ノッテ2日目のライブビューイングまで「ネット断ち」していた関係で、初日公演後の一問一答をはじめとした各種記事をようやくフォローしている所です。この一問一答は、羽生さんも萬斎さんもその思いの丈を存分に語ってくださっているので、こちらもしっかり咀嚼して改めて取り上げる予定です。
ノッテはCSでの生放送が無いため、エブリィのこの映像は「記憶を呼び戻す」意味で非常に助かりました。このわずか5分の動画に実にうまく編集・凝縮されていて、「MANSAIボレロ」で萬斎さんが厳しい表情で登場するシーンを見て、ライブビューイングの緊張感・興奮が蘇ってきました。

というわけで、先にこちらを拝読しました。「MANSAIボレロ」初演は2011年秋に遡り、しかし、東北を思う作品でありながら東北で演じる機会が無かったこと、今回のノッテでその念願が叶ったことを萬斎さんが語ってくださっています。
前述の一問一答の中で、羽生さんは「ノッテ立ち上げ当初から萬斎さんとのコラボは考えていた」と語っていましたが、もしかりに初年度のノッテで萬斎さんのゲスト出演が叶ったとしても、今回のようなクオリティに仕上がったかどうか・・・。3年目だったからこそ、萬斎さんをお迎えする「準備」が整っていたと思うんですよね。今年のノッテは、様々なことがプラスに働いた「信じられない瞬間」だったなとしみじみ思います。リアルタイムでこの歴史的瞬間を目撃できたことに感謝しかないです。
さてさて・・・話はかわって、昨年のRE_PRAY追加公演&FaOI出演は、3月6日(水)に情報解禁となっていました。「ノッテ2024」は3月8~10日開催でしたから、初日の2日前だったんですよね。
前例を踏襲していないから「今年は無し」とは断定なんてできないですけど、こりゃどっちも無しで、7月上旬開業と言われている「仙台市アリーナ(仮称)」関連のショーの準備ですかね?
まぁ、引き続きノッテ関連のフォローアップを行いつつ、新たな告知を待ちたいと思っています。
メタルジョギング・チャレンジは217日目。EXODUSの『Tempo Of The Damned』(2004年2月)です。過去に、彼らのデビュー作を「127日目」にレビュー済
1980年代にアメリカ西海岸を席巻した「スラッシュメタル」と呼ばれるジャンルは、「スラッシュメタル四天王(Metallica, Megadeth, Slayer, Anthrax)」の台頭によりメタルにおける「1つのジャンル」の地位を確立しました。ところが、この四天王のうちSlayerを除く3バンドは「スラッシュ離れ」とも言える路線変更を断行。90年代は「スラッシュ冬の時代」と言わんばかりに勢いを無くしていったんですね。
しかし、世の流行も何のその。西海岸でもサンフランシスコ・ベイエリアを根城とする一部バンドはいまもなお頑固一徹を貫いています。その代表格がExodusで、その特徴を知るには、1曲目の「Scar Spangled Banner」を聴いてもらえれば十分でしょう。
鋭角的にザックザクと刻むギター。そこに連動するスピーディなツーバスドラム。そしてヒステリックにわめき散らすヴォーカル。聴く人を選ぶ音楽ですが、私は「頭を振る」ということなら、こういう音楽がベストと思っています。
では、また明日!
Jun
