スポーツ報知(12.7)感想など<*ブログ主は12.9公演後まで「ネット絶ち」中>

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本記事のネット版は「こちら」。

このエントリーがアップされるのは、12/8(日)朝6時なので、すでに前夜のEchoesの全容が判明していることでしょう。しかし、日曜朝に要早起き&どうしても外せない仕事があって、Echoes情報で前夜寝れないなんてことが無いように、泣く泣くライブビューイングのチケット取りも2日目にしました。世の中にはこのような不運な人間もいるということで・・・。

Echoesのストーリーと関係するか不明ですが、最近関心があって購入した本が、東京大学で神経科学の研究をされている渡辺正峰准教授の著作です。いずれも新書で、『脳の意識 機械の意識』『意識の脳科学』という2冊。この先生が提唱しているのは、「人間が肉体的に不老不死になることはないが、人間の意識を脳からコンピュータにアップロードことで、”デジタル不老不死”は可能ではないか?」という仮説です。例えば、アンドロイドのような存在に「意識」をコピーすれば、私は肉体的に死亡しても「生き続けられる」わけですね。もしかしたら、羽生さんも両書をチェックされているかもしれません。

将棋AIの場合、かつてはプロ棋士の実際の公式戦の棋譜を学習させていました。ただ、将棋AIの凄い所は「人間をはるかに超える計算能力」にあって、それがPCの性能が上がっていくことで、その計算能力もどんどん上がっていく。いまや将棋AIがプロ棋士から学ぶことは無くなり、「将棋AI同士を対戦させた棋譜」をどんどんストックしている状況です。結局、人間には思いもつかないハイレベルな棋譜を「人間が必死こいて暗記している」というのが、将棋AIと人間との現在の関係になっています。

もしかりに私の意識がアンドロイドにアップロードされたとしても、アンドロイド側の性能が上がれば「私の意識の居場所って?」って状況になるでしょうね。それは私が「生き続けている」と言えるのかどうか・・・。

「18歳とか16歳とか、それぐらいに思い描いていた30歳って、正直多分スケートをやっていないんじゃないかなと思っていた」

「思い描いていたものとは全然、体力のつき方も技術のつき方も全然違う。ああこんなにもまだまだやれるんだなっていう実感と、未来に向けての可能性をすごく感じている

そして、今回の記事の羽生さんのコメントもいろいろと考えさせられます。すでに「2時間のワンマンショー自体が人間の常識と限界を超える行為」なわけですけど、羽生さんの感じるその先の未来の可能性って何でしょうね?

アイスショー自体は「時間の短縮化」という流れになっていますし、1回の公演を長くすることは考えにくい・・・。となると、公演数を増やすのか?あるいは、公演数はそのままに難度を上げることを目指すのか?あるいは、まったく違う未来を見ているのか?

Echoesで羽生さんの描く「新しい未来」を楽しみにしています。

では、また明日!

Jun


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