On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:18世界ジュニア

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 個人的に関心のあるスケーターからピックアップしていきます。まずはコストルナヤから。今季の彼女は、EXでもSPの「アディオス・ノニーノ」を演じていたので、これは初めて見ました。後半からカルメンの「ハバネラ」ですね。アレンジは違いますが、デールマンの今季SPも「ハバネラ」でした。

 構成は「アディオス・ノニーノ」のEXバージョンに近くて、3-3のコンビネーションジャンプを2本と、最後をイナバウアーからの2A。衣装がSPと同様に赤でかぶっているので、せっかくなんだから、別の色合いのものを見たかったなと思います。でも、まぁ、そこは来季のお楽しみということで。



 この子を見ていて思うのは、スタイル(体型)という意味では子どもっぽいんだけど、身体能力という面では間違いなく恵まれているわけで、フィギュアスケート、しかも女子シングルでそのような選手が評価されるというのは、時代も大きく変わってきたなぁ・・・としみじみ感じます。

 かつて、90年前後に伊藤みどりさんが、欧米選手にジャンプの技術で立ち向かった構図がありましたが、今はそのまったく逆というか、むしろロシアの若手が世界中に向けてそんな挑戦をしている状況かもしれません。まだまだ日本人選手も技術面で進化できるはず!と、トゥルソワを見てそう思います。



 「眉毛が太い」という部分だけじゃなくて、実はダニエリャンって、壷井達也君に似た雰囲気を感じます。しかし、この曲を聞くと、佐藤洸彬君の「フィガロスピン」を思い出さずにはいられないですが、残念ながら「ふぃ~~~がろ、ふぃがろふぃがろ」の所は入っていません。

 今大会調子のよかった3Aは抜けましたが、この子は3Loが上手いし、なんといってもスピンのポジションと回転速度、そして柔軟性も素晴らしい。これぐらいできる人って、ジェイソンか羽生君ぐらい?と、ジャンプ以外も見所たくさんで、応援したくなる選手です。



 いやあ、EXでは、もういろんなプレッシャーから解放されたのか、須本君はいい演技をしましたよ。3Aをラクラクと決めてから、スケーティングがよく伸びるし、全身を大きく使った、実に伸び伸びした演技だと思います。

 女性ヴォーカルかどうかはともかく、来季以降の競技用のプロで、ゆったりとしたヴォーカル曲やピアノ曲なんかも合うんじゃないかな?という気がします。



 最後に山下さんを。SPとフリーの衣装はともにパープル系で似ていたので、こちらの淡いグリーンはとても新鮮に見えます。

 ジャンプで転倒がありましたが、このEXではスケーティングのスピードの速さが目立ちます。やはりこのレベルの選手になると、これぐらいのかっ飛び具合で突っ込んでいかないと、演技の中にダイナミズムが生まれないのでしょうね。

 さて、シニアの方のワールドはもう来週ですか。男女ともに、有力選手で誰が出てくるのかまだ正確に把握できていませんが、新たにブレイクする選手が出てくるかかどうか、楽しみです。

 個人的には樋口新葉ちゃんに頑張ってもらいたい。昨年末以降辛い時期を過ごしてきたはずですから、笑顔で今季を締めくくってほしいです。

 では、また明日!

 Jun

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ceremony

 女子フリーの振り返りです。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。



 注目選手を滑走順に。まずは横井さんから。いい演技をしましたね!6位入賞。フリーのスコアに限れば4位の好成績です。正直言って、JGPと全日本ジュニアの成績で考えたら、紀平・山下・荒木の3選手で世界ジュニアを戦うのが妥当に思えたんですけど、全日本で覚醒した横井さんを選んだことが、結果的に大成功でしたね。

 シニアの坂本花織ちゃんとかぶるというか、全日本でベストパフォーマンスを披露した選手を大舞台の代表に抜擢したことで、その調子を本番でも維持し、期待に応えてくれた形になりますか。これを自信にして、来季も頑張ってもらいたいです。



 最終グループに入って、紀平さん。「なぜ6連で成功していた3Aが2本とも抜けたのか?メンタル弱すぎ!」と、ネットではいろんなことを言う人がいるんですけど、私が疑問に感じるのは、3Aを失敗した場合のプランBはどうなってるの?という話なんです。

 この後で見ていくトゥルソワも、JGPシリーズのフリーでは冒頭に4Sを入れていて、当時ほとんど抜け&コケていました。でも、例えば名古屋のファイナルでは、4Sのミスを引きずらずに、その後まとめたから、コストルナヤをわずかにかわして逃げ切れたわけです。

 薬指の怪我の影響もあるかもしれませんが、3Aの失敗を「後に引きずる」ならば、そもそも入れるべきじゃない。スピンやステップでも点を取れる選手だし、4年後を考えるなら、「大事な試合で3Aを失敗してそのまま崩れる」というパターンは避けなきゃいけない。

 シニアに上がれば、3AはSP・フリー合わせて計3本となりますが、1本、2本、3本、あるいは0本と、いろんなパターンを試しながら、ベストな構成を導き出してほしいですね。



 世界を驚かせたトゥルソワ。今季のJGPを見てきた人なら、この子の凄さは分かっていたはずですが、ここに来てクワドの精度が上がってきて、銀河点を叩き出しましたね。「225.52」というスコアがシニア含めて歴代どれぐらい?って話をする人がいますが、あんまり意味はないですね。
 
 今季シニアの試合を見ていて、コストナーのPCSや、ザギちゃんのPCSの急激なアップに見られるように、シニアのPCSの不透明さと比べて、ジュニアのPCSは(たとえ技術的にシニアに匹敵していても)かなり渋いんですよね。もちろん、ジュニアのフリーはコレオシークエンスが無いので、要素も一つ少ない。

 ただ、そういう話を別にしても、この演技は素晴らしい。なにが凄いかというと、4Sと4Tの後も鬼構成で、しかも取りこぼしがない点。したがって、かりにクワドのミスがあったとしても、間違いなく優勝できていたと思います。3Lzと3Fを2本ずつ入れて、しかもルッツにはセカンドループ。スピン・ステップはすべてレベル4。

 私が想像するに、「クワドを跳びたいなら、まず他のことを完璧にやりなさい。話はそれからよ!」と、エテリに日頃から言われてるんじゃないかと。3Aを跳べたら、「天才だ!」と、すぐにフィーバーする日本の環境とあまりに違います。

 トータルパッケージということを重視しているのはエテリ組で、日本は相変わらず「大技信仰」が根強い。困ったものですね・・・。



 山下さんも、SPの勢いそのままに、フリーもノーミスを揃えてくれました。銅メダル獲得は立派です。比較的前半にジャンプを配置している構成ですが、しっかり降りて、スピン・ステップのレベルも取りこぼしがなく、なんだかもはや、シニアで何シーズンも演じているような安定した内容でした。

 昨年末に15歳になったので、年齢的にもスコア的にも来季はシニアに参戦できて、GPシリーズに2戦アサインされる可能性が高い、という噂です。

 ただ、シニアの先輩たちで今季限りで引退する選手はいないはずですから、今季2戦出ていた選手の何人かが1戦に減らされて、山下さんに2戦、ということになるのでしょうか。



 最終滑走のコストルナヤ。ステップはSPに続いてレベル4を取れず、そこはちょっと気になります。

 冒頭の3LzでSOでしたが、これはSPもそうなんですが、前の試合から3Lzをタケノコで跳ぶようになって、まだ苦労しているんだと思います。

 ルッツのエッジに不安のある選手なので、トゥルソワのように2本入れられないのでしょうね。2本入れて両方エラー(アテンション)がつくリスクを取るよりも、まずは一本をタケノコ付きで極めるというプランでしょうか。

 そこは、シニアの同門の先輩と共通している所があって、ルッツ・フリップを2本ずつにセカンドループ付きという部分がザギちゃんとトゥルソワ、一方で、フリップは2本だけどルッツは1本というのは、メドちゃんとコストちゃん。

 「工場」と揶揄されるエテリ組ですが、やはりこのチームは、選手個々人の特性を見て構成を決めつつ、少しずつブラッシュアップさせていく方針なんだと思います。

 明日は、EXの方をザッとご紹介する予定です。

 では、また明日!

 Jun

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alexey

 すでに大会は終わっていますが、男子フリーの振り返りです。リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。



 まず、SP終えた時点で、私は優勝確実だと思っていたクラスノジョンが、冒頭の4Sで転倒して、そのまま途中棄権しました。足首を骨折したという情報もありますが、やっぱり羽生君の件を思い出してしまうわけで、これは本当に心配です。

 しかし、フィギュアスケートって、選手が棄権の意思をジャッジ席に伝えに行って、曲を止めて、そこからまだモタモタ・チンタラやってるんですよね。コーチなにやってんの?はやく出してあげなよ!と思うんですが・・・。



 クラスノジョンの後に三宅君のフリーの演技を見ると、ただのガス欠じゃなくて、どこか怪我してない?と心配になる内容でした。幸い、そういう情報は入ってないので、何事も無ければよいですが。総合18位でフィニッシュ。まだ若いし、この悔しさをバネに頑張ってもらいたいです。



 演技後の須本君のコメントでは、表彰台を意識していたとのこと。冒頭の3A+2Tを成功して、いいじゃん!と思ったら、つぎの3Aでミスが出た後、そこからは「これ以上ミスをしたら表彰台が・・・」という焦りからか、冷静さを欠いた内容になってしまいました。

 ただ、演技後の本人の悔しがる様子を見て、須本君でもこんな風に感情を出すのか!と、彼の熱い魂を見ましたね。来季もジュニアでやるようなので、4T導入も視野にいれつつ、一層のレベルアップを期待しています。



 ここからは、上位3人を。フリーで見事に追い上げて銅メダルを獲得したリッツォさん。平昌五輪の団体戦でも頑張っていて、イタリアの男子シングルはこの人!という風格が出てきています。このビートルズメドレーは、選曲があまりにベタすぎて、昨季のPさんのSPみたいなマニアックな選曲の方が私好みなんですが、まぁ、それはそれということで(笑)。



 実を言うと、SPの演技は見ていなかったんですが、銀メダルに輝いたロシアのアルトゥール・ダニエリャン選手。顔を見たらまだ子どもという感じで、それもそのはず身長156cmの14歳です。

 ただ、3Aはかなり余裕があるし、細かくステップを挟みつつ、スケーティングも複雑。指先まで柔らかな上半身の動き、キビキビした美しい所作で、スピンも上手い。

 むしろ金メダルを獲ったエロホフよりも、彼の方がよっぽどエテリ組っぽいというか・・・。



 
8位だったSPの動画も貼っておきます。「ポエタ」というとランビさんとか草太君とか、印象的なプログラムが多いですが、こちらもなかなかなもんですね。

 3Aはやっぱり完全にモノにしていて、転倒とURのあったコンビネーションジャンプも、「え?3Loの後ろにトウループをつけられるの?」と、これはかなり珍しい。スピン・ステップすべてレベルを取れていて、ミスがなければSPの時点で3番以内に入っていたでしょうね。

danielian

sotskova

 右の女性のコーチ見たことあるなぁ・・・と思ったら、ソツコワの先生ですね。同じチームで練習しているのかもしれません。要注目ですね。



 金メダルはエテリ組のエロホフ。エテリのチームは女子だけじゃないぞ!と存在感を見せて、見事にタイトル獲得です。

 冒頭の4T+3Tはかなり余裕があってキレイ。4Sは惜しくもSO。3A+2Tも乱れました。後半もちょこちょことミスはありましたが、SPの貯金とクワドを降りたことで逃げ切った感じです。それにしても、エテリがいないと、男性コーチ陣の表情のにこやかなこと(笑)。

 世間的にはトゥルソワの話ばかりになっていますが、男子に関しては、銀のダニエリャン選手が気に入りました。WFSかLifeあたりでインタが掲載されれればいいなぁ・・・と思います。

 では、また明日!

 Jun

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mako

 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。女子シングルには、紀平梨花さん、山下真瑚さん、横井ゆは菜さんが出場しています。

 3月11日(日)はTOEIC受験のため、この記事は前日(10日)のお昼頃に書いています。すでに総合順位は出ているはずですが、今日の記事ではSPのみ、じっくり注目選手を見ておきます。



 まずは、横井さん。全日本選手権での活躍が評価されて世界ジュニア代表を射止めた彼女。最後の3Lzの転倒は残念でしたが、冒頭の3F+3Tは高さもあって、パワフルで躍動感のある演技が彼女の持ち味だと思います。個人的には、もう少し身のこなしに敏捷性が欲しいなと感じますが、これは完全に私の好みの問題です。「59.81」でSPは8位。



 なぜか、コストルナヤとトゥルソワは最終の一つ前のグループに入っていました。内容については、一昨日の記事でも触れた通り、ステップでレベル3、3Lzにアテンションがついて、「71.63」(SP2位)は、やや本人的には不満のあるスコアだった様子。



 ただ、なんか違和感あるなぁと思っていたんですが、SPの単発の3Lzもタケノコで跳ぶようになったんですね。私の記憶では、SPのタケノコは3F+3Tのセカンドトウだけだったんですが、どうやら2週間前のCup of Russia Finalから導入したようです。その試合では、国内とはいえ「73.99」を出していたので、そりゃ、難易度を上げたのに71点台は不満なわけです。



 平昌五輪ではザギちゃんすげー!って話になってましたが、トゥルソワの3F+3Loのセカンドループの回転の速さに、「なにこれ?いま跳んでた?」って感じで、改めてビックリです。そして、ジャンプに関して言えば、コストルナヤより巧いですね。「72.03」でSP首位。

 ただ、PCS(29.54)がコストルナヤ(30.09)よりも出ていないのは、なんというか、言葉は悪いですけど、このガキっぽい曲の印象で0.5点ぐらい損しているような・・・。この曲調により、スケーティングやつなぎがチマチマして見えるので、来季はもっとスローで堂々とした曲も演じてもらいたいところ。



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 ここから最終グループです。紀平さんから。事前の情報でジャンプを後半固め打ちにしたことと、そして左手の薬指を骨折しているという話もありました(キスクラの映像で分かりますが、ガッチリ固定していて痛々しいです・・・)。

 しかし、冒頭のレイバックからのコンビネーションスピンの美しいこと。回転の速さ、ポジションの正確さと、ロシア勢にまったく負けていません。こりゃ行けるぞ!と思っていました。

 3F+3Tはセカンドトウの軸が傾いていて、両足着氷の転倒。URを取られて、ちょっともったいなかったです。3Lzと2Aにタノは必要なのか?という議論はありそうですが、その二つのジャンプで転倒したならともかく、しっかり成功してるんだからいいかと。転倒と回転不足がありながら「63.74」のSP4位というのは、すごいことです。



 ロシアジュニア選手権で、SP12位からフリーで驚異の追い上げを見せて3番に入って、代表に滑り込んだコンスタンティノワ。17歳なんですけど、ロシアのシニアの壁は厚く、このカテゴリーで頑張っています。

 この曲を聴くとかなクリを思い出しますが、身長の高さと上半身の硬さが、アメリカのテネルに近い印象を受けます。3F+3TのセカンドトウでURを取られて、「62.63」のSP6位と伸びませんでした。最後のスピンもズリズリとトラベリングしていて、けっこう冷や冷やさせられますね。

 ただ、この子を見ていてホッとした部分もあって、現在のロシアのジュニア選手は決してトゥルソワやコストルナヤみたいな子ばかりじゃないわけですよね。そう考えると、日本の育成もまだまだ希望を持てる気がします。



 韓国のイム・ウンス。実力的には、名古屋のファイナルに残れてもおかしくなかったんですが、細かいミスが出てなかなか殻を破れない印象です。

 アジア人で、ここまで顔が小さくて、モデルみたいな体型のフィギュアスケーターも珍しい。ただ、せっかくの恵まれた体型の持ち主で、しかもジャンプ自体も高くて巧いのに、どうもジャンプの前の助走やつなぎの部分が「ユルく」て、振付に問題があるのかもしれません。「62.96」でSP5位。



 いやぁ、最終滑走の44番目。待たされましたね。正直、山田組(というか樋口組)の指導力ってどうなんだ?って思ってはいるんですが、この山下さんの演技を見ると、彼女の才能に依る部分もあるとはいえ、昨年の試合と比べても、かなり良くなってますよ。

 もともとジャンプが上手いのは知られていましたが、今回は特に、降りた後のスケーティングへのスムーズな移行ですよね。本当に滑らかで、これが例えば、ロシアの選手だと、降りた後の「よっこらせ感」が顕著で、いくら彼女たちに高得点が出ても、そこがつねに不満なんです。

 この移行の美しさは、同じくJGPシリーズで活躍した荒木菜那ちゃんよりも優れています。菜那ちゃんはジャンプの高さはピカイチだけど、降りた後はスピードが落ちてしまう傾向があります。

 「ジャンプはあくまでも演技の一部」と言うのなら、こういう着氷をしてほしいよね、ってぐらい理想的な形です。
「66.79」のショート3位と良い評価を受けました。このクオリティの高さは認めないわけにはいきません。

 金・銀はちょっと難しいと思いますが、銅メダルに紀平さんか山下さんか、どちらかが必ず食い込んでくれると信じています。

 では、また明日!

 Jun

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 リザルト関係は「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。男子シングルには、日本から三宅星南くんと須本光希君が出場しています。

 9日の0時の記事アップまでに、須本君は間に合わず(0時03分滑走予定)、有力選手だと、三宅君、プルキネンぐらいまででしょうか。とりあえずこの2人のみ感想をアップする予定です・・・。

 あまりに内容が薄いので、お詫びと言っては何ですが、読者の方から問い合わせのあった、「FIGURE SKATERS Vol.9」収録の「フリー前に紫のカーテンから出てくるショット」(3頁)を貼りました。購入の後押しになればと思います。

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 で、これが、8日の23時頃の様子なんですが、停電が起きて競技が中断しております(汗)。そもそも、これ、本当に客はいってる?とビックリされるかもしれませんが、ジャッジ席のモニターのライトや、天井のスクリーンの光で、いちおう競技中であることが信じていただけるかと・・・。

 

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 第6グループの3番滑走で、三宅君が登場。本田武史さんが帯同していました。長光歌子先生のお弟子さんで、大ちゃんの後継者的存在として期待されています。まさにこの赤のジャケットが大ちゃんリスペクトであると本人も公言していますけど、この衣装といい、ベンチャーズの曲といい、全日本でもかなり目立っていた印象です。

 3A含めてジャンプはきっちり決まっていて、ステップもLv4でしたが、スピンが、カウンターで見た限り、Lv2とLv1だったような・・・(※最後のコンビネーションスピンは3Vに修正)。これは、もったいない。

 


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 同じく第6Gの5番滑走にアメリカのプルキネン。名古屋のファイナルで銀メダルに輝いた実力者です。コールドプレイの「Fix You」は今季本当によく見かけます。カップル競技から、全日本選手権の男子選手まで、私が知る限りでも3~4プログラムはあったはず。

 冒頭の3Aは高くて着氷も柔らか。速報値で加点+1.43がついていましたが、つぎのフリップトウのコンボが2+2に、ルッツはSOと崩れました。スピンやステップはさすがに巧くて、PCSも三宅君より3点以上高いんですが、ジャンプでこれだけミスが出るのは致命的です。まだ2つグループが残っているので、このスコアでは上位進出はかなり厳しいかと。



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 ここからはトップ3を。見事に3位発進の須本君から。3Aを含めた3つのジャンプを成功。三宅君と同様にキャメルスピンのレベル2というのは、今後の課題ですね。

 正直このメンバーで3番というのは、私の予想以上の位置です。フリーもファイナルと同様に踏ん張って、ぜひ台乗り目指して頑張ってもらいたいです。



 エテリ組の数少ない男子スケーターのエロホフ。ファイナルではSPで2位だったのに、フリーで崩れて5位に沈んだ彼。今回もSPは実力を出して、2位につけました。身体の大きさが印象的で、ISUのバイオでは177cmとあります。その割にジャンプが低いのは気になります。

 キスクラにはエテリはおらず、グレイヘンゴーズとドゥダコフが帯同。ドゥダコフコーチは、コストルナヤの隣に座っているときはいつもムスっとしてるのに、今日はニコニコしていて、そこはツボでした。

 3位の須本君との差は3.5点ほど。フリーでミスを最小限に留めた方が銀メダル獲得ということになるでしょうか。



 そして、首位のクラスノジョン。バイオでは、エロホフより2cm低い175cmと表記されていますが、ジャンプの高さもあって、より大きく、そして逞しく見えます。

 この人は何といっても、後半の3F+3Loですが、バッチリ成功。3Aもステップから入っているし、ステップのレベルの取りこぼしもなく、他の選手と比べてはっきり実力が2・3段階上という感じです。

 コンビネーションジャンプの前のステップも、複雑な軌道を描いて、面白い動きをしていて要チェックです。フリーの「グラディエーター」がまさに「肉体派」という感じなので、パワー系のスケーターに見えがちなんですが、細かいテクニックがあるので、来季シニアに上がったら、ジャンプ偏重のアメリカの若手の中で面白い存在になるかもしれません。



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 最後にオマケで、カナダのコンラッド・オーゼル選手。「Life Vol.11」でインタが掲載されていて、ナム君と一緒に練習しているスケーターです。

 雑誌で見た時にアメドラに出てきそうな、絵に描いたようなイケメンで笑ってしまったんですが、身長は181cmだそうです。

 3Aは見事に降りているんですが、3Fからのコンビネーションは、根性で2Tをつけます。だからこそ、3Lzの転倒は残念でした。

 本人、キスクラでめちゃくちゃ落ち込んでいて、コーチも仏頂面でしたが、そこまで悪くないと思うんだけれども。SPは15位スタート。

 カナダ勢はもう一人、ジョセフ・ファンという強い選手も今回来てるんですが、彼も14位と出遅れました。そう考えると、日本勢の須本君3位、三宅君10位というのは、かなり健闘していると思います。

 では、また明日!

 Jun

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