On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:ジェフリー・バトル



 昨日の続きです。実は、後半部分で、これは面白い!と思ったのは、「KENJIの部屋」の漫画コラム「スケオタデイズ J SPORTS出張所」。こちらは、ウェブの方でも読めるんですね!

 笑ってしまったのが、村上佳菜子ちゃん登場回。賢二先生のトークって、親父ギャグやセクハラのスレスレの所を行くんですよね。ただ、若い人を相手に話す場合、これぐらいテンションを上げないとツライ!というのは、私も先生と世代が近いので気持ちは分かるんです。

 ・・・ですが、私のような凡人が安易にこういうトークをすると、ドン引きされることは火を見るより明らか。そこをこらえられるのが30代、そういう配慮ができなくなるのが40代と思っています。まっ、賢二先生は特別なんで、あの軽妙なトークが許されるのです!

 そういえば、先日のNHK杯のアイスダンスの解説を賢二先生が担当していて、番組冒頭、演技が始まる前、あの総合司会的な(織田君やあっこさんが座らされていた)席にバリっとスーツで真面目に座ってるのを見て、思わず笑っちゃいました。

 “kenjiの部屋”で動画検索をすると、ニコ動には予告と振り返り映像がありますね。あまり大っぴらには言えませんが、dailymotionにもポツポツ上がっています。

 スケオタデイズに話を戻します。著者は、16年の四大陸選手権も台湾で観戦。同行者の、「生で見たら、氷の上での演技の流れ、軌跡がわかってそれがいい!」という感想に、なるほど・・・と。確かに、テレビだとカメラが何台もあるので、スイッチャーでバンバン切り替わるから、そういう部分は分かりませんよね。

 私は現地観戦で「軌跡」を意識したことはなかったですが、ピードが何よりも違うと思いました。もちろん、最近だと、樋口さんや三原さんのような若手選手でスピーディなスケーティングをする選手も出てきてますが、画面越しで分かるスピードって、そもそもテレビ自体がワイド画面だから当たり前なんですが、ほぼ横の動きのみなんですよね。右から左、左から右、そしてジャンプ!みたいな。

 これが現地の、しかもある程度リンクに近い席だと、客席に突っ込んでくるような迫力を自分の目で見られるので、そこは生観戦ならではだと思います。

 16年四大陸に話を戻すと、男子シングルでPちゃんがボーヤンを抜いて逆転優勝しています。Pちゃんといえば、最近個人で運営されているブログで、Pちゃんは「腕が肩ぐらいまでしか上がらない」という指摘を目にして、おっしゃる通り!と納得してしまいました。

 そこに来ると、ネイサンは上半身、例えばフリーの「ダッタン人の踊り」を見ていても、指先から腕にかけて独特な動きもけっこうあって、彼やっぱりジャンプ以外も凄いんだなと、魅力的で大好きなスケーターです。

 本書の話題をもう一つだけ。澤田亜紀さんを招いてのお食事会の話も興味深かったです。私も著者と同様、澤田さんの現役時代は知らないのですが、あの濱田美栄先生のお弟子さんで、11年1月に引退。ジュニア時代にGPシリーズに出場したこともあり、2005年のJGP第1戦では台乗りの2位。1位はあのキムヨナだったというから凄い話です。現在は関西大学でコーチをされているようです。

 宮原さんと濱田コーチの「おでこ合わせの儀式」も、澤田さんご自身はおでこを引っぱたかれて気合いを注入されていたとか・・・。関西芸人じゃあるまいし!と笑わせてくれます。他にも、衣装を外注したのは大学生になってからで、それまではお母さんに作ってもらっていたとか、我々も羽生君で知っている知識ではありますが、みんなそうなんだなぁ、大変だ・・・と。

 というわけで、本書の「海外遠征編」というのはあくまでも内容の一部に過ぎません。全体を見ると本当にバラエティに富んでいます。オタ同士のディープトークや観戦レポにとどまらず、生が初めてのライトなお友達を連れての(洗脳目的の!)旅行記風のものもあり、さらには、大西コーチのスケーティング指導から、澤田さんの「スケーター裏話」、そしてミヤケンさんと、一冊の中によくぞここまで詰め込んだなと、企画力が素晴らしいです。

 これだけの内容に仕上げられるんだから、3巻執筆の頃は、著者はもはや自腹観戦などせずとも引く手あまた状態で、アイスショーに招待されまくってるんじゃない?と思います。それで面白さを維持するのも、また大変だとは思いますが。

 最後にオマケ。

image

 中身は同じなんでしょうけど、とりあえず全種類買っておきました。これからの季節、ありすぎて困るということのない嬉しい商品です。

 そして、ドドっと、フィギュア専門誌、一般誌も補充してきました。GPFまでは何とか記事のネタには困らないと思います。

 では、また明日!

 Jun

 


フィギュアスケート ブログランキングへ



    このエントリーをはてなブックマークに追加

2016-11-20-15-58-20

2016-11-20-15-59-00

2016-11-20-15-58-31



 2016年11月17日発売。昨日の仕切り直しです。発売日自体は先週なのに、アマゾンに2件しかレビューが上がっていないのはなぜでしょう。・・・うーむ、価格設定がやや高めで、手が出しにくいのはあるかもしれませんね。

 今日は羽生君の記事のみにフォーカスします。私が気になったポイントは以下の通り。

 ・ トロントでのインタビュー写真ですが、カメラマンは田口有史さんです。田口さんといえば、私がこれまで見てきた羽生君の写真の中でもベスト3に入る、「Number 892」での「暗殺者のような羽生君」が衝撃でした。上にリンクを貼りましたが、キャノンのサイトで紹介されている写真家さんたちは、我々にはお馴染みの方ばかりですので、私もあとでじっくり読みたいと思います。

 ・ 正直いって、「またトロントの記事か・・・」というのが、読む前の私の印象。だから、昨日の記事では羽生君関連のページを「パラパラめくった感想」を書かなかったのです。なにせ、この公開練習は2か月以上前の話で、しかも、すでに9月下旬~10月上旬にかけて、他誌で散々読んでいる内容です。しかも、この雑誌の1週間前に出た「Sportiva 羽生結弦 未来を創る人」で折山淑美さんの取材記事は読んだばかりだし・・・。

 Sportivaの方では「(陸上競技の)200M」の件が個人的にはツボだったんですが、今回も一つ、初見のやり取り(本誌6頁)がありました。折山さんも、本誌用にストックしておいたんでしょうね。

 「・・・9月の公開練習では、ループやサルコウの回転速度がこれまでより速くなった気もした。それを伝えると羽生は『それは嬉しいですね』と微笑んでこう言った。

  「4回転ループを跳ぶことによって、身体の締め方が安定してきたという効果もあると思います。それに何より、プログラムの中で一番難しいジャンプがループになっているから、サルコウは2番目のジャンプという意識なんです。そういう自信も関係しているでしょうね。『なんとかこれが決まれば!』という限界的な感覚が、サルコウに対してなくなってきたので。4回転トウループなんかは、とくにそうですね」

 以前、「フィギュアスケート・マガジン 2016-2017 シーズンスタート」のレビュー記事で、オータムの囲み取材のやり取りを引用しました。その中で羽生君は、クラスノジョンが4Loを跳んだことについて訊かれ、「すでに4Lzを跳ばれてるし、その下の難易度の4Loを跳んだところで、うれしくもなんともない」と、明らかにむかついていましたね。でも、訊く人がちゃんと配慮すれば、羽生君がまさに現在進行形で意識している部分を引き出せるわけです。

 どちらも羽生君自身の言葉ではあるんだけど、共同会見で「挑発的な質問」を訊かれると、やはり彼も人間ですから、自己防衛反応が働いたような発言になりますね。私たちファンも、その点を気をつけながら彼の真意を読み解きたいです。

 ・ 本誌を読んでいて、そういうことだったのか!という一番の発見は、ブライアンのインタの方でした。あれ?そういうことなの?といきなりビックリしたのが冒頭(本誌23頁)です。

 ―― 羽生選手のコンディションはどうですか?

  「彼のコンディションについてはとても満足しています。最近わかってきたのですが、彼はメディアがいるときには完璧でありたいと思っているんですね。日本にいる人たちみんなに、自分が完璧なコンディションであると伝えたいんです。完璧だとは言いませんが、良い状態ではあります。現時点としては満足しています。」

 ちなみに、他誌はちょっと違います。

  「メディア・デーで彼が日本の皆さんに見せたいと思うのは『完璧な状態である』ことも理解しています。」(「フィギュアスケート・マガジン 2016-2017 プレシーズン」28頁)

  「彼自身は、日本のみなさんに完璧な状態を見せたいと望んでいると思いますが、私としては完璧とは言わずとも、非常によいコンディションだと言いたい。」(「WFS別冊 2016-2017シーズンガイド」20頁」)

 WFSも少し触れてくれますが、本誌が内容的には一番踏み込んでいて、ブライアンはやんわりと日本のメディアに苦言を呈するような口調ですよね。

 日本はスポーツ報道に関しても「横並び体質」が顕著で、いわゆる「スターシステム」というか、一人の選手を過剰に持ち上げる傾向がありますよ。ただ、羽生君の場合は基本的にはカナダにいて、しかも今回メディア・デーは2日間に限定しましたから、マスコミの粘着を最小限に防いでいるともいえます。そう考えると、(関西が拠点とはいえ)真凛ちゃんがちょっと心配・・・。
  
 ・ もうひとつ、ブライアンのインタといえば、何度読んでも笑ってしまうのが、コレです。

  「年齢を重ねるにつれて、トレーニングのやり方がより重要になってきます。ケガを避けることや、生産性を得ることなど。難易度の高いジャンプを毎日跳ぶ必要もないのです。それを彼(ユヅル)に分からせるのは難しいところでもあるのですが(笑)。ハビエルはまったく違っていて、彼に『今日は4回転ジャンプはやらなくていいよ』というと大喜びですよ(笑)。しかし、ユヅルはすべてを毎日やりたがる。毎日ハードに追い込むのが好きなのです。」(本誌24頁)

 これを初めて読んだのは「マガジン・プレシーズン」でしたが、このイメージが強烈すぎて、ハビは「練習嫌い。本番に強い。天才肌」という先入観が私の中で刷り込まれちゃった気もします。

 実は違う・・・というのが明らかになったのが、「銀盤の火花」(Number PLUS)の野口美惠さんのハビへのインタビュー。これは本当に良い仕事でした。未だにアマゾンは炎上してますけど、私にとって、現段階でマガジンの2冊の次に重要な情報源は、この「銀盤の火花」ですね。

 ・ 最近のマイブームは、プログラムの原曲をスケーターや振付師がどのように解釈しているのかという点。「Let's Go Crazy」をどう表現するかについて、「笑いながらやるか」、あるいは「クールに淡々とやるか」で、羽生君はちょっと悩んでる?というのが、「マガジン・シーズンスタート」を読んでいて気になった所です。

 そこに来て、「フィギュアスケートファン GPアメリカ・カナダ大会メモリアル」のいとうやまねさんの解説を踏まえると、結局、ジェフって羽生君に何をどう伝えていたの?って所に、私の疑問と関心が一周して戻ってきた感じです。
 
 すると、本誌のジェフのインタには、なるほど!と思える一節(27頁)がありました。

  「ユヅルと私は違った解釈をしているかもしれませんが(笑)。私にとって、これはセレブレーション、お祝いです。出だしは、彼が飛び出していって、みんなを集めてひとつになる。この曲自体には宗教的な意味合いが込められているのですが、そうなると方向性が偏るので、もっと誰もが楽しめるものにしました。

 で、これは私の読み方が浅かったのですが、「WFS別冊ガイド」(23頁)を改めて調べてみると、こういう発言がありました。

  「歌そのものには宗教的な含意がありますが、それはぼくたちが追求したい方向性ではない。そういう限定的なものではなくて、もっと普遍的なものを考えています。『人生、自分の力だけで生きていくんだ』(In this life you're on your own.)とプリンスは歌います。ハードルを越え、克服して、クレイジーになって楽しもう。ユヅにそういう場に出て行ってほしいんです。ただ楽しさを感じてほしい。」

 ちなみに「マガジン・プレシーズン」にはこの宗教色のくだりはありません。ところで、いとうやまねさんの解説では、“Dearly be loved...”から始まる冒頭の歌詞は、「結婚式や葬儀で聞かれるおなじみのフレーズ」で、「リバーブの効いたプリンスの語り口は、牧師そのものだ」(18頁)とあります。

 そっか!と思ったのは、もしプリンスの原曲通りに羽生君が忠実にやりすぎると、宗教色が強すぎて、それはスポーツとしてマズい・・・と、ジェフは判断した、と。

 たしかに、スポーツというものには公平・厳格なルールがあって、世界中の人が楽しめるものであるべき。しかも採点競技であることを考えると、宗教あるいは思想面では出来る限りニュートラルであった方がいいに決まってますよね。

 きっと羽生君のことだから、リンク外の時間は、YouTube等でプリンスの動画を何度も何度も繰り返し見て、私たちのようにプリンスファンの個人ブログもチェックして、歌詞やあるいは映画も研究しているうちに、「ジェフの言ってることと違うんじゃね?」と、悩んじゃったのかな・・・・と、私は想像しています。

 そこはジェフと羽生君との間でしっかりコミュニケーションをとればいいとして、最近いとうやまねさんの解説にどっぷり浸かっていた私ですけど、

 フィギュアスケーターがスポーツとして“演じる”場合の配慮」

 これを頭に入れて、プログラムを見る必要もあるんだなと、学ばされました。ジェフのように「宗教色」について言及してくれるケースはまれで、「あの曲のこういう所はマズいので、違う解釈にしています」なんて振付師は普通語ってくれませんからね。

 16-17シーズンに入ってから発売されたフィギュアスケート誌は全て買って全て読んでますけど、同じ人間が同じ場所で発言していた内容でも、雑誌によってはけっこう違うもんだなと、苦労と出費がちょっと報われた気がします。

 思った以上に長くなってしまったので、残りは明日の記事にということで。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ


    このエントリーをはてなブックマークに追加

image



 2015年1月16日発売。かつて、そんなにフィギュアスケートを熱心に見ていなかったという著者のグレゴリ青山さんは、2012年の3月、

 ニースの羽生君の映像を見て「世界が変わった」そうです。

 ゆづファン的に、冒頭いきなりツカミはオッケーという感じですよね。

 発売から多少時間が経っている作品なので、いろいろとコメントしてみたいと思います。とりあえず、今日はこの第一巻の前半のみをご紹介。

 とはいえ、羽生君は本書の前半部分(Part1・Part2)ではまったく登場しません。

 Part1では、著者が友人と初めて生観戦をした13年2月の四大陸選手権(@大阪)の現地観戦から始まります。

 その生観戦までの経緯はほんのちょっとだけで、基本的に生観戦に完全特化した内容です。私も観戦歴自体は大したことないですが、行ったことのある方は「うんうん!」と頷ける部分はあるにしても、未体験の方にとってみたら、「やや置いていかれる」ような、のっけからハイテンションでぶっ飛ばす感じがあります。その点、『フィギュアの時間です』や『フィギュアの季節です』の方が広い層にオススメかもしれません。

 以下、個人的にツボだった点を取り上げてみましょう。

 ・ 『時間です』シリーズよりも絵が下手だな・・・と正直思ったんですが、27頁のジェフは実によく特徴をとらえています。

  「コニチワー ジェフリーバトルデス 一緒ニ 踊リマショー」

 著者が「THE ICE」の大阪公演を見に行った際、ジェフのダンスレッスン動画が会場で流れたとか。本当にこんな風に言うかいな?うそやろ!とツッコミつつ、ググったら動画が生きてました。以下の私の記事は忘れてもらってもいいので、この動画は必ず見てください!なかなかの破壊力です。ニコ動の方でもアップされているようです。

 ・ 32頁、2013年のNHK杯のチケットを取れずに泣く泣くテレビ観戦だった著者は、放送を見ると客席に空席がぽっかりできていて、「殺意を覚える!」と、下手ウマな絵で描いています。この点について詳しい言及が無いので、ちょっと理由が気になっています。

 なぜこの話に引っかかったかというと、2002年の日韓ワールドカップ、私はカシマスタジアムでアルゼンチン・ナイジェリア戦をスタジアムで観戦した際、まぁ、空席ができてたんですね。この試合だけじゃなく、当時かなり問題になっていたんですが、あの時は、チケット自体は完売していたのに、ネットオークションでの高額取引が禁止されたため空席だらけという問題が発生していました。このNHK杯も似たようなケースだったんでしょうか?

 ・ 13年11月の西日本選手権の現地観戦の話がとても面白いです。私はこのような地方大会の現地観戦の経験はなく、折しも、先週の「ユーリ!!! on ICE」では、中四国九州大会が取り上げられていて、タイムリーでした。「ユーリ」では、いかにもな地方都市の汚い体育館の脇で選手たちがウォームアップする様子が描かれていましたが、本書の描写も実にリアル!

 会場の廊下で男子選手がジャンプの練習をしていたり(まっちーが普通に歩いていたとか!)、女子選手を観客が使うトイレで見かけたりと、まぁ、でもよくよく考えたらそうだよな・・・と。にしても、試合終了時刻が夜の9時50分で、会場に10時間以上いたって・・・そんなスポーツ大会聞いたことないです。みんなタフだなぁ。

 そんな中、著者はジャッジの真後ろに陣取っていたということで、ジャッジの人たちがひざ掛けに厚着でビックリしたとか。ストーブつけるわけにはいかないですしね。

 ・ この大会、優勝がまっちーで二位が昌磨君。著者にTwitterで西日本選手権のことを教えてくれたというスケオタさん曰く、

  「表現力、プログラムの解釈が素晴らしい。ステップもスケーティングもスピンもいい。技のつなぎも濃くてすごい

 著者は「濃い」の意味する所が分からなかったようですが、私もよくわかりません。技と技との間隔がバタバタせずスムーズってことでしょうか。また、

  「でも、まだ3Aの成功率が低いんです・・・」

 というのは、私も、LifeのVol.7の賢二先生と昌磨君との対談で「3Aに5年かかった」というのを読んで、ビックリしました。4Tの方が早かったらしいです。

 そうなんです。Amazonのレビューでは評判悪いですけど、なんだかんだ言って、Lifeは役に立つ情報が多いので、オススメですよ。

 ふーん、じゃウチにある雑誌でこの辺りが取り上げられていたかなと調べてみると、さすがに西日本選手権自体のレポートは無かったですが、ちょうどWFSの62号の時期のようです。

2016-11-08-22-43-37

2016-11-08-22-45-41

2016-11-08-22-42-31

2016-11-08-22-45-17

 日野龍樹君の話も本書『スケオタデイズ』前半部分で出てきます。それにしても、女子は表彰台を逃した選手たちの名前を見ても、いまやシニア・ジュニアにまたがって、グランプリシリーズで活躍している子ばかり。そう考えると、男子は物足りないですね・・・。

 著者が知り合った上述のスケオタさんは、「鈴木明子さんがオリンピックに出られるように断酒している」という、なかなかの気合いの入り様。

 まぁ、そう言う私も羽生君の記事を毎日アップすることを決めてから、酒量がガクっと減りました。飲んでしまったら、とてもじゃないけど、雑誌を調べつつ記事なんて書けないので、どうしても飲まなきゃいけない日は、前もって二日分書き溜めたり等、調整することもあります。

 お酒をやめたい方は、ブログ更新はオススメかもしれません。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

08f10fd7

 今月末に公開されるはずだった「きき湯」のCMがリークされ、動画として上がっていますね。私もためしに、“hanyu bathclin”でググってみると、Facebookの垢にアップしている外国人がいました。すぐに削除されると思いますが・・・。まぁ、慌てなくとも、そのうちお茶の間で何度も見られることでしょう。



 少し日にちが空きましたが、WFS別冊(16-17ガイド)のレビュー第二弾です。前回は羽生君のトロント取材記事のみ取り上げましたが、今回は、それ以外の記事で気になったものを見ていきます。まず、9月以降に発売された他誌と比べてみて、他では読めない記事が3つありました。

 (1) 村上大介選手のインタビューとLA現地レポート
 アメリカを拠点としている選手なので、なかなか取材は難しいですよね。さすがWFSです。現地でのインタビューの中で、村上選手は、来シーズン(17-18)をもって引退すると明言しています。「サルコウ、トウループ以外の4回転を跳ぶ若い選手が出てきて、そのなかで競技を続けるのは厳しいという思いが出てきた」と、その理由を語っていますね。

 でも、18年のオリンピックには「手が届く」「日本代表として出たい」と力強く答えています。ぜひ頑張ってほしいです。

 (2) ジェフリー・バトルとパトリック・チャンの対談
 「THE ICE」出演のために二人が来日した際、8月に行われたものです。個人的に、パトリックの発言に、なるほど!と思わされる所がありました。

 一つは、パトリックはジェフについて、

  「コリオグラファーは自然さを失いがちだけど、ジェフは自分がスケーターでもあるから、ステップを付け加えるよりもここは加速したほうがいい、というスケーターならではの感覚がよくわかっているんだ」

 と評価しています。私は、ここから、なぜ羽生君とジェフの相性が良いのかについて、「五輪で銅、世界選手権で金の実績のあるジェフは、やはりトップレベルの競技者の視点を理解した(あるいは選手の意見を取り入れる)振付を考えてくれるんだな」と想像します。

 もう一つは、対談で真央ちゃんの話題になったとき、真央ちゃんと同世代(ともに1990年生まれ)のパトリックは、

  「ぼくらはどららもたくさんのタイトルを獲得し、何度も勝って、いまは競技スケートがすべてというわけじゃない。人生そのものを楽しんで、練習の成果でもある試合の結果を受け止められる。マオも、成熟し、スケートの純粋な喜びを感じながら滑っているんだなとわかるよ。誰よりもすぐれていることを証明しようとしてはいない。何より、ぼくは1人じゃない、マオも一緒にこのチャレンジに挑んでいるんだと思えるのは心強いし、学ぶことも多いんだ。

 と、共感していますね。

 私は、数日前の記事で、「数字・成績でスケーターを見ようとする自分が嫌になる」という主旨の発言をしましたが、それは他の選手に対してだけでなく、いま「世界で一番強い」と言われている羽生君に対してもそうです。あまり高難度の技や高得点にフィーバーしたくないという気持ちがあります。そういう意味で、彼らのような先駆者たちのスケートに対する向き合い方、考え方の「現在地」に触れることができて、よかったなと思いました。

 (3) ジェイソン・ブラウン&長洲未来インタビュー
 こちらも、「THE ICE」で来日していた二人のインタビューです。個人的にちょっとガッカリさせられた内容です。二人の発言に対してではありません。質問者(取材・文:編集部となっている)に対してです。ジェイソンのインタビューの中での話なんですが、インタビュアーはもうちょっと訊き方に配慮したら?と、軽くプチっときましたね。

 というのも、ジェイソンは昨シーズン、腰の怪我により、エントリーしていた11月のNHK杯、年明けの全米選手権と棄権し、結果的にボストン開催の世界選手権の出場も逃しました。インタビューの中で彼は、苦しいリハビリの日々の末、今では怪我からも回復し日本のショーに参加できる喜びを語っています。そんな彼に、

  「―― 昨シーズンは羽生選手が330点台をマークし、技術面の高度化が進みました。どう捉えていますか。」

 と訊いていまして、ジェイソンの返答は、「健康を保ちながら、今季はまずSPとフリーに4回転トウを入れる。フリーには2本入れられたら理想的」と、いたってポジティブなんですが、いちいち羽生君の名前とスコアまで出して、「高度化が・・・」って、大怪我していた選手に普通言いますか?って、気分が悪くなりましたね。私、おかしいでしょうか?もうちょっとマシな聞き方ってもんがあるでしょうに、と思いました。

 長洲さんは現在23歳ですが、14歳で全米女王になり、しかしその後、スランプで伸び悩む時期が続きました。

  「デビューしたのが早すぎたのかなと思ったこともいっぱいあります。・・・つらい思いを乗り越えて、まだスケートが好きだっていう思いがあるので、それを大事にしたいと思っています。

  と、非常に前向きですね。SPは大忙しのジェフの振付でオータムも勝ちましたし、頑張ってほしいです。

 その他、Life(※記事では言及していませんが)と多少かぶっていますが、アプローチが違うものだと、

 ・ 岡部由起子・ISU技術委員インタビュー

 があります。Lifeの方はルール改正に関する純粋な解説記事で本格的な内容でしたが、こちらは野口美惠さんによるインタビューで、ISUの会長選・役員選にも触れています。ちなみに岡部さんは、現役時代女子シングルおよびペア選手で、ペアでのパートナーは無良君のお父さんの隆志さんでした。

 他には、昌磨君、宮原さん、真央ちゃんのインタビューに、日本スケート連盟シニア・ジュニア強化合宿レポート、合宿に講師として参加したステファン・ランビエルのインタビュー、そして、巻末の有力選手一覧という内容です。

 すべて取り上げるとキリが無いので、一つだけ。巻末特集の「注目スケーター選手名鑑 2016-2017」はたいへん出来がいいです。

 日本編と海外編に分かれていて、男女シングル、ペア、アイスダンスの有力選手をほぼ網羅しています。男女シングルに関しては、ジュニア選手もかなりのマニアックさで、先日出場者がすべて決定したジュニアGPファイナルの男女シングル選手12名のうち、抜けているのは男子のイリヤ・スキルダ(ロシア)だけで、他の11名はカバーしています。

 他誌で言うと、Lifeも強化合宿レポートの中で参加選手たちの「意気込み」を写真付きで紹介しており、オフィシャルガイドブックも海外選手の注目選手をペアやアイスダンスの選手も含めてまとめていました。

 しかし、本誌は両者の良い所取りというだけでなく、探しやすく見やすいレイアウトなので、これさえあれば、選手のデータに関しては困らないんじゃないか?、てか、スマホで調べるよりも速い!、それぐらい充実しています。

 というわけで、16-17シーズンの序盤の雑誌がある程度出そろった感じですね。私の一押しは、内容面でマガジン。羽生君の写真目当てなら通信。これにデータ面で本誌。3冊買えば十分だと思います。

 それにプラスして、日本選手についてもっと知りたいならば、Lifeを。GPシリーズについて頭の中を整理したいならオフィシャルガイドブックという感じですね。
 
 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村





フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

2016-10-08-15-26-21

2016-10-08-15-27-04

2016-10-08-15-26-54

2016-10-08-15-27-14



 2016年10月6日発売。毎年刊行されているWFS(ワールドフィギュアスケート)別冊のシーズンガイドの登場です。今日・明日で二回に分けてレビューします。今日は、羽生君関連のみで。

 トロントの公開練習の取材はガッチリ収められていて、ただ順番が意表を突かれるというか、冒頭に羽生君の「個別取材」、つぎにレポート、そして羽生君の「共同取材」、最後にコーチ陣のインタビューとなっています。

 現状で、トロントの取材が最も分厚い雑誌は「マガジン」ですので、なるべく重複しないように、ご紹介していきます。

 (1)個別取材
 ・ 「Hope & Legacy」について

  「名前をつけたのはぼく自身かもしれないですけど、まず楽曲をさがしているときに、久石譲さんがその曲を作るときにどういうテーマで作ったか、っていうのを見たんですね。そういうところからこの楽曲を選んだっていうのもあるんです。」

 ・ シェイリーンとジェフについて

  「(2人にお願いした一番の理由は)やっていて、すごく呼吸が合うっていうか、そういう感じはありますね。(英語の経験を積んだことで)自分がいいたいことであったりとか、不満なこととか、こうしたいっていうことを、ぼくも英語ですごく言えるようになってきたんですよね。シェイもジェフもすごく親身になって、こういう跳び方がいいのかな、ああいう跳び方がいいのかな、とかって考えてくれたりする。『こういうトランジションだと、もっとユヅルのラインが見えるよね』とか、そういうことを非常に、お互いに引き出し合える関係なのかなというふうに思います。」

  「(2人に対して以前よりもたくさん意見を)ぼくからもすごい言ってるし、それを始めたのはたぶん「SEIMEI」がきっかけだったと思うんですけれども。やっぱり今回シェイとは3作目で、ジェフとも3作目。「パリ散」、「バラード」、「Let's Go Crazy」。だから3回目って考えてみると、やっぱり自分の特徴っていうのをすごくわかってくださってるし。で、自分自身もいい意味で慣れてきて、引き出し合えるっていう感じがします。」

 ・ジェフの振付について

  「ハードなんですよね。すごい!いろんなものをすごくつめ込むんですよ。そういう意味では、たいへんです。でも、そのどの部分も省いたりしてないんですね。基本的には。」

 →→「Hope & Legacy」について、「Asian Dream Song」が長野五輪のテーマソングだったというのは周知されていますが、羽生君が久石さんの曲のテーマを見て、絞っていったのは新たな情報でしょうか。他方で、「Let's Go Crazy」の方は、こちらの個別取材でも「曲自体をジェフにお願いした」とあるので、FSの方が、羽生君の色が出ているのかなと。

 (2)レポート、共同取材と写真

 →→レポートはごく短いものなので、特筆事項はありません。共同取材もすでによく知られている内容です。ただ、写真は、やはりWFS的で、羽生君の躍動感のある写真だけでなく、クリケットの施設内の写真、例の五輪メダリスト・ワールドチャンピオンのレリーフ、公開練習中のチームメイトの姿も収められています。ちなみに今回のトロントの写真はすべて高橋学さんという方が撮られていますが、これまでのWFSと特に違和感はありません。

 (3)コーチ陣(ブライアン・トレーシー・ジェフ)のインタビュー

 こちらも、マガジンLifeと基本的には同じ内容ですが、ブライアンとジェフに関しては、私の知らない情報がありました。以下、引用しておきます。

 ・ ブライアン(二人の振付師との対話について)

  「シェイリーンとは、私も関わって作りました。振付のプロセスをずっと見ていたし、自分もスケート靴を履いてトランジションに関して助けた。彼の動き方、ジャンプの軌道をよく知っていますから、少しですが、より跳びやすい軌道を提案したわけです。SPは私がトロントを離れている間に振付られましたが、不在中からほかのコーチたちがどんなに素晴らしいか伝えてきましたし、ジェフの仕事ぶりはとてもいいと思っています。彼ら2人に任せればいい。変更が必要な点は見当たりません。」

 ・ジェフ(「オリンピック」に向けての羽生君の方向性について)

  「スケーターとして、間違いなく正しい方向を向いています。彼はすでに頭ひとつ、いや肩くらいまでほかのスケーターからは抜けている。・・・音楽の選択としては、全部の方向性を試してみた感じだから、今後については何ともいえないけれど、だからこそエキサイティングともいえる。来シーズンの様子を見て、どちらに進むかを考えることになるでしょう。・・・ 彼は怪我というストレスを抱えているのだから、滑っていて楽しい、気持ちが上向くようなプログラムを滑るのはいいことだと思います。

 ちなみに、「Let's Go Crazy」の振付は6月~7月にかけて行われたそうです。最後に引用した、ジェフが羽生君の怪我を思いやっている発言は泣かせますね。
 
 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村




フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ