On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:白岩優奈

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 一昨日昨日に引き続いて、全日本現地観戦記の3日目です。この記事は24日のお昼から書き始めていますが、これがアップされる頃には、日本代表は決定していることでしょう。

 まぁ、女子シングルは、常識的に考えれば、知子ちゃんと花織ちゃんで決まりだと思うんですが、なにしろ、あのスケ連だからなぁ・・・と、この団体や伊東のおっさんを信用しきれない自分がいます。

 では、観戦記の方へ。女子フリーがメインのこの日を、もっとも重要視していたので、16時前に現地に到着して、全競技を見てきました。

 飛田給駅前のコンビニで買う肉まんも、3日連続はさすがに飽きるので、3日目はチーズカレーまんにしたら失敗しました。普通に肉まんでよかったわ(涙)。

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 この日は、Kブロックの2列目。で、これまでの記事で文句を言ってきた「隠れて見えないスクリーン」なんですが、このKブロック側から見える赤枠のスクリーンは、ちゃんと上まで見えるのです。ただ、スクリーンのサイズ自体が小さく、天井から低い位置に吊っているのかもしれません。

 実は、女子フリーの第3グループの舞依ちゃんまでは赤丸の座席で見て、最終の第4グループは、青枠辺りの立ち見エリアから観戦しました。理由は、最終滑走まで見た後、すぐに会場を出るためです。この座席表で言うと、Nブロックの右上の方に、たった一か所の出入り口があるからです。

 さて、試合の感想については、第3グループから。個人的に一押しの荒木さんは、ジャンプで2つミスがあり、スコアは伸びませんでした。上から見ていて、後続選手と比べると、スケーティングもスピンも元気がなくて、この辺りの強化が今後の課題になりそうです。

 

 実を言うと、この日、もっとも衝撃を受けたのは白岩優奈ちゃんでした。この前の滑走の横井さんの演技は、会場でもスタオベ客が続出するほど充実していましたが、優奈ちゃんのスケーティングの速さは、ギアが2段階、いや3段階は違う感じです。フェンスに突っ込んでいくんじゃないかと、心配になるほど。

 しかも、ジャンプの回転スピードも全然違う。テレビや動画で見ると、彼女のジャンプって「巧い」とは思っても「速い」とは感じなかったんですが、この日、上から見ていたら、知子ちゃんよりも回転は速いのでは?とさえ感じました。もちろん、ジャンプ自体の高さは知子ちゃんよりも出てるので、これは凄い武器ですよ。

 彼女のスケーティングは、リンク全体を使って縦横無尽に躍動していて、あえて高い位置から観戦すると魅力がよくわかるかもしれません。お金を払ってでも見る価値のあるスケートだと思います。

 つぎの滑走の舞依ちゃんも、よく頑張りました。私もスタオベで手が痛くなるぐらい拍手を送りました。ショートでのミスを「リベルタンゴ」というプログラムのせいにする人がいますが、ヘルシンキでもSPでミスがありましたし、同じチームの花織ちゃんはリショーさんのプロを2本ともほぼ完璧に滑っているわけで、舞依ちゃん自身が、ショート自体に対する苦手意識というか何らかの問題を抱えているとみるべきでしょう。

 ただ、会場での声援、人気度で言うと、舞依ちゃんは知子ちゃんといい勝負で、現地観戦するような気合いの入ったスケオタから愛されている証拠です。私も含めて、まだまだ彼女のスケートを見たいファンは大勢いますから、頑張ってほしいです。

 ここから場所を移動して、青枠の辺りに陣取りました。この時間になると、ショートサイドもロングサイドも、立ち見席は8割以上埋まっていたかもしれません。

 さて、新葉ちゃんですが、SPで2Aをミスったこともあって、最初の入りが心配だったんですが、まったく危なげなく2Aを決めて、お、いいじゃん!と思ってたんですけどね・・・。怪我の情報も入ってきましたが、やっぱりそうだったか・・・じゃあ、しょうがないね、という感じです。

 えーっと、真凛ちゃんについて少し。ジャンプのミスは、今季の彼女のパフォーマンスから考えると仕方ない部分もあるんですけど、それよりも気になったのは、上から見ていると、動きがこじんまりとしているんですよね。同門の優奈ちゃんと比べると、スケーティングのスピードは明らかに出てないし、活動エリアも狭いというか、ちょっと動いてちょっと跳んで、みたいな印象なんですよ。

 せっかく身長もあって、上半身の動きもキレイなのに、それを生かすようなパフォーマンスになっていない。選曲や振付に問題があるのか、スケーティング自体に難があるのかは分かりません。今大会に関しては、ジャンプのミスがあったから妥当なスコアなんですけど、いまいちPCSも上がってこないのは、その辺りにも原因があるような気がします。

 知子ちゃんも、プレッシャーの中、よく頑張りました。正直言うと、NHK杯は別にして、スケアメや名古屋のファイナルと比べて、この日のフリーが特別際立っていたとは思いません。PCSの74点台というのは、ファイナルのコストナーに出た点数ですから、ちょっとなぁ・・・という気はします。まぁ、日本のナショナルの優勝者には220点ぐらいは出しておいて、五輪に向けて、他国にプレッシャーをかけるという意味はあるのかも。

 ただ、リハビリ中に徹底的に磨き上げた、スピン、ステップ、所作のクオリティは、今日の他の選手を大きく引き離して、彼女が一番だと思います。

 最後に花織ちゃん。いやぁ・・・この「アメリ」が、彼女の今後の人生を左右するような、勝負のプログラムになるとは、今季初めには誰も予想していなかったんじゃないでしょうか?DOIでお披露目された時から評価は真っ二つに割れていて、ネットでは「色物扱い」すらされていました。

 私自身、彼女は、平昌五輪の代表争いは厳しいと思っていたので、北京を考えた時に、「アメリ」のような特殊なプログラムを今のうちに演じておいて、表現の幅を広げることは大切で、その意味で、このプログラムを支持していたのです。

 でも、上から見ていて、「この4分で人生変わるよ!がんばれ!」と念じるようにして見ていました。スケアメに比べると、ジャンプもスケーティングもかなり慎重に入っていた印象ですが、五輪代表のかかるこの全日本の、しかも最終滑走で、よくまとめたと思います。

 最後のスピンから拍手が鳴りやまず、現地にいた方はご存じのはずですが、選手・コーチがキスクラに座ってからも、ちんたら採点していてなかなかスコアが出ないので、観客がまるでコンサートのアンコールを要求するように、手拍子で煽っていました。それで、139点というアナウンスが流れて、会場全体から、

  ええええぇ・・・・

 こういうのって、ボクシングの中継の場合、ありえない判定結果だと、観客だけでなく、アナウンサーも解説者も「ええぇ」って正直に言うんですが、フィギュアスケートの中継もそれを見習ってほしいものです(笑)。

 表彰式は見ずにすぐに会場を出たので、帰宅はスムーズでした。後でフジの放送を見ると、橋本聖子がやらかしていましたが、もはや私の中で、この人はスポーツをやっていた人という認識はなくて、森喜朗あたりと同列に見ています。もし、森のじーさんが「さとこ」と読めなくても腹が立たないのと同じで、どーでもいいけどはやく辞めてくんねーかな!と、それだけですね。しかし、そういう人間がご立派な地位に居座れるのが、残念ながら、この日本社会の特徴なんですけどね。

 これから、男子フリーを見るために、出かける準備に取り掛かりたいと思います。羽生君からのビデオメッセージがあるかどうか・・・そこは気になります。

 では、また明日!

 Jun

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 それでは、女子フリーです。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんの「こちら」で。



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 ライストで見ていたので、滑走順で、舞依ちゃんから。上が中国杯、下がフランス杯のスコアです。

 まず、今回、緑枠で囲んだ2Aが単発になってしまい、後ろの2つのジャンプで見事にリカバリーを達成しました。この3つのジャンプについて、両大会における基礎点の違いは生まれません。

 にも関わらず、基礎点が「0.03」点、フランス杯の方が高くなっています。その理由は、足換えコンビネーションスピンのレベルの違いと、3Fが今回は後半のジャンプとしてカウントされていること(中国杯:3.50+5.30=8.80、フランス杯:3.00+5.83=8.83)によるものです。

 では、中国杯よりもスコアを若干落とした理由は何かというと、私には理解不能です。むしろ、人間が採点しているからこそ、説明不可能な誤差が生まれているんだと思います。

 滑走順が1番だったからとか、SPのミスによる印象の悪さがあったからとか、だからリベルタンゴはダメだとか、色々と言う人がいますが、そんなことを言ったら、中国杯なんて第1グループでの演技でしたし、まったく説明になっていません。私はこの微差をもって、舞依ちゃんの今回のフリー演技に注文をつけるような、愚かなことはしません。

 中国杯、そしてフランス杯と、公式練習での衝突、「壁ドン」と直後のスピンへの影響、そして今回のフリーのリカバリーと、さまざまなアクシデントを経験しながら、一歩も引かずに、彼女は勇気を持ってしかもクレバーに戦いました。

 かりに、特にアクシデントもなく、ノーミスの演技を揃えて、両大会で3位だったとしても、ファイナルに残れているかどうかわかりません。むしろ、悔しさと課題とアクシデントを経験したことが、全日本、そして五輪に向けて、貴重な教訓になったのでは?と思います。

 私がこんな所でぐだぐだ書くまでもなく、聡明な中野先生のことですから、すでにそのように指導をされていることでしょう。まったく心配いりません。さらに強くなった舞依ちゃんを全日本で見られることを、楽しみにしています。



 つぎに、優奈ちゃん。素晴らしい「展覧会の絵」でした。ライブで見ていて、ミスらしいミスは、最後の3Loの転倒(と回転不足)ぐらいと思っていましたが、「壁ドン」だけかもと思いましたが、3Fの減点もあったようです。

 でも、わずか一週間前のNHK杯とはまるで別人です。若い人の成長曲線というのは、急カーブを描いて上昇していくのですね。キスクラでの田村コーチとの会話が拾われていましたが、「最後(3Lo)だけやり直したい!」と語っていて、それ以外の部分はたしかな自信を得たということでしょう。彼女は怪我だけが心配だったんですが、いいコンディションと自信を得て、全日本に臨んでくれそうです。



 ザギちゃんは、結局なんだかんだで、勝っちゃいましたね。私はSPのブラックスワンも好きなんですけど、このドン・キホーテは、2シーズン目ということもあり、彼女も滑りやすいのでしょう。

 このプログラムの何がすごいって、ジャンプ後半固め打ちの技術点の高さはもちろんですが、そのジャンプの着氷と音楽とのタイミングが抜群で、いわゆる「音ハメ」というやつですね。他の選手とはちょっと違うレベルで融合しています。ビシ!ビシ!と決まるので、まるで熟練したジャズドラマーのリズム感のような、この子は音楽的な才能もあるのかな?と、そんなことも考えてしまいました。

 ミスを無くして、現状の構成を維持しつつ、PCSをもらえるようになると、ちょっと他の選手が敵わなく可能性があります。



 ソツコワは、きっとフリーでは回転不足で刺されるだろうと誰もが思っていたはずですが、見事に滑りきりましたね。NHK杯直後は、「ツルスカヤより弱い!」と、私なんかは感じていましたが、こりゃ撤回しなきゃいけないかもしれません。

 今季彼女が多用している「タノ」については異論があると思いますが、でもこのコンマ何点の積み重ねで、今回の2位があるわけです。その執念、アスリート魂を認めないわけにはいきません。今回もフリーのスタート位置に着く前に、太ももをバシバシひっぱたいていましたが、それぐらい気持ちの強い選手。世界最強のロシア女子の中で、GPシリーズを2戦もらって、見事にファイナル行きを決めましたから、その根性はダテじゃないですね。



 ケイトリンという選手に恨みがあるわけじゃないですが、カナダの露骨な後押しがどうも好きになれないんですよね。

 ただ、今回のフリーほど、彼女を応援したことはなかったです。コケるな!いけ!1位で逃げ切れ!と。

 しかし、ステップアウト1つ、1コケ、そして最後の1Aへの抜けで、

  あかーーーーん!

 と、頭抱えちゃいました。日本全国の、このフランス杯をライストで深夜に見るようなスケオタの皆さまは、おなじ心境だったと思います。

 これにより、ファイナル進出者として、メドベ、ザギ、オズモンド、コストナー、ソツコワまでが決定。

 残り1枠をめぐって、スケカナでは、事実上のワグナーとツルスカヤの一騎打ちになります。新葉ちゃんがファイナルに残れないケースとしては、以下の3つが考えられます。

 ・ワグナーかツルスカヤ、どちらかが優勝する

 ・ワグナーが「235.76」点以上で2位になる(ツルスカヤは3位以下)

 ・ツルスカヤが「209.51」点以上で2位になる(ワグナーは3位以下)

 2番目はまずないとして、1番目と3番目は大いに可能性はありそうです。ただ、新葉ちゃんの進出の目が残っていることは事実ですから、ここは、知子ちゃんと花織ちゃんに頑張ってもらいましょう。また、直前企画もやりたいと思います。

 では、また明日!

 Jun

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 女子SPの滑走時刻が、日にちをまたぐ形になっているので、暫定版として、優奈ちゃんとザギちゃんのみメモを残しておきます。舞依ちゃんを含めてさらに何名か追加予定ですので、また後でチェックしてみてください。

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 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。ライストは、いつも安定のYouTubeが、第1グループはじまっていきなりBANされて、焦りましたよ。とりあえず、「EUROSPORT 2」が生きていたので、なんとか記事をかけます。



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 それでは、優奈ちゃんから。最高の演技でした。「66.05」で、3位発進です。エッジエラー・アテンション、回転不足、すべてゼロの、完璧な内容です。ジャンプが若干低く見えなくもないので、ヒヤっとするんですが、彼女の場合、跳んでから幅が出るのが強みです。ステップがレベル4ならばパーフェクトでした。全日本までに究めてほしいですね。



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 そして、ザギちゃん。まさかの「62.46」の5位・・・。見ていて、信じられませんでした。3Lz+3Loは、最初のルッツで転倒。したがって、つづく3Fでリカバリーを試みますが、2ndの3Loでお手つき。2Aは成功。

 しかし、プロトコルを見てみると、転倒したルッツと手をついたループで回転不足がありました。さすがにジャンプでこれだけミスがあると、技術点は下がりますが、セカンドループで転倒した中国杯のSPのPCSが「31.43」だったので、このおかげでダメージを緩和できている感じです。



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 さて、舞依ちゃん。冒頭の壁ドンにはビックリしました。しかも、あの位置って、中野先生の目の前だったんです。先生はなにか声をかけているように見えました。テレ朝だと土曜のお昼の2時から放送がありますが、ぜひ確認してみてください。結果論ですけど、無理してトウループをつけないで、フリップでリカバーできなかったのかな・・・という気もします。

 さすがに精神的動揺からか、直後のスピンでおそらく規定を満たさず、レベル2と取りこぼします。しかし、私も一昨日の記事で注目していた、ステップで見事にレベル4を取り、PCSは全体の2位で、ソツコワよりも高い点をもらえました。「64.57」の4位なら、そこまで悲観するほどではありません。

 今回も、頭のおかしなジャッジがいますね。ロシア(J4)です。ソツコワとザギちゃんをファイナルにねじこみたいのは分かるとはいえ、PCSよりもむしろ、3Fに「-1」って、ホント、恥ずかしくないのか?と思います。ちなみに、フリーにもこのロシアのジャッジは入っています。

 まぁ、いいんじゃないでしょうか。最近ではウサイン・ボルト。昔だとカール・ルイスのような、後半の追い込みで、ぜひ上位陣をまくってほしいと思います。チャンスはまだありますよ!





 2位に入ったソツコワですが、衣装が変わりましたね。下の動画がスケカナですが、ピンクが濃くなっただけでなく、首回りの装飾が、どこかの王室の方のような、超ゴージャスになっていました。

 3Fで着氷が乱れて、その減点を除けば、全体的には良い内容だったと思います。スケカナで刺されまくった、ジャンプの回転不足をきっちり修正してきましたね。

 ただ、NHK杯で、おなじ長身のツルちゃんを見た後だからかもしれませんが、後半の上半身の振付がちょっと単調かな・・・という気がしないでもないです。言葉は悪いですが、いわゆる「腕が棒」ってやつですね。とはいえ、繊細さのあるツルちゃんと比べて、力強さを感じる演技で、そこは彼女の特徴だと思います。



 これだけ有力選手にミスが出ると、ケイトリンは今回独走かな・・・と思っていたら、わからないものですね。

 冒頭のフリップのコンビネーションは、2ndがダブルになり、ライストで見ていて、「あれ?抜けてんじゃん!」と思わず、声が出てしまいました。舞依ちゃんのケースと違って、そんなに壁に接近しているようには見えませんでした。ザギちゃんの転倒、舞依ちゃんの壁ドンに続いて、この夜の、3度目の衝撃です。

 つぎの3Lzも着氷時にお手つき。まぁ、2ミスです。ショートでこの人がミスするのをほとんど見たことがないですが、ならば、フリーでミスしないわけがないので、これは、舞依ちゃんにチャンスが出てきたと思います。

 ちなみに、これは嫌な情報かもしれませんが、かりに舞依ちゃんがフランス杯で優勝すると、GPシリーズの獲得ポイントが、9+15=24ポイントとなります。すると、新葉ちゃん(11+13=24)と並びますが、優勝している舞依ちゃんが優先されることになります。

 二人がファイナルに行ける条件ってあるんでしょうか?・・・スケアメが残っていますが、これから調べてみることにします。

 では、また明日!

 Jun

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satoko2


 すでに順位は確定していますが、今日は女子フリーの方を。リザルト関係は「こちら」で。



 まずは、優奈ちゃん。SPから衣装もメイクも大人っぽくなって、こちらもよく似合っていますね。SPでミスのあったルッツのコンビネーションの2ndを修正して、全体としては良かったです。

 プロトコルでは3Sが刺さっていますが、テレビで生放送を見ていた時には分からなかったです。2Aのお手付きと最後のループの抜けは残念でした。

 やはりシニア最初のGPということで、緊張感もあったのかもしれません。しっかり課題を持ち帰って、全日本でよいパフォーマンスを見せてほしいと思います。



 理華ちゃんは、特にこのフリーでは、丁寧に慎重にジャンプを跳んでいた印象です。逆に、ジャンプの入りの部分でスピードが足りなくなって、コンビネーションジャンプだけでURを2つ取られることになったのかなと。

 スケカナのプロトコルを見てみると、あのフリーよりは回転不足を減らせてはいるんですが、そのうちの3箇所は前回もURを取られているので、なかなか大変ですね。「スケカナだから」という話ではないことが分かった以上、ここは全日本までに気合いを入れて修正してもらいたいと思います。



 順位、スコアともに、以前の知子ちゃんのパフォーマンスからすると、今回のNHK杯について、きっと「物足りない」という意見はあるはずです。「ミス・パーフェクト」と言われ、「ミスしないこと」が彼女のトレードマークにさえなっていました。

 ところが、この二日間で目撃した知子ちゃんの演技には、彼女の新しい魅力が詰まっていると思いました。SP・フリーともに新プログラムで、しかも今季初の試合だというのに、一つひとつの所作が実に堂々としていて、余裕を持って表現できている印象でした。

 特にフリーの「蝶々夫人」は、上半身の動きが繊細で、リハビリ中のバレエレッスンなどが効いているのだなと思います。ジェイソンに私が感化されたわけじゃないですが、足元が微動だにしないスピンも本当に美しい。

 ジャンプについては、それはかつての知子ちゃんが出来ていたことですから、粛々と修正すればいい。むしろ、そこがクリアされれば、間違いなく以前よりも強い彼女が見られるはず。くれぐれもケガだけは気をつけて、スケアメがいまから待ち遠しいです。



 最後に、見事に台乗りを果たしたツルちゃんを。私は、ジュニア時代の、とくに強かった頃の彼女の演技をあまり知らないのですが、疲労骨折を経て、今季シニア初のGPにもかかわらず、SP・フリーともにパーフェクトでクリーンなパフォーマンスを見せてくれました。唯一ケチがつくのは、SPのステップがレベル3という部分だけです。これは驚異的と言っていいですね。

 今季のJGPで、解説のテッドさんが荒木菜那ちゃんの3LzのVTRを見ながら「ブーン!」とその高さを称えていましたが、この「ブーン」の声が出たのは、「ジュニア時代のツル以来」と、マニアの間で話題になっていました。たしかに、NHK杯でのこの高いジャンプを見ていると、なるほどなぁ・・・と納得です。

 こうなってくると、ロシア女子の3番手はツルちゃんになってもおかしくない。ポゴちゃんはまず怪我が心配ですし、ソツコワは回転不足の不安がある。ラジ子も、今季の状態は良いとはいえ、クリーンな演技を2本、コンスタントに揃えられるか?というと、怪しいです。

 ちなみに、ミスのあったコストナーが2位で、なぜノーミスのツルが3位なんだ?という議論があるようです。ただ、シニア一年目の子にそんなにPCSが出るはずがないのは分かりきっている話で、私はまったく驚かなかったです。良くも悪くも、いまのフィギュアスケートはそういうルールになっているので、ツルちゃんも、少なくとも2シーズンこの演技を続けて、ビッグタイトルの争いに絡むぐらいになってからでしょうね。

 そう考えると、来週のフランス杯は楽しみです。高いPCSが「約束」されているオズモンドに対し、最高難度のプログラムで挑む1年目のザギちゃん。ここに舞依ちゃんがどれだけ食らいついていけるか。

 明日は男子のフリー。明後日は「Memorial」のレビューをして、あと数日するとフランス杯ですから、最近ほんとうに一週間が早いです。

 では、また明日!

 Jun

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satoko

 羽生君の欠場が金曜の午後2時前に報じられました。具体的に全治どの程度なのかは分かりませんが、靱帯断裂ではなく靱帯損傷ならば、五輪絶望ということは無さそうです。そもそも、羽生君の実績を考えると、全日本の出場が「必須ではない」という記事も出ていますね。

 それはそれとして、現地観戦される(された)ファンの皆様には、私からも「残念です」としか言いようがありません。

 さて、今日は、女子SPについてメモを残しておきます。リザルト関係は「こちら」で。



 まずは、優奈ちゃん。フィンランディア杯のSPほど崩れなかったですが、ジャンプの細かい所でミスがありました。本人もNHKのインタで「身体が浮いたので」という主旨のコメントをしていて、コントロールに苦労していたようです。

 彼女は、昨年の全日本に象徴されるように、SPの順位から驚異的な追い上げのできる「後半型」の選手でもありますから、フリーに期待しましょう。



 理華ちゃんは、試合を重ねるごとに、どんどん良くなってきていると思います。後半の3LzにアテンションとURがつきましたが、私はむしろ、最初のコンビネーションの2ndの方を心配していたので、こちらが刺さらなかったのは本人にとっても、自信になるのではないかと。

 一つひとつの所作にメリハリがはっきり出ていて、見ていて気持ちのいい演技でした。明日の「フリーダ」の方は濃密なストーリーが展開されるプログラムですが、この調子でしっかりやってくれることでしょう。



 こういうことを言うのは、己の未熟さを晒すようですが、今回の羽生君の欠場と、さらに今後の大事な試合の前に一定期間の休養を余儀なくされる事態を「目撃」して、

  「さっとんや、あるいは草太君のファンの気持ちって、こういうものだったんだな・・・」

 と、初めて分かったような気がします。

 演技自体は新プロにも関わらず不安定なところがなく、「滑り込みを感じさせる」と荒川さんがコメントしていました。冒頭のコンビネーションは無理せずに、2ndをダブルに変更したようですね。

 その他のジャンプは「いつものさっとん」という感じでしたが、ルッツにURがつきました。彼女のことですから、フリーではきっちり修正してくれることでしょう。

 インタビューでの受け答えが、以前よりもハキハキと、明るく自信に満ちたものになっていたことも印象的でした。怪我と苦しいリハビリを経て、内面的にも強くなった証拠ですね。



 最後に、今日の放送で印象的だったものの一つが、ペアのSPのスイ・ハン組でした。特に、「1:15」(VTRでは「4:30」)辺りからのツイストリフトです。「男性が女性を空中に投げてキャッチする技」なんですが、女性が空中でタノりながら3回転しています。

 で、BS1の男性の解説者が、「私はこの片手上げが加点要素になることをルールブックで知ってはいましたが、生で肉眼で見たのは、今日が初めてです」と興奮気味に語っていて、そんなに凄いのか!この二人は!と、ビックリしました。やはり世界のトップに君臨する選手は、唯一無二の必殺技を持っているわけですね。

 明日も引き続きNHK杯をレビューしていきます。

 では、また明日!

 Jun

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