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 2016年10月1日発売。アマゾンに未だにレビューが上がっていないので、みなさん、この雑誌の購入は後回しなのかなと想像します。でも、なぜなのか。

 先にレビューした2冊とボリュームの面で比較してみると、

 マガジン→→全100ページ&ポスター2枚で1194円(税別)

 Life→→全146ページで1700円(税別)

 ガイドブック(本誌)→→全100ページで1800円(税別)

 こうやって並べてみると、あらら?ずいぶんと強気な価格設定だな・・・と、確かにコスパの面ははっきり負けているので、手が出にくいのはしょうがないですね。

 で、今回もせっかくなので2度に分けてレビューしますが、今日は羽生君関連と男子選手の記事を。明日は女子選手の方を見ていきます。

 まず、羽生君の記事に関しては、上記2誌と比べて、さらに薄いです。内容的には、(たぶん)GPFのSEIMEIの写真が見開き2ページ。昨季の闘いを写真とともに振り返り、ギネス授与式もチラっと紹介して、これが4ページ。先月のトロント取材は、羽生君との一問一答のやりとりと写真で4ページ。計10ページです。

 す、すくなっ!

 と、拍子抜けです。そもそも表紙がSEIMEIの時点で、トロントの取材すら無いんじゃない?と嫌な予感はしたんですが、辛うじてトロント公開練習も収録。ただ、この一問一答が合同会見のものじゃね?というぐらい、知っている内容ばかりで、案の定、個別取材時のVネックのTシャツの写真が無いので、もしかしたら、初日しか取材していないのか、あるいは「別の目的」のために出し惜しみしているか。ただ、面白い写真が一枚あります。

 いつも羽生君の取材時に背後に立てかけられているANAのついたて(看板?)を黒髪セミロングの女性が設置していて、羽生君が「おっ?」と後ろを振り返るカット、

 これはレアかもしれません。小さい写真ですが、自然な表情なので、ぜひ書店でチェックしてみてください。

 さて、羽生君の記事については、もう語ることはありません。で、このガイドブックがマガジンやLifeと違う点は、海外選手も一通りまとめられている点。例えば、今季の男子シングルの展望を佐野稔先生がなさっていて、2点、面白い!と思うコメントがありました。

  「フェルナンデスは、当然、世界選手権3連覇を狙ってきます。手強い存在ですが、羽生は同じリンクで練習していて動向はわかるでしょうから、それほど恐れることはないと思います。むしろ伸びしろを持っている金(博洋)のほうが脅威かもしれません。

  「侮れないのが、山本(草太)と同じくシニアデビュー組のダニエル・サモーヒン(イスラエル)とネイサン・チェン(アメリカ)です。サモーヒンは、今年の世界ジュニア選手権フリーで3度の4回転を跳び、逆転優勝しました。いったいどこに4回転を隠し持っていたんだという感じですよ。GPシリーズはカナダ大会と中国大会にエントリーしていますが、GPファイナルに残る可能性も十分ありますよ。」

 1つめの方は、正直、実力・実績ともにボーヤンよりもハビの方がまだ上で、私の見立てとは逆です。ただ、ボーヤンはジャンプは凄いわけで、いきなりスケートアメリカで昌磨と一騎打ちですし、どれぐらい仕上がっているかは興味があります。

 2つめ。16年の世界ジュニアって、ネイサンは怪我で欠場だし、草太君が出場してたら普通に勝ってたのでは?というのが、私の認識でした。ただ、この雑誌はやけにサモーヒン推しで(その割には写真がない!)、上の佐野先生の記事と重複しますが、別の所でも、

  「天性のエンターテイナーでもある彼は、個性的なプログラムで観客の注意をそらさない演技を見せる。今年の世界ジュニアではフリーで3度の4回転を成功させ、SP9位から一気に逆転優勝を果たした。」

 と、しつこくプッシュしているので、私も注視してみようと思います。

 あと二つ。一つは、松岡修造さんのインタビューがまた熱いです。

  「羽生さんがすごいのは、『照準を合わせるのは、ファイナルではなく世界選手権でいいのでは』とのまわりの声もあるなか、『1回ならまぐれもある。"こいつは本物だぞ"と思わせるのは、世界最高得点を連続で出せるファイナルしかないんだ』と言っていたことです。ファイナルで更新した点数より何より、そういうとらえ方が異次元だなと感じます。』

 これ、私は初耳でした。『メソッド』にも『蒼い炎II』もにもなかったはずだし、修造さんの熱気に押されて、さらに強気な発言が出たんですかね。もう一つ引用します。

 ――その二人(羽生君&昌磨)を追う若手として山本草太選手がシニアGPデビューします。

  「草太さんと話した時に、『まだ自分は羽生さんや昌磨さんのいるトップグループに入れない』という発言をしたことがありました。謙遜なのかもしれませんが、でも僕は正直、『入りたい』と言ってほしい。僕は、あえて彼には、『もっと自分を大きく持とう』と伝えたいですね。

 もう、あの長身をかがめながら、修造さんはすでに草太君に伝えてるんじゃないか、その様子を脳内にはっきりイメージできるのは、きっと私だけじゃないはず・・・。やっぱこの人のキャラは濃くて、熱くて、もう大好き!

 最後に、無良君と漫画家の久保ミツロウ先生の対談も楽しく読めました。アニメ「ユーリ!!! on ICE」放送記念のトークで、これ読んでて思うのが、無良君は人格者ってだけでなく、競技者の心理・視点を適格に語ってくれて、解説もいけるんじゃない?と。

 アニメの方はこの記事がアップされて数時間後、深夜2時21分からテレ朝で。BS朝日で10/9(日)の深夜1時からも再放送があるようです。

 わざわざアニメのキャラ用の振付を宮本賢二先生が監修(というか、夜にリンクを貸し切って実演したとか!)らしくて、賢二先生忙しいのに、ご苦労様です。

 私もしっかりHDDに予約しましたんで、皆さんもぜひ見ましょう!

 では、また明日!

 Jun

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