On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:ダリア・パネンコワ

jason

alena

 やろうやろうと思っていて、できなかった企画をここで!

 羽生君のプログラムは別格すぎるので選考の対象外として、今季のマイ・フェイバリットを男子で一本、女子で一本選ぶとするなら、男子はジェイソンのSP、女子はコストルナヤのSPということになります。



 NHK杯の映像です。冒頭の3Aは、結局シーズン通して決まらなかったのですが、特にスピンで顕著ですが、身体の柔軟性を活かした彼にしかできないプログラム。

 ジャンプ自体は不安定。でも、降りた後の流れが、いわゆる「シームレス」な美しさ。スケーティング一つとっても、複雑でありつつも面白い軌道を描きながら、この難しいリズムを音感バッチリに踊っていく。この曲はさすがに日本男子には無理だろ・・・と言わざるをえません。



 コストルナヤの「アディオス・ノニーノ」は、スコア自体は年明けの試合の方が出ているんですが、私が初めて彼女の演技を見たのが、JGPポーランド大会だったので、やはりこの映像を。個人的に、2017年の最大の衝撃であり、「フィギュアスケートを見てきて良かったな・・・」と素直に思える、素晴らしいクオリティです。

 146cmとはとても思えない、堂々とした演技。ジャンプは2ndトウの方が高いぐらいで、そう考えると、彼女やトゥルソワを見ていると、「身長が低いとジャンプも低くなる(回転も足りなくなる)」論は正しくないというのが、よくわかりますね。

 

 

 フリーの方も、私の好みで、男女一本ずつ選んでみました。もちろん、いずれもミラノワールドの映像です。女子のフリーはやっぱり「スカイフォール」。シェイリーンのかっこよすぎる選曲と振付。それを完璧に表現した新葉ちゃん。それこそ羽生君の「SEIMEI」じゃないですが、北京のシーズンは、このプログラムの再登板があるんじゃないか?と、密かに期待しています。

 男子はかなり悩んだんですが、彼のキャラに合っているということと、今後の活躍も期待して、友野君のフリーを。スケートの楽しさをストレートに伝えることができる選手で、ハビに通じる日本のエンターテイナーと、勝手に認識しています。ということは、今後はコミカルなプログラムも、彼の持ち前の明るさで演じきってくれるような気がします。





 最後に、この二つは「次点」ではなく「番外」ということで。

 キーガンのこのフリーを見るたびに、私はオータムの公式練習を思い出します。今季のオータムといえば、羽生君の一戦目ということもあって、私は、夜中布団に入りながらスマホで公式練習をつけっぱにしていました。肝心のSEIMEIの曲かけを見たかどうか、今となってはその記憶も曖昧なんですが、しかし、その眠気で朦朧としている中、この「キーンコーンカーンコーン」で、バタッ!と目が覚めた記憶ははっきりありますね。そういう、どーでもいい理由で印象に残っています。

 もうひとつは、エテリ組の女子ジュニアの刺客、パネンコワのフリー。セリーヌ・ディオンの歌う「Ne  Me Quitte Pas」といえば、コストナーの今季SPでしたが、プログラムの「破壊力」という意味では、このフリーは凄かったです。ジャンプ全後半ってだけでなく、全てのジャンプに「手上げ」つき。この映像は、JGPポーランド大会で、実はフリーのスコアはコストルナヤを上回っていたのでした。

 来季のルール変更次第で、もうこんな構成は見られないかもしれませんが、間違いなく彼女は、世界トップのタノの名手です。彼女の場合は、2Aには片手上げ、トリプルには両手上げと全てのジャンプに隙間なくつけているので、彼女のおかげで、「片手上げ=タノ」「両手上げ=タケノコ」と、言葉も使い分けなきゃいけないはめに。

 最後口紅を手で拭う所で、たしか1点減点されたことがあったはずです。「ホラー映画」だとか何だとかひどい言われようでしたが、来季おそらく彼女はシニアに上がってくると思われます。どれだけやれるか楽しみです。

 明日は、ようやく我が家にも到着した、長久保豊カメラマンの「平昌フィギュア報道写真集」をご紹介します。

 では、また明日!

 Jun

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trusova

 今日はジュニアの女子フリーのレビューです。シニアのフリーもライスト&地上波両方で見ましたが、明日の記事の方で。

 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

 当然ながら、ジュニアはライストのみの視聴ですが、期待通りのハイレベルなバトルでした。

 滑走順に見ていきます。



 まず、パネンコワ。ジャンプ全後半、漏れなくタケノコ・タノ付きの鬼構成でノーミスの素晴らしい演技。しかし、ショートと順位は変わらず191.16の5位。これだけのことをやって、PCSが意外に伸びません。大会前の私の予想では、実力的にタラカノワとどっこいぐらい?と思っていたんですけど、ジャッジの間で、タケノコへの抵抗感があるんでしょうか。



 梨花ちゃん。冒頭の3A+3T(+1.86)は見事でした。2本目は抜けちゃいましたけど、よく頑張ったと思います。フリップで回転不足があり、うーん、3Aを2本降りていたら、3番までは入れたかな?という所ですか。それでも、192.45の4位は立派です。

 今回勝てなかった3人は、おそらく全員ジュニアに留まるはずですが、この試合はこの試合として、シニアに向けてしっかり準備してもらいたいと思います。全日本も楽しみです。



 サモドゥロワは、エテリ組と比べるとやや構成が弱いので、フリーではアテンションが2つ付きながらも、キレイにリベルタンゴを滑りきりました。順位こそ6位ですが、187.74は十分に高得点です。

 彼女とパネンコワが来季シニアに上がると言われていて、そうなると、GPシリーズにアサインされるためには、国内での争いで勝ち抜くことが最優先。シニアで彼女の演技を見られるのが楽しみです。



 JGPシリーズでのパフォーマンスと比べて、レベルアップしたなぁと思ったのが、タラカノワでした。PBの199.64を出しての銅メダルはお見事です。

 ラストのガッツポーズに象徴されるように、あのワイルドな演技には彼女の気持ちの強さが表れているんだなぁと思いつつ、実を言うと、今回ファイナルに残ったジュニアのエテリ組のなかで、メドベに一番似ているような気もします。まだ13歳なので、来季もジュニアです。



 どうしてもひいき目に見てしまう、コストルナヤですが、フリーも素晴らしかったです。実を言うと、最初の3Lzだけは、JGPシリーズのポーランド大会とイタリア大会では前半扱いだったんですけど、今大会はフリーのジャンプもすべて後半に組み直されていました。フリーのスコアでトゥルソワをわずかに上回ったのも、その影響が出ているのかもしれません。

 ネット上では、このフリーは「メドベみたいな曲」なんて言われてるんですけど、SPがメドベがまずやらないようなタンゴですから、まったくタイプの違う2曲ということで、いいんじゃないでしょうか。私も、だんだんこのフリーが好きになってきました。銀メダル、おめでとう!



 4Sは回転不足&転倒でしたが、ナイストライでした。3Lz+3Loの2ndで乱れたのを見て、「彼女も人間なんだなぁ・・・」としみじみ。

 それでも優勝は間違いないと思っていたんですが、コストルナヤとこれだけ僅差になるとは予想外でした。4Sに挑戦して、しかも2ndループも入っているのに、これで逆転負けしたら、気の毒だったので、トゥルソワの優勝は妥当だと思います。



 一生懸命、通訳なしで英語で話しています。ますます応援したくなっちゃいます。

  このかわいいティッシュケースは、ゆづリスペクトの証。コスちゃんも、ゆづチルドレンということでいいですよね。

 この子たちが、1年後、2年後、どうなっているか分かりません。でも、かりに彼女たちが、シニアで大活躍できなくても、彼女たちが輝いていたこの瞬間を記憶することが大事だと思っています。

 名プログラム、名勝負を届けてくれた、タフな少女たちに、心から拍手を送りたいです。世界ジュニアも楽しみですね。

 では、また明日!

 Jun

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image

 まず、須本光希君がSP3位と、よく頑張りました。後日、ジュニア男子はしっかりレビューしますので、ご了承ください。

 というわけで、今日は、ジュニアの女子のSPを。みんな素晴らしすぎて、正直すでに、もうこの大会は「お腹いっぱい」という感じもします。

 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。



 紀平さん、頑張りました。ノーミス演技の66.82で4位発進。スピン、ステップともにすべてレベル4を取れていますし、上々です。彼女はフリーが全てですから、幸先よくスタートを切れたことが何よりの収穫です。



 つぎにタラカノワ。エテリ組の中で、不安定さが出てくるのは彼女かなと思っていたんですが、彼女もノーミスで67.90の3位。リプレーでしっかり確認できますが、フィニッシュ時のウィンクを、解説のテッドさんは見逃していなかったですね(笑)。



 パネンコワは、ジャンプ全後半&タノ・タケノコなので、速報値でタラカノワよりもTESが出ていなくてビックリしました。すると、ステップでレベル3、フリップでアテンションがついて、若干減点があったようです。65.65というスコアで5位になってしまうという、恐るべきレベルの高さ。しかし、彼女の「たけのこの里」はフリーでこそ真価を発揮するので、順位を上げてくる可能性はあると思います。



 そして、コストルナヤ。私は彼女のファンでもあるので、ドキドキしながら見ていましたが、鳥肌の立つようなパーフェクトな演技でした。71.65で2位。ビジュアルが私好みというそういう面を横に置いても、例えば、ジャンプの入りと出の複雑さ、コンビネーションジャンプでは、1stのフリップよりも2ndのタケノコトウループの方が高かったり、イナバウアーからそのまま2Aと、複雑な技術が詰め込まれています。ジュニア時代のメドベやザギトワよりも完成度は高いと思います。だからといって、シニアに上がって先輩たちより活躍できるかというと、それは分かりません。とはいえ、「いまの彼女にはこれ以上を求めない!」ってぐらい、このSPは大好きですね。



 サモドゥロワも、ジャンプはすべて決めて65.01。ルッツにアテンションがついていますが、このスコアで最下位というのが今大会の恐ろしいところ。SPはちょっと曲で損しているかな?という気もするので、フリーのリベルタンゴで巻き返してくることでしょう。



 もう、トゥルソワはラスボス感が出ていますね。彼女の見かけと曲調で「なんでこんな子どもがここにいるの?」という感じなんですが、それでもスピンとステップはすべてレベルを取れていて、後半になったらやっぱり凄いですね。2ndループをつけたフリップのコンビネーションは、いまのザギトワよりも回転速くて上手いんじゃないかと。ジュニアで13歳で、73.25という異次元のスコア。もし万が一、フリーで4Sをクリーンに降りたら、220点近く出てもおかしくないという、すごいものを目撃できるかもしれません。

 すでに、ライスト視聴組の実況スレでは、「神大会」「史上最もハイレベルなJGPF」「天下一武道会」とか、驚きと歓喜の書き込みをいくつも見かけました。同感ですね。

 「おそロシア」という言葉は、このジュニアの女子シングルにこそ最もふさわしい。その最強軍団の中で、4番につけている紀平さんを誇りに思います。でも、彼女の本当の実力はフリーでこそ発揮されるわけですから、ぜひ頑張ってもらいたいですね。

 では、また明日!

 Jun

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rika

 さて、昨日、エテリコーチのインタを紹介したので、ジュニアのGPファイナルの女子シングルの展望記事をまとめておきたいと思います。

 出場選手は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。ジュニアのライストは「こちら」で。

 シニアでは、新葉ちゃん&知子ちゃんの出場が急遽決まって、応援しがいのあるメンバーが揃ったとはいえ、勝負という面では、海外勢がちょっと強いかなという印象です。

 一方、ジュニアの女子の方は誰が勝つか、ちょっと読めません。ロシア5人(エテリ組4人)、日本1人と、出場国の構成だけを見るとロシアの圧倒的な強さが目立ちますが、紀平さんの3Aの確率がここにきてグンと上がってきているので、ノーミスすれば、十分に優勝も狙えると思います。

 以下、6人の出場選手の特徴を挙げてみます。



 (1)トゥルソワ→→「ロシア最強の刺客。4Sも認定の怪物13歳!」

 このフリーの冒頭の4SはURが取られましたが、その後のジャンプは全後半&ノーミス、しかもステップ&スピンもすべてレベル4を揃えていて、4回転だけの子じゃありません。

 普通に考えれば、この子が優勝候補の大本命です。ただ、ミスが重なると、他の選手にひっくり返される可能性もあります。最初この子の演技を見た時、「子どもっぽすぎる!」と抵抗感があったんですけど、SPはともかく、フリーを見ると、やはりこのレベルの高さを認めないわけにはいきません。



 (2)サモドゥロワ→→「大人っぽさが魅力で、最もシニアに近い演技!」

 ロシア5人の出場選手のうち、唯一のミーシン門下のスケーター。このフリーの「リベルタンゴ」は、三原舞依ちゃんも今季SPで使用していますが、比較して見てみると、面白いと思います。

 私は舞依ちゃんのチャレンジを評価していますが、やっぱり彼女のキャラから見ると、「無理している感」「がんばりすぎてる感」っていうのを感じるわけで、そこを複雑なステップとジャンプの確実性で「黙らせよう」という狙いがあるんじゃないかと。

 一方、サモドゥロワの「リベルタンゴ」を見ると、いい意味で力が抜けていて、さわやかにエレメンツを決めていくので、その辺りの余裕も含めて「シニアっぽさ」を感じます。



 (3)コストルナヤ→→「技術と芸術のハイレベルな融合。人気爆発の予感」

 JGPシリーズは全部で7戦あったんですが、6戦目のポーランド大会で突如現れた新星です。よほどのロシアマニア以外は彼女の存在は知らなかったはずで、YouTubeの英文コメには「彼女は、トゥトベリーゼのチームの秘密兵器か?」とあるほど。私も度肝を抜かれました。

 ロシアの女子が強いとはいっても、メドベに象徴される、タノ&タケノコは「そこまでやらなくても・・・」と評判が悪いんですが、SP・フリーともに、この子はそこに頼ることなく、オーソドックスな構成です。ジャンプの入りのステップの複雑さ、スケーティング、スピンと、魅せてくれます。しかもビジュアルレベルも高い!

 自分の中で、ひとつの基準を作ってくれた選手です。ただ、めちゃくちゃ高得点を取るような高難度の構成ではないので、優勝はやや厳しいかもしれません。



 (4)パネンコワ→→「タケノコの最強の使い手。人類の限界に挑戦!」

 「タノ=片手上げ」「タケノコ=両手上げ」と、私は使い分けているんですが、日本人的にはまぁ、特に片手上げで、腕が曲がっていると、「シェー!」じゃあるまいし・・・と。

 ただ、このパネンコワのフリーは凄いです。3回転は全部タケノコ。2Aはタノ。何もつけないのはハーフループぐらいです。この徹底ぶりには、タノ&タケノコに抵抗感のあった私の感覚が破壊されてしまいました。騙されたと思って、動画を見てください。

 ジャンプはもちろん全部後半なので、トゥルソワや紀平さんが大技をミスすると、構成の上で最高難度になるのは彼女です。もし二人が崩れるようだと、優勝も大いにあります。



 (5)タラカノワ→→「ロシアっぽくないワイルドさ。重戦車のように跳びまくる!」

 この子もトゥルソワと同じ最年少の13歳ですが、まったくタイプが違います。良く言えば、ワイルド。悪く言えば、大味。パワーでガンガンとジャンプを跳んでいくスタイルです。

 このフリーはヴォロノフと同じ「サラバンド組曲」ですが、後半はロックアレンジで、彼女の演技とよく似合っています。髪を乱し、頬を紅潮させながら、いつも最後まで全力でがんばる13歳です。



 (6)紀平梨花→→「日本を背負う次世代エース。勝負強さも見せてくれ!」

 こんな怪物軍団にどうやって勝つの?と思うぐらい、ロシアの5人は強力なメンバーが揃っているんですが、もしその5人を退けるとしたら、この人しかいないでしょう。

 フリーで2本予定している3Aを決めるのは大前提。それにプラスして、他のジャンプもミスが無いようだと、一気に優勝候補に躍り出ることになるでしょう。

 もちろん、ジュニアのタイトルなんて・・・というのはあります。ただ、今回のメンバーは、いまのシニアのGPシリーズで台乗りする選手よりも力のある子もいて、これから北京五輪に向けて、何度となく対戦することになるライバルたちです。ここで勝ちグセをつけておくのが大事です。

 さて、順位予想ですが、全員ノーミスだとすると、トゥルソワと紀平さんが構成では頭一つ抜けます。この二人が金か銀。そして、タケノコの名手パネンコワが続くでしょう。個人的には、コストルナヤを応援しているので、「金・紀平、銀・トゥルソワ、銅・コストルナヤ」でお願いします。

 ジュニア女子SPは、12/7(木)16:40から「こちら」で。生で見れなくても、すぐに動画としてアップされると思います。

 では、また明日!

 Jun

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gdnsk

 熱い試合でした。最終グループは朝4時半頃だったと思いますが、めちゃくちゃ興奮しましたよ。

 何が凄かったかというと、コストルナヤとパネンコワの優勝争いです。SP終了時、1位はコストルナヤ(69.16)、2位はパネンコワ(65.64)で、その差は「3.52」点でした。

 フリーの最終グループ、5番滑走がコストルナヤ。最終滑走がパネンコワ。





 ぜひ、コストルナヤ→パネンコワという順に見てほしいと思います。

 二人ともエテリ組で同門なんですが、ジャンプを後半に固め打ちしている以外は、まったく対照的な演技です。

 コストルナヤは、衝撃のSPがそうでしたが、このチームのお家芸ともいえるタノジャンプを、フリーでは、3F+3Tのセカンドのトウループのみに抑えています。

 とにかく洗練されていて、しかしつなぎにはこれでもかと技が詰め込まれていて、完成度が高すぎます。ただ、プロトコルを見ると、冒頭の3Lzが後半のジャンプとしてカウントされておらず、跳ぶのが早すぎたようですね。また、3連ジャンプのフリップにアテンションがついています。


2017-10-07-13-03-39


2017-10-07-13-03-49

 SPとフリーのどっちが好きか?と言うと、そりゃやっぱりSPの方で、使用曲が収録されているPablo ZieglerのアルバムをiTunesで買ってしまいました。私の中で、いまダントツで一番好きな女子スケーターになりました。ゆづファンにもぜひ知ってもらいたい選手です。

 そして、パネンコワです。彼女の何が凄いかって、これでもかのタケノコジャンプです。

takenoko

 3Aを入れないならば、世界最強の構成です。早朝の試合なのに、実況もこの盛り上がり様でした。優雅で品のあるコスちゃんの直後にこれを見ると、なんかもう、鬼気迫るというか、これはフィギュアスケートなのだろうか・・・。なんというか、

 1位の選手を猛追する35km過ぎのマラソン選手とか、決勝戦で対戦相手にポイントリードを許し、残り1分を切った時の柔道やレスリングの選手のような、死ぬ気で金メダルを獲りに行くぞ!という執念の演技でしたね。

 この超難度構成をノーミスで滑りきり、フリーのスコアはコスちゃんを上回りましたが、総合得点であと一歩及ばず・・・。でも、よく頑張りました。このアスリート魂は立派です。



 ちなみに、パネちゃんのこのフリーの曲「Ne me quitte pas」は、今年のFaOI幕張でコストナーが演じていて、私も生で見ているはずなんですが、あまりに内容が違いすぎて、笑っちゃいけないのに、笑えてくるという・・。

 さて、名古屋のファイナル進出者は、トゥルソワ(15+15=30)、パネンコワ(15+13=28)、タラカノワ(15+11=26)、この3人までは確定しました。

 来週の、JGP第7戦のイタリア大会には、紀平梨花ちゃん(13)と荒木菜那ちゃん(13)が登場します。そして、なんと、ロシアは手際よくエントリー変更を行って、コスちゃん(15)が連戦、クロアチア大会での「リベルタンゴ」が見事だった、サモちゃん(15)をぶつけてくるようです。

 日本人がファイナルに2人残るには、2人がワンツーフィニッシュしたうえで、このロシアの2人が4位以下というような、まずありえない条件が必要になってきます。

 じゃ、1人残るには?となると、梨花ちゃんと菜那ちゃん、勝った方が名古屋行き。2人が表彰台を逃せば、山下真瑚ちゃん(11+13=24)が進出。梨花ちゃんか菜那ちゃんどちらかが3位に食い込んだ場合、24ポイントで並ぶので、真瑚ちゃんとのスコア争いになります。





 松原さんと笠掛さんも頑張りました。特に、笠掛さんが3位に入ってくれたことで、4位のウンスは、ファイナル進出が無くなりました。見事なサポートです。ファイナルに日本人選手が残ったら、第一の功労者は彼女ですよ。

 では、また明日!

 Jun

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