知子ちゃんもそうですが、リハビリ期間に一生懸命取り組んだのだと思います。

 プログラムもいいし、スケーティングも、スピンも、表現もいい。プロトコル上では、ルッツにアテンションがついてますけど、これで勝てなかったらしょうがない・・・という内容だったかと。

 正直、怪我する前のメドベに関しては、五輪では2コケぐらいでも余裕で優勝だろうと思っていました。しかし、ザギちゃんのフリーのPCSが75点台まで伸びてくると、二人ともにノーミスだったら、メドちゃんはちょっと勝てないかもしれません。

 気持ち的にはメドちゃんに金メダルを獲らせてあげたいですが、勝負の世界ですからね。最高の舞台でベストの演技を見せてくれることを期待しています。

 では、また明日!

 Jun

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zagi2

 少し時間が経っていますが、欧州選手権の女子SPを。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

 最終グループの上位4人を滑走順にコメントしておきます。



 78.30の高得点で3位につけたコストナー。Jスポは、中庭健介さんが解説でしたが、なんだか恍惚とした口調で絶賛していました。

 今季のSPの「Ne me quitte pass」は、昨年5月のFaOIの幕張公演で私も現地で観ているんですが、シーズン前からしっかり準備していたことが、やっぱり効いてますよね。まー、みんな彼女のことを絶賛していますけど、そもそも、昨季のSPがツェッペリンと喜多郎をつないだ難プロで反応もイマイチだったことを考えると、オリンピックシーズンの選曲って大事だなぁ・・・と思います。

 おそらくフリーでノーミスは無理だと思いますが、かといって、例えばケイトリンほど崩れることもないので、どこまで踏ん張れるかで順位が変動しそうです。



 ソツコワちゃんがスタートポジションにつく前のルーティンといえば、太ももをバシバシ叩いて喝を入れ、さらに右こぶしを握りしめて気合いを込める動作です。顔立ちはどこか儚げなんだけど、彼女はファイターですよね。

 冒頭の3Lzで着氷が乱れて、本来はここがコンビネーションなんですが、次の3Fでリカバーしました。中庭さんも「いつもより緊張気味か、動けていない」という主旨のコメントをしていましたが、確かに終盤のステップやスピンでスピードが足りなかった印象です。ただ、減点のあったルッツは転倒もURも無かったわけで、70点は超えててもいいのでは?と。68.70の4位というのは、私が思っていたよりも、スコアは伸びませんでした。

 ただ、今季の彼女はフリーでもミスを最小限に留められる勝負強さがあります。名古屋のファイナルでも、僅差でケイトリンとコストナーを振り切って、2位に入りました。コストナーを逆転できるかどうか、そこは五輪での彼女の活躍を占う意味でも、個人的な注目ポイントです。



 怪我からの復帰初戦のメドちゃん。2Aでオーバーターン気味で、着氷が乱れ、78.57の2位ですが、全体的には素晴らしかったと思います。久々に見ると、スケーティングがよく伸びるし、いわゆる「パントマイム」も無くて、この「ノクターン」は、彼女の表現面での良さが出ているプログラムだと思います。

 「ザギちゃんはどうもせわしないから、メドちゃんの方が好き」という意見があるのも、このような表現を見ると、納得できる部分もあります。PCSはコストナーよりも0.23低い「38.14」が出ていますが、もしノーミスだと彼女の方が上回って、トータルスコアも80点を超えてくるのだと思います。



 ついに、ついに、ノーミスの「ブラック・スワン」を、今季ようやく見ることができました。完璧です。鳥肌が立ちました。最高難度の構成をパーフェクトに滑りきってくれましたよ。PCSこそ36.28と、メドベやコストナーに2点近く及ばないんですが、一番上のキャプ画にもあるように、速報値44点台の脅威の技術点でぶっちぎりました。彼女のこんなガッツポーズも初めて見ました。

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 グレイヘンガウスも終わった瞬間、ガッツポーズ。エテリはリラックマのティッシュケースとジャージと水筒とで両腕がふさがっていますが、どや!って感じです(笑)。

 正直、この内容でコストナーよりも下の3位とかだったらどうしようかと心配していたんですが、まだこのスポーツも捨てたもんじゃないなと。ジャッジの良心を見た気がします。

 男子シングルの若手選手で、4Lzや4Fをプログラムに組み込むスケーターの多くは、たしかに「最高難度に挑んでいる」のかもしれませんが、最高の技術の持ち主だとは思いません。完成というには程遠い見せかけのテクニックで、「真4回転時代」という一種の流行現象に乗っかった選手がいるのは、嘆かわしいことです。

 その点、ザギちゃんはジャンプは全後半でタノ&タケノコ付き、今回はセカンドループも高く、スピンもスピードは落ちないし、つなぎも盛り盛りで、最高レベルの技術の結晶です。

 プログラムの個人的な好みということで言うと、今季の女子のSPでは、コストルナヤの「アディオス・ノニーノ」の方が好きですが、ザギちゃんの「ブラック・スワン」もその次に来るぐらい、大好きです。

 彼女の場合、むしろフリーの方が強くて、スコアも出るんですが、それでも、メドベがノーミスした場合とどちらの得点が上回るのか・・・私には予想がつきません。

 この大会の台乗りメンバーが、全員そのまま平昌五輪の表彰台に乗る可能性だってあります。フリーを終えてどんな順位になるのか楽しみです。

 では、また明日!

 Jun

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 2017年12月22日発売。WFSのバックナンバーのレビューは「こちら」。

 私のブログの読者さまで本号を購入されている方はほぼ皆無だと予想しますが、だからこそレビューしておく価値があるというもの。裏表紙にトゥルソワをチョイスするセンスは、この雑誌ならではという感じです。

 さて、羽生君の写真ですが、カラーは、ロステレでのSEIMEI(27頁)、そしてバラ1(30頁)の2枚。あとは、白黒の小さいものを2枚確認できるのみ。ゆづファン的には購入を見送っても仕方のない一冊です。

 このような雑誌の場合、次に私がやることと言えば、他のスケーターが羽生君に言及した部分のチェックです。ところが、それもわずか一か所のみ。しかも、「Quadruple 2018」(120頁)で紹介されていたもので、そちらでは見逃していました。

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 全日本ノービス選手権(ノービスA男子)で2位に入った垣内珀琉(はる)君。本田紗来ちゃんと同じ京都醍醐FSC所属で、濱田美栄・田村岳斗両コーチの指導を受けている選手なんですが、「(将来は)羽生結弦選手みたいにジャンプもステップもきれいにできて、オリンピックで優勝したい」とコメントしています。「ついに、濱田組からもゆづリスペクト発言かぁ・・・」と感慨深いです。

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 さて、羽生君関連以外では、名古屋のファイナルの際に行われた、ザギトワのインタ(17頁)が興味深かったのでご紹介します。

 ―― エテリ・トゥトベリーゼコーチのチームで練習し始めたいきさつを教えてください。

  「12歳からエテリ先生のチームで練習しています。じつは、その前から教わりたかったんですが、やっぱり最初はちょっと怖かったんです。一度、大会でモスクワへ行ったときに、お母さんに『(エテリ先生のところに)どうしても行きたいの、お願い!』とお願いして、エテリ先生にオーディションしてもらうことができました。そこで先生から『新しい年に入ったら来てください』と言ってもらえて。あんまりうれしくって、そのあとどうやって電車に乗ったかも全然覚えていないくらいです(笑)」

 →→彼女は2002年5月生まれなので、12歳で迎えた新年ということだと、2015年の年明けからになりますね。したがって、エテリのチームでは、実質3年しか指導を受けていないことになります。

 一方、メドベは、「Ice Jewels Vol.07」で、「先生との出会いはとってもとっても前のこと、私が6歳だったときのことよ。トゥトベリーゼ先生が私を育ててくださったわ。私たちはとても多くの時間を共に過ごしてきた。先生の性格の一部を受け継いだといえるかもしれないわ」(78頁)と語っているので、メドベとザギトワをいわゆる「エテリ組」と一括りにするには、やや一面的かもしれません。

 ちなみに、今季ジュニアでブレークしたコストルナヤがエテリのチームに移籍したのは昨年の5月と言われているので(13歳の時)、エテリのチームを語る以前に、やはり、物凄い才能の持ち主がロシア中にゴロゴロいると言えるかもしれません。

 ―― エテリ先生の優しいところと、厳しいところを教えてください。

  「エテリ先生のチームに入ったばかりのときは、やっぱり怖かったです。リンクに入るだけで心がどきどきしちゃって、先生を見るだけで緊張していました。でも、いまは先生との理解が深まったので、その緊張感は全然ありません。基本的にコーチのみなさんは優しいです。ただ、選手に大きなレベルの大会に出たり、いい結果を出したりしてほしいという思いがあると思うので、そういうところはちょっと厳しいかな

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 (※写真はグレイヘンガウスのインスタから拝借)

 →→エテリはともかく、デュダコフとグレイヘンガウスの男性コーチ陣はそんなに怒りそうには見えませんね。そもそも、「できない子」があのチームにいるとは思えないので、「あんた、もっとできるでしょ!ちゃんとやりなさいよ!」という意味で、エテリもあんな感じでキスクラで色々小言を言うのでしょう。

 ―― 12歳で親元を離れてイジェフスクからモスクワへ移って、自分のなかでどんな変化がありましたか。

  「最初のころはやっぱり両親が恋しくて、夜はたまに泣いたりもしていました。いまは、モスクワのおばあちゃんのところに住んでいるので、両親もよく会いにきてくれます。最初は苦しかったんですけど、どんどん大人へ成長していると思うし、以前よりも自分に厳しくなったと思います」

 →→いわゆる「全寮制」というわけではなさそうです。ということは、食事はやっぱり自己管理なのか・・・と。おばあちゃんも、かわいい孫のためにと、毎晩ピロシキやらボルシチやら食卓に並べるのでは?と心配になりますが、そこは家族・一族が、一丸となっているのでしょう。

 アスリートの食事管理というと、サッカーのイングランドプレミアリーグで今季独走状態のマンチェスターシティというチームでは、監督のペップ・グアルディオラの方針で、「体重オーバーの選手は練習に参加させない」という記事が出ていました。

 ソチの頃の、エテリのチームにいたリプちゃんが「食物繊維を砕いた粉しか食べていなかった」なんて都市伝説がヤフー知恵袋でヒットしますけど、おそらくそういう特殊な食事を強制するのではなく、もしかすると、「体重を毎日提出させて、オーバーしていたら、氷上練習をさせずに、有酸素運動をやらせる」という形にしてるんじゃないかなと。

 施設内のクロストレーナーをメドベたちがこいでいる映像を見たことがありますが、あれだと筋肉痛にはなるけど、怪我はしにくいので。

 ―― 「ブラック・スワン」と「ドン・キホーテ」、今季の2つのプログラムはバレエがテーマになっていますね。

  「プログラムがどちらもバレエをテーマにしているので、バレエをよく見ていますし、踊りの先生もたくさんいます。バレエは好きで、音楽を聴いたときに最初から気に入っていました。自分としては、この2つのプログラムは慣れてもいるし、自分にフィットしていると思います」

 →→やっぱり、バレエのコーチに教わってるよねぇ・・・。ただ、エテリのチームの女子の今季のプロを見ていて、本格的なバレエのプロって、ザギちゃんぐらいで、メドベもツルスカヤも、ジュニアの3人も、そもそも選曲がまったくバレエじゃないんです。

 しかも、「踊りの先生」ということは、バレエとは限らないか・・・。氷上以外で何をやっているのかも、気になりますね。
 
 そういえば、テレ朝チャンネルの3時間番組(過去のGPシリーズの映像集)の中で、16年スケカナEXの「ノッテ・ステラータ」(シーズン初お披露目)が紹介されていて、懐かしく見ていました。



 改めて凄いと思ったのは、まず、このスワンを演じるときの、羽生君の目つきなんですよね。トロンとした目つきで、これは、キリっとしたSEIMEIや、あるいは「ドヤってる」プリンスの時とは明らかに違う。そして、あのウィルソンの振付って、上半身の動きに特徴があって、ところどころ「機械っぽい」というか、カクカクした動きでもスワンを表現している。





 すると、今季のザギちゃんの「ブラック・スワン」って、これを作ったグレイヘンガウスは、羽生君のスワンもかなり研究してるんじゃないかと。

 「スワンなんだから似てる所あるやろ!」と言われそうですが、でも、ウィルソンの弟子のジェフが振付したケイトリンの「ブラック・スワン」は、羽生君のプロと共通する部分をあまり感じません。

 さて、新刊雑誌・書籍の発売が続きますが、17日の高山本と「ラジコン技術」のフィギュアスケートファン、18日に城田本ですね。特に城田さんの本からはどんな新情報が飛び出すか、楽しみです。

 では、また明日!

 Jun

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satoko

 まず連絡事項から。「拍手コメントは、来年1月31日をもって廃止」と、ライブドアブログから通知されていたんですが、なんか今日すでに読めなくなっています。

 したがって、コメント機能を「確認後に表示」という設定に変更しました。これまではコメントを投稿した時点で即公開されていたのですが、これからは、私が承認した後に、公開する形になります。もし「非公開」をご希望の方は、その旨を明記いただければ、そのように致します。

 この設定のデメリットは、コメントの反映が遅くなるということなんですが、なるべくそうならないように、頻繁にチェックするように心がけたいと思っています。

 さて、仕切り直しで、シニアの女子フリーです。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。



 滑走順に、まずはコストナーから。土曜日の午後、ジュニア女子のフリーの後にこのシニアのフリーもライストで見たんですが、ジュニアの幻影が頭に残った状態でコストナーの演技を見ると、やっぱりひと昔前の内容というか、いろんな意味でユルいなぁと。

 とくに、スピンを二つ終えた後の、2:00辺りから、リンク中央でジャッジに向かって腰を振り振りしながらポーズを取っている時間が象徴的で、「これは一体なんなの?」という感じで、それでいて74.96というPCSが出るのだから、ほんの数時間前に見ていたジュニアの子たちのフィギュアスケートとは完全に別のスポーツですよ。

 それを言ったら、日本男子の宇野という選手のPCSの方がよっぽど不可解じゃないかと、お叱りを受けそうですが、そのネタについては明日取り上げることにします。



 つぎに、ソツコワさん。頑張りましたね。オズモンドや宮原さんにミスがあったからとはいえ、まさか彼女が銀メダルを獲るとは予想していませんでした。

 今季、試合を重ねるごとに安定感の増す彼女を見ていて、ふと思うのが、よく言われる「女子の体型変化」という問題なんです。彼女は173cmあると言われていますが、徐々に身長が伸びていく中で、どうやってジャンプに狂いが出ないようなトレーニングをしてきたのか。めちゃくちゃに細いわけでもないし、むしろガッシリしてきたようにも見えます。

 一方で、体型変化や身長が伸びたことで、パフォーマンスが落ちた選手といえば、ラジオノワやリーザが思い当たります。じゃ、ジュニアのトゥルソワやコストルナヤは、どうなるのか?その影響を防ぐ対処法が確立されているのかどうか。この辺り、メディアの方々はソツコワに訊いてみてほしいです。



 さて、樋口新葉ちゃん。本人はけっこう落ち込んでいたけれども、私は、全日本の前にこういう経験をしておいて、よかったと思っています。

 今季は、ロンバルディア杯、ロステレ杯、中国杯と、ジャンプの抜けがなく、昨季の彼女とは見違えるほどの安定感を見せていました。ところが、このフリーでは「抜け癖」が出てしまいました。

 中国杯からけっこう時間が空きましたし、しかもこのファイナルに出場できるかどうかは、スケアメが終わってから決まったわけで、試合勘を取り戻すという意味でも調整が難しかったのかもしれません。

 でも、こうなったら「全日本勝負」なので、分かりやすいのではないかと。後述する宮原さんは、回転不足を修正すればパンクや転倒はまずしない選手なので、PCSの出方から見ても、彼女はほぼ決まりかなと思っています。そうなると、三原舞依ちゃんとの一騎打ちですね。腹くくって、思い切ってやってほしいです。



 オズモンドさん。彼女はフリーはノーミスできないと思っていたので、やっぱり・・・という感じでした。もはやフリーのミスはある程度織り込み済みで、SPのリードでどれぐらい逃げ切れるかという所でしょうか。ミスがあっても、なんだかんだで、銅メダルを獲るのだから、実力者です。

 現状で、SPでノーミスをした場合、PCSの高さで、ザギちゃんよりもまだ彼女の方がスコアは出るので、この二人に関してはフリーの出来でメダルの色が変わる・・・オリンピックもそういう展開になりそうな予感です。



 さて、ザギちゃん。別に誰かと賭けをしたわけでもないですが、ケイトリンがフリーでミスする可能性よりも、ザギちゃんのフリー・ノーミスの可能性の方が高いと思っていたので、ちょっとびっくりしました。SPでも細かいミスはあったので、優勝したとはいえ、課題が残りましたね。

 この大会は特に、エテリや、側近のデュダコフ&グレイヘンガウスの顔をいつも見ている気がしますが、エテリって、ミスして戻ってきた選手には、エッジカバーを渡す前からブツブツブツブツと文句(?)を言っていて、この動画では5:15辺りからになりますが、「あんた、なにやってんの?ちゃんと説明しなさい!」と、睨みつけるような厳しい表情で容赦ないですよね。



 それと比べたら、今大会のコストルナヤのSPの時なんて、笑顔でお尻をポンと叩いて送り出し、キスクラでは、グレイヘンガウスと三人みんなニッコニコで、どこぞの若夫婦とかわいい娘さんの外国人観光客ファミリーかというような、見ているだけでハッピーになります。いまやこの業界随一のコーチのエテリさんですが、けっこう顔によく出る方ですね。



 知子ちゃん。よく頑張りました。全体的には、まるで何年も滑り込んだプログラムのような安定したパフォーマンスで、会場のファンも、お茶の間のファンも、メダル間違いなし!と思ったはずです。

 私はスマホで見ていて、最初の3Loは良かったんですが、その次のルッツのコンビネーションのSO気味の3Tの方と、つづく3Fは軸が傾いていたことでいつも以上に高さが出ていなかったので、「この2本はいくら何でも足りないかな・・・」と思っていました。結果的に、ルッツもURを取られていて、回転不足は合計3本でした。

 ただ、例えば宇野君とはっきり違うのは、知子ちゃん自身が回転不足を自覚していて、自分の演技をしっかり分析できている点ですね。

 ところで、「自分の演技の分析」といえば、BS朝日でジュニアの放送を見ていて、紀平梨花ちゃんのインタビューには驚きました。ここまで具体的に、しかも「練習の時点ではこのジャンプの調子はこれぐらいで・・・」という所から、時系列的に丁寧に語っていることにビックリしました。

 言葉が湯水のように湧き出てくるというか、私たちゆづファンには「マガジン」という雑誌があるからいいとして、梨花ちゃんが試合のたびにあんな感じでコメントしているのであれば、梨花ちゃんのファンには「紀平梨花マガジン」が欲しいんじゃないか?ってぐらい、よく話す子でした。

 一方で、本田真凜ちゃんは、もや~としたコメントをする子なので、知子ちゃんと梨花ちゃんにだけは、濱田コーチは「特殊訓練」を施しているんじゃないか?と。まぁ、冗談ですけども(笑)。

 このファイナルは、知子ちゃんも新葉ちゃんも、全日本に向けていっそう気を引き締める意味で、いい収穫になったと思います。とにかくケガなく、全日本でベストパフォーマンスを披露してくれることを期待しています。

 では、また明日!

 Jun

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