On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:山下真瑚

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 個人的に関心のあるスケーターからピックアップしていきます。まずはコストルナヤから。今季の彼女は、EXでもSPの「アディオス・ノニーノ」を演じていたので、これは初めて見ました。後半からカルメンの「ハバネラ」ですね。アレンジは違いますが、デールマンの今季SPも「ハバネラ」でした。

 構成は「アディオス・ノニーノ」のEXバージョンに近くて、3-3のコンビネーションジャンプを2本と、最後をイナバウアーからの2A。衣装がSPと同様に赤でかぶっているので、せっかくなんだから、別の色合いのものを見たかったなと思います。でも、まぁ、そこは来季のお楽しみということで。



 この子を見ていて思うのは、スタイル(体型)という意味では子どもっぽいんだけど、身体能力という面では間違いなく恵まれているわけで、フィギュアスケート、しかも女子シングルでそのような選手が評価されるというのは、時代も大きく変わってきたなぁ・・・としみじみ感じます。

 かつて、90年前後に伊藤みどりさんが、欧米選手にジャンプの技術で立ち向かった構図がありましたが、今はそのまったく逆というか、むしろロシアの若手が世界中に向けてそんな挑戦をしている状況かもしれません。まだまだ日本人選手も技術面で進化できるはず!と、トゥルソワを見てそう思います。



 「眉毛が太い」という部分だけじゃなくて、実はダニエリャンって、壷井達也君に似た雰囲気を感じます。しかし、この曲を聞くと、佐藤洸彬君の「フィガロスピン」を思い出さずにはいられないですが、残念ながら「ふぃ~~~がろ、ふぃがろふぃがろ」の所は入っていません。

 今大会調子のよかった3Aは抜けましたが、この子は3Loが上手いし、なんといってもスピンのポジションと回転速度、そして柔軟性も素晴らしい。これぐらいできる人って、ジェイソンか羽生君ぐらい?と、ジャンプ以外も見所たくさんで、応援したくなる選手です。



 いやあ、EXでは、もういろんなプレッシャーから解放されたのか、須本君はいい演技をしましたよ。3Aをラクラクと決めてから、スケーティングがよく伸びるし、全身を大きく使った、実に伸び伸びした演技だと思います。

 女性ヴォーカルかどうかはともかく、来季以降の競技用のプロで、ゆったりとしたヴォーカル曲やピアノ曲なんかも合うんじゃないかな?という気がします。



 最後に山下さんを。SPとフリーの衣装はともにパープル系で似ていたので、こちらの淡いグリーンはとても新鮮に見えます。

 ジャンプで転倒がありましたが、このEXではスケーティングのスピードの速さが目立ちます。やはりこのレベルの選手になると、これぐらいのかっ飛び具合で突っ込んでいかないと、演技の中にダイナミズムが生まれないのでしょうね。

 さて、シニアの方のワールドはもう来週ですか。男女ともに、有力選手で誰が出てくるのかまだ正確に把握できていませんが、新たにブレイクする選手が出てくるかかどうか、楽しみです。

 個人的には樋口新葉ちゃんに頑張ってもらいたい。昨年末以降辛い時期を過ごしてきたはずですから、笑顔で今季を締めくくってほしいです。

 では、また明日!

 Jun

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ceremony

 女子フリーの振り返りです。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。



 注目選手を滑走順に。まずは横井さんから。いい演技をしましたね!6位入賞。フリーのスコアに限れば4位の好成績です。正直言って、JGPと全日本ジュニアの成績で考えたら、紀平・山下・荒木の3選手で世界ジュニアを戦うのが妥当に思えたんですけど、全日本で覚醒した横井さんを選んだことが、結果的に大成功でしたね。

 シニアの坂本花織ちゃんとかぶるというか、全日本でベストパフォーマンスを披露した選手を大舞台の代表に抜擢したことで、その調子を本番でも維持し、期待に応えてくれた形になりますか。これを自信にして、来季も頑張ってもらいたいです。



 最終グループに入って、紀平さん。「なぜ6連で成功していた3Aが2本とも抜けたのか?メンタル弱すぎ!」と、ネットではいろんなことを言う人がいるんですけど、私が疑問に感じるのは、3Aを失敗した場合のプランBはどうなってるの?という話なんです。

 この後で見ていくトゥルソワも、JGPシリーズのフリーでは冒頭に4Sを入れていて、当時ほとんど抜け&コケていました。でも、例えば名古屋のファイナルでは、4Sのミスを引きずらずに、その後まとめたから、コストルナヤをわずかにかわして逃げ切れたわけです。

 薬指の怪我の影響もあるかもしれませんが、3Aの失敗を「後に引きずる」ならば、そもそも入れるべきじゃない。スピンやステップでも点を取れる選手だし、4年後を考えるなら、「大事な試合で3Aを失敗してそのまま崩れる」というパターンは避けなきゃいけない。

 シニアに上がれば、3AはSP・フリー合わせて計3本となりますが、1本、2本、3本、あるいは0本と、いろんなパターンを試しながら、ベストな構成を導き出してほしいですね。



 世界を驚かせたトゥルソワ。今季のJGPを見てきた人なら、この子の凄さは分かっていたはずですが、ここに来てクワドの精度が上がってきて、銀河点を叩き出しましたね。「225.52」というスコアがシニア含めて歴代どれぐらい?って話をする人がいますが、あんまり意味はないですね。
 
 今季シニアの試合を見ていて、コストナーのPCSや、ザギちゃんのPCSの急激なアップに見られるように、シニアのPCSの不透明さと比べて、ジュニアのPCSは(たとえ技術的にシニアに匹敵していても)かなり渋いんですよね。もちろん、ジュニアのフリーはコレオシークエンスが無いので、要素も一つ少ない。

 ただ、そういう話を別にしても、この演技は素晴らしい。なにが凄いかというと、4Sと4Tの後も鬼構成で、しかも取りこぼしがない点。したがって、かりにクワドのミスがあったとしても、間違いなく優勝できていたと思います。3Lzと3Fを2本ずつ入れて、しかもルッツにはセカンドループ。スピン・ステップはすべてレベル4。

 私が想像するに、「クワドを跳びたいなら、まず他のことを完璧にやりなさい。話はそれからよ!」と、エテリに日頃から言われてるんじゃないかと。3Aを跳べたら、「天才だ!」と、すぐにフィーバーする日本の環境とあまりに違います。

 トータルパッケージということを重視しているのはエテリ組で、日本は相変わらず「大技信仰」が根強い。困ったものですね・・・。



 山下さんも、SPの勢いそのままに、フリーもノーミスを揃えてくれました。銅メダル獲得は立派です。比較的前半にジャンプを配置している構成ですが、しっかり降りて、スピン・ステップのレベルも取りこぼしがなく、なんだかもはや、シニアで何シーズンも演じているような安定した内容でした。

 昨年末に15歳になったので、年齢的にもスコア的にも来季はシニアに参戦できて、GPシリーズに2戦アサインされる可能性が高い、という噂です。

 ただ、シニアの先輩たちで今季限りで引退する選手はいないはずですから、今季2戦出ていた選手の何人かが1戦に減らされて、山下さんに2戦、ということになるのでしょうか。



 最終滑走のコストルナヤ。ステップはSPに続いてレベル4を取れず、そこはちょっと気になります。

 冒頭の3LzでSOでしたが、これはSPもそうなんですが、前の試合から3Lzをタケノコで跳ぶようになって、まだ苦労しているんだと思います。

 ルッツのエッジに不安のある選手なので、トゥルソワのように2本入れられないのでしょうね。2本入れて両方エラー(アテンション)がつくリスクを取るよりも、まずは一本をタケノコ付きで極めるというプランでしょうか。

 そこは、シニアの同門の先輩と共通している所があって、ルッツ・フリップを2本ずつにセカンドループ付きという部分がザギちゃんとトゥルソワ、一方で、フリップは2本だけどルッツは1本というのは、メドちゃんとコストちゃん。

 「工場」と揶揄されるエテリ組ですが、やはりこのチームは、選手個々人の特性を見て構成を決めつつ、少しずつブラッシュアップさせていく方針なんだと思います。

 明日は、EXの方をザッとご紹介する予定です。

 では、また明日!

 Jun

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mako

 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。女子シングルには、紀平梨花さん、山下真瑚さん、横井ゆは菜さんが出場しています。

 3月11日(日)はTOEIC受験のため、この記事は前日(10日)のお昼頃に書いています。すでに総合順位は出ているはずですが、今日の記事ではSPのみ、じっくり注目選手を見ておきます。



 まずは、横井さん。全日本選手権での活躍が評価されて世界ジュニア代表を射止めた彼女。最後の3Lzの転倒は残念でしたが、冒頭の3F+3Tは高さもあって、パワフルで躍動感のある演技が彼女の持ち味だと思います。個人的には、もう少し身のこなしに敏捷性が欲しいなと感じますが、これは完全に私の好みの問題です。「59.81」でSPは8位。



 なぜか、コストルナヤとトゥルソワは最終の一つ前のグループに入っていました。内容については、一昨日の記事でも触れた通り、ステップでレベル3、3Lzにアテンションがついて、「71.63」(SP2位)は、やや本人的には不満のあるスコアだった様子。



 ただ、なんか違和感あるなぁと思っていたんですが、SPの単発の3Lzもタケノコで跳ぶようになったんですね。私の記憶では、SPのタケノコは3F+3Tのセカンドトウだけだったんですが、どうやら2週間前のCup of Russia Finalから導入したようです。その試合では、国内とはいえ「73.99」を出していたので、そりゃ、難易度を上げたのに71点台は不満なわけです。



 平昌五輪ではザギちゃんすげー!って話になってましたが、トゥルソワの3F+3Loのセカンドループの回転の速さに、「なにこれ?いま跳んでた?」って感じで、改めてビックリです。そして、ジャンプに関して言えば、コストルナヤより巧いですね。「72.03」でSP首位。

 ただ、PCS(29.54)がコストルナヤ(30.09)よりも出ていないのは、なんというか、言葉は悪いですけど、このガキっぽい曲の印象で0.5点ぐらい損しているような・・・。この曲調により、スケーティングやつなぎがチマチマして見えるので、来季はもっとスローで堂々とした曲も演じてもらいたいところ。



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 ここから最終グループです。紀平さんから。事前の情報でジャンプを後半固め打ちにしたことと、そして左手の薬指を骨折しているという話もありました(キスクラの映像で分かりますが、ガッチリ固定していて痛々しいです・・・)。

 しかし、冒頭のレイバックからのコンビネーションスピンの美しいこと。回転の速さ、ポジションの正確さと、ロシア勢にまったく負けていません。こりゃ行けるぞ!と思っていました。

 3F+3Tはセカンドトウの軸が傾いていて、両足着氷の転倒。URを取られて、ちょっともったいなかったです。3Lzと2Aにタノは必要なのか?という議論はありそうですが、その二つのジャンプで転倒したならともかく、しっかり成功してるんだからいいかと。転倒と回転不足がありながら「63.74」のSP4位というのは、すごいことです。



 ロシアジュニア選手権で、SP12位からフリーで驚異の追い上げを見せて3番に入って、代表に滑り込んだコンスタンティノワ。17歳なんですけど、ロシアのシニアの壁は厚く、このカテゴリーで頑張っています。

 この曲を聴くとかなクリを思い出しますが、身長の高さと上半身の硬さが、アメリカのテネルに近い印象を受けます。3F+3TのセカンドトウでURを取られて、「62.63」のSP6位と伸びませんでした。最後のスピンもズリズリとトラベリングしていて、けっこう冷や冷やさせられますね。

 ただ、この子を見ていてホッとした部分もあって、現在のロシアのジュニア選手は決してトゥルソワやコストルナヤみたいな子ばかりじゃないわけですよね。そう考えると、日本の育成もまだまだ希望を持てる気がします。



 韓国のイム・ウンス。実力的には、名古屋のファイナルに残れてもおかしくなかったんですが、細かいミスが出てなかなか殻を破れない印象です。

 アジア人で、ここまで顔が小さくて、モデルみたいな体型のフィギュアスケーターも珍しい。ただ、せっかくの恵まれた体型の持ち主で、しかもジャンプ自体も高くて巧いのに、どうもジャンプの前の助走やつなぎの部分が「ユルく」て、振付に問題があるのかもしれません。「62.96」でSP5位。



 いやぁ、最終滑走の44番目。待たされましたね。正直、山田組(というか樋口組)の指導力ってどうなんだ?って思ってはいるんですが、この山下さんの演技を見ると、彼女の才能に依る部分もあるとはいえ、昨年の試合と比べても、かなり良くなってますよ。

 もともとジャンプが上手いのは知られていましたが、今回は特に、降りた後のスケーティングへのスムーズな移行ですよね。本当に滑らかで、これが例えば、ロシアの選手だと、降りた後の「よっこらせ感」が顕著で、いくら彼女たちに高得点が出ても、そこがつねに不満なんです。

 この移行の美しさは、同じくJGPシリーズで活躍した荒木菜那ちゃんよりも優れています。菜那ちゃんはジャンプの高さはピカイチだけど、降りた後はスピードが落ちてしまう傾向があります。

 「ジャンプはあくまでも演技の一部」と言うのなら、こういう着氷をしてほしいよね、ってぐらい理想的な形です。
「66.79」のショート3位と良い評価を受けました。このクオリティの高さは認めないわけにはいきません。

 金・銀はちょっと難しいと思いますが、銅メダルに紀平さんか山下さんか、どちらかが必ず食い込んでくれると信じています。

 では、また明日!

 Jun

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junior

 日曜日の夜、BSフジで一部生放送という気合いの入り様だった、全日本ジュニア。おそらく、フジとしては、全日本の「予行演習」も兼ねていたのでしょう。その割にはカメラワークは「なにこれ?」という所もありましたが。

 女子シングルの上位3人のみレビューします。リザルト関係は「こちら」で。



 JGPで大健闘して、ブレイクした荒木さん。私が最も注目している日本女子のジュニア選手です。生放送を見ていたときは、全体的に良い演技に見えましたが、3Fにエラーと、3練コンボの最後の2LoにUR。たしかに、2Loはちょっと詰まり気味です。

 ただ、ちょっと「これは無いだろう・・・」と思ったのは、PCSの低さです。優勝した紀平さん(61.60)や、2位の山下さん(59.28)と比べて、荒木さんの演技に「52.56」というのは、そこまで差があるか?と疑問です。しかも、この52.56は、フリーの順位で言うと、3位の横井さん(54.56)、5位の川畑さん(53.04)、7位の滝野さん(53.60)より低く、13位の岩野さん(52.00)をわずかに上回る程度。まったくもって理解不能です。

 JGPベラルーシ大会で2位、最終戦のイタリア大会で4位と、ロシア勢と互角に渡り合い、惜しくもファイナル行きを逃した選手に、この仕打ちはないでしょう。プロトコルを見て、さすがに頭にきましたね。

 国内の試合で、全員日本人のジャッジで、名前が公開されるからこそ、しがらみ・師弟関係のアレコレでもあるのかと、嫌な想像をしてしまいます。

 まぁ、まずは全日本。そして、世界ジュニアも選ばれると思いますので、国際評価をしっかり固めてから、日本のアホなジャッジを見返してほしいです。これほどのビッグジャンパーはなかなか出てこないと思いますよ。



 山下さんは、SPの3Fのアテンション以外は、フリーはノーミスのパフォーマンスで、抜群の安定感でした。

 荒木さんや紀平さんと比べると、ジャンプの派手さという点ではインパクトが薄いんですが、ジャンプ、スケーティング、表現、すべてにバランスが取れていて、14歳で二人より年下の彼女がバランス型というのは興味深いです。

 おそらくもう一年、来季もジュニアで戦うことになると思いますが、ロシア勢に勝つために、どういう部分を伸ばしていくのか。彼女が3Aに挑戦しているという話は聞いていないので、ジャンプ後半型か、タノ・タケノコをつけるのか。樋口コーチがどう指導するのか、注目したいと思います。



 数日前の坂本花織ちゃんのスケアメのSPの感想で「後半固め打ちの暴力」という書き方をしましたが、まさにこのフリーの紀平さんのスコアの特徴は、「トリプルアクセルの暴力」と言うべきで、後半のループの抜け、ルッツコンボの2T跳びすぎというミスも帳消しになっていました。

 紀平さんは、いまやシニアでも比肩する選手のいない、世界一の3Aの名手であることは間違いないでしょう。そうなると、あとは、SP・フリーでノーミスの演技を揃えられるかという部分が課題になるでしょうね。

 この全日本ジュニアこそ、SPで出遅れても、フリーの3Aで逆転できましたが、名古屋のファイナルでは、トゥルソワをはじめとしたロシア勢に対し、SPで崩れたら命取りになります。いくらフリーで2本アクセルを降りても、他のエレメンツにミスが出ると、台乗りも危ないと思います。

 さて、何事もなければジュエルズの最新号を入手できるはずなので、明日は久々に雑誌のレビューができたらと思います。

 では、また明日!

 Jun

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samo

 さて、1日遅れで、JGPクロアチア大会の女子フリーです。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。



 まずは、松岡あかりさん。SPではジャンプで痛いミスが出て11位スタートだったんですが、フリーで挽回し、7位まで順位を上げました。13歳でジュニア初年度。よく頑張ったと思います。



 世界中の誰もが「優勝間違いなし」と予想していたであろう、ロシアのタラカノワ。しかし、まさか・・・という感じで、フリーは崩れに崩れました。フリーのスコアだけで言うと6位で、なんとか3位で踏みとどまりました。

 彼女は「荒々しさ」「ワイルドさ」が特徴だと思っていましたが、ミスが出るとそれもまた目立ってしまうのがツライ所です。今回は3位ですが、初戦は優勝しているので、おそらくファイナルには残ってくると思います。



 見ているだけの人間は、「あのタラカノワが崩れて、せっかく優勝できるチャンスだったのに!」なんて、好きなことを言えるんですが、そんな狙ったようにノーミス演技なんて、なかなかできるものじゃありませんよね。

 でも、山下さんの実力からすると、「後半の3Lzだけでも、なんとかならなかったのかな・・・」と、ここは残念でした。

 山下さんは2戦終えて、「3位と2位」です。ファイナル進出は、ちょっと厳しいかもしれません。



 優勝したのは、ロシアのサモドゥロワでした。ミーシンのお弟子さんで、15歳のジュニア2シーズン目。

 曲が流れた瞬間、「おや!」と皆さん思われるでしょうが、三原舞依ちゃんが今季SPに使用している「リベルタンゴ」です。

 舞依ちゃんの「リベルタンゴ」は、彼女の殻を破るような野心的な試みで、私は大好きなプログラムです。

 ただ、このサモちゃんの「リベルタンゴ」もなかなか強烈な仕上がりです。

  これが15歳の演技かよっ!

 フィギュアスケートの解説者は、よく「色気」という言葉に逃げがちですが、これこそ色気ってもんじゃない?という、悔しいけれど、日本人の女の子にはなかなか出せないような雰囲気です。

 このサモちゃんが、どうやら第7戦イタリア大会に出てくるんじゃないかという話で、その試合は、日本からは紀平さんと荒木さんが出場予定。

 ネット上の最も悲観的な見立てだと、名古屋のファイナル進出6人のうち、ロシアが5人、あとの一枠をウンスと梨花ちゃんと菜那ちゃんで争う、みたいな話になっています。

 ちなみに、梨花ちゃんと菜那ちゃん二人ともファイナルに残るには、イタリア大会を1・2フィニッシュするのは当然として、サモが4位以下。さらに、今週行われる第6戦ポーランド大会で、ロシアのパネンコワが優勝しつつ、ウンスが4位以下・・・というような、「まずありえない条件」をクリアしないといけません。とにかく、なんとか一人は残ってほしいですね。

 今週は土曜日のジャパンオープン(10/7)が目玉ではありますが、前述のJGPポーランド大会(10/5~8)、さらにフィンランディア杯(10/6~8)もあり、なかなかハードです(笑)。

 明日からしばらく雑誌のレビューに取り掛かりたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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