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1日目は、先手番の藤井聡太王将が得意の角換わりを目指し、それを後手番の永瀬拓矢九段が堂々と受けて、戦型は「角換わり腰掛け銀」となりました。現在のプロ棋界で一丁目一番地の流行戦型です。
私の「戦前予想」は見事に外れて、永瀬九段の指し手は「千日手」を狙うものではなく、44手目の△3一玉が永瀬九段が準備した前例ゼロの新研究。昼食休憩前の段階で、永瀬九段は持ち時間で1時間34分リードという展開となりました。
その後、永瀬九段も考慮する場面があり、72手目を永瀬さんが封じて1日目を終了。封じ手の場面も、永瀬さんが約1時間半リード&形勢互角で、お昼休みと同じような状況となりました。
藤井王将相手に「1時間半リード」ってまったくセーフティじゃないし、そもそも互角の将棋なので、勝負の行方は2日目の夕方までもつれることになるでしょう。一方的な将棋にならないのはさすがのお二人です。
しかし、1日目の昼食は両者「ガッツリ」いきましたね!藤井王将が揚げ物ガッツリは少し珍しい印象。そして、永瀬九段の「キジ鍋御膳」って、これを昼から行きますか?と(笑)。まぁ、対局会場の高槻・山水館の名物料理が「キジ鍋」というのは将棋ファンの間では有名な話なんですが、小鉢を細かく見てみると、お刺身は軽めだし、意外とペロリと行けるのかもしれません。
では、また明日!
Jun
