On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:応援ブック

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 2018年6月13日発売。税込み価格「1,080円」。全83頁。応援ブックのバックナンバーは「こちら」。

 この雑誌の新刊が出ると、いつもこの話から始めますが、4年前のソチ五輪直前に創刊。創刊号でゆづをフィーチャーした誌面構成を組んで、当時マニアの間ではその先見性を驚かれました。その後「写真重視系(ゆづ重視系)雑誌」としてトップを走ったものの、「フィギュアスケートファン通信」の登場に始まり、その他にも優秀な雑誌が次々と出版されて、しだいに影が薄くなっていきました。

 ところが、「通信」が休刊状態になった影響もあるのか、この「応援ブック」がまた息を吹き返してきた感があります。

 この雑誌の最大の弱点は「画質がやや粗い」点で、そこは確かに、CWWの愛蔵版ブックやキスクラには及びませんが、今回はスケ連に忖度せずに、ゆづ尽くしという感じで、全盛期の「通信」のような物量作戦で攻めた誌面になっています。五輪二連覇にして国民栄誉賞受賞のレジェンドを特集しまくってどこが悪い?と、正答な理由があることも、この潔いボリュームの後押しをしているのでしょう。以下、内容をざっと確認していきます。

 表1と表4は画像の通り。表2はFaOIのオープニング&フィナーレゆづ。表3は春の園遊会で羽生善治竜王とのツーショット。奥付はスケ連表彰式です。写真はすべて「フォート・キシモト」とクレジットされています。ポスターは無し。

 (1)FaOI 2018(4~17頁)

 今年のFaOIを取り上げた雑誌としては、キスクラに続いて2番目になります。たしかに画質はやや粗いですが、この計14ページには集合写真的なショットはゼロで、すべてゆづです。しかも、キスクラでは足りなかったフィナーレの写真もけっこう入っているので、あの衣装が好きな方は要チェックです。

 (2)仙台パレード(18~27頁)

 パレードカーのゆづをアップで撮ったショットや、記者会見のショットなど、他誌でも見かけたような写真がある中で、2ページぶちぬきで、沿道の群衆の中(沿道のファン目線)からパレードカーを撮影したショット(20~21頁)が珍しい。私も当日あの現場にいましたから、このカメラマンも炎天下の中、群衆でもみくちゃにされながらこの写真を撮ったのかなと、臨場感に満ちた一枚です。現地に行かれた方は、あの日の興奮と感動が蘇ること間違いなしです。

 (3)CiONTU 2018(28~54頁)

 計27ページの大ボリュームです。ツィゴイネだけで、いきなり10ページの13ショット。黒パリが4ページ、黒Tが4ページ、白Tが3ページ、フィナーレが6ページ。

 トークショーの写真がけっこう細かい部分まで写っていて、羽生君はアシックスのシューズだけどジョニーはナイキとか、質問に来た男の子はニューバランスとか、通訳の新村さんのネイルは凄いな・・・とか、色々と面白かったです。

 (4)ミラノワールド(55~62頁)

 宇野選手、刑事君、友野君、表彰式で、各2ページという構成です。

 (5)平昌五輪<ゆづ>(63~81頁)

 表彰式1ページ、バラ1(白ジャージ含む)6ページ、SEIMEIが4ページ、メダルセレモニーが2ページ、スワン4ページ、EXフィナーレ4ページです。

 最後の一枚、「ザギ虎」ちゃんとの2ショットが超目立っていますが、我々の間では暗黙の常識である「左手の配慮」が輝いていますね。

 以上、全83頁のうち、他の選手は、世界選手権のたったの8ページだけです。キスクラも70ページ近くが羽生君の記事に割かれていましたが、あの雑誌はインタビューやテキストも豊富だったので、純粋に写真の量で言うと、本誌に軍配が上がります。

 しかも価格は、本誌が「1,080円」で、キスクラは「1,728円」ですから、雑誌購入をセーブされている方にとっても、お財布に優しい価格設定ですね。

 明日発売のクワドラプルでは、ゆづ成分は間違いなく薄いはずなんで、新刊発売の予定が比較的少ないことを考えると、この2冊は書店でチェックしてみても良いと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 2018年2月24日発売。税込み価格「1080円」。応援ブックのバックナンバーのレビューは「こちら」。

 上記画像の「目次」は分かりにくいので、自己流にアレンジして、内容をざっとご紹介します。

 (1)記者会見と公式練習(6~14頁→→9ページ)

 (2)団体戦(15~16頁)※ゆづ写真なし

 (3)真・4回転時代(22~26頁)※ゆづのクワド写真(4T・4S・4Lo・4Lz)の詰め合わせ。平昌五輪のショットは無し

 (4)ゆづのショート(27~47頁→→21ページ)

 (5)ライバルのショート(とアイスアリーナ外観とソチの写真)(48~55頁)※ソチ五輪の演技時とメダルセレモニーの写真が2ページ

 (6)ゆづのフリー(56~77頁→→22ページ)

 (7)ライバルのフリー(と表彰式)(78~93頁→→2ページ)※ハビ・宇野選手とのショットが2ページ(4枚)

 (8)メダルセレモニーと平昌五輪回想(94~98頁→→2ページ)※ハビ・宇野選手との2ページぶち抜きショットが1枚

 赤字にしたのは、「平昌五輪での羽生君の写真」の部分です。つまり、全編平昌五輪のゆづ尽くしではなく、ある程度、他の選手の写真も含まれている点を注意してください。

 表2(表紙裏)、表3(裏表紙裏)、奥付も含めると、平昌五輪のゆづ写真は約60ページといった所でしょうか。テキストだらけで平昌のゆづ写真がほんのわずかだったAERAに比べたら、十分満足できるボリュームだと思います。

 ただ、この雑誌独特のレイアウトは不変で(※冒頭にリンクを貼ったバックナンバーの記事を参照)、写真とともに大会中の羽生君の発言などをドン!と添えた、お馴染みのスタイルです。これが邪魔だと思う方は、これから続々と発売される写真重視系雑誌には、写真のみを誌面に掲載してくれるものもありますので、本誌については、書店で実物を見てみるか、あるいは購入を保留しておく方が良いかもしれません。



 EXと閉会式への参加が確定的なので、もし購入雑誌を厳選するならば、まず間違いないものだと、3月9日発売予定の「ジュエルズのフォトブック」だと思います(※過去のフォトブック→「2015-2016」「2016-2017」)。そこまで我慢するのが一番賢い選択です。

 たとえ写真重視系の雑誌であっても、表紙だけでは内容を読み切れない部分もあって、「通信」が潰されたように、某所からの「羽生ばかり載せて売ろうとするな!」という「横やり」が入っている可能性もあります。どさくさに紛れて、「表紙は羽生なのに、宇野が何十ページも!」ということも十分にありえますんで、そこは、私もしっかり今後の記事の中で指摘していきたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 巷では、ネットやら地上波やらで、宇野君の「5大会連続300点超え」という見出しが躍っています。ただ、プランタン・国別・ロンバルディアが入っての5回が、「その羽生も300点超えの回数は5度」と「同列に扱うってのはどうなの?」と、さすがに温厚な私でもストレスがたまります。ただ、「惑星ハニュー」の新しい翻訳記事を読んで、冷静さを取り戻すことができました。皆さんも、ぜひどうぞ。

 2017年10月28日発売。バックナンバーは「こちら」で。「通信」のゆづ成分が減ったことで、同日発売の「応援ブック」にがぜん注目が集まりました。

 2014年2月に創刊し、写真重視系のフィギュアスケート雑誌、しかもゆづ中心という大胆な誌面構成は、その後、多くの模倣雑誌を生みました。ただ、後発の「通信」に完全にお株を奪われ、出版も滞りがちになり、ヘルシンキワールド特集号以来の新刊です。

 (1)掲載写真の内訳→→頭から102頁までノンストップでゆづです。並びとしては、ロステレ公式練習→オータム(移動時・バラ1・SEIMEI・表彰式で、13ページ)→ロステレSP→雪のロシア写真(2ページ)→公式練習→SEIMEI→表彰式です。この後、宇野君、刑事君、ネイサン、Pさん、ハビ、テン、ボーヤンを1ページずつで紹介する103~109頁。ロステレEXが110~113頁。表紙・表紙の裏・裏表紙の裏・目次兼奥付等はすべて羽生君。以上です。

 (2)写真について→→まず、表紙に「速報ロシア大会」とありますが、オータムの写真が13ページ含まれていることを、ご注意ください。昨日も言及しましたが、一冊の中で見比べてみると、やはりオータムの写真の粗さがはっきり分かりますね。あと、雪のロシアの風景写真の所(66~67頁)に、「羽生結弦とロシア」という主旨でテキストもあるんですが、せっかくだし、ボブリン夫妻の指導を受けた11年9月の合宿のことが書いてあったら親切なのになぁ・・・と。

 羽生君の写真については、「通信」と多少重複があります。4Lzのショットは同じ写真なんですが、こちらの方が大きい反面、やや粗くなっています。同じ試合の、しかも同様にアフロスポーツやフォートキシモトの写真を使って、同日発売ですから、これはこれで仕方ない部分があります。

 問題はレイアウトです。前のヘルシンキ号のスタイルを完全踏襲しています。

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 これはその前号なんですが、すべてのSPの写真には「葛藤」、フリーの写真には「覚悟」というテンプレ付きで、大会期間中の会見等での羽生君の発言がけっこうデカく流し込まれています。

 それが、本誌の場合、SPは「果敢」、フリーは「不屈」という表記になり、テキストもこんな感じでドーン!とあります。

 これぞ「応援ブックスタイル」で、写真を見ながら、大会中のコメントも確認できるという意味では便利なんですけど、「邪魔でしかない・・・」と、私のように受け止める方もおられることでしょう。羽生君の発言をチェックするならば、完全収録の「マガジン」を読めばいいわけで、「写真は写真で楽しみたい!」という方には、ちょっとなぁ・・・と感じるかもしれません。

 もう一つ。大事なことを書いておきます。ロステレのバラ1で、4Loでバランスを崩した写真(45頁)と、4T+3Tを転倒した写真(55頁、2枚)が掲載されています。

 はて?じゃあ、「通信」で羽生君の試合中の転倒写真なんてあったかな?と、コンプリートしてるわけじゃないですが、ウチにある「通信」の24冊のバックナンバーをチェックしてみると、2号」(48頁)と「13号」(26頁)で中国杯フリーの転倒。「10号」(58頁)のニースロミジュリ中盤の転倒。この3つは確認しました。演技直後だと、ロンドンワールドのダムパリを演じきって立ち上がれない写真は、けっこう見かけますね。

 「応援ブック」の編集者に悪意があるとは思いませんが、大量の写真を収めつつ、いちいちテキストも付けなきゃいけないという編集方針なので、そういう写真も入れないと「ドラマティックな誌面にならない」という判断なのかもしれません。

 「通信」と比べると、写真のボリュームでは圧倒的に上です。巷で言われる「圧力」の被害からも、今の所は逃れられているようですね。したがって、このレイアウトを許容できるか、上記の「転倒写真」の件を受け入れられるか、という所ですか。ただ、このような文字情報オンリーの私の感想と、実際に店頭で実物を手に取ってみるのとでは、印象は違ってくるはずですので、できれば書店に足を運んでもらえればと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 2017年4月7日発売。いわゆる「写真重視系フィギュアスケート雑誌」の先駆者がこの「応援ブック」です。何度も別の所で書きましたが、やはりこの雑誌の歴史的貢献に触れないわけにはいきません。

 創刊号の発売は、2014年2月3日。ソチ五輪直前の発売にして、表紙に羽生君を抜擢し、巻頭大特集のゆづ推し。思い切った誌面構成の願いが通じたのか、羽生君は19歳にして五輪初出場・金メダル獲得を達成したのでした。いまこの創刊号を見てみると、「編集者も手探りでゆづのことを勉強している」という「手作り感」があります。ある種の記念碑的な一冊ですから、ぜひ入手してみてください。

 「写真重視系」雑誌は、その後、「フィギュアスケートファン通信」の登場により、戦国時代的な乱立状態となります。その他にも、テキストを極力排した写真集的なものから、萌え系のもの、B4の大判雑誌等々、個性的なものが次々と出てくる中で、「これ!」という個性を打ち出せない「応援ブック」は勢いを落としていきます。

 そこで、今回の「世界選手権SP」です。先に「通信」の最新号を見た後にこちらの中身を見ていて感じたのは、

 思っていたより「通信」と写真の重複がそれほどない。

 ということなんです。「通信買ったから、こっちはいいわ・・・」という方、ご近所で本誌が見つかりそうなら、ぜひ中身をチェックしてみてください。

 ただ、写真自体はいいんだけど、鮮明度に欠けますね。これはけっこうハッキリわかるので、他誌と見比べてみるといいと思います。

 紙質については、表紙・中身ともに「ツルツル系じゃないタイプ」で、私は気になりませんが、好みは分かれるかもしれません。

 冒頭から80頁までノンストップでゆづ尽くし。「通信」と比べると、プリンスとホプレガの比率が高く、練習写真は少なめです。その後に、他の有力選手紹介が8ページあって、最後にEX(スワン含む)が4ページあります。スワン狙いだと物足りないですね。

 そして、テキストがけっこうあるので、これをどう評価するか。けっこう「字で埋めたい!」という主張が出ていて、良くも悪くも、創刊号の頃と変わっていません。これを「この雑誌の伝統」として許容できるかどうか。個人的には、「通信」がほぼ毎月刊行していることを考えると、この雑誌まで「通信」っぽくなっちゃうのもなぁ・・・とも思うので、こういう「古いスタイル」が残っていてもいいのかなと。

 ちなみに、ヘルシンキの街の写真(50~51頁)があって、私はこういう「箸休め」的な写真はあっていいと思うんです。「マガジン」みたいにオススメ観光スポットやホテル紹介(しかもけっこうセレブチック)まであると、このページって必要?ってなるんですが、この2ページはけっこう気に入っています。

 そういえば、トレーシーの写っているショットが多いです。元々、解説の仕事もけっこうやる方なのでキスクラまで来ること自体が珍しいのですが、だから多めに採用したのかもしれませんね。

 では、また明日!

 Jun

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 2016年12月10日発売。やけにアマゾンのレビューに低評価が並んでいますが、この本の果たした功績は大きいんですよね。

 「フィギュアスケート日本男子シングル選手を特集したフォト雑誌」という体裁ながら、創刊号から堂々と「ゆづ推し」を展開した、少なくとも私が知る限り最初の雑誌です。本体743円という良心的な価格設定も画期的でした。

 創刊号の発売は、2014年2月3日。ソチの10日前です。この雑誌を立ち上げた編集者は預言者か何かだろうか?と、その先見の明には今もなお驚くばかりです。

 つけ麺店で言うと、大勝軒のような存在。この雑誌が登場し、ゆづ君がソチで金を獲ってから、「応援ブック・リスペクト(?)」な雑誌がポコジャカ出てくるわけです。

 なぜ大勝軒を例えに出したかといえば、いまや、大勝軒よりも旨くて質が高く、個性もあるつけ麺店は、都内に限っても山ほどあるからです。(※ちなみに私は池袋のBASSOドリルマンのつけ麺が一番好きです。でも、このお店はラーメンの方が美味しいと思いますが・・・)

 大勝軒といえば、今の基準で見ると、つけ汁は酸味と甘みが強くシャバシャバ系。一方、後発店のつけ汁は、ギトギトな粘性たっぷりで、味もよりしょっぱ濃い攻撃的なものになり、魚粉もドバドバ入る。「昭和の給食のソフト麺」風だった大勝軒の麺に替わって、攻撃的なつけ汁に負けない太くて硬い麺が採用されていく・・・。

 「写真重視型のフィギュアスケート雑誌の世界」といえば、「フィギュアスケートファン通信」は、ただでさえ羽生君が療養中で音沙汰の無かったこのオフシーズンも、知恵を絞って毎月出版し、シーズンインすれば、最速発売と写真の量で不動の地位を確立。

 その後、「通信」を意識した、さらに極端な雑誌が、「フィギュアスケートMemorial」で、一大会一冊主義で、まるでコマ送りのように大量の写真を掲載。ほかにも、「FIGURE SKATERS」のような常識外れの大判サイズの雑誌も登場しました。

 強烈な個性を持つ後発誌と比べて、本号を読みながら、「応援ブック」の特徴って何だろう?と改めて考えてみると、写真の枚数で「通信」に負け、発売日も「通信」より遅く、サイズこそ、従来のA4サイズよりも横幅が広くなって大きくなったものの、特別インパクトがあるわけでもない・・・。

 と、周辺情報はともかく、本号の具体的な構成を見てみましょう。表紙、目次、奥付、裏表紙、すべて羽生君の写真です。

 (1)NHK杯(4~23頁)。公式練習が2頁。パープルプリンスが6頁。ホプレガが6頁。表彰式が2頁。スワンが4頁。

 (2)スケカナ(24~37頁)。公式練習4頁。ホワイトプリンス4頁。ホプレガ4頁。スワン2頁。※公式練習の最初の2頁、黒のUAのウェアで「集中と静寂」という表現がピタっとハマるような羽生君の表情が、2ページぶちぬき。赤と白の文字カラーとの対比も素敵です。素晴らしいので、ぜひチェックしてみてください。

 (3)無良君&宇野君(38~67頁)。無良君はスケカナのみ。宇野君はロシア杯とスケアメ。

 (4)オータム(68~81頁)。ホワイトプリンス4頁。ホプレガ6頁。オータムの写真を使ったプログラム解説でプリンス2頁、ホプレガ2頁。

 近い試合から古い試合へ遡る感じで、大会ごとに写真を並べ、間に他の選手も挟むというのは、最近レビューした「KISS & CRY」に似ています。ただ、写真の質はキスクラの方が高いですね。全体的に立ち姿の写真が多くて、「通信」と比べたら写真の総数は多いわけではないのに、ページをめくっていて単調な感じがします。

 アマゾンで表紙写真の件が言われていますけど、個人的に、裏表紙の方が問題だと思います。NHK杯の表彰式はまだ良いとして、なぜ下の2枚がコレなの?と。角度は3枚とも同じで、左下なんて、目つむってるやん!なぜこのセレクションで「オッケー」が出たのか理解できません。

 応援ブックは、テキストがそこそこ挟まれているのも創刊以来の特徴で、構成要素別のスコア表、本人の発言と、各試合での演技のポイントがつかめるようになっています。テキスト自体はしっかりしていて、萌え要素も皆無。悪くありません。

 ただ、大会期間中の羽生君の発言を全て把握したいのであれば、やっぱり「マガジン」を買うし、写真目的なら、質、量、サイズ、それぞれに持ち味のある他誌に手が伸びてしまう。
 
 結局、どの点も中途半端感があって、どうしても「応援ブックじゃなきゃ!」という長所が希薄。強いて挙げれば、「1冊で写真も情報も、他の有力な日本男子選手もそれなりにカバーできる」という点でしょうか。

 つくづく思うのは、ライバルが現れた時に、いかにモデルチェンジできるかどうか。現状維持のままではすぐに抜かれてしまう・・・。

 「応援ブック」がどこよりもはやく熱心に応援していた羽生君が、いまもなお選曲・構成の面で進化と挑戦の手を緩めていないというのも、皮肉な話です。

 悪い雑誌ではないんですが、いまなら他を買っちゃうよなぁ・・・と。ぜひ、「応援ブック」の編集スタッフの方々には発奮していただきたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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