On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:本田武史

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 Sportivaの続きです。バックナンバーのレビューは「こちら」。

 羽生君以外の現役選手の記事は、写真と簡素な試合レポートという感じで、特に目新しい情報や証言はなし。

 その後に続く、荒川さんと本田さんの企画を読んでみると、二人が持っていた「オリンピックへのイメージ」がまったく対照的で、興味深かったです。

 ともに、1981年生まれ(本田さんの方が一学年上)。初めての五輪出場は長野(98年)で、荒川さんは13位、本田さんは15位。

 本田さんは、高校生の頃からアメリカやカナダを拠点にトレーニングを積んで、ソルトレイク(02年)で4位。荒川さんは日本で高校・大学生活を過ごして、ソルトレイクには出場できず、トリノ(06年)で金メダル獲得。

 「天才」の名を欲しいままにして、「日本男子フィギュアにメダルを!」と期待された本田さんと、国内に強力なライバルがいてそこまで注目が集中しなかった荒川さん。どちらかというと、のびのびやっていた荒川さんの方が金メダルを獲るというのも、ある意味で運命なのかもしれません。

 以下、本田さんに集中しますが、ソルトレイクの頃の男子はヤグディンとプルシェンコが強すぎた部分もあって、ソルトレイクでの本田さんはSPで2位発進だったものの、フリーでミスが出て総合4位。コーチのダグ・リーと相談して、当初フリーのクワドはサルコウとトウループの2種予定だったところ、トウループ1種類に「落とした」ら、ミスが出てしまった、と。本誌の宇都宮さんのエッセイの中では、本田さんは「悔いなし」というトーンですね。

 そこで、ジュエルズの「Vol.06」を読むと、当時監督の城田さんは「2種類跳ぶべき」と主張していたが採用されず、「1種類にした時点で、メダルはすでに消えていた」と回想していますね。

 いま改めてこの部分を読んでみると、平昌五輪での最終決定権がどこの誰にあるのかは、やはり気になります。

 羽生君とは違って、ソルトレイクでの本田さんは怪我明けのぶっつけ本番ではないし、城田さんの立場も、当時はスケ連の監督、現在はANAの監督と状況は違う。

 でも、何より違うのは、羽生君の性格と本田さんの性格ですよね。

  「僕がヤグディンやプルシェンコに勝てるはずがない」

 ジュエルズで城田さんは、「それが本田の口癖だった」「勝てる技術があるのに歯がゆかった」とまで言ってます。

 逆に羽生君なんて、他の選手なんて関係ない、自分が最高の演技をすれば、「圧倒的な内容で勝てる」とまで言っている。

 なんか、Sportivaよりもジュエルズのレビューになっていますが、当時の本田さんの4Lzや4Fは「ネイサンよりも質が高い。今の時代でも十分戦える」と城田さんは評しています。これは、ネイサンのクワドの質にダメ出しをしているとも言えますね。

 逆に、Sportivaが優っているのは、本田さんの孤独なアメリカ時代の苦労話ですね。アメリカとカナダってそんなに違うんだ?と思うと同時に、だから城田さんは、羽生君をお母さんと一緒にクリケットに送り込んだのかな・・・と、本田さんの時の経験が生かされているような気がします。

 今月から来月にかけて、宇都宮さんの本も出るし、城田さんの本も出る。両者の連載を読み比べてみても、持ち味がかなり違うので、いまから楽しみです。

 では、また明日!

 Jun

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 Ice Jewels Vol.06の続きです。今日は、「3人のコーチに聞く 彼らの流儀」から、まずは、ミーシンコーチのインタ(71~73頁)を。

 国別対抗戦ではジジュンちゃんのコーチとして来ていましたが、正直言うと、「過去の人」という印象を持っていたんです。しかし、ここでの氏の発言は、なかなか刺激的な内容です。ちょっと長めに引用してみます。

 ――今季の大きな大会では、いままでになく4回転ジャンプを多く見る機会がありました。男子シングルの進化についてどのようにお考えですか?

  「フィギュアスケートは正しい方向に向かって発展していると思います。・・・スケートの発展や進化は、ある一定の変化、ルール、そしてジャッジングの考え方によって決まります

  「例えば、バンクーバー五輪の前は、さして長い歴史を持たないひとつの要素、『つなぎ』の部分がジャッジングにおいて重要視されていました。当時のフィギュア界をリードしていた選手たちもインタビューでこの点に触れ、エバン・ライサチェクやパトリック・チャンも自分たちは『つなぎ』の部分でエフゲニー・プルシェンコに勝っていると話していました。私に言わせれば、この方向性こそフィギュア競技が一時行き詰った原因だったのです

  「・・・当然のことながら、各エレメンツのつなぎ方は重要です。でも、エレメンツそのものも非常に重要なんです。近い将来、選手たちが4回転ジャンプしか跳ばなくなる時代が来るでしょう

 ――あなたがおっしゃる全種類の4回転ジャンプには、アクセルも含まれますか?

  「いいえ、アクセルは含みません。アクセルは難しいジャンプですから。ジャンプの専門家として、いつ5回転ジャンプの時代が来るのか?と聞かれることがあります。5回転ジャンプを跳ぶためには、これまでとは完全に違う跳び方が必要です

  「例えば、人間はまず砂の上を走り、そのあとに競技場のトラックの上を走るようになりました。やり投げも同じです。まず投げる行為を始め、そのあとに投げるメソッドを研究してきました。走り高跳びも以前ははさみ跳びが多くみられましたが、いまでは背面跳びが主流です。つまり、5回転ジャンプを跳ぶためには、根本的な部分の革新が必要だということです。現代の人類には、5回転ジャンプを跳ぶために必要なスピードと力がありません

  「・・・女子はすでに技術力の限界に到達したため、最近はすべてのエレメンツを基礎点が1.1倍となるプログラム後半に入れてくるようになりました。そうそう、プログラム後半の組み立て方について、私の考えに関心を持っていただけるかもしれませんね」

  「これもまたルールと採点システムによって、選手たちを袋小路に追い込んでしまうものだと思っています。第一に、ハーモニー(調和)が存在しません。高得点を狙う選手は、音楽の質や音楽の内容なんて気にしていません。ゆっくりとしたペースでプログラムをスタートし、エンディングに向かって曲のテンポも速くなる。そして、すべてのジャンプをプログラムの後半に入れてくるんです。ジャンプそのものの質もあまり良くないですね。というのも、最後の2分間にジャンプが集中してしまい、つなぎのステップも粗いからです。これではダメです。フィギュア界は、もっとこの点を注視するべきです。プログラムの終盤にエレメンツを入れるから、より難しくなるのでしょうか?ならば、スピンも終盤にまとめてしまえばいいはずです。でもそれでは、プログラム序盤はステップもなく、ただリンク内を滑っているだけの構成になってしまいます」

 ――ネーサン・チェンは、プログラム序盤にほとんどのジャンプを跳びますね。4回転を続けて入れてきます。これはこれでバランスが悪いのでは?

  「これもまた極端な例ですね。ISUが取るべき道は、ハーモニーの追求です。芸術的側面と技術的側面の調和が必要ですし、プログラム序盤や終盤にエレメンツが偏らないようにしなくてはなりません。私もアレクセイ・ウルマノフやアレクセイ・ヤグディンの頃には、同じようなことをしていました。つまり、すべてのジャンプを序盤に入れていました。でも、当時のルールやジャッジングの潮流がそうさせていたのです

 →→他競技の進化を参考に、フィギュアスケートのジャンプを見るという視点は知的好奇心を刺激されますね。実に面白い!

 そして、近年の、女子シングルにおける「ジャンプ後半集中化」に苦言を呈しつつも、そういうフィギュアスケートの「流行現象」というものが、その時期特有のルールや採点システムに原因があること、つまり「歴史の産物」であって、それに氏自身も抗えなかったことを正直に認めています。

 私のように「あんまりスキじゃないから」という理由でメドベやザギちゃんを批判するのは、しょせん部外者のたわごとにすぎず、選手たちは人生懸けてるし、コーチも選手を勝たせるのが仕事ですからね。おそらく、平昌五輪の女子シングルでは、「ジャンプ後半化」の流れは止まらないでしょう。

 一方で、男子シングルに関しては、ネイサンやボーヤンのように4Lzや4Fを「前半」に固めるタイプと、羽生君(あるいはハビ)のように4Tや4Sを「後半」に持ってくるタイプとの一騎打ち、という構図になるかもしれません。もちろん、ルッツやフリップのコンビネーションを後半に跳べれば最強ですが、さらにGOEももらえて成功率も高いスケーターを見るというのは、まだ先の話かな・・・という気がします。

 他にも、なぜコストナーのコーチを引き受けたのか?という話や、そもそも大学の先生でありながらなぜコーチ業にも興味を持ったのか?という話まで、全編面白いので、ぜひ読んでみてください。

 けっこうなボリュームになったので、他は軽めに。城田さんの連載は本田武史さんについてですが、ソルトレーク五輪直前の「壮行会」の話は、前号でも別の記事でチラっと出てましたね。しかし、ミーシンさんもそうですが、城田さんも舌鋒鋭い(性格キツい)というか、本田さんの実力を評価していただけに、彼の精神面の弱さが歯がゆかったのでしょうね。この調子で羽生君についてもガツンと言うのでしょうか?たぶん、平昌五輪本番までジュエルズは出るとしてもあと2冊でしょうから、この連載ではまだ羽生君まで行かないかもしれませんね。

 リプちゃんの近況が紹介されてますが、インタを読む限り、一時期言われていた体重増加の問題はクリアして、怪我を治しつつ、モチベーションは高いように感じます。大人の女性の顔立ちになっています。リーザも輝きを取り戻したし、もう一度頑張ってもらいたいものです。

 巻末に神宮外苑のアイススケート場の紹介がされています。ビックリしたのが、現在クラブ員は300名いて、新規入会するには1年半かかるとのこと。しかも、今年の5~7月は氷の張り替えで休業。来年1月から「1年間かけてリニューアル工事」って、新規会員どころか、現会員も練習場所の確保は大変なんじゃないか?と心配です。

 このたった2ページの記事を見ただけで、フィギュアスケートをやるには、東京はやはり不利。やっぱり、名古屋か大阪か・・・と。首都圏はカネが余ってるんじゃないのかい?おかしいでしょこれ!と、やりきれない気持ちになりました。

 では、また明日!

 Jun

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 一応、Numberの続きという形の記事なんですが、改めて、本田武史・伊藤みどり・ミッツ・マングローブ、3氏による座談会を読んでみると、あれ?あんまり記事として取り上げる部分がない・・・と思いました。

 それは、この座談会の内容が面白くないという意味ではなく、元日の夜に私が「覚醒の時」を改めて見て、そこから、私の気持ちが以下に取り上げる2つのポイントにロックオンしちゃってるから、なのかもしれません。

 Number自体は、コンビニ等で容易に立ち読みできる雑誌ですから、昨日から考えている2点のみ取り上げてみます。

 ――特に注目している選手や今後の展望について、存分に語っていただけたらと思います。まずは日本男子をどうご覧になっていますか?

 伊藤 「(羽生選手の)ショートの衣装は、お尻の筋肉の付き方や体のラインを際立たせていますよね。」

 ミッツ 「彼も年々成長してるので、大人の色気みたいなものを観客や審判にアピールしていく狙いがあるのかも。そういった部分は緻密に計算してそうですね。

 本田 「だけどプーさんが好きなんですよね。」

 ミッツ 「だけど、プーさんを抱いているときでもあどけない表情をしなくなった。なんていうんだろう、若干男っぽい表情を見せるようになりましたよね。

 伊藤 「ミッツさん、よく見てますね~。」

 ミッツ 「もう22歳といい年齢ですし、むしろそれくらい狙ってやってほしいです。彼のセルフプロデュース力は私も常に注目してますよ。」

 →→狙ってる?私はまったく思いません。少なくとも、「Let's Go Crazy」に関しては、ジェフと緊密な意見交換をしつつ、自分でもプリンスの動画をチェックして、純粋に「研究の成果」で男の色気が出ているのだと思います。プーさんを未だにキスクラや公式練習で連れてくるのは、それは「ゲン担ぎ」の部分と、「ファンとともにある」という意思表示ではないかと。「狙う」んだったら、プーさんのティッシュケースをもう使いませんって。

 ――個性派で気になる選手はいますか?

 ミッツ 「個性的といったら、やっぱり羽生君がダントツなんじゃないですか。技術や見た目、プレゼンテーション能力も含めて、一番個性的。実は王道だと思われているけど、王道の人ではないような気がするんですよね。盤石の王者としてどっしり構えている羽生くんに個性的な人が挑んでいるような構図に見えるけど、実は一番個性的な人が、今、絶対的な王者なんですよ。

 ――ミッツさんが考える王道は、どういう選手になるんですか?

 ミッツ 「王道の王者はやっぱりパトリック・チャンとかエフゲニー・プルシェンコ・・・あとはステファン・ランビエールかな。これぞ男子!っていう感じの、周りを撥ねつけるようなオーラがある選手。」

 →→ミッツさん、よく言ってくれました!ここは私も同意したい。最近どこかで目にした「羽生選手にはもっといろんなタイプのプログラムに挑戦してほしい」という主旨の某氏の提言に、はぁ?と思ったんですが、羽生君ほどさまざまなジャンルに挑戦している選手はいないんじゃないかと。

 しかも、それは、やはり2012年にトロントに渡ったことが大きい。「覚醒の時」を見ていて思ったのは、もし仙台に留まったままで、阿部奈々美先生のプログラムを滑りつづけていたら、それこそ王道を進み続けていたと思うんです。

 阿部先生って、EXこそ、「Vertigo」とか「Somebody to Love」のようなポップな曲を採用してますけど、競技用のプログラムは基本的にクラシック系。10-11シーズン(「ホワイト・レジェンド」「ツィゴイネルワイゼン」)、11-12シーズン(「悲愴」「ロミオとジュリエット」)の映像を見ていて、そこからいきなりの、「パリの散歩道」はやはりインパクトありますよ。衣装も振付も、ジュニアっぽさが完全に消えたのが12-13シーズンからだと感じます。

 ミッツさんは「セルフプロデュース」という所に落ち着けたいようですが、私は、環境の変化と、パリ散やプリンスのような「新たな課題」に対して、羽生君が純粋に取り組んだ結果と見ています。

 また、羽生選手はジャンプの人。宇野選手は表現力の人。というような、雑誌でよく見る「分類的記述」も実はよくわからないですね。

 いやぁ、「覚醒の時」を見たのが数年前だったんですが、いろいろと発見がありました。そして、羽生君がカナダに渡ってすぐの頃の、ブライアンの若いこと!

 ふと思ったのが、次のDVDっていつ出すんでしょうね。平昌の後?引退してから?・・・いやいや、すぐに出してしまった方がいいと思うんですけどね。

 出たら出たで絶対に売れるはずだし、そういう話はあるはずなんですが、もしかしたら、所属先のANAとの間で揉めてる?・・・いやいや、あー、でも、楽曲の権利関係(プリンス)のハードルは高いかもしれません。前述の「Vertigo」が「覚醒の時」に収録されなかったのも、その影響があるのかも。

 でも、新年に改めての「覚醒の時」の視聴、オススメです!その後の羽生君のヒストリーについては、皆さんが「捕獲」したベスト映像集で埋めるということで。

 では、また明日!

 Jun

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 さて先日ご紹介した、「ユーリ!!! on ICE」ですが、テレビで観れなかった方は、ニコニコ動画でも丸々視聴することができます。「ニコニコ生放送」のスケジュールも3話まで上がっていますね。

 「ユーリIII on ICE」1話上映会
 ※10/8(土)12:20まで視聴可能

 ニコ動およびニコ生で見る利点は、アニメに詳しい人が熱心にコメントしているので、アニメの技術的な面でのこの作品の凄さが分かります。

 アニメもフィギュアスケートも詳しくない私の感想として、以下、つらつらと挙げてみます。ネタバレ要素を含んでますので、視聴後に読まれることをオススメします。

 ・まず主題歌。この英語の発音は外人だろうなぁ・・・でも歌自体はイマイチ素人くさいなぁ・・・と思っていたら、あの五代友厚役で大ブレイクした、ディーン・フジオカさんやないですか!なにしてはるんですか!とビックリ。朝ドラ時代は、NHKの有働さんの番組でヒップホップ調の自作曲を披露していたんですが、こういう正統派な曲も書くんですね。 配信限定シングルのようです。

 ・冒頭のGPファイナルの解説者が「本田さん」と呼ばれていて、エンドロールを見たら、「本田:本田武史」とあって、いちいち戻して確認したら、確かに一言だけコメントしていました。でも、これから再登場の可能性は十分ありますね。

 ・主人公の名前が、勝生勇利(かつき・ゆうり)。むかし、勇利アルバチャコフという、協栄ジム所属のロシア人ボクサーがいて、世界王座を7度防衛して、しかも毎回ほぼ圧勝とむちゃくちゃ強かったんですが、さすがに制作者サイドにボクシングの知識は無いかな・・・。


※とても体重50.8kgの階級とは思えない、右の破壊力と倒しっぷりです。

 で、勝生の「かつき」という読みからは、当然ながら町田樹さんが思い浮かびますし、でも漢字の並びは我らが羽生結弦のオマージュであることは間違いなさそう。

 ・で、タイトルに掲げましたが、フィギュアスケートとは基本的に無関係な所がいちいちリアルで、私にはかなりツボでした。まず、勇利君が5年ぶりに帰省した故郷の佐賀県長谷津駅。時刻表の電車の本数が1時間に1~2本という少なさがまさに地方の田舎都市的。実家は温泉食堂(宿?)。勇利君も彼のおふくろさんも太りやすい体質を自認してる通り、西日の差す仏壇部屋にトレッドミルが鎮座しています。左耳にピアスをズラっと空けてタバコをスパスパ吸う勇利君の姉ちゃんは、一見そっけないけど「応援するよ」と温かい。店内にボトルキープ的に並んでいた 魔界への誘いという焼酎は、調べてみたら実際に佐賀にあるようですね。てか、九州の人は一杯目の乾杯から焼酎なんだよなぁ・・・。でも、元バレエダンサーで勇利君の師匠(?)のミナコさんはこの店の宴会場のテレビで代々木のワールド(フェンスの看板の企業名がいちいちリアル!)を見ながら、 イカ刺しでビール大瓶を一人で7本も 空けてて、飲みすぎはもちろんだけど、ちょっとちょっと焼酎の宣伝になってないよ!と、ツッコミたく・・・。ちなみに、ミナコさんのCVの小松由佳さんは、この間まで「クリミナルマインド」でレギュラーだった、ジェニファー・ラブ・ヒューイットを担当していたから、すぐ分かりました。

 ・と、まくしたてましたが、地元のスケートリンク「アイスキャッスルはせつ」は、そりゃもう、私もかつてチラっと寄った「アイスリンク仙台」を思い出します。アイリンはソリの貸し出しもされていましたが、この「アイスキャッスル」にはそういう掲示は見当たりませんでした。

 ・1話の最後、ヴィクトルが実家の温泉に浸かっていて、「キミのコーチをしてやるよ」ってなりますが、わざわざ佐賀まで・・・、しかもあんな大きなプードルまで連れてくるわけ?と、ツッコミ要素はありますが、まぁいいでしょう。

 ライバルが同門になるのはスポーツアニメの定番ですけど、この「二人のユーリ」が仲良くなったら面白くないし、いがみあい続けて、試合で決着をつけるのもありがち。三人全員で試合で対決?・・・それもなぁと、けっこう着地点が難しいんじゃない?と思います。いずれにしても、来週以降、楽しみです!

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 こちらも買ってきました。これからじっくり目を通しますが、随所に、そう来るか!・・・という部分があり、やはり独自・独特のスタンスを確立した雑誌ですね。写真は裏表紙のセレクションも含めて最高ですね。

 では、また明日!

 Jun

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 2011年12月16日発売。羽生君の2011-2012シーズンといえば「ニース」であり、日本を拠点としていた最後のシーズンでもあります。Planner/Writerに青嶋ひろのさん。写真は能登直さんのものが多めですが、すべてではありません。Cutting Edgeといえば、インタビュー以外の企画もいつも面白いものばかりで、この号もその点は健在。それにしても、この時点ですでに羽生君にかなりのページ数を割いていることに驚きます。

 ここに収められている羽生君のロングインタビューは、3月の東日本大震災から、11月のロステレコム・カップ(GPロシア杯)で優勝してGPファイナル出場を決めた辺りまでを振り返る内容になっています。

 以下、インタビューの気になった部分のみをピックアップしてみます。他のおもしろ企画については、画像をクリックしていただけると読めると思います。

  「(60回のショーに出演したことについて)これはさすがに・・・しんどかったですよ!ショーって、試合以上にノーミスしなけりゃいけない。もちろん試合もだけど、ショーのほうが純粋にお客さんに見ていただくものだから、『クリーンないい演技をしなきゃいけないんだ』ってやっぱり思うんです。」

 ショーこそノーミスが要求されるという話は、今年1月の荒川さんとの対談(放送は2月)でも出てきてました。こちらの記事もご参照ください。

 で、このインタビュー中に気になる一節が。

  「7月頃、東神奈川と仙台を行ったり来たりしてた時に、風邪気味で胃が痛くなっちゃった。それで2日ほど練習を休んだけれど、それくらいでした。(「ううん、まだあったよ」とお母さん)。ああ、ドリーム(6/22-24)滑って、ファンタジーや福岡のチャリティ(7/2-4)を滑って、プリンスの東京公演(7/15-18)を滑った後に、『もう、練習やだあ』ってなったりもしましたね(笑)。」

 そりゃあ、羽生君のママは事実上のマネージャーで、インタビューに同席していることも容易に想像できるとはいえ、雑誌の中でその存在のみならず発言も一部収録されていたのは、初めてかもしれません。このように常に横で目を光らせているわけですね。

 リンクがなくて普段の練習ができない中、4回転の調子が落ちなかった理由について、こう答えています。

  「まずは、無良選手です。いつもアドバイスをもらってるんですよ。豊橋でサルコウを教えてくれたのも無良選手ですし、ザ・アイスの大阪でも名古屋でも、アドバイスしてくれました。いつも、『一緒に練習しようよ』って声をかけてもらえるし、僕のアクセルもすごく褒めてくれて・・・嬉しかったです。それから本田武史さんや、総司先生(田中総司コーチ)も。武史先生には、横浜をはじめプリンスでは毎回教えてもらったんです。仙台のリンクで教えてもらっていた総司先生とも、プリンスの公演中はずっと一緒でしたしね。」

 記事を書きながら、青嶋さんの手がけた『蒼い炎』もチェックしているんですけど、単行本の方ではかなりカットされている感じです。



  「何が何でも、プログラムには4回転を組み込まなきゃって、僕自身が思ってることもあって、『NEW結弦=4回転』みたいに思っていただくことはとても嬉しいですが、4回転ばっかりじゃないぞってところは、見せたいと思ってます。ちっちゃい頃の僕は、あんまりジャンプが安定しなかったので、どちらかと言うとジャンプではなく、スケーティングなどで評価されていたんです。だからやっぱりシニアになっても、ジャンプだけの選手にはなりたくない。他の部分でも評価される選手になりたいなって思っています。

 羽生君といえば震災。羽生君といえばジャンプ、4回転。未だにいろんなところでこれらのテーマついて、同じような質問がループ状態でされてますが、この11-12シーズンの時点でしっかり自分なりの答えを導き出しているんですよね。感心します。

 次に、11年9月のロシア合宿について。「羽生結弦が見たロシアにおけるコーチング」という感じで、興味深い内容です。やや長いですが、お付き合いください。

  「1週間のモスクワ合宿だったんですけど、選手は僕ひとりなんですよ。先生は、ボブリン先生とナタリア先生のふたり(1981年世界選手権男子銅メダリストのイゴール・ボブリンと、カルガリー五輪ダンス金メダリストのナタリア・ベステミアノワ。二人は夫妻)。・・・とにかくジャンプなしでプログラムだけ、スケーティングだけを、1時間半の間ずーっと滑り続ける。間に20分ぐらい休憩をして、その後また1時間30分、ガーッと滑る。ほぼ3時間ぶっ続けで、死ぬかと思いましたよ・・・。ジャンプの練習よりも、スピンとかステップとかを延々繰り返すほうが、実際はしんどいですね。

  「それほど厳しくはなかったけれど、すごく丁寧におしえてくださいました。ステップは・・・クロスをしている脚は必死に動いていても、上半身は何事もないように美しく、優雅に、『まるで白鳥みたいにね』って教わりました。そんな指導を、ふたりの先生たちが実際に動いて、『こっちの動きのほうがいいね』『いや、違うね』なんて、意見を交わしながらやってくれる。自分はロシア語がわからないから、何を話しているかはわかりません。でも、『こうやったらいいんじゃない?』『いや、こっちのほうがいい』みたいな会話をとことんしていて、そのなかで最良のものを選んでくれる。 そんな試行錯誤、プログラムを練って練って作る様子が見られて、それは本当にすごいな、と思いましたね。やっぱりロシアは、"ロシアのフィギュアスケート"というものが、しっかり確立されてる。そしてそれが、世界に通用するものなんだな、と。

  「嬉しかったのはそんなロシアの先生たちに、自分のスケート、とくにビールマンやイナバウアー、柔軟性を褒めてもらえたこと。イナバウアーは、『もっとできるでしょ!』なんて言われて、背中の反りやすい手の位置を教えてもらいました。・・・ビールマンも、『もっと頑張りなさいよ!』って言われてるんです。男子はシニアになるとビールマンができる選手は少ないし、 『君くらいうまく回れる選手はいない。だからもっと練習しなさい!』なんて言われました。柔軟性は僕の特長として頑張って伸ばしてきた点でもあるし、一番って言われてることを目指してやってきたから。そこをロシアの先生に褒められて、頑張ってきてよかったと思いました。」

 「厳しくはないけど丁寧」というのは、文字だけ見るといまいちピンと来ないんですが、「長所なんだからもっと練習しなさい!」、その長所をのばすためにこうしてみよう・・という流れを見て、「丁寧さ」の意味と意図がストンと腑に落ちた気がします。

 一般論で言いますけど、いわゆる日本的な教育環境って、「キミはそこがダメなんだから、まずはそこを人なみにできるようになさい!」「すでにある程度出来ている部分をどうするかは、それからの話だ!」ってガミガミ言われがちですよね。70点の数学と、90点の国語なら、数学の勉強をまずやりなさいと。

 ただ、このロシアの先生の発想は、90点の国語を、95点、100点にするためにもっと勉強しなさい、というもので、面白いなぁと。

 12年のニースの快挙の背景に、羽生君がアイスショーを実戦的なトレーニングの場として活用し、技術的な精度を落とさないように努めていたことは多くの人の知る所だと思います。

 それにプラスして、無良君や本田先生たちに代表される仲間や恩師たちからの協力、そしてこのロシア合宿も無視できない要素だったんだなと、これらは個人的に新たな発見でした。

 Cutting Edge、そして現行のQuadrupleのロングインタビューは、いつも期待を裏切らない、質・量ともに他の追随を許さない貴重なものが本当に多いです。

 では、また明日!

 Jun

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