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藤井聡太名人の指した初手▲2六歩に対して、永瀬拓矢九段が2手目に△3四歩と応じて、「お？雁木か横歩か？」なんて思っていたら、数手進んだ所で「△3三金型角換わり」という形になり、「あぁ、これを持ってきたのか・・・。名人は事前に準備してないかもな」と、おそらく名人の盲点を突いた戦型選択に感じました。
この△3三金型は藤井さんも後手番の作戦として自分で指したことがあり（2024年棋王戦）、あるいは広瀬章人八段（当時）の挑戦を受けた竜王戦（2022年）で広瀬さんが採用したこともありました。ただ、1年以上前に指された後、パッタリとタイトル戦では見なくなり、しかも採用した側がいずれも負けている戦型なのです。
そして、夕方に差し掛かろうかという時分の50手台以降、双方が自陣内で駒の上下左右の反復運動をするのみの膠着状態が続き、千日手指し直しの雰囲気が漂いながら、6時半に永瀬さんが封じ手。
正直、2日目になってもこの膠着状態が打開されるかは微妙な情勢ですね。勝負所は夕方以降ということになるでしょう。
そう言えば、藤井さんは2016年のデビュー以降、いままで一度も鰻を注文したことが無いので、おや？と思ったら、こちらは「和牛ひつまぶし」なんですね。羽田空港内のレストランで食べられるみたいです。お値段は4,200円也。
私自身、羽田空港でレストランに入ったのって確実に10年以上前の話ですが、あの時すでにいろいろ高かった印象があるので、わりとリーズナブルな方なんじゃないでしょうか？聡ちゃんファンで食べに行ってる方がいるかもしれません。
では、また明日！
Jun
