On the Back of the Flyer

TOEICテストメモ、羽生結弦選手、日々のアレコレを綴ります。

タグ:18FaOI幕張

yuzu

 ライバル誌(?)の婦人画報の中谷ひろみさんのウェブエッセイは何度か記事で取り上げましたが、家庭画報のサイトにも羽生君に関するレポートがアップされたのでご紹介します。

  「羽生結弦選手、祝・国民栄誉賞&アイスショーで4回転ジャンプも披露」(2018/6/22)

 家庭画報といえば、今年の3月号(2月1日発売)が、「特装限定版」「通常サイズ版」「プレミアムライト版」の3種類で発売され、それぞれ付録が微妙に違っていた件は皆さまもご記憶されていると思います。

 あの号に掲載されたインタは、昨年夏、都内のホテルで羽生君のご両親も同席してのもので、その取材をしたのが、今回のコラムの執筆者の小松庸子さんでした。

 まず、このコラムでは、国民栄誉賞受賞について触れられています。

  「さまざまな人生経験を積まれていらした方に授与されるイメージのある国民栄誉賞ですが、アスリートとしての偉業達成だけではなく、被災者や被災地の方々に対して、真摯な活動を継続していることももしかしたら受賞の一因なのかもしれませんね

 非常に目配りの行き届いた見解です。過去の偉大な受賞者たちを称えつつ、しかし今回の羽生君の受賞は、単に2回のオリンピックの結果だけを見て評価されたものではないということ。いや、「受賞の一因かもしれませんね」と断定口調自体を避けています。

 このような文章の構築の仕方を見ると、やれ政権の人気取りだ、内村選手は?野村さんは?北島さんは?という類の「様々な論争」を、「私はすべて承知していますよ」と、そんな暗黙のメッセージが込められているように、私は感じます。

 小松さんは、FaOI幕張の初日を現地観戦したようですが、個人的な感想はサラっと簡素で、むしろ幕張から神戸にかけての動向について紙幅を割いています。もしかすると、ふたたび羽生君に直接取材するチャンスがあって、いずれ誌上で発表することがあるのかもしれません。

 コラムの最後では、長野の「Heroes & Future」に触れられています。そこで、羽生君がホプレガを演じた「意味と意義」について、小松さんはこう指摘しています。

  「“長野から未来へ ~平昌、そして東京へ~”がこの記念事業のコンセプトとのことですが、その間に日本、そして世界で起こったさまざまな出来事を忘れずに継承し、希望を持って進んで行く……、それこそが羽生選手が滑りに込めていた願いなのではないか、と感じました

 もちろん、コラムの中で、ホプレガで使用された楽曲が、1998年の長野オリンピック・パラリンピックのために、久石譲さんが作曲したものであることが触れられた上での、独自の解釈です。

 「世界で起こったさまざまな出来事」と聞くと、どうも国際情勢とかそのあたりの政治的なイベントを想起しがちですよね。ただ、羽生君の思想と行動に沿って考えれば、「さまざまな出来事」というのは、むしろ個人的な出来事や身近な人間関係の方がしっくりくるのではないかと。そういうものを大切に継承して、未来への指針として、日々を生きていくこと。CiONTUで伝えたかったこととも一致するような気がします。

 もちろん、解釈は色々あっていいのです。ホプレガは、とくに海外では評判がイマイチとされてきましたが、内省的なメッセージを含んだプログラムだからこそ、2シーズン後の今でも、さまざまな新しい解釈を生んでいる。名作であり、傑作でもある証だと思いますね。

 では、また明日!

 Jun


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 2018年6月8日発売。税込み価格「1,728円」(102ページ)。バックナンバーについては「こちら」で。

 羽生君関連の記事だけでも計74ページの大ボリュームなので、今日は前半の2つの企画を見ておきます。

 表紙・裏表紙は画像の通り。表2(表紙裏)はWings of Wordsの衣装。両面ポスターは、Wings of Wordsと仙台パレードです。

 (1)「ファンタジー・オン・アイス2018 最速美麗グラビア!」(08~27頁)

 「最速」の名の通り、雑誌としては、FaOI2018の写真は初登場です。「速い」だけではなく、(細かいクレジットは無いですが)おそらく田中宣明さん撮影の写真で構成されているはずですが、素晴らしいショットばかりです。

 写真の内訳は、オープニング(10ページ)、Wings of Words(6ページ)、フィナーレ(4ページ)となっています。この内訳を見ると、フィナーレがやや足りない印象で、しかも羽生君単体の写真は2ページ(4枚)のみに留まっています。

 ただ、このフィナーレは羽生君の登場自体が一番最後ですし、すでにリンクに出演スケーターが揃っている状況なので、なかなか単体のショットを大量に撮るというのは難しいかもしれません。それでも、いい写真は入っていますね。

 松原孝臣さんのテキストも収められています。FaOIでの囲み取材での羽生君の発言を引用しつつ、18-19シーズンについて簡単に展望しています。松原さんは、新ルールにおけるGOEの拡大やジャンプに対する諸々の制限は、「羽生にとって追い風になると考えても差し支えないだろう」と分析。

 そして、「羽生のやることに変わりはないだろう。一つひとつ、丁寧に取り組みながら、より質の高さを追い求め、そしてプログラムを一つの作品としてより高いレベルで披露できるようにする。・・・ルールがどうあろうと、自身の高い理想を追い求めていく、新たなシーズンも、きっとそんな日々となるだろう」と結んでいます。まったく同感ですね。

 (2)「羽生結弦選手『2連覇おめでとう』パレード」(28~43頁)

 仙台パレードが14ページ、残りの2ページで、羽生結弦展、春の園遊会、総理大臣感謝状授与式が紹介されています。

 仙台パレードの写真もクオリティが高いです。田中カメラマンはパレードカーには同乗できなかったはずですが、至近距離のショットも多く、パレード写真では質・量ともに本書が現段階でベストかもしれません。

 テキストは、仙台パレードでの記者会見の他に、仙台の関係者からの「ありがとう」のメッセージや、羽生結弦展の関係者からのコメントも掲載されています。2つだけご紹介します。

 まずは、河北新報社の佐藤夏樹記者のメッセージから。

  「平昌冬季オリンピックで特に記憶に残っている言葉は『スケートに人生を懸け、いろいろなものを捨てた』。そこまで言わせる人生とはどんなものだったのか。考えさせられました。捨ててきたものの中で取り戻せるものがあるのなら、これから取り戻してほしい、とも思いました

 五輪直後と比べて、羽生君の発言も変わってきていますよね。リハビリも順調で、すでに新シーズンに向けて彼も燃えていますから、まだまだ「取り戻す」なんて気持ちは、どこかにしまってあるんじゃないでしょうか。

 つぎに、日本橋高島屋の宣伝部担当者のコメントを。
 
  「主催の読売新聞社と一緒に、1年以上前から準備を進めてまいりました。・・・日本橋高島屋だけでも、10万人以上のお客様に来場していただきましたが、感動のあまり涙を流しながら、感謝の言葉を口にされていたお客様の姿が目に焼き付いております

 日本橋の初日を経験している身としては、あまりの過酷さに泣きたくなりましたが(笑)、その後、展示は各地をツアーしていますけど、トラブル等を伝え聞いていないので、様々な面で改善されているのでしょう。

 日本橋では、特に後半の展示は落ち着いて見られなかったので、横浜に戻ってきた際はまたしっかり楽しめたらと思います。

 では、また明日!

 Jun

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yuzu

 この記事は6月1日に執筆しています。これがアップされる6月4日午前0時、私はすでに東京に戻ってきているはずですが、金沢のレポートをする余裕は無いと思うので、少し古めのネタですが、ご容赦ください。




 実は、6月8日にキスクラ本誌が発売予定です。幕張はもちろん、CWW、仙台パレード、そして平昌五輪のプレーバックも収録されるとのこと。

 「羽生結弦選手を70ページ以上にわたって総力特集」とありますが、価格が1728円なので、全編「ゆづ号」ではなく、ミラノワールドのレポートなども入っていそうです。入手したら、またご報告したいと思います。

 キスクラのウェブサイトの幕張レポートに話を戻すと、この写真は田中宣明さん撮影だと思いますが、今年もFaOIの「オフィシャルフォトブック」が出るとしたら、田中さんの写真はそちらにも収録されるのでしょう。

 定価3000円を超える強気な価格設定ながら、あの本の「平等主義」はアマゾンのレビューが軽く炎上するほどでした。いま中古品の価格を見たら、さすがに安くなっていますね。写真自体はすごく質が高いし、真壁さんとランビ先生の対談も読み応えのある内容になっています。気になる方はチェックしてみてください。


 もう一つご紹介。フィギュアスケートLifeでお馴染みの長谷川仁美さんも、幕張のレポートをアップしています。彼女の場合、Life専属というわけではなく、例えば、昨年のFaOI新潟のパンフ掲載のジェフのインタを担当していました。今年もFaOIのオフィシャルの方で何かお仕事をされているかもしれません。要注目です。

 プロのライターさんはどこを見ているのだろう?と興味深く読ませていただきましたが、やっぱり鈴木明子さん(第二部「風の神の歌」)の曲調と衣装・ライティングとの調和に注目していますね。私も「イイ線」行ってるじゃないですか(笑)。

 ミーシャが「キレキレ」というのは、誰もがそう形容したくなる演技でしたよね。

 逆にランビさんの「Slave to the Music」(第二部)について、「左右それぞれ30回超のコンビネーションスピンを見せてくれました」とあって、たしかに彼のスピンは世界にその名を轟かせたトレードマークですけど、そこよりも、曲と衣装とあの振付に見入ってしまうよなぁ・・・と、まだまだ私も修行が足りないなと痛感。

 メドちゃんについては、例の移籍についてのアレコレを知った上で見てしまうと、そりゃやっぱり我々も人間なんで、エモーショナルな演技に見えてしまいますよね。「見えてしまう」というより、いろんなものから解放された彼女に、もっと自由に感情表現していいんだよと、願望込みで見てしまう自分がいました。

 もちろん、彼女の真価が問われるのはシーズンインしてからですから、本人も必死でしょう。「新しいものを見せてほしい」という期待感と、でも、「過度に彼女に求めてはいけない」という自制心と、その狭間の中で、楽しみながら応援したいと思いますね。

 では、また明日!

 Jun

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 まず、ジェイソンのクリケット加入にビックリです。おいおいウソだろ?と思っていたら、ボーヤンよりもこちらの方が情報が出るわ出るわと、むしろボーヤンの加入がアナウンスされたから、ドバっと情報解禁された感があります。北京五輪に向けて、はやくも米中対決が始まっているということでしょうか。

 それにしても、昨日はマンチェスターシティの話をしましたけど、もうそれを超えちゃっているというか。俺の好きなスケーターがこんなに集まって、どうなっちゃうの?と、嬉しいを通り越して、どう受け止めていいか分かりません。

 フィリップ・ハーシュのツイなど、まだまだ読むべき情報が出てくると思いますので、ジェイソンについての記事はもう一日お待ちください。

 というわけで、FaOI幕張2日目のBS朝日放送の感想の続きです。セットリストについては、今日も「こちら」を参考にさせていいただきました。

 (11)メドちゃん「Experience」

 ルドヴィコ・エイナウディのこの曲は、エテリ組のジュニア選手のタラカノワの昨季SP(後半部分)でも使われていました。



 改めて聴き比べてみると、タラカノワのプロでは、同じ曲でもロックアレンジの方が使用されていたようです。メドちゃんも当然知っているはずで、そこを外してチョイスしたのでしょう。

 このメドちゃんのFaOIでのプロの良い点は、端的に言って「詰め込みすぎていない所」ですね。従来の彼女の競技プロだと、ジャンプは後半で、タノもつけて、マイムも入れてと、見ているこっちも疲労感を感じるほどでした。もちろん、勝つためにはそうするしかなかった(少なくともエテリはそう考えていた)と、私も承知しています。

 一方、今回のプロは、緩急や間もあって、振付にはさほど「取ってつけた感」を感じません。おそらくメドちゃんがやりたいと思っている、このセルフコレオの方向性を、ウィルソンがより「メジャー感のあるもの」に仕上げて(というか矯正して)いくのでしょう。楽しみですね。

 (12)テサモエ「ムーラン・ルージュ」

 個人的には、金沢現地観戦で一番楽しみにしています。まさかこんなにすぐに生で見られるとはゆめにも思っていませんでした。圧倒的な強さと存在感で平昌で金メダルを獲得したこの演技を見られる喜びに、たっぷり浸りたいと思います。だから、まだあまり語りたくないんですよね。現地観戦記にて、その迫力を伝えられたらと思います。

 (13)ジェフ「For Forever」

 CWWでは白の襟付き半袖シャツに白タンクでしたが、こちらのボーダーのポロシャツの方が曲の雰囲気にマッチしていると思います。そして、こんなポロシャツを着そうだからということもあって、織田君もこの曲を華麗に滑りこなしそうな気がします。ということは、ジェフに自身のプロの振付をしてもらっている織田君は、やはり相当影響を受けているのかもしれません。

 (14)織田君「ユメノツヅキ」

 ショーでの織田君を久々に見た気がしますが、難しいジャンプも決めていたし、カラダもキレていますね。でも、そもそも地上波バラエティでの完璧な仕事ぶりや、解説でも「言うべきことは言う」というメンタルを思い返せば、やっぱり自己管理にとても厳しい人なんだなと再認識。





 この「ユメノツヅキ」は堂珍さん大活躍の楽曲。高音部もストレスなく伸びて素晴らしい。FaOIは、年によってはアーティストの喉のコンディションが厳しいこともあるんですが、独断と偏見で言わせていただくと、今回のCHEMISTRYとのコラボは、2015年のシェネルさん以来の「当たり」だと思っています。

 (15)あっこさん「風の神の歌」

 さすが、振付師としてバリバリ活躍されているあっこさんなんで、面白い曲を探してくるものですね。プリミティブなリズムとグリーン系統の衣装で、佐藤洸彬君の昨季SP「トーテム」とかぶりますが、この曲はフックがあってさらに劇的。

 なんか、「赤を着るさっとんが見たい」と昨日書いたばかりですが、知子ちゃんがこの曲を演じたら「名プロ」になりそうな予感があるんですが・・・。あっこさんのファンごめんなさい。

 今回の幕張で、グリーンの衣装とライティングというのは彼女のこのプロだけのような気がするので、脳内に映像が鮮明に残ります。きっとスケーターが選ぶ「定番色」というのはあるはずで、おそらく彼女はそこまで計算に入れているような気がします。

 (16)ハビ「ラ・マンチャの男」

 CWWでの衛星生中継スケーティングでは、ゆづからダメ出しを食らうほどのコンディションでした。でも、この幕張では、けっこう戻してきたんじゃないですか?

 ハビに関しては、放送ではカットされた第一部のプロの方をちゃんと見たいなと思っているので、金沢で楽しみにしています。

 (17)ランビ先生「Slave to the Music」

 羽生君を除くと、放送されたプロの中でダントツに楽しめたのが、ランビ先生のこちらの演技。

 アナウンサーが「ジェイムズ・モリソンがMJの影響を受けているから、ランビエルの衣装もMJを意識している」と情報を付け加えていましたが、こんなハスキーな声だし、この曲ってMJとそんなに似てるのかな?という気も。wikiを見ると、MJのカバーはしているようですね。

 ただ、MJに行かずに、こういう若いヴォーカリストの曲を選ぶ所が、玄人ですよね。シェイリーンがネイサンに「ネメシス」を提供したように、目の付け所がひと味違うなと。

 周辺情報はそれぐらいにして、短くした髪とこのブラック&シルバーの衣装がベストマッチで、大人の男のプロスケーティングはかくあるべしという、カッコよさが詰まってますよ。しかも、けっこうジャンプも決めているし、実は繰り返し見ています。

 いやぁでも、ラトデニ君は、このかっこいい師匠の練習風景を間近で見ているわけで、かっこよくならないわけがない。高志郎君もたくさん吸収して、かっこよくなって戻ってきてほしいです。

 (18)プルさん「ニジンスキーに捧ぐ」

 テレビの前でスマホのメモ帳に感想をまとめながら見ているんですが、このニジンスキーを前にすると、自然に、当たり前のように、スマホケースをパタンと閉じて、厳粛な気持ちでテレビを見つめてしまいますね。

 去年のFaOIでも、Pray for Japanとセッボンの対比は鮮烈でしたが、今年も(去年ほどではないとはいえ)落差があって、やっぱり彼はそこを狙っているのでしょう。

 昨日も書きましたが、コンセプトや対比以前に、パワーとスピードを身体から発散していて、ボルトが何本も入っているはずなのに、よくこんなに動けるな!と。

 でも、彼を見ていて分からなくなることがあります。それは、羽生君が、尊敬するプルシェンコのように怪我と手術を繰り返しながらも、彼と同じように30代半ばに差し掛かっても、スケートを続けてほしいのか?ということなんです。

 もちろん本人次第ですし、続けてくれたら嬉しいけど、元々持って生まれた身体の強さというのもあるだろうし、たのむから無理や酷使だけはしないでくれよ・・・と、複雑な気持ちです。

 (19)ゆづ「Wings of Words」

 ネガティブな話はここまでにして、メインの登場ですよ。

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 巷ではWings of Wordsの衣装が「うみうし」だと言われてますが、ドラクエ世代の私には、鳥山明先生の描くコレなんですよね。だから、どこが似てるの?と最初思いました。

 肝心の演技の方ですが、何度か見て気づいたのは、そこまでピッチの速くないこの曲調に、あえてキビキビとした振付を合わせていて、羽生君がCHEMISTRYの二人を引っ張っている印象すら受けました。

 ジャンプは、一本目が3Aで、二本目は3Tですね。ジャンプを制限している話は伝え聞いていますが、この二本をこれだけのクオリティで跳んでくれるのであれば、ショーでは誰も文句は言わないでしょう。さて、金沢ではどう「進化」してくれるのか、楽しみですね。

 (20)フィナーレ「Let It Go」「星に願いを」

 「またレリゴーなの?」と、けっこうネットでは怒りの声が上がっているようですが、いいじゃないですか、かわいくて歌も上手いんですから。



 世界には、こんなレリゴーのカバーもあるぐらいですし、私は仏の心で受け入れられますね。

 さて、この段階になって気づいたのは、ピアノ担当で音楽監督の武部聡志さんとギタリストの福原将宜さんは、最初から出ずっぱりではないですか?3日間、本当にお疲れ様でした。もちろん、バイオリンの宮本笑里さんも、特にコストナーとYou Raise Me Upで美しく調和していて、素晴らしかったです。

 村主千香さんの解説も良い意味で「引き際」を心得ていて、素晴らしかった。誰とは言いませんが、いちいち「トリプルアクセルっ!」とかショーやエキシビに必要ないんですよ。千香さんが、どんどん喋りそうな三上大樹アナにブレーキをかけてくれた感もあります。

 さて、明日はジェイソン関連のあちらの記事を一通り訳してご紹介する予定です。

 実は、問題はその後でして、「フィギュアスケートNEXT」というWFSの別冊雑誌が5月30日発売予定だったのが、しれっと7月6日に延期になっており、軽く焦っています(笑)。

 6月2・3・4日アップ分の記事を、この雑誌のレビューでつないで金沢に行くつもりだったので・・・。まぁ、金沢の直前情報がいいタイミングで入ってくれることを祈ります。

 では、また明日!

 Jun

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 IFSマガジンの取材にブライアンが答える形で、ボーヤンのクリケット加入が正式にアナウンスされました。

 ・ボーヤンは6月中旬にクリケットに加入する。臨時のコーチングではなく、正規の契約。

 ・ブライアンのコメントは次の通り。「ボーヤンは技術的に確固としたものを持っているので、ハビを指導した時のような方針で彼を導いていきたい。すでにそれぐらい成熟したスケーターだから、彼ならできると思っている。もちろん、2022年に北京五輪が行われるが、五輪を含めた様々な試合で、彼がメダルを取るために準備することは重要だ」。

 ・ボーヤンはすでにトロントに滞在していて、ローリー・ニコルと新シーズンのブログラムを作りはじめている。

 必要最小限の内容ですが、とにかく正式に発表されて何よりでした。メドちゃんよりもボーヤンの話の方が先に報じられていたので、気がかりだったんです。

 しかし、クリケットクラブは、グアルディオラが率いるようになったマンチェスターシティのような、世界最高の指揮官が創造する最先端のサッカーに憧れて、優秀な選手がどんどん集まる状況に酷似しています。これで、ゴゴレフ君やジュンファン君、そして西山君のような若手も成長してくれれば、今まで以上にワクワクするようなチームになってくれる気がします。

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 さて、BS朝日で放送された幕張2日目の感想です。昨日の放送では、特に2プロ滑ったプロスケーターの演技がけっこうカットされていたんですけど、それでも、オープニング、フィナーレ等も含めて、20プログラム前後ありました。2回に分けて感想をつらつらとまとめておきます。セットリストは「こちら」を参考にさせていただきました。

 (1)オープニング~PIECES OF A DREAM

 おなじみの「デン・デン・デデン」のオープニング。羽生君が出てくると、ファン目線の「補正」がかかっているとはいえ、風格というかオーラが違います。その風格やオーラって何なのか?

 まず、日本人離れしたスタイルはそのままに、身体が分厚くなった印象です。そして、堂々としたスケーティングと身のこなし。間違いなくショーへの場慣れから来る、余裕に満ちた表情。すべてが別格ですね。3Aも怪我の影響を感じさせないクオリティの高さでした。

 PIECES OF A DREAMは、CHEMISTRYの2001年のデビュー曲なんですけど、無駄に徹カラとかしていた学生時代を思い出しますね。個人的には、Point of No Returnも大好きで、今でも歌詞を思い出せるぐらい当時は歌いまくっていましたが、PIECESももちろん名曲です。堂珍さんも川畑さんも声がよく出ていて、17年前当時と比べても、声量が衰えていないのは凄いことです。幕張の控室で二人がマスクをしている画像を見かけましたが、日頃から厳しく節制・管理しているのでしょう。

 (2)紀平さん「La Vie en rose」

 昨年に続いてのトップバッター。去年幕張で見た時もジャンプはまだまだという感じだったんですが、今年の彼女の成長は、「それは想定済」と自覚しているのか、リラックスした柔らかい表情で演じきった所ですね。

 そして、顔立ちが少しシュッと大人っぽくなったかな?と。同い年の藤井七段も一年前とは顔つきが別人なので、この年代だとどんどん成長していくんだろうと思います。

 梨花ちゃんって、身長はさほど大きくないけど、スタイルはいいんですよね。長い手足と柔らかな指先は表現面で大きな武器になりますよ。今季の競技プロも楽しみです。

 (3)バルデさん「Pharrel Mix」

 一曲目はジェイソンの昨季のSPのような、フィギュアスケートらしからぬ独特なリズム。ダンサーに振り付けをしてもらった効果と、氷の上で演じているとは思えない、この人ならではのステップがいつもながらかっこいい。ただ・・・、ジムのフリーウエイトエリアでムキムキのおじさんが着ているようなダルダルのタンクトップはちょっと・・・。黒の革ジャンをずっと着ていてほしかったな、というのが正直な所です。

 (4)宮原さん「アランフェス協奏曲」

 昨季のEXですが、私このプロ大好きなんですよ。昨季はSP・フリーともにキビキビとした振付だったので、このEXの存在感がギラリと光っていた印象です。競技用のSPにしても素敵なプロになりそうだなと思っていると、解説の村主千香さんが「競技ナンバーぐらい密度が高い」とおっしゃっていたので、やっぱそうだよね!と。

 あと、さっとんはやっぱり赤が似合います。そうなると、ミス・サイゴンやファイヤーダンスが懐かしい。そろそろ「情熱の赤」をまとう彼女もまた見てみたい。スピンのポジションがシーズン中と同様に正確で美しかったので、コンディションも良さそうですね。

 (5)ミーシャ「Mic Drop」

 アップビートな曲に合わせた振付だけでなく、ジャンプもビシバシ決めていて、ある意味、シーズン中以上に身体がキレていました。今回放送もされたプルさんのニジンスキーのステップを追いかけるような、ミーシャのステップもシャープで独創的。彼が演じると、奇抜な動きでも無理気味に見えないのは、やっぱり自分自身を知り尽くした上でのセルフコレオだからなのでしょう。

 (6)コストナー「You Raise Me Up」

 シーズン中は彼女の演技にダメ出ししまくっていた私ですけども、ショーナンバーとなれば、もはやプロスケーター以上にプロともいえる、世界トップレベルの表現を見せてくれています。認めないわけにはいきません。この長い手足だから、スピンもひときわ大きくてダイナミック。スケーティングも流れるようです。一つひとついちいち注釈をつけるのが無駄に思えるほど完成されています。そして、今回の髪型はとても似合っていてかわいいと思いました。

 (7)ジョニー「The Swan」

 私のようなニワカファンだと、やっぱり「ノッテ・ステラータ」を頭に浮かべながら見てしまいます。ただ、面白い発見がありました。ゆづのスワンとの比較という視点で見てみると、とても筋肉質でパワフルな演技にも見えるんですよね。ジョニーといえば、奇抜な衣装とトリッキーな選曲を「これぞジョニーワールド!」という形にまとめあげてしまう、そんな印象でした。でも、このような「正攻法」で力強い演技もできる。表現の引き出しの多さを再認識しました。

 (8)カペラノ「SPYDERMAN & Wonder Woman」

 バルデさんのまさかの「泥棒コス」は、引っ込むの早すぎない?と、もうちょっと見たかったです。

 この二人が出てくると、絶対に面白いことをやってくれる!というワクワク感があって、実際に期待以上の笑いを提供してくれる、真のエンターテイナーだなと。たぶん真壁さんも、バルデさんとカペラノはそういう意味でものすごく評価していると思うんですよね。

 以前どこかで書いたかもしれませんが、日本のアイスダンスでこういうカップルを誕生させるのは至難の業だとしても、ラノッテさんのようなコミカルな演技のできるシングルスケーターが日本男子にも出てきてほしいなと。思いつく所だと、佐藤洸彬君とか友野君あたりに期待をしてしまいますが、そうなると、ミーシャが振付した友野君の新プロも気になる所。・・・あー、ボーヤンのスパイダーマンがまた見たくなってきた。

 (9)安藤さん「ロンド」

 私の気のせいかもしれませんが、二の腕を見て、ちょっとふっくらしたかな?と。ただ、入院していたという情報がありますし、ジャンプも彼女にしては着氷が不安定だったので、なかなか満足いくレベルのコンディションまで仕上げられなかったのかもしれません。ディスりとかではなく、彼女の体調が心配です。

 ただ、全公演出てきてくれるということですし、これから徐々に上げていってくれることを期待しています。去年は偶然にも、幕張FaOIと全日本でものすごい至近距離で彼女を見たのですが、やっぱりスターのオーラ漂う人です。

 (10)プルさん「Tango Amore」

 ハグされた女性の腰が抜けてしまっていた、あのプログラムです。シリアスなニジンスキーとは対照的。とにかくファンに向けた作品ですよね。CWWでも感じましたが、何よりもこのパワーを維持していることが驚異的だと思います。

 男目線であのハグの前後を見ていると、腕の引っ張り方がけっこう強引だなぁ・・・とビックリしたんですが、その後に椅子に座らせて膝かけまでかけてあげる紳士的な所が本来のプルさんですから、すごいキャラ設定というか演出だよなぁ・・・と、これぞプロの仕事ですよ。

 今日はここでいったん切ります。明日は最後まで書ききる予定です。

 では、また明日!

 Jun

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