On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:17FaOI幕張

2017-07-20-18-16-05

2017-07-20-18-16-16

2017-07-20-18-16-34



 2017年7月20日発売。表紙だけを見ると、羽生君の単独インタがありそうな雰囲気ですが、残念ながらありません。写真は、まぁまぁ・・・って所です。

 目次をご覧いただくと分かるように、そもそも日本人のインタ自体が、まっちーと、杏里さん&真壁さんの対談のみです。まず、ここを押さえておく必要があります。

 とりあえず、羽生君関連で何か情報があるか?というと、FaOIのレポートは正直物足りないんですが、以下の3つのインタにて、羽生君に言及した部分があったので、今日はそちらをご紹介いたします。

 (1)プル様(37頁)

 ―― 現役の競技については、どんなふうにご覧になっていますか。

  「次のオリンピックは、フィギュアスケート史上でもっとも興味深い大会になると思うよ。最終グループの選手たちの実力差はかなり小さいし、演技構成は近いものになっている。4本か5本の4回転ジャンプをみんな跳ぶでしょう。だから勝負の分かれ目は誰がクリーンに最後まで滑りきることができるかにかかってくるし、その誰かが勝つことになる」

  昨シーズンにユヅルが世界選手権でやってみせたように、SPで出遅れたとしても、フリーが最高に美しくクリーンであれば逆転の可能性だってある。とてもエキサイティングな試合になると思うよ。誰が勝つか、見届けたい

 ―― あなた自身、4回転ジャンプでよく知られている選手でしたが。

  「ユヅルに4回転半のアクセルを跳んでほしいね!遠くない未来だと思う。ぼくも練習だけはしたことがあって、あと4回転トウ+4回転トウのコンビネーションに挑戦してみたことがあるんだよ」

 →→かりに平昌五輪後も現役を続行するとして、でもさすがに、4Aよりも、4Lzの方が先のような気がします。

 (2)杏里・真壁喜久夫対談(54頁)

 ―― ショーの現場の雰囲気はいががでしたか。

  杏里「・・・新潟公演のときも、羽生結弦さんが私のバンドのギタリストの今野竹雄くんと話して、『パリの散歩道』をやりたいということになった。真壁さんにご相談したら、『じゃあ、やろう』って言っていただけて、3日目に実現したんですよね。このように、現場で新しいものが生まれて、どんどん変化していくのって楽しい」

  真壁「いつでも、面白ければOKですから。このFOIでしか見られないコラボレーションですから、何でもやってみなきゃわからない。でも、面白くなければだめだし、その結果がどうかには目を光らせています」

  杏里「・・・今回、パフォーマンスに華やかさが出せたらと思って、私のほうからバンドの生演奏を入れることを提案してみたんです。スケーターの方々はやっぱりみなさん音楽がお好きだからか、リハーサルの段階からすごくテンションが上がって、盛り上がってくださった。羽生さんが最後までずっとリハーサルを見てくださっていたことも印象的でしたね

  杏里(56頁)「・・・それにしても、世界のスタースケーターたちがあれだけ集まって、総立ちになって盛り上げてくださる観客の方がいて、あの空間は本当に異次元でした。羽生さんが新潟公演の最終日、スピーチで『オリンピックよりも楽しかった』『自分の生きてきたなかで、いちばん今回が楽しかった』と言っていらしたのを聞いて、このFOIは、オリンピックとはまた違う、彼らの個性を引き立てられる場なんだな、と。そうやって、この先の彼らの人生も変えているんじゃないかなと思うんですよね

  真壁「実際のところで言うと、いまやジェフリー・バトルは世界で名だたる振付師の1人になったわけですが、今回もオープニングやフィナーレの振付をやってもらった。彼がこうやって日本に来ることで、日本のスケーターたちと交流して、振付につながっていったりすることもある。そういう意味で、このショーが役に立っているということはあるかもしれません

 →→本誌を購入した最大の収穫がこの部分でした。さあ、BSフジさん、「フィギュアスケートTV」がんばってくださいよ!と、ハードルを上げずにはいられません。

 真壁さんのジェフの件はまさにその通り。でも、17-18シーズンの日本人選手へのジェフの振付って、羽生君のバラ1を除くと、優奈ちゃんのSP以外になにかあったかな・・・。真凜ちゃんのSPはマリーナのようだし、梨花ちゃんもSPは未発表。じゃあ、日本滞在中のジェフは、バラ1の手直しもかなりやってたのかな・・・と勝手に予想(笑)。

 (3)イリヤ・アヴェルブフ(ロシアの振付家、アイスショーのプロデューサー。ソルトレーク五輪アイスダンス銅メダリスト。代表的な振付に、リプニツカヤの「シンドラーのリスト」メドベージェワの16-17シーズンのSP・フリーなど)

 ―― いまの競技はご覧になりますか。現在のロシアにおけるフィギュアスケートをどう思いますか(76~77頁)。

  「もちろん見ています。私はアマチュアの選手たちと仕事をしていますから、いま何が起きているかを知らなければなりません。もちろん、フィギュアスケートは急激な進歩を遂げていて、とくにここ数年はまず男子シングルでそのことが言えます。言うまでもなく、日本のシングルのスケーターはフィギュアスケートの最先端です」

  「ハビエル・フェルナンデスはヨーロッパのフィギュア界の名誉を固守しようと、できることのすべてを行っていますが、しかしもちろん羽生結弦は“天の住人”です。彼の持っているすべてにおける有機性は私を強く惹きつけています

 ―― あなたはご自分のショーに、日本のスケーターをアマチュア、プロに関わりなく招待したいと思いますか。

  「もちろん、どんなプロデューサーも、羽生、織田信成、高橋大輔のようなレベルのスケーターを呼びたいという夢を持っていますよ。だいたい一緒に仕事をしたいと思うスケーターたちはとてもたくさんいます。私は自分の企画を日本でお見せし、その主役に日本のスケーターを招きたいという希望を持っています」

 →→この方は、最近だとヤグディンのアイスショーのプロデュースで知られています。リプちゃんのシンドラーはともかく、メドベのプロは個人的にちょっとなぁ・・・という感じでしたが、でも、羽生君を“天の住人”ですか。

  なんだ、ゆづファンなのか!いいおじさんじゃないの!

 と、さっそく手の平返しをする私です。

 明日の記事ではFaOIに絞って、さまざまなインタをご紹介したいと思います。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

17FaOI1

 「バラ1応援企画」のバックナンバーはこちら





 14-15、15-16の両シーズンのバラ1を集中的に見た後で、改めてこのFaOI幕張のバラ1を見ると、まったく違うと思いました。

 まず、構成の違いは以下の通りです。

<旧>4S→4T+3T→FCSp→(後半)→3A→CSSp→StSq→CCoSp

<新>4Lo→FCSp→CSSp→(後半)→3A→4T+3T→StSq→CCoSp

 それを踏まえて、どう感じるか?ということなんですが、2つの点が印象に残りました。



 (1)さらに曲調に合ったエレメンツの再配置

 バラ1という曲はフルで9分ほどありますが(曲単体なら200円で買えます!)、このSPバージョンも、前半は静かな曲調で、終盤激しくなるという流れで編集されています。

 すると、15年のバラ1のように、序盤にクワド2種類を置くというのは、本来ならば「ミスマッチ」なんですよね。実を言うと、FaOI新潟のプログラムの中で羽生君はこうコメントしています。

  「(折山さんの「以前よりも力強さを感じる」という指摘に答えて)今の構成のバラードで力強さが出たというのは後半ステップの前に4回転-3回転が入っているというのがすごく大きいと思います。・・・トリプルアクセルはフワッとした感じでより音に溶け込むジャンプになっているし、トウループの連続ジャンプもより音にあうトウループになっているので

 特に、楽曲の最終盤、鍵盤を叩きつけるかのように激しくなる合図のような部分が、4T+3Tのセカンドジャンプの着氷時に羽生君が握りしめた両手をガツンと振り下ろす瞬間(2:26)と、ピタっと合っているんですよね。これが旧版だと、シットスピンの終わり際(2:19)で、手の平がパッと開いた瞬間とリンクしています。

17FaOI2



 Let's Go Crazyの4S+3Tも、セカンドジャンプの後にギュッと手を握りしめますが(1:26)、この新バラ1では、さらに激しい動きになっていて、まるで感情を剥き出しにした指揮者のような佇まいにも見えます。

 もちろん、15年のバラ1も素晴らしいのですが、おそらく、見ている側としては、来季のバラ1で、後半の4T+3Tを成功し、そこからステップへ、という怒涛の流れは、きっと、

  「よし、いいぞ!イケー!」

 リオ五輪の陸上の男子リレーでケンブリッジ選手にバトンが渡ったあの時のような、見る者すべてに興奮を与えてくれる、そういうマジカルな瞬間を提供してくれるのではないかと。



 後半に4T+3Tを置くことで基礎点アップ!というのは、そりゃもう確かにそうなんですけど、私はこのマイナーチェンジに、「羽生結弦のアスリート魂」を感じずにはいられません。

 本人は「違います!」と言うかもしれませんが、私はこのバラ1は「より戦うプログラム」へと変貌したと思っています。

 (2)旧版に慣れすぎたゆえの違和感?

 新バージョンを絶賛はしましたけど、15年ファイナルのバラ1というのは、もはや私の細胞レベルにまで刷り込まれているので、そりゃ、違和感を感じないわけではありません。

 新バラ1の場合、とくに、冒頭の4Loの後、スピンが2つ来て、後半の3Aとなりますが、この2つのジャンプの間がけっこう長いんですよね4Loを跳んだことを忘れてしまうぐらい長く感じます。言葉は悪いですけど、「中だるみ」という印象すら受けます。

 ただ、羽生君は、前述の新潟のプログラムの中で、「スピンはまだ改良するところがある。新しい手の振付も考えている」と語っていて、すでにこの辺りも課題として認識しているのかもしれません。私は、その「新しい手の振付」は特に前半部分に盛り込んでくると予想します。

 もちろん、これは、良い悪い、好き嫌いを言っているのではなく、単純に「いまは違和感を感じる」というだけの話です。

 来季、新しい衣装を身にまとい、名演技を見せてくれることで、15年のプログラムを忘れさせてほしいですね。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

2017-06-27-14-51-32

2017-06-27-14-52-01

2017-06-27-14-52-17

2017-06-27-14-51-41


 
 2017年6月27日発売。「通信」のバックナンバーはこちらで。

 まず、表紙を見て疑問に思ったのは、「幕張&新潟」とあって、なぜ神戸の写真を外したのか?ということなんですね。神戸のみの出演だった三原さんの写真が無いのが残念です。それから、今さら気づいたことで、KISS & CRYにもLifeにも言えるのですが、おそらく所属事務所等の事情(?)で、ゲストアーティストの写ったショットが一切ありません。もしかしたら、写真集の方には収録されるのかもしれませんが。

 さて、中身の方に。まず、全体的な印象としては、「バラ1盛り沢山」というのが率直な所。幕張(5月26日)と新潟(6月17日)とでは、オープニング&エンディングの衣装が違う一方、バラ1の衣装は不変ですから、バラ1の印象が強く残ります。

 じゃ、単調な内容になっているかというと、決してそうではなく、バラ1のショットも両公演でかぶらないように「うまく散らしている」と感じました。

 特に、このFaOI限定ともいえる「クレイジーショパン」のショットは、バラエティ豊か。投げキッス(32・33頁)は幕張からセレクト。新潟からはエアギター(80・81頁)や、腕まくりショット(78・79頁、86・87頁)と、しっかり漏れなく押さえられています。

 幕張と新潟の写真を「行ったり来たり」しながら見ていると、新潟は笑顔のショットが多いですね。ツアーも終盤に差し掛かり、参加スケーターとの連携も取れてきて、より楽しむ余裕というか安堵感が出てきたのかもしれません。「ゆづの笑顔のショット」という点では、新潟のフィナーレにたっぷり収められています。

 ほぼ羽生君中心で、両公演のショットが99頁までノンストップ。100~113頁で、ゲストスケーターが紹介されています。海外勢は今回特に豪華でしたから、写真一枚でも格の違いが出ているのは当然なんですが、日本の女子選手も特に真凜ちゃんはドーンとデカい写真で、次世代エースのオーラが漂っています。

 そう考えると、日本男子が羽生君と宇野君だけというのは、ちょっと寂しいですよね。若手選手の奮起を期待したいです。

 では、また明日!

 Jun

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村


フィギュアスケート ブログランキングへ
    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ