一心同体!「フィギュアスケート通信DX ロシア大会2018 最速特集号」

一心同体!「フィギュアスケート通信DX ロシア大会2018 最速特集号」

2018年12月4日発売。定価「1,080円」。

今回もスケ連のお墨付きアリ。したがって、前号「フィンランド大会2018 最速特集号」とコンセプトはまったく同じです。全編ゆづ尽くし。無駄なページは一切なし。完璧すぎて、いちいちどの写真が何枚とカウントする必要がないほど「不安材料」の無い仕上がりなので、安心して1ページから堪能していただきたいと思います。

とくに一点、さすが通信だなと、強調しておきたいのは、

故障の原因となった、フリーの曲かけ練習における、転倒の瞬間のショットがない!

ということです。これだけで、「我々ゆづファンと通信編集者が一心同体」だということが分かります。

例えば、昨年のNHK杯のあの瞬間の映像を、未だに何度も流すテレビ局に対しては不快感しか感じられないのですが、当然あの業界の方々に自浄能力など無く、今年もやはり、ロステレ杯関連の映像を編集するたびに、怪我の瞬間を何度も見せられるハメになっています。

本号では、フリー当日練習の写真は、転倒後に足を気にするショットと、指さし確認のわずか3枚2ページに押し込められています。必要最小限の枚数に留めているところに、編集者の配慮を感じますね。逆に、怪我の瞬間を平気で何枚も掲載する雑誌が今後登場すれば、「そういう雑誌でそういう編集者なのだ」という判断材料になるような気がします。悪意の有無ではなく、ゆづファンとして「なるべく見たくない」という気持ちに寄り添ってほしいんですよね。

そう考えると、「あえて松葉杖姿の写真を表紙にしつつ、怪我の瞬間は収めない」というセンスがニクイですね。

もうひとつの注目ポイントは、友野君です。フリーの滑走順抽選待ちの間に談笑するショットや、羽生君が表彰台に上る際に手を差し伸べる一枚など、彼の心優しい性格がしっかり収められていますね。

そして、EXの写真が無い関係で、いつにも増して、「プーさん満開!」な写真も多めです。昨日、フィンランドの子どもたちのために、「500体のプーさんがクリスマスラッピングされている」というニュースを目にしました。ロシアでも有効活用してくれることを願っています。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. おの より:

    更新ありがとうございます
    junさんの仰る通り、松葉杖での表紙を選び、中は転んだ所が無い
    ほんとに考えてくれてますね
    ロシア大会では、色んな偉い方が来てたようで、松葉杖で立ったり座ったり忙しそうでした
    81ページのおじ様の嬉しそうなお顔が微笑ましいですね。

    所で菊地さんの本が延期になったとか
    あんな変な記事が出たので、あそこから出したく無くなったのでしょうか?
    ナルシストとか書いていたり、ほんと腹立たしい事ばかり
    ジュエルズはどうなんでしょう?
    何故こんな事になるのか分かりません
    世界に誇る選手なんですよ
    日本のマスコミなんかに儲けさせたくない
    ですね
    まだまだ先の話ですが、羽生くんが引退したら日本には居ないかも知れない
    居心地悪いですよね

    • Jun より:

      おのさま

      ちょっと油断していたら、FLASHのゲス記事が出てきましたね。あれは、スケ連は抗議しなきゃいけないほどの酷い内容ですが、ダンマリだったら、あーそーいうことかってことですね。高須院長もツイートしていますし、タダじゃ済まないでしょう。

      ジュエルズは来年2月頃と予想します。羽生君が日本で療養している間に、ロングインタビューが実現してくれることを期待します。

  2. ととちゃん より:

    やっぱり通信は最高でした!

    最初の空港到着場面のショットから いい表情ばかり載せてくれていて、ここから始まったんだな、という気持ちにさせてくれます。

    手に入らないmemorialの表紙と同じオトナル衣装があったことも救われました。もちろん画質は違いますが、私にはこれで十分です。
    何より、オトナルではこんなに笑顔で滑っていたんだ、と分かり、本当に幸せな気分になりました。

    仰るように友野くんとのショットも、和やかな雰囲気が伝わってくるものですね。改めていい後輩だなと、実感出来ました。

    どのページでも、ランダムに開けられること、怪我の瞬間を載せず、その後のクレバーな対処を載せていること、全てファンに寄り添ってくれていて、今後も通信だけは買いたいと思わせるものでした。

    昨日はGPFを前にマガジンの山口さんがマルセイユを振り返ってくれていましたね。相変わらずの山口節を嬉しく感じました。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      おそらく、松葉杖姿の写真を表紙にしたことに対して、すべてのゆづファンが賛成というわけじゃないと思うんですよね。ただ、編集者がそこにどんな思いを込めているかのヒントは、むしろ誌面の写真のチョイスにあった、というのが私の結論です。

      おっしゃるように、Otonalは良い意味でリラックスした表情で演じていることが改めて分かり、無駄な力が拔けているからこそ、完璧なサルコウを我々も目撃できたのだなと思いますね。

  3. sennin より:

    通信はヤッパリ裏切りませんね。文句のつけようがなくJunさんの記事に全て同感です。
    松葉杖の表紙も含めて内容も時系列で仕上げてありコメントは少しで、私にとって通信は結弦君の試合のアルバムです。大事過ぎて幸せで抱いて寝たい気持ちです(笑)
    ワガママを言わせてもらえるとしたら
    田村さんの写真でプルシェンコの真似?をして金メダルを挙げている後ろ姿が欲しかった。メディアックス社さんにはこれからも頑張っていただきたい。2号からもっている私としては感謝しかありません。

    次回は27日にファイナル発行となってますね?出るんでしょうかね?

    • Jun より:

      Senninさま

      生まれ変わった通信は、むしろページ数が減ったことで、これまでオマケで付いていた他の選手の写真がなくなり、おっしゃるように、「結弦アルバム」の様相を呈しています。だからこそ、編集者の羽生君への思い、そしてゆづファンへの気遣いをおもいっきり誌面に投影しやすくなったんじゃないかと。ヘルシンキ号とロステレ号は、歴代のバックナンバーと比べても、非の打ち所のない、最高の仕上がりですね。

      ファイナル号は出ますかね?忖度号としての出版か、発売中止かのどちらかに落ち着きそうな気がします。

  4. マリィ より:

    こんばんは
    junさんの仰るFLASHの記事って何だろうと思ったら…
    あまりに酷い記事に涙がでました。
    折しもこの松葉杖の表紙を見て羽生くんが気の毒でなりません。
    (いえ、この表紙が嫌という意味ではありません)
    羽生くんがFLASHの記事を読みませんようにと願ってしまいます。
    通信、まだ購入していませんので喜んで購入しようと思います。

    • Jun より:

      マリィさま

      FLASHは光文社という出版社から出ている写真週刊誌なんですが、菊地先生の本も今月光文社から発売予定だったのが、発売中止状態になっていますね。

      当初は、またあの団体の横やりか?なんて思っていましたが、菊地先生サイドがFLASHの報道に激怒しての判断、という可能性もありそうです。