On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:フィリップ・キャンデロロ

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 昨日に続いて「Life Extra」のレビューです。バックナンバーのレビューは「こちら」で。

 さて、予告通りに、「私が見た羽生結弦」(30~31頁)から、キャンデロロとミーシャのコメントをご紹介します。

 (1)キャンデロロ

  「・・・4回転ルッツで怪我をして、僕は彼がオリンピックに参加できるのかどうか、とても心配だった。ブライアン・オーサーと少しだけ話す機会があったんだけど、ジャンプについては4~5週間前から始めたらしいね。ユヅルの復帰で一番印象的だったのは、そのパワーについて。精神的にも身体的にも以前より強くなっている。これは人生のいいストーリーになると思うよ。そして僕は彼が成し遂げたことをとても誇りに思います

  「・・・僕もオリンピックで2回メダルを取ったけれど(リレハンメル銅・長野銅)、今それをやろうとしたら大変だよ。スケートのレベルはとんでもなく高いし、4年間それを維持することは本当に大変。ましてやオリンピックの1位の座を守るなんて特にね。・・・だってオリンピックには魔物がいるから。プルシェンコだってトリノで勝って、次のバンクーバーだって勝てると思っていたんだよ。だから、ユヅルがやったことは本当に素晴らしいことだし、日本にとってもすごく良かったよね。この先、五輪で2回メダルを取る選手が出てくるかどうかわからない。だから、今回ユヅルの勝利に僕は感謝しなければいけないし、以前僕は彼のことを半分神だって言ったけど、今はもう偉大な神になったよね。完全体だよ。それに僕は感謝しているんだ。これで日本のスケート界は今までよりさらに大きくなっていくだろうってね。彼にはブラボーと言いたいよ

 →→「日本のスケオタ」だけでこの話題を語るとき、かならずネット上のアンチの意見に触れてしまうわけですが、このキャンデロロの見方こそが、常識的な感覚ですよね。

 単に、現代のフィギュアスケートにおいて、五輪連覇が技術的に困難というだけでなく、怪我を克服してのこの偉業が、羽生君の今後の人生においても意義深いということにも触れていて、嬉しいです。

 (2)ミーシャ

  「ユヅとエフゲニア(・メドベージェワ)と僕は3人でいい友達なんです。2人はとてもきつい時間を過ごしてきた。僕も同じような時期を過ごしたことがあるから、友達として何かサポートしたかったんだ。彼らはメダルがかかっているから、僕よりもっと大変なシチュエーションにいるしね」

  「僕は年上で経験もある兄として、いろんな知識や事例を伝えました。時には5~6ページにもなるメールを送ったよ(笑)。そして彼らは困難を乗り越えて、アスリートとしてだけでなく、人としても強くなって戻ってきたと感じています。今回、僕はユヅの表情や会話から、彼がものすごく成長したと感じたんだ。より穏やかでコントロールされていて、成熟していた

  「ショートの後、“The Prince Become A King”ってツイートしたけど、実はそういう意味なんだ。僕らはそれぞれ離れた場所にいるし、時間がないからそんなにたくさん話せないけど、お互いにサポートし合っているんです」

 →→「Continues with ~Wings~」には、ぜひミーシャを呼んでほしい!と思っているのは、私だけではないでしょう。昨シーズンのオフ、振付師として日本であんなに長期滞在していたのだから、来れないわけがないし、日本好きなはずだしね(笑)。

 さて、雑誌とは別に、1日遅れましたが、無良君の引退の件に触れないわけにはいきません。

 ネットでこのニュースを検索してみると、配信元によって会見内容から紹介している部分が異なりますが、ゆづファン的には、平昌五輪に帯同してくれていたことは感謝という言葉以外にありません。

 無良君本人は、昨年末の全日本の演技に納得していたと語っていましたね。私も現地で、特に最終日のフリーには感激しました。刑事君との差もけっこう際どかった印象です。

 無良崇人というスケーターを語るうえで、やはり外せない名演といえば、14年のスケカナのフリーじゃないでしょうか。



 このパフォーマンスを今季見せてくれていたら・・・というのは、叶わぬ夢ですが、五輪シーズンにピークを持ってくることの難しさを痛感します。でも、この素晴らしい「オペラ座の怪人」の輝きが色褪せることはありません。

 ゆづとの関係でいうと、震災で練習場所に困っていた時、無良君のアドバイスとサポートによって「4回転の調子が落ちなかった」とゆづが語っていたエピソードですよね。これを思い返しても、指導者としての資質十分だと思います。

 会見の中でも育成について「貢献したい」と語っています。プロスケーターとして、そしてコーチとして、第二の人生でも必ず活躍できるはずだと、私は確信しています。

 無良君の未来は明るいよ!

 では、また明日!

 Jun

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 昨日に続いて「アイスショーの世界 4」を見ていきます。

 昨日、サラっと通過してしまったので、羽生君の写真について、FaOI幕張初日の、具体的にどのショットが収録されているかをまとめておきます。

 ・38~39頁→2ページぶちぬきでバラ1を笑顔で滑るショット。

 ・48~49頁→バラ1の写真が1ページずつ。それぞれスケーティング時で、一枚はイーグルのショット。

 ・50~51頁→それぞれ1枚ずつ。ただし、50頁のChoo Choo TRAINのオープニングのショットはほとんど姿を確認できず。51頁は、フィナーレ時に笑顔で人差し指を天に指すショット。

 ・56頁→FaOI新潟最終日、今野竹雄氏のギターをバックにパリ散を披露するショット。

 以上です。写真目当てだと非常に厳しい内容なのです(汗)。ただ、もし万が一、「フィギュアスケートTV」が下手を打つようなことがあれば、この56頁をチェックするために、書店にGo!ですね。ちなみに、今野さんのギターはレスポールでした。

 さて、今日はFaOIに絞ってインタをご紹介します。昨日に続き登場している方々ですが、引用箇所は重複していないので、ご安心を。

 (1)プル様(34頁)

 ―― 「ファンタジー・オン・アイス」に再びの登場となりました。

  「家に帰ってきたような気分だよ。(笑)真壁さんのショーに来るといつもこういう気持ちなんだ。素晴らしいスケーターたち、とくにユヅル、ショウマ、カロリーナ(・コストナー)、ステファン(・ランビエル)、ギヨーム(・シゼロン)たち……。ユヅルは世界一のスケーター。だから共演できるのはもちろん幸せなことだよ。『ファンタジー・オン・アイス』は本当にいいショーだと思う。オープニングとフィナーレ、それにオープニングの次のグループナンバーもいい。群舞がいるのも見ごたえがあるね」

 →→このインタでも話の中心になっていましたが、コーチ業が生活のかなりの部分を占めはじめた様子。「(滑るのは)あと3年くらいかな」とも語っていたので、日本にもスケーターとしてあと何回来てくれることか・・・。見れるうちに見ておきたいですね。

 (2)杏里・真壁喜久夫対談(52~56頁)

 ―― ショーの現場の雰囲気はいかがでしたか。

  杏里「バックヤードがとてもにぎやかで楽しい雰囲気でした。たとえばジョニー(・ウィアー)さんは氷の上では中性的な魅力で素晴らしい表現力を発揮されていたけれど、舞台裏ではすごくお茶目な方。ムードメーカーは織田信成さんですね。私もやっぱり本番前は緊張していてスタンバイしていましたら、織田さんがやってきて、初対面だったんですが、ハイタッチしながら『杏里、ガンバ!』って

  杏里「織田さんのおかげで、少し気持ちが緩められたんです。(笑)そういえば、神戸公演の3日目には、『CAT'S EYE』で織田さんがバックで踊ってくれて……。織田さんが躍りたいと言い出して、宮本賢二さんがちゃんと振付けてくれたんですよね。すごい振付だったので、リハーサルで初めて見たときは、思わず吹いてしまったんですけど(笑)」

 →→「初対面で、『杏里、ガンバ!』」って、その是非はともかくとして、織田ちゃんも、そうじゃなきゃ、テレビの仕事があんなに来ないですよね。いまはかつて以上にテンションとインパクトの時代。将棋で言うと、ひふみんにも言えて(二人が似ているという意味ではないですよ)、こういう方々が求められているのでしょう。

  杏里「ところで、FOIに呼ばれるスケーターというのは、どうやって選ばれているんですか?」

  真壁「これまでFOIに毎回欠かさず出てもらっているステファン・ランビエルやジョニー・ウィアーはもちろんそうですが、魅せる何かをもっている人、という基準はありますね。もちろん、世界チャンピオンとか、オリンピックや世界選手権の表彰台に乗ったことのある人といったような視点もあります。ただ、今回で言うと、エラジ・バルデのように、世界選手権ではそこまでの順位ではないけれど、パフォーマンスが面白いから1回出してみたいと思って呼ぶ人もいるわけですよ。何度か出てもらっている人でも、パフォーマンスの質や観客の反応はシビアに見ています。お客さんも正直ですからね。最終的にFOIとしてこの人はどうか、と自分なりの感覚で判断しているという感じです

  真壁「アマチュアの選手にショーに出てもらうのは、もちろんショーにとってプラスになると考えるからですが、そういう場を用意することが選手のためにもなり、日本の選手強化にもつながっている。そのことはここまで続けてきた動機のひとつにはなっていますね

 →→呼ばれなくなったのって誰だろう・・・と思いつつ、まぁでも、ヨーロッパやアメリカから、日本は遠いですから、なかなか大変でしょうね。逆に、中国や韓国にも優秀なスケーターはいますから、ジジュンちゃんとかボーヤンとか、絶対に盛り上がると思うんですけどね。でも、実際に呼ぶとなると、先方のエージェントが誰なのかとか、色々とハードルは高いのかもしれません。

 ―― 今回のFOIの選曲や曲順はどんなふうに決まったんですか?

  真壁「基本的にひらめきです。いつも、そう。今回、オープニングだったら『CAT'S EYE』と『悲しみがとまらない』のどちらかという選択肢はあったと思うけれど、やっぱり直感で『CAT'S EYE』だろうと

  杏里「私も『CAT'S EYE』でよかったなと思いました。もともとアニメのテーマソングということもあって、ボーダーレスに、日本の方も外国の方も一緒に喜んで滑ってくださっていた気がしましたから」

 →→そっか・・・選曲まで真壁さんからリクエストしていたのかと。これはなかなか、若いシンガーを抜擢するという流れはあまり期待できないのかな?という不安も・・・。ただ、これは以前も記事に書いたことですが、なかなか若い人が気軽に行けるショーではないことを考えると、そういう方向性も仕方ないのかもしれません。難しい問題です。

  杏里「FOIほどの大きなイベントとなると、1回やるだけでも大変なことだと思いますが、それを持続させていくというのは並大抵のことではない。そもそもどういうところからこういうショーをやろうという発想が生まれたんですか?

  真壁「昔からいろいろとフィギュアスケートの大会やイベントのお手伝いはしていたんですが、自分でショーを作ろうと思ったきっかけは、1998年の長野オリンピックにさかのぼるんです。そのとき男子シングル銅メダルだったフィリップ・キャンデロロの演技に魅せられちゃった。フランスの超人気選手なんですが、彼はそれ以前にも、SP、フリー両方で『ゴッドファーザー』をやって、SPでは若いころ、フリーでは年老いた主人公を演じて話がつながるようにしてみたり、エキシビションでは客席から登場してみたりと、とにかくすごいエンターテイナーぶりを見せていた。でも、長野のフリーの『三銃士』で彼が見せた“ダルタニアン”は、彼の生涯最高の演技だったんじゃないかと思うくらい、素晴らしかった。それをきっかけに、彼のショーを日本でやろうと動き始めたのが、いまにつながってるんですよ





 →→三銃士はけっこう有名で、最近でもアイスショーでやってる(やらされてる?)ぐらいですね。

 で、YouTubeの右の関連動画に、彼のリレハンメル五輪でのEXの映像があって、これはなかなかなもんですよ・・・。これを見たら、プル様のセッボンがかわいく見えます。

 「三銃士」の方も、いま改めて見ても、最初のスピンからして面白い振付なんですが、この頃って、自由な時代だったんだなぁとつくづく思います。

 ―― 長野オリンピックといえば、杏里さんは閉会式で歌っていらっしゃいましたね。

  杏里「ええ。閉会式で『ふるさと』を歌わせていただいたときは非常に感動的でした。また、長野オリンピックでは公式イメージソング『SHARE 瞳の中のヒーロー』をご提供させていただきました。そうやってオリンピックに関わらせてもらったのは、本当に一生に一度経験できるかできないかのことですから、ずっと長いことがんばってきてやってよかったなと。ある意味、ご褒美がいただけたような気持ちでした」

  杏里「そういえば、長野オリンピックには荒川さんも出場されていましたね」

 ―― 荒川さんは当時高校生でした

  杏里「それが、今回こうやって共演させていただいた。ご縁があったということですね(笑)

  真壁「来年は長野オリンピック20周年になるんですが、いま、ちょっとアイディアをひらめいちゃった(笑)

 →→長野五輪といったら、ゆづファン的には「ホプレガのルーツ」ですから、これは何かあるのでは?という期待感も。

 その「ひらめいたアイディア」が、「キャンデロロさん再び!」的なものだと、ズコッ!ってなっちゃうかな・・・。2015年のFaOIにも来てくれてますしね。「20周年」とはいっても、斬新な企画をお願いしたいです。

 それにしても、杏里さんの腰の低さと聞き手の上手さに感心する対談でした。その場に同席したと思われる編集担当者よりも、はるかに的確な質問を次々と真壁さんに投げているのでビックリでした。

 では、また明日!

 Jun

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