藤井王将、本日対局!(王将戦第四局1日目)

藤井王将、本日対局!(王将戦第四局1日目)

ABEMA将棋チャンネルは「こちら」(無料版)と「こちら」(有料版)。囲碁将棋プラスは「こちら」(無料版)と「こちら」(有料版)。両者の対戦成績は、藤井聡太王将から見て「21勝7敗2千日手」です。

藤井王将の3連勝で迎えた七番勝負の第四局。挑戦者の永瀬拓矢九段は崖っぷちに追い込まれましたが、単にスコアの面だけでなく、本局は藤井王将の先手番ということが、はやくも「終戦ムード」が漂う一因になっています。藤井王将の本年度の先手番勝率は0.870(20勝3敗)で、しかもその3敗の内訳を見ると、伊藤匠さんとの叡王戦第二局と第五局(持ち時間4時間)、銀河戦の丸山忠久九段(持ち時間15分)と持ち時間の短めの棋戦であったのに対し、本局は藤井さんが大得意の2日制(持ち時間8時間)の対局なのです。

もちろん、佐々木勇気八段が竜王戦七番勝負(2日制・8時間)で2発入れることができたのは記憶に新しいですが、その2勝はいずれも先手番でした。ということは、後手の永瀬さんとしては「千日手狙い」の作戦をぶつけ、先後入れ替わった後の指し直し局で「とっておきの研究」を出すぐらいしか、勝ち目が薄いような気がしてなりません。

ただ、千日手というのは「打開」することももちろんできます。いくらAIが「千日手が最善」と推奨したとして、かりにAIの評価が下がる手順を選んだとしても、藤井王将が「指せる!」と判断したら、後手の永瀬さんは「引き分け」にはできません。

千日手を狙うのか、後手番からでも勝ちを狙うのか。永瀬九段がどのような作戦を準備するかが、まずは序盤の見所になると思いますね。

メタルジョギング・チャレンジは216日目。EVANSCENCEの『Fallen』(2003年6月)です。女性ヴォーカリストのエイミー・リーを中心とするメタルバンド。私はリアルタイムで作品を聴いてはいないんですが、2000年前後からのアメリカの「ラップ・メタル」や、その流れを組むヴォーカル分業制(デスヴォイス担当・クリーンヴォイス担当)バンドの中で、女性ヴォーカルをメインに据えてキャッチーなメロディの楽曲ながら音圧はヘヴィという、ありそうで無かったスタイルです。本作はデビュー作ながら、全世界で1,400万枚のメガヒットとなりました。

このバンドでまず印象的なのが2曲目の「Bring Me To Life」です。ゲスト参加した男性ヴォーカリストが実にいい仕事をしていて、エイミーの情感溢れる歌唱を引き出しています。一発で覚えてしまうキャッチーさと、でも曲はヘヴィですから、ヒットするのも当然ですね。

他にもバラードあり、メタルあり、全編に漂うダークな雰囲気が「独特の世界観」を醸し出しています。エヴァネッセンスを「ゴシックメタル」と評することもあるんですが、私がイメージする「ゴシックメタル」に含めるとなると、ちょっとポップすぎるかなと。もっとどっしりと重くて、アングラ感が漂うような音楽。最近好きで聴いているのがCemetery Skylineで、これなんかが私にとっては理想形なんですが、まぁ、エヴァネッセンスの方向性の方が一般向けであるのは確かですね。

では、また明日!

Jun


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