On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:山本草太

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 今日もLifeのレビューです。バックナンバーは「こちら」で。今日は山本草太君とミヤケンさんの対談に集中します。

 で、その対談なんですが、進行役の山本夢子さんが「いつも言ってますが、これは雑誌の対談ですよ。文字ですよ(笑)」とツッコミを入れているように、私も、どこをどのように紹介するのかけっこう困っています(爆)。

 そこを頑張るのが腕の見せ所ではあるんですが、この対談は基本的に、スケートの話は3~4割ぐらいで、草太君がこの4月から中京大学に進学したので、大学の話もかなりの部分を占めています。

 ただ、この対談は4月上旬頃に行われたようで、というのも、科目の履修と時間割の話で留まっていて、「授業は明日から」とのことでした。そんな中、草太君はけっこう天然というかおっとりですね。

  「第二外国語は何取ったの?」「中国語です。日本語と近そうだから」「全然近ないけどな」「漢字、だから……?(笑)」「なるほどね!(笑)」「それで中国語を選んだんですけど、後々先輩とかに聞いたら『一番難しいよ』って言われて。最初に聞いておけばよかったなって

 いやいやいや、ラクしようという下心があるなら、徹底的に事前リサーチしないと!自分が大学生の頃は、「楽勝科目マニュアル」なるものが近隣の書店で販売されていて、それを入手して、いかに早い時間に科目を入れずに楽勝科目を漏らさず揃えるかというのを、緻密に研究していたものです(汗)。まぁ、でもこのご時世、雑誌に掲載されるインタに、彼ほどの有名人が「楽勝で固めました」なんて言おうものなら、アンチにエサを与えかねないですからね・・・。

 もう一つ、思わず笑ってしまったやりとりが、私服について。

  「・・・私服はどんな感じ?」「うーん、なんか、賢二先生のような服はあんまり似合わないし……」「俺も普段こんな格好せぇへんで。何系の服着てんの、いつも」「んー。シンプルかな……何系?」・・・「ジーパンにTシャツとか?」「そういうのじゃないと似合わないですね。似合わないっていうか、それも似合うかどうかわからないんですけど」「似合うでしょ。すらっとしてるんだし。でも、あまり私服着る機会がないのか」「そうですね。でも僕センスないんで(笑)。お母さんの方がセンスあるので、お任せしてます。いつも(笑)」「お任せしてるんや(笑)」「僕が何か買うと『センスない、返してきなさい!』って言われるから(笑)」「でも最近は『ちょっとはマシになったね』って言われるようになりました」「そうなんや(笑)、買い物に行くのは嫌いじゃないんや」「はい。でも友達とかとはあまり行かないです。一人で行きたいです」「一人で行って、ゆっくり見たい?」「はい」「それはわかる。店員さんとかに声かけられたくないんでしょ」「絶対、そうですね」「お仕事だから仕方ないけど、『大丈夫ですよ』って言っても来る時あるよな」

 どういうものだと「返してきなさい」とママに怒られるのか、そこをミヤケンさんに突っ込んでほしかったですね。でも、お母さんのことを隠さないところが、純粋でいいじゃないですか・・・。たとえ、母ちゃんの買ってきたものを着ていたとしても、普通この年頃ならそれは隠そうとするものですよ。

 逆にこういう発言で草太君の「ファッション認識」を知ってしまうと、その後、いつかブランドとかに凝って、「色気づいてしまう彼」を見るのが、ちょっと嫌ですね。その後も、このスタイルを堅持して、「入れば何でもいいです」ってぐらい達観してくれていたら最高です。

 スケートについての内容もご紹介しましょう。

  「とりあえず。今シーズンはどういう風に持っていきたい?」「うーん、まだまだスピンとかスケーティングとかもやることいっぱいなんですけど、特にジャンプもまだまだ難易度が低いのでもうちょっと上げなきゃなと思っていますし。去年よりは目標を作ってやらなきゃなーと思っています」・・・「さっきもスピンめっちゃ練習してたもんね。でもスピンもともとうまいやん」「いやーでも、試合とかで体力がきつくなると全然しっかり回れないので」・・・「じゃ、スピン上げるでしょ、もちろんジャンプの難易度も上げていく。もともとスケーティングはよく滑るやん」「とは言われま……すね。自分では全然そう思ってないので」「俺のポテンシャルなめんなよって?「いやいや、全然思ってないです(笑)」「でもスケーティングが伸びるイコール制御できないといけないもんね。スピード出すだけじゃあかんやろし、そこに乗って緩急もつけて」

 このように、気になるジャンプの話はほとんど無かったです。せっかく4年あるのだから、怪我の再発でまたシーズンを棒に振っては取り返しがつかないですからね。チームでも、相当慎重に進めているのかもしれません。とはいえ、やっぱり気になりますから、新シーズンのプログラムのアイデアも含めて、別枠でインタを行ってもらいたかったなぁ・・・と。

 ミヤケンさんが言うように、彼はスケーティングもスピンも非常に高い技術を持っていると私も思うんですが、本人が「自覚」していないのは意外でした。個人的に、羽生君や知子ちゃんに象徴されるように、昨シーズンは、フィギュアスケーターのリハビリ期間における「進化」という部分が、私の中でも注目していたテーマでした。

 ルール改正の発表も迫っていますし、草太君には、じっくりクオリティを上げる努力を続けながらも、ベストのタイミングでジャンプへの取り組みもペースアップしてもらえたらと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 全日本の観戦記で少し空きましたが、キスクラの続きです。バックナンバーのレビューは「こちら」で。

 ご紹介を「温存」した甲斐のある、山本草太君のインタ(62~65頁)をたっぷりと。冒頭の書き出しを読む限り、取材日は12月8日で、名古屋のファイナル開催時に邦和で行われたようです。

 (1)骨折から練習再開まで
 
 最初に骨折したのは、16年の世界ジュニアの直前。怪我後、「嫌いだったトレーニングに真面目に取り組む」中で、同年の夏と秋に足を痛めます。そこから、「リハビリをあまりやらなくなり・・・氷の上に一切乗らなくなった」とのこと。この経緯を見ても、練習再開時期が早すぎたことが、復帰時期を遅らせたようです。

 16年秋の怪我後、リンクに行ったのが、17年5月。そこからの練習は、「今日はこういう調子なので、こういう練習をする」と、先生と練習内容を毎日相談して、慎重にトレーニングを積んできた、という話です。

 (2)長久保コーチの退任

 9月にコーチを退任した長久保先生については、「いつか帰ってくるんじゃないか」という気持ちがどこかにあり、連絡したほうがいいのか、連絡したら返事はいただけるのか、色々と考えて、結局まだ連絡はできていない、とのこと。

 「選手よりリンクにいる時間が長いんじゃないかというぐらい熱心で、本当にスケートが好きな人」と草太君も語っています。私もそんな気がしますね。

 (3)プログラムについて



 SP「Anthem」(鈴木明子振付)

  「今でも『難しい』と思いながら滑っています。ステップで次の動作に移りづらかったり…。明子さんはすごく簡単そうに滑るので、自分のレベルがまだまだ足りてないと実感しています(笑)。少しずつスムーズにステップが踏めるようになってきましたし、表現したいことができるようになってきたところです。曲調が最初はゆったりで後半から盛り上がるので、スピードを上げてメリハリをつけるようにしたいです

 →→どちらかというと、SPの方が私は好きですね。草太君の言う、「後半から盛り上がる」ところからは、現地スタンドで見ていた私は、どうやったら泣かずにいられるかという「努力」を強いられた、大きな起伏のある曲です。

 明子さんの「模範演技」を見て「まだまだ足りない」と、向上心と目的意識を持ってトレーニングを重ねてきたからこそ、ステップであれだけ場内全体を感動させられたのでしょう。

 正直言って、「ジャンプの人」というイメージが強かったので、全日本の演技は嬉しい驚きでした。改めて動画で見ても、終盤のイーグルから拍手が鳴りやまないですね。

 そしておそらくは、このSPの時の「客層」の内訳は、最終日の代表発表時にいた人たちと同等・同比率と言ってもいいんじゃないでしょうか。



 フリー「ジキル&ハイド」(宮本賢二振付)

  「前のプログラムも賢二先生の振り付けだったので、少し慣れた感じがあって、自分らしい演技がしやすいです。スピンやステップ、スケーティングでは世界で戦えるレベルでやらなければと意識しています。『あとはジャンプだけだね』と言われるくらいに。ショートもフリーも体力的にキツイです。やはり体力がなくなっているなと実感していますが、(全日本は)気合で乗り切ります!(笑)」

 →→全日本では、しっかり最後までスタミナも切れずに、滑り切った、やり切ったように、上から見ていて思いました。もうすでに、「あとはジャンプだけ」というレベルに達している思います。

 本人も「18-19シーズンは、4回転ジャンプやトリプルアクセルに挑戦したい」と語っているので、その日を楽しみに待ちたいです。

 (4)ゆづへの思い

  「ほかの選手も言っていますが、羽生結弦選手と一緒に試合ができたらうれしいです。僕はまだまだ“一緒に戦う”というレベルではないですが、演技を見ていろいろと学びたいなと思います。ケガをしてしまったので、羽生選手が本当に(全日本に)出場できるのかはわかりませんが…」

  「僕もケガをしましたが『僕よりもいろんなことを乗り越えて、トップで戦っている羽生選手だから、きっと大丈夫じゃないかな』と思っている部分があります。出場はしてほしいけど、無理だけはしてほしくない。これはみんなそうだと思います。何よりも、平昌冬季オリンピックに調子を合わせてほしいです」

 以前ブログでもご紹介した、「フィギュア男子ビジュアルブック」という雑誌を本棚から取り出してみました。16年3月28日に発売されたものなので、草太君の部分を、ベタっと貼ってみます。

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 テキスト部分は読めると思います。取材時はまだ怪我する前なんですが、この本が出た時は、もう怪我してるんだよなぁ・・・と。

 「羽生選手と平昌に!」という文言は、ゆづファンならだれもが嬉しく思うわけですが、当時この意気込みなら、焦って練習はじめちゃうわけかと。

 私は、このビジュアルブック発売時の草太君の発言と、今回のキスクラでのインタを読み比べてみて、内面的にも大きく成長したのだなと実感します。

 羽生君に対して「(自分よりも)いろんなことを乗り越えてきたから大丈夫」と謙虚でありつつも、「無理だけはしてほしくない」と、まさに自身の経験から「率直な気持ち」も語っています。

 その経験したものすべてが全日本での演技に込められていて、だから私たちも心から感動できたのでしょう。・・・こうやって、文字をタイプしていたら、現地で目撃したものが思い返されてやばい・・・(涙)。


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 話題をかえて、朝日新聞のトップページから飛べる、「SPIN THE DREAM」について。これが、思った以上にしっかりした内容です。

 単にウェブデザインが美しいというだけでなく、都築コーチのインタビュー動画が「2017年11月19日」とあって、最新の内容も含みつつ、羽生君の「2013年8月30日」の音声インタもあったり、内容部分も要チェックです。

 ひとつリクエストするならば、「日本フィギュア史を彩る人々」という人物相関図で、中野園子コーチと長久保先生も「結んで」ほしかったですね。「新松戸にいた頃、家によく泊まりにきていた。・・・月末にお金がなくなると僕のところに来る。ここに来れば、無料で滑れる、食事にもありつけるって」(Life Vol.11, 65頁)と長久保先生が語っているので、ぜひデザイナーさんに頼んでレイアウトをいじってもらいたい所。

 では、また明日!

 Jun

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 全日本現地観戦記の2日目です。この記事は、23日(土)の午前中から書き始めていますが、最終日(24日・男子フリー)を観戦される方に少しでもお役に立てる情報を提供できればと考えています。

 まず、会場の印象・受付等の概要については、昨日の記事をご参照ください。これに、2日目も観戦して気づいた点を付け加えておきます。

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 (1)4階の立見エリアを利用する。

 座席は1日目と同様にスタンドA席(4階)のNブロックで、2列目でした。初日の1列目と同様に、目の前には透明のフェンスと手すりが視界に入り、これが邪魔です。

 この4階スタンドは、階段を最上段まで上がるとやや広めの通路と手すりがあって、立見席のエリアになっています。手すりには立見席の座席番号を示すシールが貼ってありますが、ポツポツと空いている箇所はあります。フェンスに邪魔されずに、リンクを見下ろすことができるので、もし空いていればそちらで見てしまうのもアリです。ちなみに、折りたたみの椅子を持参している人がいましたが、演技中でなければ、椅子に座ってもいいという情報もあります(※直接私が問い合わせたわけではないので、要確認)。

 (2)クッション・座布団は必須!

 1日目は館内の寒さでひどい目にあった私ですが、2日目は比較的快適に過ごせました。寒さ対策として、クッションを持参したことが絶大な効果を発揮してくれました。

 スタンドの座席はプラスチック製で、低い背もたれの丸椅子タイプ。冷気がお尻から下半身全体に染み込んでくる感じがあります。これをガードすることで、1日目ほど寒さに悩まされることはなかったです(もしかすると、館内の設定温度も変わったのかもしれません)。

 分厚くモフモフ系のものであればベストですが、もしクッションを調達する余裕がなければ、タオルでも、雑誌、新聞、段ボールのような紙でも良いので、下に敷くこと。そして、ホッカイロを活用すると、寒さをブロックできると思います。

 (3)観客席側から入れるトイレがある

 通常、このような会場のトイレは、観客席のエリアを一度出た、通路側に面して設置されています。その通路に女性の方は行列を作っていて、たしかに、通路側のトイレもあるんですが、この会場は、観客席側が入口になっているトイレも何か所かあります。

 アリーナや2階のことは分からないですが、4階スタンドの上層部を見回すと、何か所かトイレの入口が確認できますので、空いていそうな所を狙って行ってみると良いと思います。

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 同行者と相談して、この日は「全部見る必要はないね」ということになりました。3日目の女子フリーが最重要なので、そこまでに体力を温存しておかなきゃいけない。

 そこで、アイスダンスを回避して、17時に現地着。男子SPは、第1グループと第2グループを見た後、製氷が始まると同時に外に出て、第4グループの6連前に戻ってきました。

 ちなみに、会場を一度出るときは、(電子チケットの場合は)スマホのチケット画面を見せた上で、右手の甲に黄色の蛍光ペンで「視力検査のマーク」のようなものを書かれました。再入場の際に、スマホ、カバンの中、コートの前開け、そして手の甲のチェックがあります。

 なぜ、ペンで書かれるかというと、おそらく入場者のチェンジができないようにするためでしょう。したがって、例えば、友達を外で待たせて、スマホを渡して入れ替わるというのも無理ですね。だから、身分証明書のチェックをやらないのか・・・と思いました。

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 外に出て、少し散歩をして身体を動かした後、会場に隣接した建物内のカフェで、コーヒーとバニラエクレアをいただきました。エクレアは2本ついていて、けっこうお腹に溜まります。中のクリームが冷えているのが新鮮でした。ちなみに、この建物にもトイレがあります。

 さて、男子SPについても少し。

 第1グループは、やはり須本君。コンビネーションジャンプでミスがありましたが、もはや彼の3Aは、「いつ跳んでも、降りられる」というぐらいの安定感ですね。

 第2グループは、佐藤駿君と壷井達也君に注目していました。駿君は、6分間練習でもまだちょっと遠慮があるというか、まだこれからという感じがあります。駿君の後に達也君を見ると、1ランク、2ランク、レベルが上という感じがしました。一つひとつの動きが丁寧で、よくトレーニングがされています。ジャンプも幅があって、例えば、須本君よりもダイナミックさでは上かもしれません。須本君も含めて、ゆづリスペクトを公言している若手が育ってきていることを感じます。



 前述のように第3グループは見なかったので、第4グループを。五輪代表の「第3の男」を狙う有力選手たちが、このグループに完全に固まりましたが、ダイスよりも、刑事君よりも、無良君よりも、間違いなく会場を沸かせたのは、山本草太君でした。私は第5グループを見ずに帰宅したんですけど、最後まで見ていった人たちのネット上の意見でも、「草太君が、花の投げ込みもスタオベも一番!」ということです。

 たしかに、ジャンプの難度を落としているので、さすがに須本君よりスコアは出ないだろうなと思っていて、その通りになりました。ただ、まさに知子ちゃんじゃないですけど、ステップやスピン、そして動きの一つひとつに彼の思いがこもっているというか、見ている側にもそれが伝わってきて、感情が揺さぶられるんですよね。鈴木明子さん振付のこの「アンセム」も最高ですよ。

 特にラストのスピンは胸に迫るものがありました。あれで涙腺が決壊した方は大勢いたことでしょう。私はそうならないように「何点出るかなぁ・・・」と、現地ではわざと違うことを考えて首をひねってスクリーンに目をやったりして、平静を装っていました。どこかで誰かが書いていましたが、

  北京五輪は、ゆづ、草太、光希で頼むぞ!

 これには私も同意です。彼はまだ若い。そして、ジャンプ以外のすべての面で驚くべき進化を遂げて、戻ってきてくれました。フリーも楽しみです。

 ところで、帰宅してフジの放送を見てみると、草太君の3LoのGOEの速報値がマイナスになっているんですよね。すると、ガンディさんの分析によれば、ジャンプの直前にステップが無いことで減点になっているということでした。そして、ここ最近の試合でよく指摘されていることですが、「ジャンプの前にステップが無いこと」を理由に減点される選手と、減点されない選手が、選別されているわけです。もはや今さら驚かないですが、やはりこの全日本でもそういうジャッジングが行われているようです。

 そしてもちろん、ダイス、刑事君、無良君、それぞれが実力を発揮して、好演を披露してくれました。まだフリーが残っていますが、今季の安定感という面で言うと、刑事君で決まるような気がします。

 第5グループ前の製氷で会場を出てきたので、会場周辺も駅も閑散としていて、帰りの車内でロシア杯の女子SPをライストでチェックする余裕もありました。



 そうそう、帰宅して、第5グループ最終滑走の中野耀司選手の「フットルース」を見ていて、ホントこの曲は最高ですね。

 ゆづが演じたら、世界中で大喝采を浴びるのになぁ・・・と夢想しました。

 では、また明日!

 Jun

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 新田谷凜選手は、名古屋の邦和スポーツランドを拠点に活動するスケーターで、中京大学2年生。先月20歳になりました。今季からシニアに昇格。

 先月のサマーカップで三原舞依ちゃんに次いで2位(180.52)。3位の坂本花織ちゃんを抑えています。リザルトは「こちら」。

 プログラムは、SPは「カルメン」、フリーは昨季から持ち越しの「レジェンド・オブ・フォール」。振付はいずれも鈴木明子さん。

 サマーカップでの彼女の演技がネットに上がっていないので、SPはチェックできていないんですが、フリーの方は今年1月のユニバーシアードで2位に入った動画を貼っておきます。ちなみにその大会、優勝はラジオノワ。新田谷さんは、リーザ(4位)とレオノワ(5位)に勝っていますね。リザルトは「こちら」で。



 プロトコルを観ると、ルッツとフリップにアテンションがついていて、そこが課題なのかなという気がいますが、ジャンプもスピンも動きが滑らかでキレイです。最後のビールマンも美しい!

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 このユニバーシアードでのスコアが187.18なので、今季は190点台を狙える有力選手です。

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 そして、やはり「日本代表メモリアル2017」(112~115頁)に掲載されていた山本草太君との対談に触れないわけにはいかないですね。一部、ご紹介します。

 ―― おふたりは、邦和クラブへ移籍してきたという共通点がありますね。初めて出会ったのはいつ頃ですか?

 R「邦和に移ってきたのは私のほうが先で、その半年くらい後に草太が来ました

 S「そうだね」

 R「その前、私は神戸にいたんですけど、通年リンクがなかったので夏は大阪の臨海スポーツセンターに行ったりしていて。当時、そこで練習していた草太を見かけていたくらい。1回だけ話をしたことがあったよね?『海外の試合、どこ行くの?』って」

 S「ああ、そうそう」

 ―― お互いのスケートについてはどう思っていますか?

 R「私は、純粋に草太のスケートが好きです。もう一番、二番って言ってもいいくらい好きですね。今でも過去のプログラムの動画を観るもん」

 S「凜ちゃんは、試合でもいつも強いですけど。練習もめっちゃ真面目です。邦和で一番って言っていいくらい真面目なので、『そりゃ、良い演技ができるでしょう』という感じです」

 ―― 昨シーズン、山本選手はケガの治療に専念されていましたが、氷上練習を再開したとき、チームメイトの皆さんはどのように迎えたのですか?

 R「最近、朝練の2時間だけ来てくれるようになったんですけど、草太がいるだけでリンクの雰囲気が変わりますし、私だけでなくチーム全員が嬉しい気持ちになっていると思います。ジャンプはまだ跳んでいないんですけど、曲かけ練習はするようになって。草太が曲かけをするときは、私はちゃんと見たいので。先生の横とかでじーっと見ています」

 ―― 山本選手が休んでいる間は、どのような励ましがあったのですか?

 R「私、草太のところにちょいちょい行ってたよね」

 S「うん、来てた」

 R「お見舞いの品とかを持って病院とかに。草太が暇そうだったから(笑)」

 S「うんうん」

 R「でも、前はコーラが大好きだったのに『コーラは要らない』と言うようになって」

 S「『甘いものはやめたほうがいい』って、病院の先生にアドバイスされたので(笑)」

 R「だから『なにを持って行ったらいいんだろう』っていろいろ考えて、時間つぶしになるかなと思ってマンガを買っていきました」

 S「マンガ(笑)」

 R「あとは、草太のファンの方が送ってくださったプレゼントが、邦和にたくさん届いていたので、それを練習帰りに届けに行ったりしたよね

 ―― おふたりは、今シーズンどのように過ごしていきたいですか?

 S「先輩から(笑)」

 R「今シーズンは良いスタートが切れているので、この状態を保っていけば昨シーズンより早い準備ができると思います。今シーズンは悔しい思いをする試合がないようにしていきたいです」

 S「あ、僕の番ですか?」

 R「先に言わせておいて、考えてないの?」

 S「あははは(笑)そうですね、少しでも僕のことを応援してくださる人がいると思って、その人たちに応えられるように頑張りたいなと思います」

 →→この対談はかなりのボリュームなんですが、草太君の状態がまだあまり良くないので、新田谷さんが気を使って、自分の話を多めにしている感じがします。「姉と弟」というノリですが、病室にファンのプレゼントを彼女が運んでいたんだ・・・とそこはビックリしました。

 この雑誌には、草太君の単独インタも掲載されているんですが、そこでは、3度の手術を経て、怪我の回復が予想以上に遅れた経緯が詳しく話されていて、ちょっと読んでいてツライなぁ・・・と、ブログで取り上げることを躊躇していました。

 ただ、今回オータムに新田谷さんが出場するということで、少し触れることができてよかったです。

 こんな心優しい姉御肌(?)の新田谷さんを、ぜひ応援したいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 2016年10月1日発売。アマゾンに未だにレビューが上がっていないので、みなさん、この雑誌の購入は後回しなのかなと想像します。でも、なぜなのか。

 先にレビューした2冊とボリュームの面で比較してみると、

 マガジン→→全100ページ&ポスター2枚で1194円(税別)

 Life→→全146ページで1700円(税別)

 ガイドブック(本誌)→→全100ページで1800円(税別)

 こうやって並べてみると、あらら?ずいぶんと強気な価格設定だな・・・と、確かにコスパの面ははっきり負けているので、手が出にくいのはしょうがないですね。

 で、今回もせっかくなので2度に分けてレビューしますが、今日は羽生君関連と男子選手の記事を。明日は女子選手の方を見ていきます。

 まず、羽生君の記事に関しては、上記2誌と比べて、さらに薄いです。内容的には、(たぶん)GPFのSEIMEIの写真が見開き2ページ。昨季の闘いを写真とともに振り返り、ギネス授与式もチラっと紹介して、これが4ページ。先月のトロント取材は、羽生君との一問一答のやりとりと写真で4ページ。計10ページです。

 す、すくなっ!

 と、拍子抜けです。そもそも表紙がSEIMEIの時点で、トロントの取材すら無いんじゃない?と嫌な予感はしたんですが、辛うじてトロント公開練習も収録。ただ、この一問一答が合同会見のものじゃね?というぐらい、知っている内容ばかりで、案の定、個別取材時のVネックのTシャツの写真が無いので、もしかしたら、初日しか取材していないのか、あるいは「別の目的」のために出し惜しみしているか。ただ、面白い写真が一枚あります。

 いつも羽生君の取材時に背後に立てかけられているANAのついたて(看板?)を黒髪セミロングの女性が設置していて、羽生君が「おっ?」と後ろを振り返るカット、

 これはレアかもしれません。小さい写真ですが、自然な表情なので、ぜひ書店でチェックしてみてください。

 さて、羽生君の記事については、もう語ることはありません。で、このガイドブックがマガジンやLifeと違う点は、海外選手も一通りまとめられている点。例えば、今季の男子シングルの展望を佐野稔先生がなさっていて、2点、面白い!と思うコメントがありました。

  「フェルナンデスは、当然、世界選手権3連覇を狙ってきます。手強い存在ですが、羽生は同じリンクで練習していて動向はわかるでしょうから、それほど恐れることはないと思います。むしろ伸びしろを持っている金(博洋)のほうが脅威かもしれません。

  「侮れないのが、山本(草太)と同じくシニアデビュー組のダニエル・サモーヒン(イスラエル)とネイサン・チェン(アメリカ)です。サモーヒンは、今年の世界ジュニア選手権フリーで3度の4回転を跳び、逆転優勝しました。いったいどこに4回転を隠し持っていたんだという感じですよ。GPシリーズはカナダ大会と中国大会にエントリーしていますが、GPファイナルに残る可能性も十分ありますよ。」

 1つめの方は、正直、実力・実績ともにボーヤンよりもハビの方がまだ上で、私の見立てとは逆です。ただ、ボーヤンはジャンプは凄いわけで、いきなりスケートアメリカで昌磨と一騎打ちですし、どれぐらい仕上がっているかは興味があります。

 2つめ。16年の世界ジュニアって、ネイサンは怪我で欠場だし、草太君が出場してたら普通に勝ってたのでは?というのが、私の認識でした。ただ、この雑誌はやけにサモーヒン推しで(その割には写真がない!)、上の佐野先生の記事と重複しますが、別の所でも、

  「天性のエンターテイナーでもある彼は、個性的なプログラムで観客の注意をそらさない演技を見せる。今年の世界ジュニアではフリーで3度の4回転を成功させ、SP9位から一気に逆転優勝を果たした。」

 と、しつこくプッシュしているので、私も注視してみようと思います。

 あと二つ。一つは、松岡修造さんのインタビューがまた熱いです。

  「羽生さんがすごいのは、『照準を合わせるのは、ファイナルではなく世界選手権でいいのでは』とのまわりの声もあるなか、『1回ならまぐれもある。"こいつは本物だぞ"と思わせるのは、世界最高得点を連続で出せるファイナルしかないんだ』と言っていたことです。ファイナルで更新した点数より何より、そういうとらえ方が異次元だなと感じます。』

 これ、私は初耳でした。『メソッド』にも『蒼い炎II』もにもなかったはずだし、修造さんの熱気に押されて、さらに強気な発言が出たんですかね。もう一つ引用します。

 ――その二人(羽生君&昌磨)を追う若手として山本草太選手がシニアGPデビューします。

  「草太さんと話した時に、『まだ自分は羽生さんや昌磨さんのいるトップグループに入れない』という発言をしたことがありました。謙遜なのかもしれませんが、でも僕は正直、『入りたい』と言ってほしい。僕は、あえて彼には、『もっと自分を大きく持とう』と伝えたいですね。

 もう、あの長身をかがめながら、修造さんはすでに草太君に伝えてるんじゃないか、その様子を脳内にはっきりイメージできるのは、きっと私だけじゃないはず・・・。やっぱこの人のキャラは濃くて、熱くて、もう大好き!

 最後に、無良君と漫画家の久保ミツロウ先生の対談も楽しく読めました。アニメ「ユーリ!!! on ICE」放送記念のトークで、これ読んでて思うのが、無良君は人格者ってだけでなく、競技者の心理・視点を適格に語ってくれて、解説もいけるんじゃない?と。

 アニメの方はこの記事がアップされて数時間後、深夜2時21分からテレ朝で。BS朝日で10/9(日)の深夜1時からも再放送があるようです。

 わざわざアニメのキャラ用の振付を宮本賢二先生が監修(というか、夜にリンクを貸し切って実演したとか!)らしくて、賢二先生忙しいのに、ご苦労様です。

 私もしっかりHDDに予約しましたんで、皆さんもぜひ見ましょう!

 では、また明日!

 Jun

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